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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今日もですね、絶賛喉の調子がまだうまくいかないなというところです。
ダメですね。本当にこの秋雨の時期っていうのは、
さっさとすっかり秋晴れを感じたいなって思います。
娘はですね、最近ご飯食べるときに号令をかけるのが好きになってきたみたいなので、
今まで一緒に、せーの、いただきますってみんなでやってたんですけれど、
それをやるとですね、言わないでって先に言って、
なにやいちゃんが先にやるからみたいな。
で、せーのって言った後に自分も一緒にいただきますって、
それも言わないでって言うんですね。
自分でちゃんとせーの、いただきますって言った後に、
しばらく経ってから僕と奥さんがいただきますって言わないと怒られたんですよ。
だんだん人前に立つとか号令をかけるみたいな、
僕みたいな性格がじわじわ出てきてるようで若干心配です。
では今日はですね、時間ないんでサクッとした話にはなるんですけれども、
でも大事ですね。
調子が悪い時の向き合い方ですね。
喉の調子が悪い時の向き合い方ということでお話ししたいと思います。
僕も20年以上試吟をやってきてるとですね、
今日みたいな感じとか喉が本当にダメで、
いくら練習しても上手くいかないとかですね、
そういう時が本当にあります。
そういう時に何をやったらよかったのかとかですね、
こういうことできたよねとかそういう反省があるので、
それはですね、分かりやすくお伝えしたいと思っております。
喉の調子が悪いとですね、本当に全体的に崩れていきます。
喉の調子が悪いからいろんなところに自信がなくなっていって、
集中力が散漫になっていつも以上にさらに声も悪くなるし、
はたまた他も集中できないからですね、
マイク撮りが悪くなってしまったり歌詞を忘れてしまったり、
いろんなことがどんどんどんどん崩れていきます。
そういうのはですね、まずは何でしょうね、
受け入れましょうっていうのが僕の一つ目のアドバイスですね。
そんなのはいくらでもあります。
そういうのをですね、体験してくるとだんだんと鍛えられるっていうのがあるので、
その悪い状態をさっさと効率的に解決しようっていう意識はですね、
下手に持ちすぎるとあんまり良くないんじゃないかなというところです。
なのであんまり無理をせずですね、
今はこういう、ただのこういう波があるんだっていう風に、
そういう心持ちを持つことが大事かなと思います。
ただですね、それで言ったら今日のお話がもともこもないのでお話しするとですね、
治せるところ、意識だけで治せるところは治すっていうことですね。
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どうしようもないところは諦めるとも言います。
喉の調子が悪い時っていうのはですね、
四言のこの骨組み5つありますよ。
発音、発声、アクセント、音程、この4つがあるんですけれども、
ダメなのはですね、これ発声だけなんですよ、発声。
なので発音とアクセントと音程はですね、
喉の調子悪いとかで全然音程がずれるんですとか、
そんなこと言っちゃあかんですよ。意識はできます。
発音ではですね、ちゃんとあいうえおをですね、
ちゃんとハキハキ動かせるか、
これよほどなんか口に怪我をしたとかじゃなければできるはずなんです。
口をちゃんと開けていますか、ちゃんとハキハキ動かしていますか、
動かしたらその後口を発声、吟じながら口をムニャムニャ動かしていませんかとかですね、
そういうところは小さい一歩ですね、踏み出すことが大事です。
アクセントも同じですね、言葉のアクセントぐらいはですね、
ちゃんと意識でなんとかなるはずなんですよ。
それが悪くなっているというのは他のところに注意力が散漫になっているからなんですね。
音程も同じです。音程も普段ずれやすいところをやはりそこはちゃんと意識しないとですね、
調子が悪かろうが良かろうがずれていくものなんです。
調子が悪い時に一層ずれやすいからそういう時に一層意識しておけばですね、
調子が良くなった時はちょっと意識するだけで良くなるんですよ。
ということで、この意識でなんとかなるところはいつも以上にそこを意識すると。
ただ急に三つ四つなんか意識できないようという方は一つだけに絞ってですね、
発音だけはちゃんと、調子悪いけど発音だけは丁寧にやろうという風に絞ってやればいいんですけれども、
このようにですね、意識力ですね、意識力勝手に言葉作りましたけど、
この意識する力、自分はこの弦をこういう風に注意するんだと思う力ですね、
これもちゃんと養われていきます。
調子が悪い時こそですね、この意識力の方に目を向けて、
実際に出てくる声がガッサガサであろうとも、
自分はこの弦のここの意識を頑張ったんだという、
そういう風に考えてもらえたら本当に良くなっていきます。
くれぐれもですね、なし崩し的に全部ダメだ、ダメだみたいな感じで、
ギャンギャンギャンギンしていてもですね、なかなかに良くなりません。
むしろ悪化することもなくはないので、
心持ちはですね、今は波があるんだという気持ちを持っておくというところと、
この意識力を鍛えるという視点でですね、
是非無理せず継続してもらえればいいかなと経験的に思います。
ではちょっと短いんですけど、
今日はこんな感じですね、本当に調子が僕もあまり良くない。
こういう時にあれですね、じゃあ今日の後半の弦に移るんですけども、
今日弦じるのはですね、僕の教科書には作者不詳って書いてあるんですが、
道館、美のオカルのズニダイスですね。
大田道館のシーンになります。
ちょっとこれ切ない系だから、声調子悪いといい感じかなって、
すごい悪いモチベーションで選びました。
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ではさらっと詩文を読んでいきますね。
湖湾、雨をついて帽子を叩く。
少女、為に送る花一紙。
少女、言わず、花は語らず。
英雄の心象乱れて糸の下し。
ではどういった内容か。
大田道館はある日、一人馬に乗って出かけたのだが、急に雨が降り出した。
一見の貧しい阿波羅屋に立ち寄って雨宿りをし、美のを借りようとすると、
一人の少女が出てきて、一本の山吹きの花を差し出した。
少女は一言も話さず、また花も何も語ろうとしない。
この武将はそれが何のことかわからず、思い惑うのみであった。
というなんかすごくオシャレな風景ですね。
ではちょっと細かく説明する、今時間がないので、
今日はさらっと言じたいと思います。
喉の調子はあまり良くないんでですね、それこそ今日話した、
他のところを意識して頑張りたいと思います。
道館、美のを借るの図に題す。作者不詳。
雨をついて、帽子を叩く少女。
為に贈る花石。
少女は一言も話さず、また花も何も語ろうとしない。
英雄の心象。
乱れて人の年。
いかがでしたでしょうか。
まあ悪くないんじゃないかなと思います。
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調子悪い時こそですね、あれですね。
自分を丁寧にするだけで、自分は十分素晴らしいものだからですね。
今日の自分の声はいいから、この自分だけ丁寧に聞いてくれみたいな。
そんなやつも全然ありだなって今思いました。
三つ目のアドバイスですね。
ということで今日はこんな感じでサクッと終わります。
明日はちょっと出張あるんですね。
配信怪しいかもしれないですね。
限定効果アドバイスもあるんで、
次は二日後か三日後かぐらいになるかと思いますけれども、
引き続きよろしくお願いします。
では、士銀の魅力を発信する士銀チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。