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2023-10-30 09:32

B008-009録音した音を比較してみるテスト

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今回のSIDE-B008・009では、屋外と屋内で録音した音にLISTENのラウドネスノーマライズとノイズフィルタをかけると音がどうなるのか、検証してみました。

全部のエピソードを公開してしまうと数が多すぎるため、比較用のエピソードは限定公開にしておきます。気になるものがあれば、概要欄からリンクをクリックして聴き比べてみてください。

 

★008屋外収録

3つのデバイスを使って同時に録音しています。

・左手:M2 MicTrak

・右手:iPhone本体を持って電話かけるスタイル

・首元:ピンマイク(F2-BT本体付属のピンマイク)

 

収録環境は公園のベンチです。

公園の周囲は比較的車の通りが多く車の音がかなり入っているため、ノイズフィルタがどのくらい効くのか気になるところです。

ZOOM F2-BTとM2 MicTrakは32bit floatで録音すると波形が小さいため(そういう仕組み)、LISTENのラウドネスノーマライズでどうなるか気になるところです。

 

★009屋内収録

5つのマイクを使って同時に録音しています。

・本体自立: iPad本体内蔵マイク/アプリ:ボイスメモ(オーディオ品質:非可逆圧縮)

・スマホスタンド:iPhone外付けマイクZOOM iQ6/アプリ:ZOOM Handy Recorder(AAC 128kbps STEREO)

・マイクスタンド:SHURE SM58+DYNAMITE+USBオーディオインターフェイス+Mac mini/アプリ:GarageBand

・首元:ZOOM F2-BT+本体付属ピンマイク(32bit floatで本体に録音)

・マイクスタンド:ZOOM M2 MicTrak(32bit floatで本体に録音)

 

収録環境はいつもの自分の部屋です。

ノイズフィルタの効果を検証するために、あえて窓を開けて外の音(主に遠くに聞こえるロードノイズ)が入るようにしています。

屋外収録の音源に、ラウドネスノーマライズとノイズフィルタを両方ONにすると、ザラザラした音になってしまうことがあったので、屋内収録でそもそものノイズが少ない音源に対してラウドネスノーマライズとノイズフィルタを両方ONにするとどうなるのか気になるところです。

 

試しに聴いてみたい人は下のリンクから飛んでみてください。

 

★屋内収録5デバイス

(1) iPad本体内蔵マイク/アプリ:ボイスメモ(オーディオ品質:非可逆圧縮)

(2) iPhone外付けマイクZOOM iQ6/アプリ:ZOOM Handy Recorder(AAC 128kbps STEREO)

(3) SHURE SM58+DYNAMITE+USBオーディオインターフェイス+Mac mini/アプリ:GarageBand

(4) ZOOM F2-BT+本体付属ピンマイク(32bit floatで本体に録音)

(5) ZOOM M2 MicTrak(32bit floatで本体に録音)

 

上記5つのうち(1)のiPad本体内属マイクで録音したもののみ、元ファイルを直接LISTENにアップロードしています。

(2)-(5)は音声ファイルをGarageBandに取り込んで、プラフインは何も設定せずに、mp3/128kbpsに書き出し(書き出し時のノーマライズはオフ)したファイルを使用しています。

 

★屋外収録デバイス

(6) iPhone本体内蔵マイク/アプリ:ボイスメモ(オーディオ品質:非可逆圧縮)

(7) ZOOM F2-BT+本体付属ピンマイク(32bit floatで本体に録音)

(8) ZOOM M2 MicTrak(32bit floatで本体に録音)

 

上記3つのうち(6)のiPhone本体内属マイクで録音したもののみ、元ファイルを直接LISTENにアップロードしています。

(7)(8)は音声ファイルをGarageBandに取り込んで、プラフインは何も設定せずに、mp3/128kbpsに書き出し(書き出し時のノーマライズはオフ)したファイルを使用しています。

 

★屋内収録時の様子はこんな感じです。wRf8B7pgqk0ggw2DmoJ7abwEvMCM64BnuMLB1dSBD.jpg

サマリー

今回のポッドキャストは、「サイドB008-009」というタイトルで、屋外と屋内で録音した音声に、LISTENのラウドネスノーマライゼーションとノイズフィルターをかけた場合、音がどのように変化するのかを検証しています。このエピソードでは、デバイス、屋外録音、屋内録音、ノイズフィルター、ラウドネスノーマライゼーションについて紹介しています。

00:01
どうも、おだじんです。
今回は、サイドB008-009と題しまして、屋外と屋内で録音した音に、LISTENのラウドネスノーマライゼーションとノイズフィルターをかけると、
音がどのように変化するのか、検証してみました。せっかくなので、デバイスもいろいろなデバイスを使って、同時に録音してみました。
屋外と屋内の録音
屋外では、ZOOM M2マイクトラック、iPhone本体、ZOOM F2BT付属のピンマイク、
これら3種類のデバイスを同時に使って録音しています。
屋内の収録では、iPad本体の内蔵マイクをボイスメモアプリを使って、
iPhoneの外付けマイク、ZOOM iQ6、それからSHURE SM58のマイクをUSBオーディオインターフェースに繋いでMac miniで、
さらにZOOM F2-BTとZOOM M2 MicTrakと、屋内では5つのマイクを同時に使って録音してみました。
こういった音声の検証というのは、他の人もやられていますが、
同じ喋りを別々のデバイスで録音するというのは、
同時に録音するというのは、なかなかやっている人がいないので、今回はLISTENの機能の検証というところもそうですが、
違うマイクを使って録音してみると、そのマイクによる違いがどのぐらい出るのかというのも併せて確認してみようということでやってみました。
なぜこれをやろうかと思ったかというと、 実は自分で収録して配信している一日一配の声日記ですけれども、
たまにですね、 (LISTENで)ノイズフィルターをかけた時に、
ノイズフィルターをかけたのに非常にザリザリと、 余計にノイズがかかってしまうような状況になったことがあって、
それがなる時と、ならない時が、 区別がつかない、
どういう条件だったらザリザリするのか、どういう条件だとザリザリしないのかというのがちょっとよくわからなかったので、
そういった、 どういう条件の時にどういうフィルターをかけると
いい音で、より適切な音になるのかということを確認したいなと思って、いろんなパターンでやってみました。
特に声日記は手軽に録って、手軽にアップしてという、 その手軽さが非常に大事だと考えています。
毎日のように、日記なのでね、毎日のように録音してアップできる、 それが気軽にできればできるほどハードルが低いと言えますし、
今までポッドキャストをやったことがない人が始めてみようと思った時にも、 より手軽にできればその方が始めやすいということで、
iPhone 本体だけでできますよというのを、私もノートにマガジンを書いたりしてはいるんですけれども、
せっかくやるなら、より音も、 ちゃんとした音というのか、
聞き取ってもらいやすい音にしておいた方がいいでしょうということで、 できるだけ簡単に、
よりいろんな環境でやろうと思った時に、 どういうマイクを使ったり、どういう設定でやるのがいいのかと、
マイクと設定による音の違い
なるべくLISTENだけで完結できるようになるのかということを試してみようと思って、 やり始めてみました。
すべてのエピソードを公開してしまうと数が多いので、今回は概要欄に、
各エピソードへの限定リンク、比較試聴用の限定リンクを貼ってあります。 どういう組み合わせの音を聞きたいかは、皆さんそれぞれ自分で聞いてみたいものを聞いてみてください。
声日記は結構屋外でフィールドレコーディングする方も多いので、 フィールドレコーディングをする時にどうなのかなという方は屋外収録のものを聞いてみてください。
普段屋内でしか録らないよという方は、屋内収録のものを参考にしていただくといいと思います。 それではですね、
ぜひ皆さん聞いてみたら、感想とか、聞き比べてみてこう感じましたみたいなものは、よかったらコメントしてもらえたら嬉しいです。
正直人間の耳も人によって違いますので、どんな風に聞こえるとか、どれが良いとかどれが悪いとか、
そういうのは人それぞれの感覚の違いも結構影響するかなと思いますので、
ぜひですね、皆さんそれぞれにどれをどんな風に感じたかというのを聞いた感想を書き込んでいただけたら嬉しく思います。
ちなみに私はですね、やってみて思ったのは、屋外収録に関してはiPhone本体を電話持ちして喋ってそのまま
何の編集もせず、LISTENでも何の加工もせずにアップしてしまうのが一番良さそうかなと。
若干その音量が小さいとかノイズがどうこうっていうのはあるかなと思いますが、
自然に聞けちゃうんじゃないかなっていう気がしました。 一番それが手軽なので、その手軽さと音質のトレードオフを考えても
iPhone本体を電話持ちして録るのが一番 楽だし簡単だし、音もそこそこだしということで
まあいいんじゃないかなというふうに感じました。 屋内収録に関しては
そうですね まあこれは結構好みもあるかなっていう感じですけども
やっぱり手軽なのは録って出しできる iPhoneとかiPadの本体内蔵マイク、ボイスメモを使うのが一番いいかなと思いました。
音にこだわりたい場合はマイクとかアプリとかいろいろこだわってみるのがいいかなと思います。
ちなみにZOOM F2-BT、ZOOM M2 MicTrakは32ビットフロートという形式で録音ができます。
この形式で録音をするとそのファイルのその仕組み上ですね 波形が小さくなってしまうので音圧の調整、音量の調整というのは必ずやらないといけないんですけれども
これをLISTENだけでやれると手軽にできることになるかなぁというですね まあちょっと
そんなふうに感じましたので ZOOM F2-BTとZOOM M2 MicTrakはそのラウドネスノーマライズをLISTENでかけてどのぐらいどんな
ふうに変わるのかっていうことを中心に その機器を持っている方は特にね
あの試しに聞いてみていただけるといいんじゃないかなと思います 繰り返しですけどもその音にこだわる場合はマイクもそうですし部屋もそうですし
まあそういった環境とかデバイスを整えることと あとはその編集でどんなふうに自分で好みの音にしていくかっていうところ
そういったところはまあそれぞれ皆さんのね やりたいようにやればいいかなというふうに思います
まあ何しろ今回はね手軽にやるならどれかというところと まあそのLISTENの
機能ですね 使ってみるとどんなふうに音が変わるのかというところを確認したいなと思って
今回はやってみました ちょっと気になっているのはねやっぱそのさっき言っていた
ノイズフィルターかけるとザリザリしちゃうっていうところは これはなんかもうちょっとあのLISTEN側のノイズフィルターの設定とかで
何らかのちょっと工夫ができたりする部分があるんじゃないかなと思っていたりもします この辺はちょっと個別にLISTENの近藤さんにも
聞いてみていただいて何かできることがあるか確認してもらおうかなと思っておりました はいということで
サイドB008それから009お届けいたしました 皆さんいろいろ聞いてみてなんかコメントしてくれたら嬉しいです
それではまた
09:32

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

すご!よくこれだけ網羅的にやりましたね。 ちなみに、ザラザラが気になるのは、どの組み合わせのものですか?

屋外で録音したものに、ラウドネスノーマライゼーションとノイズフィルタを合わせがけしたものが、ザリザリしてます。マイクの種類によって微妙にザリザリの度合いが違いますが、私はどれもザリザリが気になりました。屋内も合いがけすると微妙にザリザリを感じますが、これは気にならない人もいそうだなと思います。 私なりの予想ですが、屋外収録は、そもそも元の音声のノイズ(車の音など)が大きすぎることに原因があるのかなと。 元のノイズが大きい→音圧を上げちゃうともっと大きくなる→ノイズフィルタで除去しきれない、、、という流れなのか、もしくは、そもそも車の音はノイズフィルタで除去しづらいのもあるのではないかなと。 ノイズフィルタをかけても、静かなところで録音したものと同じレベルまでノイズ除去されるとは元々思ってませんので、機能的にはこのままでも良いと思います。 LISTENサーバ側のノイズフィルタの設定値を調整することで、ザリザリが起きにくくすることもできるかもなと思ったのですが、そこまでやりたければ、自分で編集しようぜ!で良いと思いました。 AIが元の音源のノイズを解析して、適切な設定値でフィルタかけてくれる、みたいなことが出来たら良いかもしれませんが、サーバ負荷が高そうですね。 私なりに今回の検証で感じた使い方のポイントとしては、屋外収録はノイズを無理に除去しようとせず、ノイズも含めて楽しむべし!ですかね。ノイズが嫌なら屋内外問わず静かなところで収録しようぜと。そんな感じでした。

なるほどー。仰っていることがわかりました。 たしかに、声のある部分がザリザリしていますね。音がある部分で、ノイズだけを分離するのが難しいのでしょうね。 ただ、屋外のノイズも、声のない部分はかなり取れているのもちょっと驚きました。 網羅的な検証、とても参考になりました。ありがとうございます!

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