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詩吟の魅力を発信する、
時吟……チャンネル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い
おはようございます、こんばんは。詩吟 chの、heyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じかたについて、
分かりやすく、ザックバラにお話ししているチャンネルです。
えぇ皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
えーともう最近めちゃくちゃ暑いですね 自分は関東の方の特によくテレビが出やすい暑いところに住んでいるんでですね
もう30度くるのかみたいな感じで いよいよ冷房をつけ始めたところです
まあそう娘が最近よく寝返りがすさまじいというかですね
一緒に今クイーンベッドで3人で寝てるんですけれども
気がついたらひっくり返ってたり 何度もなんか蹴られたりですね
だから僕と奥さんの間に クイーンベッドの敷布団の間に入れてるんですけれども
だいたいルーレットするんですよ ルーレットして今日はどっちかなーっていうのを
僕と奥さんがドキドキしながら待ってるんですね
そうしたら嬉しければ頭がですね 僕の脇腹に来て足の方が奥さんの胸元とかに来るみたいな
それがだいたい今日はどっちかなーみたいなのを楽しみにしてやってるような
そんな感じで外ほんと冷房つけないといけないなという感じですね
ではでは今日早速本題に行きたいと思うんですけれども
今日お話しする内容はですね 間合いの取り方には3つのレベルがあるよという
そういうお話です
詩人はですね より良くしていくためには骨組みと肉付けという項目で考えた方が分かりやすいです
骨組みというのはこれまでにも何度も言っているんですけれども
発声発音アクセント音程ですね
肉付けというのはある意味史上表現なんですけれども
それをもう少し具体化していくと 間合いとか緩急強弱とかそういうところになります
なので今回はこの肉付けの部分における間合いですね
この間合いの取り方 肉付けの話は結構抽象度が高いので一層ややこしいんですけれども
そこを深掘りしたいと思います
ということで今日はその間合いについてお話しします
間合いはですね そもそもこれは間合いは何かというと
言葉と言葉 言葉と言葉の間の空白の時間の長さのことを言います
ここで間合いがあって
ここで間合いがあってという この間の話ですね
ここの間合いをですね いかにやっていくかというのが
骨組みがある程度できた人が今後意識していくレベルの話になるんで
ちょっと大変なんですけれども
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そこを今日はできるだけ分かりやすく分解してお話ししていきます
この間合いにはですね 3つのレベルがあります
一つ目はですね すべての間合いを均等にやるという状態ですね
均等に間合いが取れているというのがレベル1
レベル2はですね 短い間合い 短いものと長いものの
この2つ2種類の間合いを使い分けるというのがレベル2です
レベル3というものはですね すべての間合いに意味を持たせることができるというのがレベル3です
本当にこれ別にどこかの教科書に載っているわけではないんですけれども
僕が学んできた中で分解したらこんな感じかなというお話ですね
ではまず最初のレベル1なんですけれども
すべての間合いを均等にやるということですね
ちょっと実演してみますね
こんな感じですね
こんな感じになります
まあ本当にですねシンプルとてもシンプルであまり深く考えるところはないかなと
一見感じるかもしれないんですけれども
まあそうですねとてもシンプルなんで
この通りやるとちょっと子供っぽくはなりますね
先生さようなら皆さんさようならみたいなああいう間合いの感じですね
なんですけれども
これですねそんなにバカにしちゃいけないんですよ
なぜならこれは大事なところはですね
意識してすべての間合いを均等にするというこの意識してというところがですね大事になってくる
あとはすべての間合いに大事になってきます
これは録音して聞いてみたらいいんですね
自分の弦を録音して聞いてみたらいいんですけれど
結構不均一なんですよ
気持ちが乗ってくるというのもあったり
緊張して高ぶってくるとか呼吸が浅くなってしまうとか
そういうことがあってですね
短くなったり
言葉が多いところはなんか短めになったりとかですね
呼吸するところでやけに長めになってみたいとか
むしろそういう人少なめなんですけれども
そういう感じで半分オートで無意識的にそういう状態になっていると思うんですよ
なのでそれをまずあの1回
整流に整流化しないといけない
整えないといけないのがレベル1なんですね
なのでちゃんと意識的にちゃんと均等に
1拍ぐらいですかね
ちゃんと同じ拍を整えていくというのは
これはやっていただく必要があるかと思います
そうですね
これはそんなにめちゃくちゃ時間かける必要はないですし
いい歳してこれをやっているとですね
なんかちょっと人前でやるのは恥ずかしくなってみたりするので
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人前ではやらなくてもいいかもしれないですね
そこで次のレベル2に入ります
レベル2はですね
短い間合いと長い間合いを使い分けるというものです
短い間合いっていうのはですね
さらに説明を加えると
意味が繋がっている状態を表現するもの
長い間合いというものは
たっぷり行き継ぎをするもしくはシーンの切り替えですね
こういう場面で長い間合いを使い分けます
具体的には
そもそも効くの始まる前もたっぷり吸いたいんですね
そこも間合いといえば間合いなんですけれども
流派によっては2駆3足といって
2駆やった後に
1駆ずつにかな
2駆か
前半のところで2回息を吸いますね
後半のところでも2回息吸う
こういうタイミングのところでたっぷり間合いを取って息を吸うということ
前駆に入るところとかですね
もしくは結局の一番盛り上がりの直前あたりとか
そういうところでしっかりとシーンの切り替え
もしくは力を貯めるという意味で
この呼吸のための間合いを設けることが大事です
それ以外のところはですね
逆に言うとシーンが切り替わらないようなところなので
極力短めに少なくとも聞いている人にとって
なんか文章がぶつ切れにならないように
意識を保ちながら吟じるということです
今難しい話に行っちゃったんですけれども
シンプルに言えばこの短いもの長いもの
それをですねあらかじめちゃんと配置して
ここは短いとこここは長いとこっていうのを
もうあらかじめ書いておけばいい
教科書に小小大とかですね
小小大小小大みたいな感じの小さい丸とかで書いておけば
意識的にできるんじゃないかなと思います
これはそうですね吟じてみるとこんな感じですね
ペンセイシュクシュク
夜川渡る
暁に見る
というこういうテンポになります
どうですかね
先ほどのに比べるとだいぶこの銀としての流れというものが
出てきたんじゃないかなと感じてもらえたら嬉しいです
僕はそう最初の頃これがわからなくてですね
こういうふうにやったら波が出てくるだろうみたいな感じで
先生に言われてでもやっぱり今改めてですね
自分でできるようになるとようやくなんかそういう話になるんで
すぐにこの感覚ができるかわからないんですけれども
まずとりあえずですねまずこの短いもの長いものを並べてみて
物理的に短くしてみる長くしてみる
その後にその次はですね気持ちの話ですね
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ここをちゃんとつなげるぞという気持ちでやるのか
ここでちゃんとたっぷり吸うぞという気持ちを入れるのかですね
それも合わせてやるとですねその銀に意味が出てくると思います
ということでこのレベル2がこの意識的に今度は長いものと
短いものを入れるという話です
そしてレベル3ですねレベル3
レベル3は全ての場合に意味を持たせるというものです
先に言っておくとですね僕多分これそんなできてないなと思ってます
レベル2がいいとこなんじゃないかなというとこなんですけど
先ほどの話の延長線上なんですね
ある意味その詩銀というものは一つの芸術なので
そんな章と題をただ分散させればOKというものではないんですよ
詩銀はやはりこの詩文作者がこの漢詩の中に込めた思いというものを
いかに人に伝わるように表現するかという芸ですから
その芸術性を高めていこうと思った場合はですね
別に一つの答えがあるわけじゃないんですよ
基本はですねレベル1レベル2と順々にやっていったらいいんですけれども
いやこのたっぷりといっても程度があるよなとかですね
この短いといってもやっぱり何種類もあるよなというのを
吟じていたらだんだん感じてくると思います
大事なのはですねこれをただ何となく分散させても意味がないんですね
ここは勘でちょっと短めの前にしようとか勘で長めにしようとかですね
というよりは自分なりに言語化できると一番いいのかなと思います
ここの詩文はこういう意味でこうだから
ここは一番短くしよう一気に繋げようとかですね
いやこことここはわずかながら気持ちの変化があるな
じゃあここでちょっと少し長めの前を取ろうかなとか
ここからここはもう一気に時系列的にも全然違うから
もうたっぷりやってから入ろうとかですね
そういうふうに一つ一つこの詩銀やっていたら
間合いというものがいっぱいあるんですよ
いっぱいあるんですけどもその全ての前に一個一個説明をですね
自分なりにうんちくをつけて
それをだからこれぐらいの前にしようかなっていうので
このやっていく形になります
どうなんでしょうね教科書に書くとしたら
最初は小と大しかなかったのはですね
大中小になっていくのか
それから5段階1.2.3.4.5って分散していくのかですね
真面目な人は多分そんな感じになるんじゃないかなと思います
僕は比較的感覚派なんですね
もうなんか即座に頭に考えながらここはこういこうとかですね
いろんなことを頭の中でやっているような形です
ということで今日はこの詩銀の間合いの取り方について
お話しさせていただきました
レベルが3つあってですね
レベル1は均等に間合いを取る
レベル2はですね短いと長い間合いを取るということで
3つ目は全ての前に意味を持たせるというお話でした
なかなかこの間合いは大事だよという風に
先生から言われるかもしれないんですけども
それがなかなかじゃあどういうことなんだよというところを
できるだけ言葉多めにしてですね
繰り返し繰り返しお話しさせていただいたので
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少しでも伝わりましたならば幸いです
今日の話はですね
この私の詩銀の教科書初心者編という電子書籍の方にも
本当にたぶん同じ内容が書いてあります
私のこの動画の概要欄もしくは
Amazonもしくは普通にGoogleサイトでですね
詩銀の教科書とかで調べたら
たぶん僕のやつが出てきます
このネコマークで緑色の表紙のやつがですね
出てくるのでそちら良ければ
購入していただけたら嬉しいですし
アンリミテッドに入っていれば
読み放題にも入ってありますので
どちらか読んでいただければ
今日の話をですね文章として改めて整理して
聞いていただくというのも大事かなと思います
他にも大事な話いっぱいあるんですね
それをやっている形です
あとは月内
月内いけるかな
月内か来月初あたりに
このオーディオブック化もちょっと今予定しているんで
必死に音声編集しているんです
僕が朗読したやつを編集してるんで
聞きやすいかなと思います
ではそんな感じで
この電子書籍の方をまず
良ければ読んでみてください
今日はですね在宅ワークなんで
家の中から収録してるんですよ
だからいつもより声の入り方が
良くも悪くも響いちゃうんですね
雑音は全然ないんですけど
あとは全力でやりすぎたら
一応隣接してるから
大丈夫かなっていうのでいつもより
8割7割ぐらいの声量で話してます
ということで後半も
今日ちょっと7割8割の声量になるんですけども
今日吟じるのはですね
では詩文からですね
長風波を破って一般帰る
壁海遥かに巡る赤ママ咳
三十六段ゆくゆく月陰と干す
天辺初めて見る沈静の山
ではどういった内容かはですね
遥か彼方から吹き寄せる風を受けて
我が帆船は万里の波を破って帰るのである
瀬戸内海の海原を多くの岬や島々を巡って
遥々赤ママ咳へと航路を取る
多くの林など難所を乗り切り
やがて波の静かなところへ出ようとする頃
空の彼方に初めて
故郷の九州の山々が見えるのであった
というところです
ちょっと時間があればもう少し
この背景ちゃんと説明したいんですけど
今日はもう後は収録して終わりたいと思います
ではせっかくなんですね
周りを色々と
僕もレベル3に近づけるように
意識したいと思いますので
聞いている人もですね
ここは意識長くしてるんだなとか
短くしてるんだなとか
あれ中間ぐらいかなとかですね
そういうのも意識しながら聞いていただけたら
いいのかなと思います
赤ママ咳をすむ
戌方礼優
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調布
波を破って
一般買える
壁買い
遥かに巡る
赤ママ咳
三十六段
ゆくゆくすきんと
発生
天変
初めて見る
人生の
山
いかがでしたでしょうか
多分あれ本数が高いですね
もう出だし間違えたなって感じで
5本6本ぐらいかな
やりすぎた感がありますね
そうですね
三十六段
ここでたっぷり聞かせたいんで
その手前はですね
やると
遥かに巡る赤ママ咳
遥かに巡る赤ママ咳
文章としてはですね
繋がってはいるんですけれども
遥かに巡ってきて
ようやく見えた赤ママ咳なんで
ここのようやくって感じをですね
やっぱここを少し長めに持ちたいなという
気持ちは繋げたいけれども
ちょっと長めに持ちたいなとか
っていう風に考えました
あとはですね
初めて見る沈瀬の山
まあこれもある意味
一つの句のところの中なんでですね
あんまりたっぷり間を取るのも
どうかなとは思うんですけれども
初めて見る沈瀬の山
ようやく
ようやく見えてきたぞ
見えたぞという
この気持ちをですね
やっぱここにも
もう少し入れ込みたかったんですよ
なのでこの初めて見るのところで
結構長めな間を取った感じになります
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一方で長風波を破って
あとは一般帰る
この辺りはですね
波のザプーンザプーンザプーン
という感じを入れたかったんで
比較的テンポよくやった
意識したような感じです
ということで
自分なりにペラペラなんとか
喋っているんですけど
別にこれは人に話す必要はないんですが
自分なりにですね
書き込んだりして
そういう風にやっていただけたら
やはり銀河一つレベルアップ
していくんじゃないかなと思いますので
よければ参考にしてみてください
よし
では明日は限定公開アドバイスなので
通常配信は明後日になるかと思います
引き続きですね
コメントやリクエストやご相談など
いただけたら
1分あるだけでもとっても嬉しいので
励みになります
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どうもありがとうございました
バイバイ