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2024-05-30 09:58

猫の人馴れに革のグローブは逆効果

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試して後悔する飼い主さん急増「革グローブ」で撫で撫で
✔効果ある猫、逆効果な猫
✔グローブを恐がる理由
✔負担が大きいとどうなるか
✔飼い猫には伸びる孫の手がお勧め
✔人馴れはチャレンジゾーンを狙う
✔楽しい時間を共有し信頼関係築くのが大事

#猫の人馴れ #保護猫 #保護活動
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こんにちは。猫を幸せにするラジオの2回目を今日はやっていきます。
今日のタイトルは、猫の人馴れに革のグローブは逆効果という内容でお話をしていきますね。
最近ですね、SNS、インスタとかYouTubeで動画が出回っているようでして、
しかもですね、これは保護活動をされている方の動画で、
革のグローブを手にはめて、それで人馴れしていない猫を無理やり撫でつけて、
上から押さえて撫でつけて、それを継続してやることで猫を人馴れさせるという方法が出ていて、
それを真似する飼い主さんが増えているんですね。
それによって、家庭内のらみたいなチャターとか、顔を見るとパニック起こして逃げ惑っちゃうという相談がとても増えているんですね。
なので、その革のグローブ、あんまり良くないよというお話をしていきますね。
これはですね、うまくいる猫もいるんですよね。ただごく一部だと思います。
どちらかというと、人馴れしやすい猫っていうのかな。今は慣れてないけれども、
そんなに時間かけずに人馴れしやすいっていう猫にはおそらく向いていて、
逆に向いていないのは、すごく攻撃的だったり、攻撃的な猫って、
普段猫って、猫パンチしてきたり噛みついてきたりするので、
もちろんそういった攻撃されても大丈夫なような革の手袋なんだけれども、
でも飼い主さんも怪我をするリスクがあります。
それからすごく怖がる猫も多いですよね。
そんな猫たちには、このやり方はストレスが大きいんですね。負担がすごく大きい。
この革のグローブっていうのは、私も何種類も買ったんですけれども、
びっくりするほど巨大なんですよね。ロングブーツかなっていうぐらい大きいんですよ。
なので手にはめると肩のあたりぐらいまでくるぐらい大きくて、
それでもって、革なので獣臭がすごい。
普通の革製品と気にならないぐらいものすごい獣臭がするので、
猫たちはそれによってさらに怖がらせちゃうんですよね。
なので攻撃的な子は、より攻撃的に怖がる子は、より怖がらせてしまうということになってしまってますね。
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ただ、そんなやり方なんだけれども、でもその方法でも短期間で猫がひとなれするのであれば取り入れるということもありなんだと思うんですね。
ただ、このよく広まっているYouTube動画っていうの、多分これですっていうリンクをフォロワーさんが教えてくださって、私も実際見たんですけど、
毎日何時間も数週間も続ける必要があるそうでした。
その猫も本当にパニックを起こしちゃっていて、やっぱりちょっと無理やり捕まえて抑えつけて膝の上で何時間かやっていたりとか、
あとは首輪とリードをつけているんだけれども、猫ってすごいパニックするとジャンプしたり壁をかけ上がるようなことをするんですが、
そんな状態になってしまっていて、それでもリードをしているので逃げられなくて、無理やり捕らえられているような、見てられないような感じのものでした。
なので負担がやっぱり大きすぎるので、もし猫エイドとかを持っている子であれば、そんな長期間やっちゃうと発症しちゃう可能性もあるし、
あとはFIPなんかもストレスによって発症してしまうので、そんなリスクもひょっとしたらあると思います。
なのでそれだけ毎日時間も期間もかかるのであれば、グローブじゃなくても、私がお勧めしているのは伸びる孫の手なんですけど、それで十分人慣れするんですよね。
伸びる孫の手は何でお勧めかというと、伸びるので猫の人慣れ度に合わせて長さ調節できるし、そしてその孫の手の先っちょがちっちゃいので、グルーミングに似ているんですよね。
猫たちって猫同士グルーミングをしあって、自分がグルーミングできない箇所、顔の周りとか頭とか、自分がグルーミングできない箇所をその孫の手でなでなでされることによって、仲間とか母猫にグルーミングされているような感触でだんだん大丈夫になっていくんですよね。
なので孫の手がお勧めです。
そして猫との人慣れ、スキンシップというのは、チャレンジゾーンを見極めるのが大事になってきます。
このゾーンは、セーフティーゾーンとチャレンジゾーンとパニックゾーンというのがあって、セーフティーゾーンというのは猫が余裕でできるやつですね。
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チャレンジゾーンというのはちょっと頑張る感じ。
ちょこっとイカ耳になったりとか、挨拶程度のちょっとシャーとか猫パンチは出るけど、その後は頑張って耐えられるみたいなやつがチャレンジゾーン。
パニックゾーンというのは、本気度の高い猫パンチとか威嚇とかが飛んでくるようなやつ。
なので、先ほどのグローブ使うようなやつの動画の子たちはパニックゾーンの感じでしたね。
そうなっちゃうと、猫の人慣れって信頼関係が大事になってくるので、信頼関係の構築が難しくなってしまうんですよね。
ですから、このグローブを使うのは、このYouTube動画も保護活動を長くされていて、何百頭もされているっていう方の指導のもと、猫カフェでされているような動画だったんですけど、
そういった専門家の指導のもと、保護団体とかが取り入れていくっていう意味では全然アリだと思います。
保護団体っていうのは、できるだけ早く猫の人慣れをさせて、里屋さんを見つけましょうっていうことなので、
多少の小無理とかのところは、専門家の指導のもと、この子だったらいけるんじゃないかいっていう目利きのもと、やっていくのはアリだと思います。
ただ、そういった猫を受け入れて、一般の飼い主さんがやるってなってくると、きっとこの猫のパニックさに耐えられないんですよね。
耐えられず、きっと途中でやめてしまう。
そして、このグローブナテナテは、やりきらないとおそらく意味がないやり方で、途中でやめてしまうことによって、勝てないのらになったりとか、飼い主さんの顔を見ると恐怖で逃げ出しちゃうみたいなことになってしまうので、
あんまり一般家庭に入った飼い主さん向きのやり方ではないですかね。
なので、お迎えした猫の場合は、怖がらせるようなひとなれを焦ってやるのではなくて、楽しく猫たちとできること。
なので、伸びる孫の手を使ったなでなでとか、おやつとか、おもちゃとか、そういったことを楽しい時間を共有しながらね、少しずつ猫のひとなれの様子が変わっていくのを楽しんでいくっていうのがいいですかね。
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はい、私も過去にいろんなことをやってきました。保護団体時代もタオルでね、こう捕まえて、抱っこして、なでなでするみたいなことも焦っていろいろやってきましたよ。
それが向いてる猫もいるんだけれども、向いてない猫もいるし、やっぱり捕まえるまでにはグローブをしたりとかね、パニックゾーンの状態で無理矢理捕まえなければならなくて、それが毎日ってなってくるとやっぱりめちゃくちゃ嫌われちゃう。
なので、向き不向きありますかね。
はい、なのでおうちに譲渡された普通の猫さんたちには、伸びる孫の手っていうのがおすすめになってきます。その辺もね、また今後お話できたらと思いますよ。
はい、今日はそんなお話でした。ではまた。
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