2024-05-21 09:01

EP.214 お腹の脂肪を落とす最も効果的な方法は?腹筋運動?シックスパッド?脂肪吸引?ラップ巻き?高須クリニック高須幹弥が動画で解説

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=W-YPHrG1o8I
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ブログ読者からの質問です。
私は太りやすい体質のせいか、お腹周りの脂肪がなかなか落ちません。
毎日腹筋したり、ラップを巻いたり、シックスパッドをかぶって試しているのですが、全然変わりません。
どうしたらお腹周りの脂肪を落とすことができますか?もう脂肪を吸引するしかないですか?
分かりました。お腹周りの脂肪を落としたくて、腹筋運動をしたり、シックスパッドやったり、ラップ巻いたりしているけど脂肪が落ちないということですよね。
それだけやっても、お腹の脂肪は落ちませんよね。
お腹周りの脂肪を落とすんだったら、ダイエットしないといけないですよね。
普通にダイエットすれば、必ずお腹の脂肪は減っていきます。
普通のダイエットというのは、昔からある純粋なカロリー制限をするとか、運動をするとか。
摂取カロリーが消費カロリーを下回れば、必ず脂肪は燃焼していって、お腹周りの脂肪は減っていきますので、そういうダイエットをするとか。
あまりカロリー制限したくないんだったら、糖質制限ダイエットして、プラスマイナスゼロくらいのカロリーだったら、どんどん脂肪は燃焼して減っていきますよね。
そういうダイエットをしてもらえばいいんだけど、まず腹筋運動をどれだけ頑張っても、普通はお腹周りの脂肪は落ちないですね。
よく腹筋を頑張っていれば、お腹周りの脂肪が減っていくって思い込んでいる人がいるんだけど、それでもダイエットをしていなければ脂肪は減っていかないですよね。
そもそも運動によって部分痩せさせるということはできないんですよね。
よくチェーン店系の大手のスポーツクラブとか行くと、二の腕の脂肪を落とすために、上腕三頭筋のワークアウトをするんだって、ダンベルを持ってこうやってやらせたりとか、
お腹周りの脂肪を落とすために腹筋運動させたりとか、腹斜筋を鍛えるローテート系のマシンで運動させたりとかしているけれど、
それをやってもそこのやった部位の脂肪は減らないんですよ。
日本中の多くの人が勘違いしているし、スポーツジムのインストラクターも間違った知識が頭の中に入っていて、
ある程度レベルの高いインストラクターだったらそんなことをしてもそこの部位の脂肪は落ちないということは分かっていると思うんだけど、
大手のスポーツクラブでインストラクターで入って、マニュアル通りのことを習うだけだったら、
そういうことを教わって、そういうことをお客さんに教えてしまうんですよね。間違った知識を植え付けてしまうんですよね。
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なのでそこの部位の運動をしてもそこの部位の脂肪が落ちていくということはなくて、
あくまでダイエットして食事制限したり運動することによって消費カロリーが上回れば全身から体脂肪が燃焼して減ってきますよということ。
お腹だけ脂肪を摂るとか身の腕だけの脂肪を摂るというのを運動でやることはできないし、食事療法でやることはできない。
食事療法、運動療法がんばれば全身から脂肪がなくなっていくよということなんですよね。
それが本来のダイエットの常識なんですけど、間違って覚えている人が多いし、ファッション雑誌とかのダイエット特集とか見てもやっぱりそんなことが書いてあるんですよね。
身の腕の脂肪を落とすためにダンベル運動をやるとか、お顔の脂肪を落とすためにこうやって表情筋のトレーニングをするとか、ものすごい間違ったことが書いてあるんだけれど、
そういうのが日本のダイエット商法の現状なんですよね。
あとはシックスパッドをやっていると言っていたけど、それをやってピクピクさせているだけでお腹周りの脂肪が減っていくということもあり得ないんですよね。
シックスパッドというのは例えばお腹だったらシールを貼ってそこに低周波のエネルギーを送ることによって筋肉を収縮させるという筋トレを努力しないでやるというものなんだけど、
多少筋肥大させる効果はあるんだろうけど、ものすごいたくさんの脂肪を燃焼させてダイエット効果があるとか、お腹周りの脂肪を落とすという効果はほとんどないですね。
クリスチャーノロナウドとかがやっているってコマーシャルではやっているんだけど、実際本当にそれをやっていてそれが役に立っているのかよく分かっていないし、
本当にアスリートのトップの人とか真面目にトレーニングをやっている人はシックスパッドをやっていないですよね。
大抵シックスパッドをやっている人って運動初心者で、楽して筋肉をつけたいとか楽して痩せたいという人が半分騙されてやっているというのが現状ですね。
あとラップを巻いてもそこの脂肪は燃焼しないですよね。
例えばお腹周りにラップを巻けばそこが温まるのでそこの部位の温度が上がってそこの部位だけ汗をかくというのは多少あると思いますけど、
汗をかくというのはあくまでそこの部分の水分がなくなっているだけなので、
ラップ巻いてたくさん汗かいてラップを取れば一時的にそこの部位が細くなっているかも分からないんだけど、あくまで水分が一時的に移動しただけなので、
また他の部位から水分が集まってきて同じように戻るので、
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ラップを巻いて部分痩せさせるというのはありえない間違った情報ですので、やる意味がないです。
お腹の脂肪が気になると言っている人は大抵太るとお腹から脂肪がついていく人がほとんどなので、
まず最初に脂肪がつくところはダイエットを始めればそこから脂肪がなくなっていくので、頑張ってダイエットしましょうということです。
筋トレなり、有酸素運動するなり、食事制限するなり、糖質制限するなり、いろんな正しいダイエット方法があるのでスタンドアウトにダイエットしていくのがいいです。
脂肪吸引に関しても話すと、脂肪吸引は運動療法や食事療法とは違って本当に部分痩せができます。
部分痩せをするための治療です。
皮下脂肪の多いところに皮膚に小さい穴を開けて陰圧をかけて物理的に皮下脂肪を吸い出してしまえば、取ったところは脂肪細胞の数が減って太りにくくなって、基本的にやった分の効果はずっと続きます。
脂肪細胞の数が減っているので脂肪を蓄える貯蔵庫自体が減っていて、基本的にリバウンドはしないのですが、
かといって脂肪吸引して細くなったらどれだけ食べてもいいかというとそれはまた別で、たくさん食べてオーバーカロリーになれば必ず体のどこかにエネルギーが貯蔵されるので必ず体脂肪が増えます。
脂肪吸引、お腹周りをガッツリやってお腹周りが細くなってその後食べ過ぎればお腹周りにはそんなに脂肪がつかないのですが、それ以外のお尻とか腕とか顔についたり内臓脂肪についたりするので脂肪吸引して部分痩せしたからといってどれだけ食べてもいいというわけではないです。
同じことが言えるのは脂肪溶解注射です。脂肪溶解注射も脂肪細胞自体を破壊してなくしてしまうので、やった分の効果はずっと続くのですが、
それで細くなったかといってどれだけ食べてもいいということではなく、他の部位の脂肪細胞にまた脂肪が蓄積されるし、脂肪溶解注射とか脂肪吸引した後の部位だってちょっとは脂肪細胞が残っているからそこの部位もちょっとは太ります。
脂肪吸引や脂肪溶解注射をして、その後プラスマイナスゼロのカロリーで太らないようにすればその分の効果は永久に続いてリバウンドしないですよ、そういうことです。
はい、以上です。
先生ありがとうございました。
ありがとうございました。
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