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こんにちは、シロクロの伊藤です。 Podcast 96 回目、今回はマーケティングから見るファッションブランドというテーマで話したいと思います。
今日は2020年6月14日、金曜日です。はい、よろしくお願いします。 今回はマーケティングの話、
かつ、製作会社とかではなくて、ファッションブランドを題材にマーケティング視点で取り上げていければなと思います。
今さら、Podcast 90 何回目とかになって、今さらですけど、最初に目次的なこういう話をしますよっていうのは、ちょっと話してからやったほうがいいような気がしてきたので、
目次を今話すと、マーケティングから見るファッションブランドということで、売り方の話とセカンドラインとかそういった話、
あとスモールブランドとか、セレクトショップとの関連性とか、ちょっとそのあたりを話していこうと思います。
目次は大事な気がしてきた。
ということで、ファッションブランドの売り方っていうところって、なんかこれは昔からそうなんですけど、
昔からそうだし、ファッションブランド以外もそうだけど、結局そのもの自体よりも売り方、見せ方っていうのが非常に重要で、
やっぱりファッションでいくと、消費者を含めていろんな買う人っていうのはプロではないので、そのもの自体のクオリティとか、
テキスト的背景とかグラフィックの良し悪しっていうのは、なんとなくでしか理解できない。
クオリティ高いとかみんな言ったりするけど、本当の意味でそれが分かるのって、プロの縫製屋さんだったりとか、実際に作る人じゃないと分かんないんで。
だから分からないけど、やっぱりなんとなく良いっていうところで、売り方見せ方っていうのが非常に大事になってきている。
来ているんじゃなくて昔から。
で、個人的に嫌っていうかちょっと苦手だなっていう例を1、2例話すと、
スモールブランドとかで、インスタとかでファンと繋がって、次に発売する商品をちょこっと出して、
ポイントは結局そのもの自体のデザインとかではなくて、誰が作ってるかなんですね。
で、誰が作ってるかも変な話。クオリティ高かろうがなんだろうが、ボットでの人のものって誰も買わなくて、
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元ドコドコの誰々っていう肩書きがやっぱり非常に強くて、どの世界においても。
元ドコドコの誰々が独立した、その人がクリエイションするブランド。
で、めっちゃデザイン自体はシンプルなグラフィックとかのTシャツとかがそこそこいいお値段で1万とか2万とかして、
それが発売数秒数分で全部売り切れて、日流通にそこそこいい値段で出回ってみたいな。
それも売る数を制限しているから、そこそこそれが継続的にその流れが続いていくっていうのがあるじゃないですか。
こう何々とか。個人的にはあまり好きではないものなんですけど、売り方、見せ方、そのブランドの見せ方っていうのは本当によくできている。
そういうふうに、そのグラフィックの良し悪しではなくて、非常に今オシャレとしてこのブランドが成立しているっていう見せ方で、
誰もが簡単に手に入らないようなところでユーザーの素急を狙っているというか。
そういうブランドだったり、あと個人的にそれはいかがなものかっていうのは、
スタイリストがやるブランドって、個人的にはちょっとずるくないっていう、もちろんやったらいけないとかもちろんないんだろうし、やっていいんだろうけど、
スタイリストがやると、スタイリストって他のブランドだったり雑誌とかメディアとの付き合いもあるので、
ある程度名の知れたスタイリストがやるブランドってなると、メディアは取り上げざるを得ないというか、
そのスタイリストと仲良い方がいいわけだし、他のブランドとのコラボとかも、他のブランドもそのスタイリストがやっているブランドとコラボするなら
露出狙えるんじゃね?っていう発想になるし、なんかそこの立ち位置の人がやるのは、それは確かにめっちゃ目にする露出量ってのは段違いだよなっていう。
あとまぁこれはもう、名前出さないと伝わらないのでアレなんですけど、
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スタイリスト私物っていうブランド名があって、
ブランドなのかな? ブランドだよね。
昔から雑誌で写真とかが載って、大半の商品はブランド名とか店舗名とかクレジットが書かれているんだけど、
たまにスタイリストさんの私物のスニーカーとかを混ぜて履かせるときは、多分もう流通してないやつとかだと買えないので、
靴はスタイリスト私物みたいな書き方をしていたんですね、雑誌って昔から。
多分そこを逆手にとって、結局そこのメディアを見てる人は結局スタイリスト私物のやつがかっこいいじゃんみたいな、でも手に入らんじゃんみたいなところがあって、
スタイリスト私物がみんな欲しいよねっていうところで、多分そこを逆手にとって、それをブランド名にしているっていうところで。
その発想は面白いし、それを実際に有名なスタイリストが得るっていうのは面白くはあるんだけど、
それもさっきの話とちょっと近くて、ちょっとやり方ずるいというか、
誰のものではなくて流通している言葉をブランド化するっていうのは、
結局今後普通にスタイリスト私物っていう言葉は今後も普通の意味で使うので、雑誌とかは。
まぁわかんない。最近のやつは言い方変えてるのかもしれないけど。
そうするとその単語を見てスタイリスト私物っていうブランドの方も連想してしまうっていうところになっている仕組み自体が、
よく言えばめっちゃ上手いやり方だし、悪く言えばちょっとやらしいよねっていう。
要は何だろう、うちらの業界で言ったら株式会社、東京のウェブ製作会社みたいな極端な話。
その名前つけるのはいかがなもんかっていうのはやっぱりあると思うので。
何だろう、バンド名でSpotifyとか…いや、ダメか。
まぁそこまで行くとつけれないんだろうけど。
なんかそういうスライド、そこやるともちろん面白いし、勢いも取れるし、やってること面白いと思われるけど、
でもちょっとそれは野暮というかズルいんじゃなかろうかっていう気は個人的にするところですね。
っていうあたりが昨今ちょこちょこ目にするブランドのやり方、織り方、見せ方だなーっていうところ。
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あとは、まぁちょっとその辺が個人的にネガティブな話で。
もうちょっと明るい話をすると、それと近いっちゃ近いんですけど、
スモールブランドっていう言い方が合ってるのかどうかわかんないけど、
インディペンテッドブランド、独立系ブランドとか言ったりもするんですけど、
あとはそのお店でしか買えない小さなブランドとか、
たまに流通もしているやつとかもあったりするんですけど、
何でしょう、最近で言ったらカップ&コーンとかUFOとかPWAとかOPSとかあのあたり。
なんか個人的にはその辺がすごい好きで、
なんでかっていうと、一個一個のアイテムをそのオーナーなりがめちゃくちゃ説明してくれて、
こういう意図でこういうふうに、こういう思いがあってこういうふうに作ったっていうのを説明してくれるので、
めちゃファンとしては共感しやすい。
さっきの僕があんまどうかなっていうブランドっていうのは、
もうなんかめっちゃシンプルなロゴとかがぺーって載って、
特に何も説明もせずに人気だけで売れてる。
めちゃくちゃ言ってんな、大丈夫かこれ。
っていうやつよりかは、こういう思いでこういうふうな参照もとがあって、
こういうふうに自分が、かつ自分がこれが好きだからこれを作りましたっていうのは、
なんかめちゃくちゃ気持ちが良くて、非常に良いんですよ。
価格もそこそこ手頃というか、パンツで1万、2万とかだったら全然お手頃価格だし。
それの良いところって、ユーザーがそこに共感すると、
好みが合うとそこの作るブランドの大半が好きというか、
もう迷う必要はなくほぼ全てのアイテムが好きなので、
なんか非常に買いやすいし、新作出るの楽しみだしっていうところで、
要は大手のブランドだと、なんだろう、わかんないけど、
ギャルソンとかでもいいし、そこそこ数を作るので、
多少、もちろん年度によっても違うし、
同じシーズンでもちょっとアイテムが違うテイストのものがあったりもするんだけど、
スマホブランドって結構一貫してオーナーの好きなものを作ってるので、
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ユーザー側としてはどれも好きみたいな状態になるので、
やっぱりすごい説明するのが良いですよね。
こういう思い出を作ったっていうのを説明しているブランドは、
受け手側として非常に共感しやすい。
個人的にJust Rightっていうブランドがドハマリして、
自分の好みにぴったりで、そればっかり一時期買ってたんですけど、
今もう無くなってしまって、今ホットドッグ屋でうゎうゎ売ってるっていう謎のブランドなんですけど。
なのでそういう風に個人の好きでやってるブランドっていうのは非常にわかりやすくて、
僕は一番好きなところですかね。
売り方も上手いし。
PDAとかだとそれに自分のお店がありつつ、
セレクトショップとかにもリープしているとかいう感じですかね。
あとなんだっけ。
セカンドラインの話。
セカンドラインもある程度上手くいってるブランドのほとんどがセカンドラインで作ってますよね。
ギャルソンとかだったらセカンドラインとかいうあれでもないぐらいラインがあるし、
カラーとかディーコンとかやったりとか、
アンダーカバーとかもいくつかありますよね、ラインが。
あれはやっぱり元のブランドのファンがいて、かつ会社も体力があって、
いろんなセレクトショップとかに流通確保している状態でセカンドライン出すと、
当然ある程度ファンもゼロから立ち上げたものではないのでファンもいるし、
流通もある程度確保しているはずなので、
そこそこ売れやすい状態なので、
マーケティング的にやっているんだろう、
売らないといけないので、ブランドも。
そのためにセカンドラインっていうのは、
もちろんやりたいことが違うから別のラインでやってるとかもあるだろうけど、
これはユーザー、買う側としても全然アリだし、
ブランドとしてもいい意味でお金になるだろうからやってるんだろうし。
これって個人的には会社も同じことやれるんだろうなと思っていて、
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ある程度お客さん確保している状態で、
会社だったらセカンドライン的なことをやらずに、
その会社でどんどん受注していけばいいんですけど、
ちょっとやり方、証券買えるとかの時に、
制作会社だと結構分類してウェブだけの独立制作部門作ったり、
システムだけの会社作ったりとかもありますし、
なのでセカンドライン、ミュージシャン、バンドとか、
バンドとかでもセカンドラインっていう言い方は全然合ってないけど、
ボーカルが複数バンド掛け持ちしていたりとかいうこともあるし、
それはでもどうなんだろう、ちょっと目的が違いそうだけど。
最近、本体ブランドがあってファッションブランドやる、
ダイワとかダイヤPとかもなんかちらほらありますよね。
あとなんだっけ、AKAD朝日活性だっけ、母体は。
こうやってるやつとかもよく見ますよね。
個人的にあんまり売れた機会がないんで、
よくも悪くもわかんないんですけど。
しかもでもさっきのセカンドラインの話でいくと、
ダイヤPとかだとダイワライフスタイルとかのセカンドラインも
もうすでに出ていたりとか、
個人的にはこの間、結構YouTubeの前か、
そっちのダイヤPができたのにもうセカンドラインあるんだっていう、
本当にマーケティングしっかりしている。
もちろんダイワっていう本体のブランドの強みがあるんだけど、
出てすぐかなり露出してるから、
誰かしらが上手いことやってるんだろうなーっていうメディアにもすごい出てるし、
で、そこそこオシャレなセレクトショップとかが取り扱ったりしてるのを見て、
なんかわかんないけど、まあいい。
これはここから完全に憶測ですけど、
セレクトショップがいろんなブランドを扱うのは、
もちろん売れるから扱うんだし、
どのぐらいで仕入れてどのぐらいで販売する価格っていうのは
各ブランドによって違うだろうし、
ブランドとお店ごとに違うのかどうかわかんないけど、
ここから完全に憶測だけど、
このお店に置いてもらえるんであれば多少
掛け率調整してもいいみたいな。
なんかそういう裏があるんじゃなかろうかっていうのも、
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このお店このブランド扱ってんだっていうのもたまにあるじゃないですか。
なのでそういう勘ぐりをしてしまったり、
実際はわからないけど。
だから最近はどうなんですかね。
ネットの方が比重的にどっちなんだろう。
まあわかんない。地域によるだろうけど。
一方のお店だったらお店売りより
オンラインの方が売れてる可能性も大いにあるだろうしね。
そうするとセレクトショップはセレクトショップで非常に面白くて、
大学くらいの時よく言ってたけど、
そのお店が扱うのならこのブランド全然知らんけど
いいんだろうなとか思ったりもするし、
逆に今だったらこのブランド扱ってるなら個人的にはどうかなって思ったり。
好き嫌いが分かれるっていうところではまだまだこそのセレクトショップなので、
そこの線引きというか、
お店なりブランドなりその好き嫌いを明確にしてもらった方が
ユーザーとしてもめっちゃ選びやすいのでね。
好き嫌いってのはどうしてもあるからそこが明確になっていく。
そこらへん置いといてマーケティングとして
物質の数を増やすっていうのは正しい売り方だしね。
売れることが正義であるなら。
だからあれですね。
日本海外ブランドの日本だけ日本ジャパンエディションとか、
あとはあれですね。
海外ブランド、日本にも流通してるけど
なんかそこに日本の代理店が入って
一気に流通量めっちゃ増えて価格もちょっと落ち着いてみたいな。
なんかでもデザインもちょっと日本向け意識してるのか
日本で受けそうなスタイルになってたりとかっていうのは
売り方としては非常に正しいんだけど
正しいし多分売れるし万々歳なんだろうけど
海外のブランド、海外のスモール系のブランドの
ちょっとだけダサい感じとかがめっちゃかっこよく見えたりするのに
そこを日本向けにマイルドにするなら
日本のブランドでいいじゃんっていう話なので
どう得るとかね。
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ブランドとしてはたくさん売れないと継続して
健全に運営することが難しいので
そこら辺のサジ加減っていうのは
もちろん大々的にでかくして流通してとかなると
ファンも離れる人もいるだろうけど
そこら辺のサジ加減っていうのはうまくやってるところが結局残るだろうし
それが好きっていう人もいるから
いいのかなんか若干今回ネガティブというか
違反的な話が多いですけど
あとなんだっけ
あとこれも完全なる憶測なんだけど
なんかパトロンって言ったら変だけど
なんか裏にあるんだろうかって
ちょっとこれもかんぐってしまうブランドってたまにあって
なんかこれも名前出しにくいけど
そこそこ物が良くて
でもその分お値段もしっかりして
そういうなんていうの
クオリティ本当に丁寧な作りで物が良いブランドって
売りづらいじゃないですか
だから日の目を浴びるのに時間かかるようなものが多いんだけど
なんか最初からバーンって
それが売りですみたいな
でもこの価格ですみたいな
いい意味で地味なのが
だけどマーケティング的にデカいみたいな
なんでそれができるんだろう
なんかもっとキャッチーじゃないとバーンって出ないのに
えーみたいな
ちょっとうまく言いづらい
ブランド名出したら分かりやすいけど
あとなんか
昔からあるよね
昔から知ってるよっていうところで
なんだろうこれもめっちゃ言葉
選ぶけど
そこそこ高くて
ずっと続いてて
有定固定ファンがずっといるからなんだろうけど
なんかよく続けられてるな
その価格でそのデザインで
ずっと売れてるのかな
やっぱ言葉選びすぎてるけど
っていうなんか
めっちゃ体力あるんかなーって思ったりはしますよね
あとはまぁ
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いわゆるインスパイアパクリ系の話でいくと
音楽と一緒で
どこどこの誰々がパクられたっていうのは
ある程度も仕方ないじゃないけどこう
流行りっていう形もあるので
まぁこれ同じような感じだよねっていう
どこまで露骨にしないかっていうところ
ではあるかなーっていうところと
あとなんか
売るためマーケティングのためにデザインしているブランドと
本当に好き買ってやって
買う人を選んでいるブランドっていうのがあって
個人的には校舎の方が好きなので
例えばCDとかだと
スプリームもそうなんですよね
こんなダサいの誰が着るねんっていうのと
あとめっちゃかっこいいのを同時に出すので
そこのやりたいことやって
あとは好きに買えばっていう
めっちゃお気に入ってるブランドっていうのがたくさんあって
全部流通している洋服ほとんど全てが
着やすくてシンプルなロゴちょこっと乗っけて
だからTシャツこのTシャツが
いつの何々買っても全然
よほどのファンじゃない限りわからないというか
毎年同じようなロゴの乗せ方のTシャツ
たくさん出しているブランドとかも山ほどあるじゃないですか
売るためには多分そっちの方が売れるだろうし
CDとかスプリームがやっているような
こんなの誰が買うねんっていうのを
多分でも出すからこそ
そこのやりたいことスタイルっていうのが
自立するだろうし
好き嫌いめっちゃ分かれるけど
なんとなくぶわーっとどうですか買いやすいでしょ
っていうブランド名あるよね
でもどっちもマーケティング的には正しくて
コアなファンを継続的に掴んでいくっていうやり方だと
マーケティング的にはどうかなっていうのもあるけど
だって在庫とかそのほど余るだろうしね
売れないな明白なTシャツとかよく作るよねってすごい
だからそういうやり方ひっくるめて好きっていう人も多いだろうしね
やっぱマーケティングとそういうブランディング
売れるためのデザインとどう見られたいかっていうスタンス
ブランドの信念みたいなところ
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あとそれをどこのお店が取り扱うかっていう
もろもろひっくるめてブランディングとマーケティングと
男着みたいなところ
あと価格かな
あと実際に買えるかどうかっていう
本当に欲しいのが買えないっていうのはなかなかしょうがないけどね
作れるよっていうのは決まってるし
っていうところで個人的には
一体もろもろひっくるめてスモールブランドがめちゃくちゃ楽しいし
好きだしやっぱ好き嫌いがやっぱどんどん明確に出していって
作りても書いても売りても
そうするとそこがめっちゃわかりやすくなって
より健全な流通になるかな
大丈夫かなこの話
いいですね
はいっていう感じですね
というところでマーケティングの話を終わりたいと思います
はいじゃあこれで終わります
はい以上ですありがとうございました
さようなら