1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
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2022-12-16 16:46

【詩吟ch】質問回答:「地を這うような声」の出し方<偶感>

偶感 / 勝海舟
孤峰 碧旻に秀ず
之を観て 真を養う可し
擾擾 何事をか成さん
時危くして 偉人を思う


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00:01
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。本当に朝と晩はめちゃくちゃ寒くなりましたね。暖房がないと生きていけないみたいなそんな感じになっております。
今日は奥さんと娘と天気が良かったんで、近くをぐるぐると散歩して、結局いろいろ寄り道して1時間ぐらい散歩したんですけれど、娘も基本的にはずっと寝て眠っているんでしょうね。
だんだんモゾモゾし始めるんですよ。もうそろそろこの抱っこ紐から出たいみたいな。モゾモゾモゾモゾ手がもきもきもきもきし始めたら、そろそろ帰ろうかなみたいなそんな感じですけれど。
こういうゆっくりした時間が本当に何よりも幸せだなぁと感じました。特に何のうちもないんですけど。
さて今日の本題ですけれども、血を這うような声の出し方。こういうテーマでお話ししたいと思います。
こちらはですね、youtubeの方でマヤさんから質問をいただきました。いつも本当にありがとうございます。
そうですね。血を這うようなアイウエオはどのように出すのでしょうか。
アーッと聞こえますが途中からお腹に力を入れているのでしょうか。
アについては人によってはあまり口を開けなくても美しい音が出たりするので、それも不思議に思います。
開ける口の大きさなどもヒントをいただけたら嬉しいですという質問がありましたので、それに回答していく形になりますね。
メインはこの血を這うような声。僕が他のところで先生が言ってるかなというところはちょっと怪しいんですけれど、
基本的に僕が言い出したという前提でお話しさせていただきます。
そうですね。まず大前提から言うとですね、これはなかなか上級者向けの話をしているなと思っております。
まず、腹式呼吸、その喉声じゃない声の出し方をやった上で、その次のステップみたいな位置づけになっております。
なので、そうなかなか難しいんですよ。
今日どういうふうに答えようかなってだいぶ悩んでいたんですけれど。
そして、この血を這うような声の出し方。
これはですね、通常通り声を思いっきりお腹で力を込めて出しましょうっていう場合は、
この遠くに声を飛ばすようにっていうふうに僕は言ってるんですね。
03:02
直近だとこの伸びるストレートボールのように。
斜め上にどこまでも遠くへポーンとボールが飛んでいく。
そういうイメージで声を出すとですね、いい声になるよと。
気持ちよく出せるよという話なんですけれども。
銀においてはですね、ここからもうさらに一歩踏み込んだ意味で言うとですね、
力強さ、そして音の安定性ですね。
ここをもっと高めていくために血を這うような声の出し方をした方がいいというふうに私は話しております。
伸びるストレートボールはですね、もうまさしくそのようにですね、
どこまでも若干斜め上に、もう勢いが余って上、上と。
声がもしかしたら若干上ずるかもしれないんですね。
まあとはいっても本当にわずかな話ではあるんですけれども、
8分の1とか16分の1とかそれぐらいの音のズレを抑えようとした場合にですね、
そういう時に血を這うような声を出しましょうということになります。
だいぶすいません、もったいぶってしまったんですけれども、
やるべきこと、ポイントとしては結構意識することばっかりで恐縮なんですけれども、
まずはですね、一つ目は口を開けますよね。
口を開けた時の口の下半分、下半分から声が出ている。
そして、そこから上には上がらないようなイメージを持つということです。
口を開けたら全部そこから音が出るのは当然なんですけれど、そうじゃないんだと。
その中の口の中のさらに下半分から声が出ているんだという、そういう意識を持つんですね。
声で出すと、口でただバーっと出すと、
アーッアーッっていう風になるんですけど、下半分を意識するとですね、
アーッアーッアーッアーッ
この違い分かりますか?
たぶんこの音だけでやるのは結構難しい気がするんですけれど、
ポイントの2つ目はですね それを意識すると下っ腹にこの
丹田に力を入れるこの入れ具合 がですねより強まりますよりお腹
が疲れますそうですね疲れるということ そしてなんというかなこれも3つ目
イメージになるんですが本当に ですね声があのただのびのび出
そうとすると上に上がっていく のでそれを一切許さない下へ下
へ押さえつけるんだというイメージ を持つんですよ決してあのなん
というかなただえぐればいいとか そういう話ではないんですねおお
06:03
ってやったら必ず血を這うよう になるとかそういう話ではないん
ですねそしてそれはもちろんあいうえお とか別の母音になったからといって
変わりませんおおいいううって やったからといって血に這うような
感じにはならないんですね意識 の問題で押さえつける押さえつける
ということでどうすれば便性粛々 特に主音のところで来るかなちょっと
吟じてみますね地に押さえ押さえ つけないような吟じ方で言うと
こうなります便性粛々まあこれが 結構楽な感じで吟じた風になります
かねこれを押さえつけた場合血 を這うような声の場合はこうなり
ます便性粛々この違いわかりますか ね同じ音同じ声量なんですけれども
力のかかり具合が違うんですよ 本当そうですねいやもっとうまい
こといろいろ言わないといけない ないやすいませんね今日ももじゃ
もじゃしててそうですねああああ ってやると通常の声の出し方です
とね唇とかあまりビリビリはしないん ですけれど僕の場合血を這うような
声を出そうとするとああああああ 本当そうですね空気の通り息唇
をですね空気が通っている感じが 少し感じるんです唇下唇まあ
口の形によっては上唇もなんです けれどそこを空気が通っている
のを感じます決してですねその軽く 音を出すんだ俺音を出すという
よりはですね息の流れかな息の流れ が少なくとも
口の下半分だけで収まるように意識 するんですよいやーこれは今日
僕ダメだな全然うまく話してない なああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
eyelets が
できるだけ口の下半分ォー 通り抜けるようにそして上には上がらないように
いうホーナーそういうイメージを持つああ ああではなくて
09:03
a 2 上にあげない
ますぐもしくはちょっと下にわずかに下に 息が
行く、喋っていく、えぐり込んでいく、そういうイメージで、はぁとしてそこに息をのせる感じがすかなり、はぁーぼ、おぉーぼ、おぉーぼ、別にえぐってるわけじゃあないんですよ。
ということで、じゃ、自分も今何話したかあまり頭の中を記録が追いついてないんですけれども、そんな感じですね。
うん。なので、咀の開け方が大きければ、血をはうようになるとかそういう話では、ないんですよ。
喉の開け方とか口の開け方というよりは意識と そして腹式呼吸タンデーの力の込め具合
ただこのタンデーの力の込め具合はこの唇周り 声の出し方を意識すると自然に固まるように僕は今なっています
だから下に下っ腹に力を入れたら ok かというとそれもちょっと逆転しているような気はするんですけど まあやってみても悪くはないかもしれないですねいつも以上にお腹に力を入れる
て言うとでもちょっとそれだと目的と手段がごっちゃになっていますので そう出したいのは決して上に上げないんだというこの強い意識ですね
そう ということですマヤさんこれ伝わったでしょうか
3割でも伝われば嬉しいんですけれども そうまだわからないところがあれば具体的に質問していただけると
追加で答えしようと思いますということでこんな感じですね さて後半後半ですね後半ギンジていきたいとおもいます
後半ギンジるのはですねかつ回収作 空間ですこちら僕大好きな銀でトップ3に入るんですけれども
そうこの地を這うような声の出し方これを意識したのはですね この銀なんですよ初めて意識したのはこの銀なです
市銀のまあ先生から教わっていやいやそんなそんなあの 軽い銀じゃないんだともっと下に下にもっと下に意識するそれを決して緩めない
のみたいな感じでもうひたすら言われるんですね 言われ続けるでもやはりですねそれを意識すればするほどこの銀が良くなっていくんですよ
重みが深くなっていくんですよこのかつ回収のどっしりしたああ こういう重みがですね少しでも表現できているなぁというふうに感じたんでこのし
本当に地を這うような声 学びましたのでこれを厳じていきたいとおもいます
じゃあ自分からさらさらいきますね 空間かつ回収
古法壁輪にひず これを見て心を養うべし
上々何事かなさん 時危うくして偉人を思う
ですね 青空にただ一つそびえ抜きんでいている山がある
12:01
その山を眺めていると天から与えられた真の生命が自然に養われるようである 真の生命を養おうとせず常にあれこれと騒がし騒がしくしていて一体何を
成し遂げることができようか 私にはこの重大な時期にあたって真に優れた人物への思いがしきりなのである
いうことですね じゃあこちら厳じていきます
空間 かつ回収
古法壁輪にひず
これを見て
心を
養うべし
上々
何事かなさん
危うくして
偉人を
思う
疲れた もう腹が痛い下っ腹が痛い
そう本当に そうちゃんと力入れるとですね疲れるという何か当たり前のことを言っちゃったんですけど
うんと そうですね
言葉が少ないんですよ五言絶句なんですよ なので
本当にこの
説長で力強さを何とか表現しないといけないんですね
出だしですよもうきく 古法古法だけですね
コホオオオオオオオここでももう地を這うように
おーでさらに主音に落として
15:00
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオエンもうぶわーと地を這うんですよね
ここがフワフワーとやっているともうなんと言いますかもう銀が台無しになる
ハァー 敵便にってやるともうもうダメです
もう重みが全然でなくなってしまうんですね でこれを見て信を養べし冗条冗条ですよ
上場もですねもうここも高い音なんですけど それでも血を這うような決して浮き上がらない
そういう力強い声を出す必要があると思うんですよね 本当にあの今年は
不要なことは一切無駄を省いて むしろ言葉少なすぎるんじゃないかっていうぐらいですね
そこに何か凝縮されているんですよ 勝ち返しの気持ちがですね
シンプルに収まっていて だからこそですねその力強さを表現するためには
こういう血を這うような声がいるのかなと
もっと明るい歌とか爽やかな吟とか詩文であれば また別の吟じ方になるかなと思うんですけれども
そうこういう詩文においてはですね やはり重厚感力強さそういうものを出すためには
この血を這うような声大事かなと思います
今日の話なかなか難しかったかもしれないんですけれど 少しでも伝わりましたら幸いです
コメントや感想などお待ちしております
リクエストもですね またネタ切れし始めてきたんで
こういうのを教えてほしいとか知りたいとか 僕の考えが知りたいとかそういうこともありましたら
ぜひぜひお待ちしております
ではでは詩吟のミルクを発信する詩吟チャンネル どうもありがとうございました
バイバイ
16:46

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