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2021-06-14 07:07

【詩吟ch】初心者向け:そぞろに愛すって何?<山行>

山行 / 杜牧
遠く寒山に上れば 石径斜めなり
白雲生ずる処 人家有り
車を停めて坐に愛す 楓林の晩
霜葉は二月の 花よりも紅なり

#詩吟 #漢詩 #杜牧
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。 このチャンネルは、詩吟歴がとてもとても長い私、heyheyによる
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすくお伝えしていくチャンネル になっております。
毎回詩吟をですね一つ、漢詩をご紹介していって楽しみ方や吟じ方を紹介しつつ、 吟じていこうという内容になっております。
今日ご紹介する漢詩は中国詩ですね。 中国の詩、【とぼく】が作られた漢詩、有名な漢詩になっております。
それは何かというと山行ですね。山行、山に行くと書いて山行となっております。
【とぼく】という方はですね まあこれもまたとても有名な唐の時代の詩人なんですけれども
彼の作った【江南の春】こちらの方が有名かもしれません。 こちらがですね結構春の鮮やかな詩に対してですね、こちら山行というのは
秋の静かなひっそりとした、そういった対照的な、こちらもまた有名な漢詩となっております。
ではどういった内容なのかですね、 まず聞いてもらえればと思います。
山行【とぼく】
遠く【漢山】に登れば【石境】斜めなり
白雲【生ずる】ところ【人火】あり
車を留めて【そぞろ】に愛す【風鈴】の【呉】
草葉は【二月】の【花】よりも【呉】ないなり
遠く【漢山】に登れば【漢山】というのはまあもの寂しい山のことを表現しているんですね。
遠く【春晴】と【晩秋】のですねもの寂しい山に登っていくと【石境】斜めなり
【小石混じり】の道がですね斜めにどこまででも続いていると
白雲【生ずる】ところ【人火】あり
白雲とは白い雲ですね、白い雲が湧き上がっているそのあたりにですね、遠くにですね
人火、人の家が見えると目に留まると
車を留めて【そぞろ】に愛す【風鈴】の【呉】
車、まあ本人が乗っているのかもしれないですね、ちょっとそれなりに役職の高い方だったんで
車を止めてですね【そぞろ】に愛す【風鈴】の【呉】
うっとりとこの風鈴、楓の林の夕暮れの美しさにですね
うっとりと、何の気なしにと言いますか
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認めていたけれども【草葉】は【二月】の【花】よりも【呉】ないなり
これちょっと有名な言葉なんですね
霜に打たれて色づいたこの【楓の葉っぱ】【楓の葉】はですね
【二月の花】よりもこれは【桃の花】を指しているんですけれども
【二月の花】よりももうとても赤く美しかったということになっております
前半がですね【観山】とか【白雲】とか設計とかですね
結構白っぽいような色合いがあるのに対して
後半はですね【風鈴】とか【草葉】とか【呉】とか【花】とか【紅】とかですね
すごい赤々しい色が入ってるんですね
そこがとても対照的になっています
そして【草葉】は【二月の花】よりも【呉】ないなり
普通は【花】の方はですね
それ赤いに決まってるじゃないかと思われるんですけれども
それよりも霜に打たれて色づいた【楓の葉】の方が
夕日に照らされて本当に赤いんですよというこの表現がですね
なかなか特徴的かなと言われております
僕としてはですね
これを吟じていく際に
レベルとしては初心者向けとても吟じやすいものかなと思います
遠く観山に登れば石形斜めなり
この独特な言葉から入っていくので
結構耳に残りやすいんですね
そして車を留めてそぞろにあいす
そぞろにあいす
こんな言葉使ったことないんで
このあいすというところをいかに優しく言うかで
ここの詩の雰囲気がだいぶ決まってくるのかなと思います
ポイントとしては本当ここぐらいですね
とてもやりやすいのでぜひやってみてください
それでは吟じていきましょう
三高遠く遠く観山に登れば
石形斜めなり
白雲生ずるところ
じんかり
車を留めてそぞろにあいす
風鈴のくれ
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草葉は
二月の花よりもくれないなり
いかがでしたでしょうか
そぞろにあいす
多分うまくできなかったな
難しいですね
比較的読みやすい
すっと頭に入ってきやすい詩だと思いますので
ぜひぜひやってみてください
ということで
とぼくの三高をご紹介しました
詩吟の魅力を発信する
詩吟チャンネル今日は以上です
ありがとうございました
バイバイ
07:07

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