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2024-03-28 14:35

【第10回】出世する人の条件

社会に出て20年近く経つ私達が、出世する人の条件について話しました。自分が出世できなかった時のことや、出世できた時の理由について当時の上司からの言葉も思い出しながら収録しました。今回も赤ちゃんと一緒の賑やかな収録です。温かい心でご視聴下さい!

40’s Biz talkは毎週木曜に配信している番組です。パーソナリティは⁠⁠杉本浩一⁠⁠⁠⁠柳澤大介⁠⁠です。番組へのお便りは⁠⁠こちら⁠⁠からどうぞ!

サマリー

大企業とスタートアップの出世条件について話し合います。優れた人は成果があるだけでなく、ビジネスを一緒に行えるご機嫌な人を選ぶことが重要であり、その人を評価者がご機嫌でいける人だと思うことも出世する確率を高めると考えられます。

出世する人の条件について
はい、柳澤です。杉本です。よろしくお願いしまーす。お願いします。40’s Biz talk、はい、見ましょう。
すいません、今日ちょっと今、子供がまた泣いているところから始まっているんですけど、聞こえてるから大丈夫かな。はい、えーっとですね、そんな中で、私がじゃあ今日はお話しするネタなんですけれども、そうですね、まぁちょっとこんな話どうかなと、出世する人の条件っていうのはどうかなと思いまして、
40オーバーになってくると、出世をしている人、していない人っていうのを、大企業と、多分ね、私と柳澤さんは大企業とスタートアップのベンチャーと、まぁガチスタートアップといろいろ見てて、ガチスタートアップだと出世も何もないと思いますけれども、実際でもね、同級生とかでも、多分だんだんわかってくるじゃないですか、出世する人とはそうじゃない人ってこういう人だなっていうのが、実際どんな人なのかっていうのは、
これはね、何でしょうね、若い人、若い人でも最近、出世あるのかな、したくないって人が多いから、多いらしいという結果もあるから、わかんないけど、まぁ気に立っている人もいるんじゃないかなと思ってね、そんな話をいただきましたけど。どうですか柳澤さん、出世する人、しない人、どこに違いがあると思いますか。
そうですね、そもそも出世したいのかっていう話で言うと、サラリーマンの時はやっぱり出世したいなって思ってましたね。
サラリーマンの時って結構最近まで。
まぁ3年ぐらい。
3年ぐらい、なるほど。ということはもう今は、そういうところからはもう下脱したというか、悟りを開いた境地にある。
そうです、自分で起業しちゃったんで、出世というか、出世より儲けですみたいな、より何かお金お金する感じですか、もしかして、いや思いかな、スタートアップの思いもあるかもしれない。
でも杉本さんはもうどうですか、そもそも出世に興味ありなしで言うとどうでしたか。今も会社にやられていると思いますけど。
僕の場合は最初がNTTコミュニケーションズっていう会社だったんですよ。で、次がLINEでメルカリっていう順番で来てますけれども。
まずね、一つ当時のNTTの話をすると、もう当然レースでこう、なんていうんですかね、
最早とか言うんですけれども、出世をする、まあ昇進試験みたいなのがあって受かっていくとか、推薦されると早く課長になったりとか、そういうふうに分かれていくわけなんですけれども、結構ね、私がいた34くらいまでの時は実はね、そこまでそんなに差がつかないんですよね、私がいたときに。
差はつかないことはないんですけれども、結構3年目まではみんな一斉にランクが上がるみたいな感じなんですよね。私がいたところまでそんなに差がつかないから、あまりそこも考えない、でも、ただやっぱり今後に向けて結構考えていかなきゃなっていうことで、どこに赴任するかだったりとか、どういう案件やるかみたいな感じなんですけど、私は実はね、どちらかというと、インパクトのある案件をやりたいが強かったんですよね、私は。
どちらかというとね、結構ガチで社会を良くしていきましょうみたいなことを本当に考えていて、そのためにやっぱりインパクトのある、世の中に社会を良くするインパクトのある仕事、それ何なんだって話なんですけれども、そこをね、ずっとやってたんですよね。
で、インパクトが大きいことをやりたいっていうのがあったので、そのためにっていうのはありましたかね。だけど、正直そんなに出資しようとしないと、実は給料があまり変わらないなって当時思ってたんで、そこはね、他の人より、ないとは言えば嘘になりますけど、他の人より振り返ってみると少なかったんじゃないかなっていうのはね、正直思うんですよね。
だから、転職してLINEに行った時とかにも、どちらかというと面白い案件がやりたいとか、面白い、そのために手段としてこの事業責任者とかの立場につきたいなとか、それができたら面白いなっていうのは思うようになりましたけど、もしかしたらそうなんだよな、他の人よりそこはちょっと低かったかもしれないですかね。
というか、私は決してそういう上昇志向が低いと思ってないんだけど、意外と他の人の方が高いように見えたんですよ。そういうのにこだわる人が多いように見えたので、なんかね、私も決して低くないはず。だけど、他の人はもっとどうもそういう立場とかポジションに対してこだわってるなっていう人は多かったりする。でも決してそれは間違いじゃなくて、それがないと多分人のリソースが取れないし、予算も取れないし、決定権限も多い方がいいには間違いないので、
本当そうだと思うんですけどね。
僕、今、杉本さんの話を聞いて振り返ると、自分がすごく出世したいなって思ったタイミングが、きっかけ、トリガーになったことが一個思い出しました。
昔、20代後半、当時営業なんですよね。
営業をやってて、日々の目標を達成した、達成しないままですけども、1、2年その会社で働いた時に、同僚が出世したんですよ。
同僚がリーダーになった。
今まで全く同じラインで、給料は多少違うかもしれないけど、同僚に役職がついたみたいなタイミングで、それまでは営業も楽しいし毎日充実してるから、目先のことに夢中で毎日一生懸命やってます。
それに満足してた自分なんですけど、なんかその差がついたのを感じた瞬間があったんですよ。
わかる。
その時に、自分の中で危機感っていうか、まずいなって、差がつくんだっていうのを認識した出来事がそれで、自分もリーダーになりたいな。
それがもしかしたら出世を指してるんだと思うんですけど、20、28とか7ぐらいの時に明確に思ったのは、今思い出しました。
面白い。ポジションが全員ない時には比較しようがないんだけど、それが例えば組織が大きくなってきた時って、やっぱりマネジメントを誰か、社長一人が全員をマネジメントできないじゃないですか。
ピザのルールじゃないけど、一人が見れるのは何人までですとか、4人まで、8人まで、色々なそこの説がありますけれども、そういう時に分けなきゃいけなくて、分けるっていうことはマネージャーのポジションができるんですよね。
出世のきっかけ
あるいは部長のポジションができて、ってなっていくと、そのポジションができたことによって急に差がつくんだよね。
物差しができた瞬間に人って測れるようになるので、困りますよね、そういうのが。
だからそういうのも、組織が大きくなる時にそういう歪みが発生するとかっていうのは、ちらちら聞いたことがあるんだけど、ありますね。
そこの延長戦で行くと、出世する人の条件、杉本さんの中ではあります?
いやこれはね、答え出てないので、答え出てないのですけど、ただ私がここではね、何を言われたかっていうことを伝えたくてですね。
聞いたことがある。私、LINEの時にシニアマネージャーみたいなね、いわゆる事業責任者っぽいところになって、引き上げてくれた上司がいるわけですよ。
田畑さんとあともう一人女性の上司がいてですね、役員で。
その時に何で引き上げてくれたのかっていうのと、どういう人を自分は引き上げるべきかっていうのを聞いたことがあった時に、
その人が言ったことはですね、「ご機嫌でイケてる人?」って言ったんですよね。
僕、何だそりゃって思ったんですけど、ご機嫌でイケてる人って。
でもね、僕はもっと違う答えを期待してたっていうか、なんかあるんじゃないかと思ったんですけど、
でも、うーんって考えてご機嫌でイケてる人っていうのを、僕ね何回か実は聞いたことがあるんですけど、そういう答えが何回も返ってきたんですけど。
でもね、これがすごい大切なんだろうなっていうのはね、ちょっと思ったんですよね。
思ったっていうか、分かってきたっていうか、後々になって。
結局のところ、上司の目から見た時に引き上げる部下で、役員の人からした時のバネージャーとか部長とかそういう人たちっていうのは、
そこで人としてやっぱり付き合う回数が増えるので、それとして付き合いやすい人とか、この人に言ってもすごくニコニコと楽しく仕事ができるだろうっていうところが実は結構まずあるんじゃないかなっていうのはまずあって。
引き上げるべき人の特徴
だから、そこのところで会わないっていう人は、多分引き上げないと思うんですよ。
実はどんなに優秀な人であっても。
確かに。
実はそういうのが、これは何だろう、そう言わないと思うんですよ実は。
いろいろな人に聞いても、そこは話は言わないし言えないと思うんですよ。
自分に合う人とか、自分と、何ていうのかな、いろいろな言い方があると思うんですけれども、
実は最後には、この事業を一緒にやっていくときに、ずっと一緒に飯食っててもいいし、やっていけるっていう人っていうことが実は一番大事な要件であって。
当然マネージャーっていうのは成果を出す人のことなので、成果はある程度見込めないとそこにも乗らないとは思うんですけど、
実は本当の本当に選んでいる時っていうのは、どんなにロジカルにいろいろな説明をしている人でも、ご機嫌な人、自分と話をしているときに少なくともご機嫌でいられて、ビジネスを一緒にやっていける人っていうのが集まってご機嫌な人って言ったんじゃないかなとか。
その表現いいですね。
ご機嫌な人って一言言われてもわからないよね。
わかんないと思うんだけど、結構考えてみると深いんじゃないかなって思ったんだよね。
僕がさっきの話で当時感じたことは、やっぱり営業だったから数字はっきり出るじゃないですか。
なんで自分の方が成果も出しているのに、自分じゃなかったんだってすごく思ったんですよね。
成果がね。
その時は上司との相性もあるしな、必ずしもその結果だけではないんだなっていう、自分の中で咀嚼してたんですけど、今の杉本さんの話を聞いて、ご機嫌でいけてる人を引き上げたいですよね、その上司としては。
自分の右腕にするんだ。
たぶんなんですけど、数字ご機嫌でいけてる人とそうじゃない人がいて、数字の結果がご機嫌でいけてる人が数字出してるとするじゃないですか。
それだったら数字をね、たぶん数字出してるからって言って選ぶんじゃないかと思うんですよ。
ところが別のご機嫌でいけてる人なんだけど、数字はちょっとだけ他に2番目3番目ぐらいだな、だけど他の人の方が1番で数字で選ぶと他の人になっちゃうってなった時に、
何するかっていうと、組織全体で数字を出せる、出せそうな機会がある人とか、いろいろなこと言うんじゃないかなって僕は思っちゃったんですよね。
でもそうやって、結局どっちで選んだかってその決める人の判断なので、なんかそういうことなんじゃないかなって思うんですよ。
だから逆に言うと、その人がその場で実はマネージャーになれなかった、部長になれなかったっていうことをもってその人が優秀じゃないとは言えないと思うんですよ。
やっぱりタイミング、組織がまず拡大するタイミングでなれたかっていうのもあるし、その上の人が選ぶときにそのフェーズ、タイミング、その人の気分、ご機嫌どおりみたいなので選ばれることもあるので、
正直ね、最後そういうのは運ですよっていう人がいるけれども、実際運なんじゃないかなって思ったりもしますよね。
でもそういう意味で言うと、優秀な人のいわゆる評価者に自分はご機嫌でいけている人だって思われる。
そうですよね。だから僕最終的に、どんな人、どんな優劣ある人だと思っても、ご機嫌でいけている人をひつね日頃から目指している人の方が出世する確率はやっぱり高いんじゃないかなって思うんですよ。
僕の身近にいた強者だと、社長が読んでいる本とかを机とかに置いてあるじゃないですか、それをチェックしておいて自分も読んで、日々のコミュニケーションとかでその話題をさりげなく出していくっていう人がいました。
大事。めっちゃいいティックスですよ。これはね、これめっちゃ大事ですよ。お気に入りって言った本とか、細かいところをはしばしと捉えて、ちょっとアピールするんで。アピールっていうか、いいんですよ、それでね。
それもう普通にやったらいいと思う。それ、お客さんとかにも有効だからね。
それめっちゃ有効ですよね。僕は当時はね、そこまでやるんだと思ったんですけど、本ってトレンドもあるし、読んでいる本も日々変わってくるけど、今週読んでいる本ってその社長の頭の中にはその本のこと、ティップスが頭の中でくるくる舞っているわけですよ。
なので、そこのコミュニケーションの中でさりげなくそこに出てくる、ちょっと有効な話とかエピソードみたいなのをさりげなく出していくことによって、価値観お前も一緒だね。
いやでもね大事っすよね、この振る舞いは。これでもちなみに昭和の大人はみんなやってるんじゃないかなって思いますよ。私たちのむしろ上の人たちはみんなやってる。最近はなんかそれをやらないけど、でも良かれ悪かれやってみるといいと思いますよ。
上司のティップスを取り入れる
結構ね、その上司が何考えてるかっていうのはわかって、受け入れをやるかどうかわからなくても参考にはなると思うんですよね。
そんなところですかね。
優秀でご機嫌な人まさにまとえてる。
よかった。
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