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2021-06-15 04:59

【詩吟ch】初心者向け:ひまわりの素敵な和歌<向日葵は>

向日葵は / 前田夕暮
向日葵は 金の油を身に浴びて
ゆらりと高し 日の小ささよ

#詩吟 #和歌 #向日葵
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは詩吟歴がとっても長い私、heyheyによる詩吟というとてもややこしい、違うな、日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、漢詩や和歌、俳句を一つご紹介して、吟じ方、楽しみ方、どんな意味なのか、そういったところを説明して吟じていきたいと思います。
今日ご紹介するのは、和歌を一つご紹介したいと思います。
これからますます暑くなっていきます。関東は梅雨入りしたんですけれども、30度ぐらいありますね。暑いですね。
ということで、この詩を選ばさせていただきました。
前田夕暮という方が作られた、ひまわりは、という和歌になります。
とてもですね、僕の奥さんがひまわり大好きなんですよ。だからちょっとこれが目に止まったという形になります。
前田夕暮という方は明治から昭和にかけて活躍した神奈川県生まれの歌人ということになっております。
まあ、あんまり僕も知らないですね。ただまあ、この内容とても美しいので聞いてみてください。
ひまわりは金の油を身に浴びてゆらりと高し日の小ささよ。
どのような意味かと言いますとですね、もう夏の猛烈な日差しの下ですね。
ひまわりは金色の油を身いっぱいに浴びて、これはギラギラとした太陽のことを指しているんですね。
油を身いっぱいに浴びて、大きな大きな花を高いところにゆらりと咲かせると。
そうするとですね、まるで背景の太陽がとても小さく見えるようだ。
そういうふうに言っているわけですね。ひまわりがとても大きく立派に成長している。
そんな様子が伝わってくるものです。いいですね。
本当にイメージが湧きやすい詩っていうのはやはり吟じていてもですね、気持ちが入りやすいので、僕は好きです。
詩吟、特に和歌はですね、女泳と本泳というふうに2回繰り返して吟じるわけなんですけれども、
女泳はシンプルに淡々と、本泳はできるだけ感情を込めて高らかに。
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特にこの詩はですね、ひまわりの高さ、身いっぱいに浴びるこの日差しの強さ。
これが本泳のところでのびのびとギラギラと吟じれたらいいのかなと思います。
それでは吟じていきます。
ひまわりは前田ゆうむれ
ひまわりは金の油を身に浴びて
ゆらりと高し日の小ささよ
ひまわりは金の油を身に浴びて
ゆらりと高し日の小ささよ
これからひまわりの季節ですね、ちゃんと楽しみたいと思います。
奥さんとですね。
今日は以上です。ありがとうございました。バイバイ。
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