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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、漢詩や俳句和歌一つをご紹介して、楽しみ方や吟じ方などをご紹介して吟じていくというスタイルで進めていきます。
今日はですね、昨日に引き続きと言いますか、【項羽】と【劉邦】のうちの【項羽】の詩を昨日はご紹介したので、今日は【劉邦】ですね。
【項羽】とも言われていますけれども、【劉邦】による詩を一つご紹介していきます。
だいぶ対照的な感じになっているのですね、この【項羽】の昨日の外科の歌とですね。
違うので、そこを楽しみながら行くのがいいのかなと思っております。
ではまず、詩を読んでいきますね。
たいふうのうた
こうそ
たいふうおこりて
くもひをす
いかいだいにくわわりて
こきょうにかえる
いずくにかもうしをえて
しほうをまもらしめん
いずくにかもうしをえて
しほうをまもらしめん
たいふう、大きな風ですね。
えー、夏に来る台風のことじゃないですよ。
大きな風、たいふうおこりてくもひをす
はげしい大きな風がまきおこって
くもが大空にまいあがっている
い、かいだいにくわわりてこきょうにかえる
いというのは、いげんのいとかですね。
かいだいというのは、うみのうちというふうに書きます。
そのいきおいですね。
いきおいのすばらしいように
われわれはいまようやくこきょうにかえってきた
いがかいだいにくわわりて
もうじぶんのりょうちがですね
じぶんのりょうどといいますか
そこのちゅうかぜんたいにひろがって
ようやくこきょうにかえることができた
いずくにかもうしをえて
しほうをまもらしめん
とはいえですね、まだまだゆだんはならないと
しほう、まああのまわりのところにがいてきがいるんですね。
いてきとかきょうどとかそういったところのてきもいるので
もっともうし、ゆうもうなしを
なかまにくわえてですね
しほうをまもっていきたい
なんとかしてまもっていきたいものだと
にかいくりかえしていっているわけであります。
こちら一方ですね
きのうのしをちょっとごしょうかいしていきましょう。
がいかのうた、こうですね
しからやまをぬききわようおおう
ときにりあらずすいゆかず
すいのゆかざるはいかにすべき
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ぐやぐやなんじをいかんせん
こちらはですね
わたしは、わたしのちからはもうやまをもぬくんだ
きはいきはもうてんかをおおいつくすんだとか
でもわたしのあいばはすすまない
わたしのつまはどうしよう
このわたしわたしということばがすごくはいってくるんですね。
一方このたいふうのうたのほうはですね
そういうのがいっさいはいってこないんです。
まああのみているしてんがですね
ぜんぜんちがうぜんたいについにしあをおいているようなかたちですね。
たいふうをこりてくもひようす
はげしいかぜがわたしがまきおこしたんじゃなくて
まきおこっている
くもひようす
くもひようすというのも
わたしがくもをひようさせたんじゃなくて
くもがまいあがっている
そういうかたちですね。
ここにたぶんせいかくのさが
おおきくあらわれているんじゃないかなと思います。
かたや、もうじぶんのちからを
ぜんりょくでしんじこんでですね
それでつきすすんだおとこをこうう
いっぽうで、じぶんにはちからなんてなにもないんだと
いうふうにわかりきった
にんしきしきったうえで
いろんなすばらしいなかまを
てにいれてですね
それでみんなでもりあげていく
そういうふたりのせいかくがあらわれていて
おもしろいのかなと思います。
では、ぎんじていくところですけれども
ふしばわしはとくにむずかしいところはありません。
後半はですね
まったくおなじしをくりかえしていくので
そのちがいをですね
しみじみとつたえてあげればいいのかなと思います。
たいふうおこりてくもひをす
これはあるいみのびのびと
かいてあるとおりに
いきおいよくぎんじていけばいいのかなとも
おもっております。
それではぎんじていきましょう。
たいふうのうた
こうそ
たいふうおこりて
くもひをす
かいだいにくわわりて
ときょうかえる
いづくにかもしおえて
しほうまもらしめん
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いづくにかもしおえて
しほうまもらしめん
いかがでしたでしょうか。
力がはいりますね。
これからますます自分の時代がくるんだ
そういうような
いきけんこうとしたものが
直接ではなくですね
間接的につたわってくる
それがこのこうそ、りゅうほうの
ということできょうは以上です。
しぎんのみりょくをはっしんするしぎんチャンネル
どうもありがとうございました。
ばいばい。
