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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザクバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私はですね、若干疲れが溜まってきて、ピークが来ているような気がしております。
朝起きれないなと思って、夜かつにしようかなと思ったんですけれども、夜はですね、本当に娘を7時に迎えに行って、すぐ7時半に夕飯を食べて、8時半くらいにお風呂を入れて、9時から洗濯物をして、9時半から10時くらいに寝かしつけをやって、
だいたいそんな感じであるとですね、もう体力が切れて、いつもはそこから12時くらいまで作業するかなとか、娘が11時くらいまで寝ない時もあったりするんですけど、それで夜から朝5時半くらいに起きるみたいな、そんな流れなんですけど、
ちょっとあれですね、もう体力が、気力体力が、夜は体力がなくて、朝は寒くて、で、あと起きられる可能性がすごいとか、いろいろあるんですけれども、
まあそういう、きっとそういう季節なんでしょう。無理しすぎずですね、コツコツ頑張っていきたいと思います。
ちょっと冒頭からテンション低めで申し訳ないんですけれども、今日お話ししていく本題ですね、高い本数で吟じるべきか、低い本数で吟じるべきか、というちょっと難しいテーマを扱いたいと思います。
詩吟においてはですね、この本数というものが大事になってくるんですけれども、男性であれば2本3本ぐらいですね、女性であれば7本8本あたりが多いんじゃないかなと、年齢によってそこから少し低めになっていくという傾向はあるんですけれども、
まあだいたいそれぐらいのキーの高さで吟じる方が標準的だと思います。
で、今日はですね、まあそれは、今言ったのは一般論の話でして、そこからですね、自分に本当に合った本数というものが、まあ理想的な本数があるわけですよ。
そこが仮にあったとして、もしかしたらあなたはそれよりも高めの本数に設定しているかもしれない、いやもしかしたらあなたはそれよりも低めに設定しているかもしれないという、その可能性がある場合にどういった現象が起きているのか、どういったデメリットが起きているのかということをお話ししていきたいと思います。
まあつまりはですね、これを話すことによって今の自分の本数はちょっと高めかな、いやもしかしたら低めかなというふうに疑問を持つきっかけになっていただければいいかなと思っております。
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まずですね、資金を始めたばかりの人は得てして本数が低めになりがちな印象です。私そんな高い音出ないからっていうふうに謙遜して自信がなくて低めな本数になります。
一方ですね、下手に調子づいてくると逆に高めになるんですよ。僕とかまさにその典型例なんですけれど。議員を始めた経験によってそういう傾向があります。
低めの本数を選んでしまうことによる特徴、デメリットの特徴かな。本来のあなたの合っている本数よりも低めを選んでしまった場合どういった悪いことが起きるのかですね。
まず一つ目はそもそも声に張りがないですね。声に張りがない。転句のところもですし大揺りのところ中回しのところそういったところでですね。声をしっかりと張るって言った方がいいんでしょうね。
張ることができない。まだ余力がありそうな感じがすると聞いていて思ってしまうんですね。転句が厳しいのは正直まあわかります。だからですね転句に合わせるというよりは転句は自分の実力よりもちょっとオーバーしている。
ちょっと転句だと苦しいはぐらいの本数がちょうどいいです。そうですねそれぐらいが例えばその低めを選びがちな議員を始めたばかりの人から5年ぐらいまでの方で自信がないような方は転句が出ないからという理由でやっているのであれば転句は少し出なくてもいいから少し頑張りしろを見ておいてちょっと背伸びした形で設定したほうが良いと思います。
声に張りがないっていうのはですね物理的に声量がダメになりますし音も低くなりがち暗めになりがちになってしまいます。
やっぱり大会においてもですね他の人が張りがある声なのにあなただけ張りがない声しかもこれは別にあの本数だからいいというよりはですねあなたの声によって一番あなたの声の中で一番張りがあるのは何本なのかというふうに考えるべきなんですけれどもそれが女性であれば6本かもしれないし8本かもしれないというところですね。
本当に本数は難しいところでですね。やりすぎると感高いっていうのもあります。男性の場合はですね4本4本ぐらいが限度かなと思います。5本だとさすがに高すぎる聞いている人もですねちょっと感高いなって絶対的な感覚として思いがちです。
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女性の場合はこれどうなんでしょうね9本は大人の女性であったら9本はさすがに高すぎかなって印象がありますね。子供であれば9本はまあアリなんですけれど。子供で10本10本ならまあなんとかですけど大人10本もさすがにないかなというところですね。
だから6、7、8本の中で自分が普段7本であれば8本でちょっと頑張ってみるというのもいいかもしれないなというところです。
で今度はですねあの高めの方なんですよ。吟力が5年から10年15年にというふうに上がっていくとですね声がそこそこ出るようになってくるんですよ。
声が高めにやるとですね針が出るっていうのも相まってより高らかに出せるような感じがする。より自分は試吟を頑張っているんだというようなそういう感覚にもなるしあとはシンプルにキーが高くなると銀が明るくなるような映えるような感覚になるんですね。
でついつい選んでしまいがちこれはもうまさしく僕のことなんですけれども選びがちなんですけれども逆にですねこのついつい高めを選んでしまう人はこういうデメリットがあります。
一番大事なところはですねお腹を使った発生が発生そうですねお腹を使った発生がオロソカになっているということです。
本来であればその血を這うようなちゃんと芯を持ったですね声を出さないといけないんですけれども声が高くなることによってその針のある声に騙されるんですね。
針のある声を出しているから自分はいい声なんだというふうに勘違いしてしまうんですよ。
本来は別に針イコールお腹の使った声というのはちょっと別物でですね分けて考えるべきなんですよ。
なのでそう僕もですね2、3年ずっと言われ続けていましたね。
それまでちょっとあのしばらく我流でやっている期間があってで先生が変わってじゃあ吟じてみなさいって言われた時に僕は4本で堂々と吟じたんですけれどもちょっとうるさいわねみたいなお腹全然使えてないんじゃないみたいなことを言われたのが本当に記憶に残っています。
で今なぜそう言われたいのかようやく言語化できるんですけれどもやはりですね声質が、声質が浅いんですね。
ただ高い声っていうだけただ声が高くて声量が大きいだけっていうことなんですね。
それに本質的な力強さとか迫力が持たせられているかというとそうではないし自分でもですねついついそのいい声が出ていると勘違いしがちっていうところが怖いですね。
であともう一つはですねあのそれだけに声を出すことだけに頑張ってしまう。
自分の脳みそのこのリソースがですね集中力というものが声を出すことだけに裂かれてしまうっていうのが大きなデメリットになります。
本来であればですね別に出すことじゃなくて発声発音アクセント音程環境強弱市場表現こういったところ全部ですねいろんなところに集中を割いてより良い議員をやっていく必要があるんですけれども。
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声を高い声を出すというところばっかりですね。
まあ無意識的にも意識が裂かれてしまうというところがあって雑な議員になりがちです。
私はそういう気があるなぁとついつい高くしてしまう高いのが気持ちいいとかのみのみ出るからこれでいいんだとかいうふうに思うかもしれない。
そういうふうに感じている方はですね逆に1本下げてもっとお腹が疲れるような議員をするとか発音発声口をちゃんと動かせているかなとかアクセントが丁寧にできているかなというそういう微妙な地味なところをより意識が避けるようにやってみるというのがですねより良いかなと思っています。
自分はまさに今ここのここのフェーズですね。
ちょっと前まではですねいや今日も僕4本でいきますよ何なら5本でもいきますよみたいな感じで言ってたんですけれどもいや本当最近はですね今回はあの3本で3本でいきます。
今日はもしかしたら2本でいこうかなと。4本はちょっとやめときますねみたいなそんな感じになってます。
そうですね3本。20代がイケイケで4本でやってて30代が落ち着いて3本だってみたいなそんな感覚もなくはないんですけれども。
別に出ないことはないんですよ。5本6本ぐらいまでは出ないことはないんですけれどもやっぱり今自分がやるべきは3本だなというふうにしみじみ感じるわけです。
その理由がさっき話したところなんですね。
自分の議員はもっとより良いものを突き詰めていこうとするならばあえて1本下げて他のところもちゃんと集中できるようにそもそも発声本当にお前できているんかいというところですね。
そこにお腹に手を当てて自問自答するということが大事なのかなと思います。
繰り返し言いますけれども本当に本数の設定は難しくてですね。
一般的には男性は2本から4本の間、女性であれば6本から8本ぐらいの間、9本がいくと高すぎな印象、男性も4本5本5本いくと高めな印象があります。
その中でこの微妙なその2、3本の間の中で自分が低めを選んでいる可能性があるし、もしかしたら高めを選んでいる可能性があると。
その可能性としては今自分がどういうことを持っているのか、この本数で吟じることでどういう感覚になっているのかを今日自分の実体験お話ししたので、
もしマッチするものがあればですね、今の本数よりも1個高くしてみよう。
もしくは今の本数より1個下げてみようというふうに考えていただければきっと役に立つんじゃないかなと思います。
なかなかこういう本数で細かく言ってもらう機会は少ないんじゃないかなと思いますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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ちょっと難しいですね。頭いっぱい今日話して疲れました。
でも今日ならではの話できたんじゃないかなと思います。
では後半ですね。今週から祝日が全然ないんですよね。
もう週5日頑張るというのと今体力切れところがあってヘトヘトではありますが、後半一つ吟じて心を整えていきたいと思います。
今日吟じるのはですね、最近ちょっと今までやってなかった吟をやろうと思っておりまして、
としゅうじょう、秋の娘って書くんですね。
しゅうじょう、作金縷の衣という詩文をやっていきたいと思います。
まず詩文読みますね。
君にすすむ惜しむなかれ金縷の衣
君にすすむすべからく惜しむべし少年のとき
花開いて折るに絶えなばただちにすべからく折るべし
花なきを待ってむなしく枝を折るなかれ
どういった内容かはですね、あなたにおすすめしましょう。
どうぞ金の糸で折った着物などを惜しむことのないように
それよりも若く美しい時をこそ惜しむべきであると
花が咲いて折り取れるようになったら花は散りやすいからすぐに折るべきなのだ
花が散ってしまってから枝を折るような無駄なことはしないように
という内容です。
だいぶこれすごく考えさせられますね。
では言字で終わりたいと思います。
金縷の衣としゅうじょう
君にすすむ
惜しむなかれ
すすむすべからく
惜しむべし
しょうむなしく枝を
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いかがでしたでしょうか。
いやーこれはあの結構言字で見てすごく考えさせられますね。
哲学的教訓的と言いますか
そうですねなんか目先の価値に惑わされないように
あとは目先のタイミングとかですね
そういう一番大事な時期を間違えないように
そういった意味なんでしょうね
なんかそうこれは絶句なんですけど
立志としなんか後半すごくなんかいろいろ聞きたいなという風に吟じていて思いました。
いや本当にこの一番何が大事なのか何が大事なもので何が大事な時なのか
なんか本当にすごくすごく感じさせられたものですね。
なんかいい詩文に出会いました。
では引き続きこのまあ暖かいやら寒いやら続きますけれども
体調に気をつけて頑張っていきましょう。
またのリクエストやご相談などコメントでいただけたらとっても嬉しいです。
では士銀の魅力を発信する士銀チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ