スープストックトーキョーのロゴは、創業者がwordで作ったんですって。
名前は知ってるけど食べたこと無いもの / 二人の昼飯事情 / スープストックトーキョー誕生エピソード / 文字だけの企画書 / ビジネスパーソンが読むべき本はエッセイ /
スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
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サマリー
このエピソードでは、スープストック東京の創業背景やユニークな企画書の作成プロセスについて語られています。特に、遠山正道氏が提案したストーリー仕立ての企画書が人の心に響く方法について深堀りされています。スープストック東京の創業時の破天荒な企画書を通じて、ストーリーの重要性が強調されています。具体的なペルソナ設定や共感を生む文章が、ブランディングやマーケティングにおいて不可欠であることが議論されています。スープストックの創業時における独自の企画書から、人を動かすための文章力の重要性について考察されています。自己認識や妄想力が創造性にどのように寄与し、感情を動かす文章を書くためのテクニックが紹介されています。
スープストック東京の創業
スピーカー 1
どうもハリーです。 どうもヤマンです。 ゴロゴロ起業ラジオは、教育会社を経営しているハリーと、デザイン会社を経営するヤマンがお届けする企業やスタートアップに関するお話を緩く紹介する番組です。 はい。
名前は知ってるけど、食べたことないもの。 っていう、YouTubeの動画を、この前見まして。 おほー、はいはい、珍しいですね。 オモコロチャンネルというところがね、やってて、いや面白いなと。
僕今年そういえば、名前知ってるけど、食べたことないものを1個紹介したなと思って。 何食うたんすか? スープストック東京。 何それ? 知らないっすか? スープストック東京。 マジで?知らないのか。 検索していいっすか? 遅れてるー。
スープストック東京。 聞いてる方は、名前は聞いたことあるんじゃないかと思うんですけど、知らないのかな? わかんない。ちょっと僕はマジで遅れてるんで。
コヤマさん見た目シティボーイなのに。 出てきたオシャレなスープじゃないですか。 今日はですね、このスープストック東京。生まれた背景みたいな本を読んだんで。
その話をしつつ、スープ美味しいよっていう話もしつつ。 そして、人を動かすにはやはりストーリーの力が大切だという話を聞きたいと思います。
スピーカー 2
終わりました。
コヤマさん、ご存知ないみたいなんで、スープストック東京とは。 これね、都会によくあるんですけど、オフィスビルとかショッピングセンター、ちょっといいショッピングセンターとかに入ってることが多いスープ専門店のチェーンですね。
スピーカー 1
無添加食べるスープみたいなコンセプトで、今全国に50店舗ぐらいある。 だから僕、オフィス大阪駅梅田なんですけど、歩いて2、3分のところにあるんですよ。
で、なんかあるなーというのは知ってたんですけど、完全に女の人が行く店なんですよ。 こんなもうアラフォー近いおっさんが行く場所じゃないなっていう、なんか多分行ったとしても歓迎されてない、世界から祝福されてない感じを味わうだけの店なんじゃないかなと思ってたんですけど、行ってみようかなと思いまして、勇気を出して行ってみたんですよ。
スピーカー 2
スープって昼飯としてはちょっと心もとないじゃないですか。 いやそうですよ、絶対足らないですよ。
スピーカー 1
足らないじゃないですか。ちょっと行けつかない奴が行くようなとこなんじゃないかなと思ってたんですけど、めちゃくちゃうまい。 あ、そうなんや。めちゃくちゃうまい。
へー、何食べたんすかちなみに。 なんかね、有名な、正式名称忘れちゃいましたけど、オマールエビのビスクみたいなやつかな。 あー、でもね、エビのスープはうまい。 めちゃくちゃうまい。てかもうなんか、結婚式とかでよく出るじゃないですか、そういうの。
スピーカー 2
出る出る、あのコース料理のスープね。 それを、もう超えてくる。 ちょっと回し者とかじゃないでしょ。 まさかもう。 いやほんとにね、ちょっと案件をお待ちしてますんで。
なんかスープが、どんだけ美味しくとも、その昼ご飯にスープだけっていう成立の仕方が、心もとないっすよね。 余裕だ。そうなんです。 足りるんすか?シンプルに足りるんすか?その男として、昼飯に食うのに。
僕は足ります。なんならちょうどいいですね。 ハリーさん小食っすもんね。 そう、僕いっぱい食べたら眠くなるんで、あんま食べないようにして。 まあ誰でも眠くなりますけどね、いっぱい食うと。いやハリーさんだってお昼ご飯にハイチュウだけとかの日あるでしょ。
スピーカー 1
ハリーさん ハイチュウはないですよ、タフグミですよ。 タフグミか、そうそう。信じられないよね、もう俺からしたら。もうがっつり食いたいもんやっぱり。 僕でもタフグミ最近、昼タフグミ食べたら夜食べれなくなっちゃって。タフグミもセーブしてるんですよ。
タフグミもなんか普通に一袋とか二袋食べるでしょ。 いや食べない食べない。タフグミはマジで一袋食べたらめちゃくちゃ腹膨れるから。 ああそうなんすか。 うん、やばいですよあれ。 じゃあお昼ご飯としてタフグミ食うとき何個食うの大体。 いやだから一個食べたらちょっと多いなって感じですね。
あ、一袋? じゃあ一袋弱ぐらい食べてお昼ご飯をおしまいと。 そうですね。 まあそんなハリーさんだから成立したんじゃないですか、その昼ご飯が。 いやでもちゃんとカレーとかあるんで。このスープ屋さんにも。結構多いんですよ、思ってるより。サイズもね確かあったんですけど、300ちょっとぐらいかな、ミリリットルぐらいあるんで。普通になんかいい感じですよ。
スピーカー 2
なんか女子のダイエット食みたいなイメージはあるけどね。 いやそんなイメージあるじゃないですか。ぜひねちょっと一回行ってきてほしいですね。 わかりました。ちょっと探していきます。まあ梅田にあるんだったら。
スピーカー 1
でねこれスープストックって三菱商事の社内ベンチャーの第一号として生まれてるんですよ。 だから元商社マンのヤーマンとしてはね。 確かに一緒じゃないですか。 一緒ですよ。だからその辺の話をね、僕この辺の商社の話って全く知らないんで、その辺あんま読んでないんですけど、どうなのかなというのも聞きつつね。
まあ企画書がね一番良かったなと思いまして。特殊なんですよこの人の作る企画書。この人っていうのはえっとこの三菱商事でスープストック事業を立ち上げた遠山正道さんという方ですね。
遠山正道さん。 この人が今はスープストックは三菱から独立してやってるんですけれども、当時三菱商事に勤めていた遠山さんという人が作ったということで、結構難しいんですよね三菱社でスープ屋さんをやるっていうのは。
確かに確かに。 もっと儲かるもんあるだろうと。という感じなんですけど、じゃあそれをどういうふうにやったかどういうふうに人を動かしたかというところがねすごいなと思ったので、まあこれからね企画書なり事業計画書なり作っていく皆さんもね参考にしてみてはということでご紹介できればと思います。
元々三菱に勤めていて、そこでケンタッキー、ケンタッキーって三菱の三菱商事の関連会社でそこに出向してたらしいんですよね。そこでスープで一つ企画を立てたいというのをある日ふと典型を受けてやろうということで企画書を作ろうと思うんですけど普通に言っても絶対通らんなというのを思ったので、
じゃあどうしようかと考えた時に作ったのがスープのある一日という名の企画書なんですよ。これがストーリー仕立てになっていてとある女性の一日を切り取ったような作りになっているんですよ。
でストーリーを見ていくとそのお店のコンセプトだとか世の中のニーズだとかオペレーションどういう風になっているかとかっていうのがストーリーを読むだけでわかるような作りになっている本当になんか脚本みたいな脚本っていうのかなシナリオみたいな感じなんですよ。
たとえばねまあこれだけ聞いてもよくわからんと思うんでちょっと読みますと今日紹介するのはこれですねスープでいきますという本ですね。
スピーカー 2
はいはいはいいいタイトルだねー。
東山さんが。
スープでいきます。
いいタイトルだねー。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
いいタイトルだねー。
スピーカー 1
そうなんやそんなに。
スピーカー 2
スープでいきます。
はいはいはい。
スピーカー 1
えっとね1998年スープのある一日っていうタイトルですね。
スピーカー 2
1998年。
スピーカー 1
あそうですこれ書いたのが98年ですね。
スピーカー 2
えらい前だね。
スピーカー 1
あ違う97年だ。
まあまあまあでプロローグエビスの日本洗濯機ブライトキッチンまあこれケンタッキーをちょっとぼかして書いてるんですかね。
の秘書室に勤める田中は最近小間沢通りにできたスープストックの具沢山スープと焼き立てパンが大のお気に入りで午前中はどのメニューにしようかと気もそぞろだ。
成功のカギ
スピーカー 1
いつもの仲間と昼食に出るとき女性だけで行ける店は限られていたがスープストックができてからは頻繁に通っている。
メニューに表記されているノンファットやローファットの文字は彼女たちにとっては神のお告げに見えるようだ。
みたいな感じで始まるんですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
でシーン1の2メニューとかでいくと当時スープで食事になるとは思っていなかったが350ccのスープは食べてみると食べきれないほどのものである。
具沢山のものが多くこれはほとんどシチューだなと思わせるものも多いとかね。
こんな感じでずーっと書いてあるんですよ。
で読んでいくとさっきも言いましたけれどもどういうものを提供している、この人たちはどういうニーズがある、どんな生活をしているとか、
そのペルソナみたいなものだったりとかコンセプト、マーケティング、オペレーションとかどんなとこに出店して、
どんな人が来て、どんな思いをして帰っていくか、費用はどれくらいかかるかみたいなことが本当にストーリーでわかるっていう。
これがどれくらいあるんだろう、1ページ400文字くらいかな、もっとあるかな、400、500文字が、
ここに載ってるのが22ページ分あるので、500×20、数千から1万文字くらいのストーリーで書かれているんですね。
この企画書を持っていくことで事前に質問されそうな、さっき小山さんも言ってましたけどスープで腹いっぱいになるのかとか、
その辺に対してのアンサーもここに書きつつ、時系列じゃないですけどストーリーで終えるので、
どんなことをしたいのかっていうのがずっと入ってきやすいということで、この企画書の書き方はめちゃくちゃいいのではないかと。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
いうふうに思った次第なんですね。
スピーカー 2
もう完全なるペルソナの1日で自分のサーミスがそこの中に組み込まれていると。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
どういう人がどういうシチュエーションでどういう使い方されるのかっていうのが、ストーリー仕立てで全部盛り込まれてるってやつですね。
おっしゃる通り。
いいです。かなりいい。かなりいい。
スピーカー 1
これねなかなか書くのは難しいと思うんですけど、本に全部20何ページ分載ってるんで、借協してもいいかなと思うぐらいすごいんですけど、
この人がね、これを書くに至った経緯というか元ネタみたいなものがあって、
この東山さんは93年、この企画書から4年ぐらい前ですかね。もっと前か。
その頃にこれと似た形で、三村課長の電子メールのある1日っていう文章を社内で作っていてですね。
何かっていうと当時まだ93年なのでインターネットとかパソコンみたいなのが一部の人しか使ってないような状況で、
東山さん自身はコンピューターすごいぞということを思っていたんだけど、これ会社で使えたらいいのになぁと考えつつも、
どう伝えたらいいんだろうかというのは思いあぐねていたんですけれども、
その時に何気なく書いたこの三村課長の電子メールのある1日。
ストーリー仕立ての企画書
スピーカー 1
ということでこれまたストーリー仕立てで、こういったパソコンとかインターネットがあることで、
今の仕事がどうなるのかどう変わるのかみたいなのを書いたところ、それが社内ですごいコピペされ、
最終的に社長の元に届き、これを使ってみようみたいな話になったという経験があったので、
じゃあこれと同じ手でいきましょうということでスープのある1日という企画書を作ったということなんですね。
スピーカー 2
めっちゃいいですね。結局自分で企画考えて、売っていかなきゃいけないっていうフェーズに来ると、
なんやかんやそこをあやふやにしてたらちゃんとしたペルソナ設定しようやとかさ、
どういう打ち出し方するとか、もしかしてこの商品こんな使い方あるんじゃねえかみたいなんで、
後追いで結局そこ考えていかなきゃいけないんですよね、ブランディングする上で。
スピーカー 1
うんうん、いつかは考えなきゃいけない。
スピーカー 2
いつかは考えなきゃいけない。それをちゃんとベースラインで、このベースの部分でしっかりストーリー仕立てで、
どういう人がどういうシチュエーションでどういう使い方するのかって、盛り込まれてるとめっちゃ強いブランドですよね。
なんかデザインもしやすいし、店舗展開するときも考えやすいですよね。
こういう人がこういうシーンで食べるんだからこういう場所がいいとかさ、
もうなんかパズルみたいにここにはめるのはここだとかさ、考えやすくなるじゃないですか。
スピーカー 1
もう他のピースが結構埋まってるから、じゃあここに埋めればいいんだっていう。
スピーカー 2
そうそう、ピースが埋まってない状態でそれやっちゃうと、ここダメだったな、じゃあ場所変えようかとか移転しようかとかさ、
そういう話になってくるじゃないですか。
で、結局そのペルソナもなんか3年前のペルソナからだいぶ変わってるぞとかさ、
そういうことになりかねないんで、きっちり初期の段階からそこのベースの土台の部分をしっかり作ってるのはめっちゃいいなと思って、今聞いてました。
共感を生むストーリー
スピーカー 1
ベタボメじゃないですか。
スピーカー 2
いや、めっちゃいいですね。
スピーカー 1
タヤマさんね、結構ストーリーを書こうっていうのはね、あのゴロゴロトーキングの方でもね。
スピーカー 2
ストーリーテリングとかね、やりましたもんね。
スピーカー 1
そう、ホワイトを語ろうとかね、いろいろと言ってきましたけれども。
スピーカー 2
結局いるんですよ、売っていくのに。
スピーカー 1
ストーリー。
スピーカー 2
ストーリー、結局いるんですよ。
だからね、最初にやっとくことの大切さ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
そこはありますね。
で、それがまあうまくいった例なんじゃないですか、このスープ東京ストック。
スピーカー 1
ちょっとだけ褒めておいて名前覚えてくれないですか。
スピーカー 2
スープストック東京ね。
スピーカー 1
スープストック東京、ちなみに東京はあれですかね。
東と京、カタカナで伸ばし棒ですからね、どっちも。
スピーカー 2
なるほど、スープストック東京。
スピーカー 1
という発音でお願いします。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
だからストーリーね、多分皆さんもね、ストーリー大事というのはね、聞いたことあると思うんですけど、
ストーリーだけでも企画書になるんだということが。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
五感を刺激するようなディティールをね、いかに書けるかっていう能力も、もしかしたら必要になってくるかもしれない。
スピーカー 2
やっぱりそのストーリーもしょうもないストーリーだったらダメだよね。
なんかこう共感を生むようなストーリー。
スピーカー 1
わかるみたいなさ。
スピーカー 2
あるあるとか。
スピーカー 1
あるあるね。
スピーカー 2
あるあるとかわかるとか。
もしかしたらサプライズでへーとかでもいいかもしれないけど。
なんかその感性が訴求されるようなストーリー。
そういうものじゃないと意味ないんですよね。
自分ごとじゃないって思われちゃうんで。
そんなん知らんわって思われると、なかなか結果がついてきにくいんで。
やっぱりその共感が生むようなストーリーっていうのを意識して組み立てるのがいいんじゃないですかね。
文字の持つ力
スピーカー 1
それを考えると小説読んだり映画見たりするのは意外と企画マンの教養としてはいいのかもしれないですね。
スピーカー 2
あと俺最近思ってるのが、今小説で三体読んでるんですよ。
スピーカー 1
珍しい。
スピーカー 2
珍しいでしょ。
スピーカー 1
SF読まないと思ってたのに。
スピーカー 2
ネットフリックスで三体のドラマ見て結構面白かった。
小説も読んでみようと思って買ったんですよ。
今はまだ読んでる途中なんですけど、結構大作なんですよね三体って。
4冊ぐらいあるのかな上下。
スピーカー 1
上中中1中2みたいな。
スピーカー 2
そうそう変な構成の。4冊ぐらいあるじゃんあれ。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
結構大作で読むの時間かかるんですけど、小説ならではの良さ。
文字で構成されてるが故に読み進めないと解明できない情景があるじゃないですか。
スピーカー 1
映画で見るのとはちょっと違う。
スピーカー 2
映像で見たらこの人黄色い服着て右手に包丁持ってたんだなんだけど、文字だけでストーリーが進んでいくと、
こいつ黄色い服着てたんだ。待って右手で包丁持ってたの?
じゃああの時のこの状況って。
読み進めていくうちに開けていく感じ。
頭の中が。
これがなんか面白いなと。
やっぱ小説は小説の良さがあるなっていう風に思ってて。
僕は結構映画派、ドラマ派なんですよね。
スピーカー 1
グラフィックやってると色とか価格とかってすごい癖で見ちゃうんですよね。
スピーカー 2
そのデザインですよね。
その人の表情とかさ、目つきとかさ。
なんかそういう書作とかすごく気になって見てしまうんですけど、小説は小説の良さがあるなって最近思ってて。
さっきのストーリーも文字が組み立てるパワーみたいなのがあるよね。
だからその企画書もストーリーじゃないですか。
それを例えば動画にしちゃおうとした瞬間になんか想像力が限界が来ちゃうじゃないですか。
だけど例えば朝7時に目覚ましがなって痛い頭を叩き起こしたみたいなこと言われた時にさ、
それぞれなんかいろんなストーリーがあるじゃないですか。
昨日飲みすぎた人もいるかもしれんし、
ちょっと体調悪くてずっと頭痛が続いてた人もいるかもしれんし、
自分のいいように解釈してくれるじゃないですか。文字だけって。
スピーカー 1
自分の中の脳内でちょっと足りないところ保管したりとか。
スピーカー 2
そうそうそうそう。小説にはそれがあるなと思って。
それが文字のパワー。
文字のパワー。
文字のパワー。
文字だけの企画書ってそういうのをふんだんに使っていくといいんじゃないかなと思うんですよね。
あえて答えを全部書くんじゃなくて、そこを想像させるみたいな。
確かにね。
難しいけどね、その文章力とかさ。
スピーカー 1
そうですね。ここまで書こうと思うと文章力が問われますね。
スピーカー 2
でも文章力鍛えるってやっぱり本読むことだと思うんですよね。
スピーカー 1
インプットは大事ですよね。
スピーカー 2
小説とかもさ、この人の表現の仕方あんまり好きじゃないとか幼稚だなとかって思う小説もあれや、
もうすげえ難しい言い方するなと。
これ漢字なんて読むんだみたいなさ。
あるじゃないですか。
なんかその読みやすい文章とか、自分が好きな文章とか言い方みたいなのを、
まあそれを探すっていう体で本を読むっていう着眼点も、これまた文字の読解の面白いところですよね。
スピーカー 1
確かに。
でも僕それで言うと、そういう文章力の鍛え方をしたいんだったら、
意外と小説よりエッセイの方がいいかもしれないと思います。
小説家が書くエッセイとかめちゃくちゃすごいんですよね。
このそんなに数ページで読める短いエッセイにキレッキレの文章が詰まってる時があったりして。
スピーカー 2
いいね。わかるわかる。
スピーカー 1
エッセイいいなと思ってたまに読むんですけどね。
スピーカー 2
確かに最近エッセイとか、一時僕もエッセイ読んでる時期があって。
スピーカー 1
なんかおすすめあれば。
スピーカー 2
すぐ出てこないですね。
すごくへこんだ時とかたまに読み返したりしますけどね。
スピーカー 1
最近読んだのこれですね。
僕はイエローでホワイトでちょっとブループレイディー美加子さん。
これね、すごい売れてる本らしい。
スピーカー 2
そんなのあるんだ。
スピーカー 1
これ面白いですよ。
このプレイディー美加子さん日本人なんですけど、
イギリスに家族で引っ越して、引っ越してというか旦那さんが外国の方なんだけどイギリス人ではないけどイギリスに住んでるっていう人で、
この本はその息子さんが中学校で起こるいろいろなことを種にして書いてるんですけど、
スピーカー 2
めちゃくちゃ文章がキレッキレで素晴らしい。
スピーカー 1
おすすめです。
スピーカー 2
今ちょっとメモ帳になんか残ってないかなと思って見てたんですけど。
スピーカー 1
時間稼ぎましたよ。
スピーカー 2
これでもエッセイじゃなかったな。
いいですよ何でも。
これ伊手門クラスか。
スピーカー 1
全然関係ないやん。
スピーカー 2
伊手門クラスでエッセイっぽいこと言うシーンがあって、ちょっと読みましょうか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
いいですか時間かかっても。
スピーカー 1
そんなに長いんですか。
スピーカー 2
いやそんな長くないですけど。
私は石ころ。炎で焼いてみよう。
私はビクともしない石ころだ。
強く叩くがいい。
私は頑丈な石ころだ。
暗闇に閉じ込めてみよう。
私は一人輝く石ころだ。
砕けて灰になり腐りゆく。
自然の摂理すら跳ね返してやる。
生き残った私。
私は。
私は。
ダイヤだ。
っていうやつがあるんですよ。
ほうほうほう。
スピーカー 1
かっこいいじゃないですか。
スピーカー 2
いやこれね僕シンプルにかっこいいなと思って。
スピーカー 1
まあ詩ですね。
スピーカー 2
詩なのかなエッセイというかね。
なんか自分がズタボロになって、自分は石ころだと思って。
炎で焼かれようが叩かれようが、暗闇に閉じ込められようが、一人ぼっちになろうが、砕けて灰になって腐って。
もうその自然の現象の摂理すら跳ね返してやるという気持ちでいろいろやってて。
でなんだかんだ生き残ったと。
で気ぃついて自分は石ころだと思ったけど、これ私実はダイヤじゃんっていうね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
ダイヤモンドじゃん私これってみたいな。
うん。
これがもうなんかかっこいいシーンでなんか語られる。
スープストックの企画書
スピーカー 2
こう入るんですよこのこのエッセイっぽいなんか。
スピーカー 1
それはそのナレーションというかそういう形で入ってくるんですか。
スピーカー 2
ヒロインの女の子がすごい頑張り屋で。
へー。
そのイテモンクラスってあれスタートアップの話じゃないですか韓国のね。
スピーカー 1
そうなんだ。
そうなんですよ。
スピーカー 2
はい。
ちげ鍋屋さんをやって大躍進するって話なんですけど。
はい。
まあいろいろ叩かれながらもこう躍進していくねシーンの合間にこういうのがあって。
うん。
はい。
今そういうエッセイの話でこのワンフレーズ思い出したから紹介しました。
スピーカー 1
へーかっこいいじゃないですか。
そういうだから自己認識が状況によっていろいろとわかるかもしれないが。
まず私はダイヤだということを。
スピーカー 2
でも自分はダイヤだと気づいてなかったよね。
スピーカー 1
あそういうことか。
スピーカー 2
だからいろんなその炎で焼かれ叩かれ暗闇に閉じ込められてそこでも踏ん張って踏ん張って磨かれてダイヤになったみたいな意味合いもあると思うけどね俺は。
スピーカー 1
あーはいはいだからみんなに石ころと言われてたら自分は石ころだなと思っているかもしれないですけれども。
スピーカー 2
うんでも石ころだと思って頑張ったからダイヤになれたというかまあ自分の中でも輝くものがあったっていうことだろうね多分。
スピーカー 1
そういうことですよ。
スピーカー 2
あははは。
まあいやでもねあのいいですよね言葉って。
あははは。
言葉っていいよ。やっぱね。
スピーカー 1
それはもう違いますとは言えないですけどねそう言われたら。
スピーカー 2
力がある言葉には。
お。
うんやっぱ言霊っていうね言葉もあるからやっぱ言葉一つ一つにねそういうなんかエネルギーみたいなのが乗ってると思うよ俺は。
スピーカー 1
そう思います僕も。
スピーカー 2
ねえ。
スピーカー 1
まあねこういうの各テクニックとかねいろいろあったりすると思うんですけれどもやっぱりその人自身がどう思っているのかこの世の中どう見えているのかっていうのをね出した文章を見てみたいなと思うのでね。
確かに。
なんかね私によればこの世界はこうだというのをねちょっと考えながら生きてみると役に立つ瞬間があるのではないかと思いました。
スピーカー 2
なんかあの妄想力とかいうのも大事ですよね。
スピーカー 1
妄想力。
スピーカー 2
妄想力がないとストーリー作れなくないですか。
スピーカー 1
ああそうなんだろう僕はそこまでがっつり作ったことがないんですけど。
スピーカー 2
まあ僕もないんですけどね。
あははは。
なんかよくさ僕野球やってた時期があるんですけど最後のもう寝る前に野球頑張ってる時もう寝る就寝つくベッドの中で眠るときは毎日さよなら万類ホームランを打つ妄想して寝てたよね俺。
スピーカー 1
ほうほうほうほう。
スピーカー 2
ってだけの話なんですけど。
スピーカー 1
あそういう感じか。
スピーカー 2
そうそうだから今あの時のこと思い出あの時の妄想を思い出して一個ストーリー作れって言われるとなんか描ける気がする俺。
スピーカー 1
おおはいはい。
なんかそういうトレーニング昔あのダウンタウンのまっちゃんが言ってたような気がしますね。
スピーカー 2
ああそうなんや。
スピーカー 1
あの細かいところ忘れちゃったんですけど車乗ってる時にその前に例えばトラックが走っているとしたらこのトラックの運転手が何だったっけなまあ実は女子高生だったらだとか。
スピーカー 2
ああはいはいはいはい。
スピーカー 1
すごい嫌なことがあったらなんかとかなんかそういうもし何々だったらみたいなのを考えながらその人の今どういう気持ちで運転してるのかを考えたりするみたいなことを言ってた気がするけどもしかしたら言ってないかもしれない。
本当のネタ知ってる人がいたら教えてほしいんですけど。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だからそういうね妄想力で言うとそういうところもね。
スピーカー 2
そうですよ妄想力って言うとなんかちょっとエッチな感じするけどかっこよく言えばクリエイティブ能力ですよ。
妄想力は。
スピーカー 1
エッチな感じはしないですけど。
スピーカー 2
しなかったすいません。
スピーカー 1
妄想って言うとなんか何色いこと考えてんだって思わないですか。
そんな感じですかね。
スピーカー 2
そんな感じですかね。
スピーカー 1
普段からねこういう文章を鍛えてみてはというところとあとは企画書をねストーリー仕立てで文字でシナリオで構成してみるというのがあると意外とこの感情的な部分で人を動かすことができるのではないかということがねちょっと勉強になりましたのでお話しさせていただきました。
妄想力と文章力
スピーカー 2
僕も勉強になりました。
スピーカー 1
皆さんもねぜひ勉強になったぞという人はですねコメント高評価お便りなどお待ちしております。
コメント欄すべて読んでおりますので今後の番組をより良くするためにあなたの感想をお待ちしています。
それでは今週も聞いていただきありがとうございましたまた来週お会いしましょう。
さよなら。
兄弟番組のゴロゴロトーキングではヤマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています。
概要欄にリンクを貼っていますのでこちらもよろしくお願いします。
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