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2021-01-11 04:27

第101回:「声が小さいけどマイクがあれば大丈夫」ではない、という話

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マイクはあくまで「声を拡張するだけ」です!
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複式呼吸を得得するラジオ。おはようございます。こんばんは、heyheyです。このチャンネルは、詩吟歴20年以上、ゴスペル歴10年以上の私、heyheyによる、複式呼吸などの声に関する話、声を良くする話を少しずつ毎日、一つずつティップスでご紹介していくチャンネルにしております。
なお別で、ゴスペルや詩吟に特化したチャンネルも作っておりますので、ぜひそちらも興味があれば聞いてみてください。ということで、今回も行きたいと思います。
今日お話ししたいことはですね、声が小さいけれどマイクがあれば大丈夫、ではない、というお話をしたいと思います。今のタイトルの通りですね、私声が小さいけれどもマイクさえあれば大丈夫だわ、みたいな、そういう人が結構いるかと思います。
実際にですね、マイクというのはそういう目的で作られたわけなんで、そういう技術を活用するということ自体は別に決して間違ってはいません。でもですね、だからといってそれに依存するというのは良くないというお話をしたいと思います。
マイクはご存知の通り、あなたの声を拡張するというものですね。もう言うまでもないと思います。ただここはあなたの声というところがポイントになります。声というのはですね、ただ大きければいいというわけじゃないんです。
良い声も悪い声もどちらも拡張されてしまうというお話ですね。例えば良い声、ハキハキした声というのはですね、どんなに小さくてもハキハキ通りが良ければよく聞こえるようになります。
一方でですね、こもった声であったり滑舌の悪い声というのは、それがより拡張されて多くの人に聞こえてしまうという状態になってしまいます。言い方が悪いんですけれども、耳障りな声、音が大きいけれど結局よく伝わらない声という風になってしまいます。
だからですね、マイクはあくまで手段であって、ちゃんとですね、自分の声をどういう風に相手に伝えたいのか、どんな声を相手に伝えたいのかということを大切に意識することが大事だと思います。
詩吟でもですね、僕結構詩吟の先生から言われたのがまさにその通りで、マイクに頼っちゃダメだと。良い声、相手に届けようとする声、遠くに届けようとする声はマイクがあればより遠くに届くようになる。
けれども、マイクだけを狙っている声は結局その程度の距離しか伸びないと良い声にはならない。良い声はさらに拡張されるし、悪い声はもう悪い方向にしか行かないから、とにかくマイクに頼らずに鍛えろという風に教わりました。
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話す時であったり、歌う時であったり、吟ずる時であったり、そういった時でも、どんな声をマイクを通して人に伝えたいのか、それを意識することが大事です。
ちなみにマイクを使う時、これは歌う時なんですけれども、マイクの位置として良いとされているのは、顎の前、口の前じゃなくて顎の前から拳1個分、その位置にマイクがあるぐらいがちょうど良いと言われております。ぜひ参考にしてみてください。
短いですけれども、今回は声が小さいけれどもマイクがあれば大丈夫ではないよ、悪い声はそれがそのまま拡張されてしまうよということで、どんな声を伝えたいのか、ちゃんと意識して話すようにしましょうというお話でした。
ぜひ参考になれば幸いです。腹式呼吸に関する内容はこれまでもいろいろ話してきているので、ぜひそちらを聞いてですね、良い声をゲットしてください。腹式呼吸を得得するラジオ、今回は以上となります。ひいひいでした。ありがとうございました。
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