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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、夫婦喧嘩をこの間派手にやらかして、若干後を引きずって、
仲直りがてら、むしろ奥さんの方から映画を見に行こうということで、スーパーマリオブラザーズの映画を見に行ったんですよ。
いやー、あれは本当に素晴らしいですね。楽しいですね。
家族で見に行って、たぶんあれは本当に過去見た中で一番いいぐらいに、あれは嬉しい、ワクワクする楽しい映画でした。
大満足でしたね。
ということで、ようやく日常が戻ってきたかなと思いつつも、
今そろそろ10ヶ月になる娘が、昨日今日と38度、39度の熱で、だけれども本人はケロッとしていて、
ちょっとどうしたものかというところで、
今日もですね、熱が熱経練とか起こさないかだけ、ちょっと気をつけながら見ているという段階です。
本当に休まる日はなかなかないなというところですね。
ではでは、今日も本題に行きたいと思います。
今日はちょっと若干前足気味なんで、もしかしたら声が変かもしれませんが、よろしくお願いします。
今日はですね、アクセント。
詩吟におけるアクセントは、声を出す前が大切という、そういう話をしたいと思います。
これもですね、昨日のYouTube詩吟教室の方、つまりメンバー限定の配信の方で話した内容になるんですけれども、
その時はですね、風景夜泊を吟じられていたんですよね、生徒さんが。
で、結構あれ本当に頭高のアクセントが多いんですよ。
月、落ち、カラス鳴いて、霜、天に、という風に、
月、落ち、カラス、天にとかですね、
本当に頭高のアクセントが山ほど出てくる。
本当にアクセントの難しい吟なんですね、風景夜泊というものは。
そして、これをですね、アドバイスする際に大事だなと思ったのは、今日お話しする内容なんですよ。
このアクセント、特に頭高のアクセントというものは、声を出す前がですね、本当に大切だという話です。
では、具体的にどういう内容かというとですね、だいぶ今日レベルが高くて、しかも抽象度が高い話なので、頑張ってついてきてください。
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どこから話したものかな。
声、声というものはですね、わけわからないことを最初に言うかもしれないんですけれども、
音に出ているところだけじゃないんですよ。
声というものは、音が出ているところが全てではないんですね。
氷山の一角みたいな、浮き上がっている部分だけ、水面から出ている部分だけを見ているみたいなものなんです。
声というものはですね、もっと他の要素があるんですよ。
つまりは何かというと、呼吸ですね。呼吸、息の通り方とか、口の中の形とか、そういうものですね。
あとは、声帯が絞っていたら高い音が出やすいですし、また声帯の中を素早く空気がですね、ピューンと飛んでいったら、それもまた高い音になりやすいですね。
こんな形で、声になるときに声ができているわけじゃないんですよ。
これすごいわかりやすい、わかりにくい言葉なんで、僕何度も言ってるんですけど。
声にならない時点でですね、これから出てくる音というものは構成されているんですよ。伝わりますかね。
アー、アーっていう風に声を出す時はですね、アーというところが全てではなくて、このアーを出す直前のこの口の中、喉の開き方、空気の通る勢い、
シーテはですね、このタンデンを絞って、そこから空気を押し出す力とかが出てくるわけなんですけれども、
ここの準備があって初めて、それが喉で鳴ってアーという音になります。
さらにはこの音程ですね。音程というものも、言葉の高さ、言葉の音の高さというものもこの無音の時点でだいたい決まっているんですね。
アー、アーなのか、オーとか、オー、オーとかですね。
このオー、オーっていう音を出す時は、すでにこの低い音になろうとしているこの喉の準備があるんですね。
アー、アーも同じです。
今日は喉微妙な、高い音もこのすでに身体の中で準備ができていて、その最後の成果物としてこの高いアーという音が出てくるというわけです。
ここまで大丈夫ですか?
喋れてるかな?
なので今回はですね、この頭高のアクセント。
これですね、音が高くて、しかも瞬間的に出さないといけないんで結構難しいんですよ。
そう、なのでこの場合になかなか上手く、頭高のアクセントが上手くできないなという人は、声に出ているところだけ見ているんですね。
そうではなくて、声に出ていないところも見ることによって、よりこの頭高のアクセントを美しく出すことができます。
具体的にどういうことかというとですね、
例えば、月、落ち、カラス、泣いて、のこの落ち、カラス。
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ここで僕の体がどういう風に動いているのかというと、月、落ち、落ち、ですね。
お、ち、おが高くてちが低い音になりますけれども、このおを出すときに、ほーほーほーというときに、すでにもうまずおの口の形をしています。
これは当然ですね。
しかもほーほーこの音の高さに相当する喉の絞り具合とか、息の通る速さとかをもうすでに体の中で決めきっているんですね。
なので、ほーほー月、落ち、この無音だけで、だいたい無音だけでやっている状態に音を添えたら、月、落ち、落ち、落ち、落ち、こういうこの息があってそこに音を乗せると、この高さの音が出るということです。
だめだ、だんだん僕も混乱してきました。伝わってますかね。
なので、この落ちというときはですね、音になっているところじゃなくて、音を出す直前の準備の状態をもっと具体的にイメージして認識することですね。
ほーほーという音は、まず音を出してみて、ほーほーというときは喉の形はこんな感じなんだとか、空気の通り方はこんな感じだ、喉の絞り具合はこんな感じなんだというのをつかんできたらですね、その次もう一度やるときは逆算するんですよ。
あの高さの音のときは喉とかはこんな動きをしていたな、だから今度はあらかじめその準備を整えておこう。
そのように空気を通してあげよう。その準備ができた状態に最後にそっと音を添えてあげよう。
そうすることで、月、落ち、落ち、カロス、カロス、このカとかオとかですね、ちゃんと安定した感じに出せます。
そうやらないとですね、月、落ち、カロス、カロス、カロス、泣いて、こういう表面的な出し方になってしまうんですね。
そうではなくて、たっぷりした余裕のあるかつ正確なこのアクセントを出すためにはあらかじめの準備が必要なんですね。
準備はというと、この音を出すためのこの喉のとか口の中の準備ということになるということで、こういう話を含めてこのアクセント、特に頭高のアクセントというものは声を出す前が大切ですよという話です。
いやーこれはどうですかね。何とか伝わりましたかね。まあ6割7割伝わったらもう僕の中では上出来じゃないかなと思うんですけども。
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この話はだいぶ中級者、中級者、上級者向けの話になってるんじゃないかなと思うんですが。
とはいえですね、別に答えのない話ではないんですよね。
普段からアーアーっていう高い音を出したとしたら、このアーという時に喉がどういう状態になっているのかなというのを覚えておいて、逆算して今度はじゃあアーって出す前にこの音を出す前のこの状態をあらかじめ作っておいて、アーアーアーっていうこういう風にあらかじめの方を意識してあげると。
そうしたらよりいい感じに出ますよというそういう話ですね。
本当に何とか言葉をひたすら重ねて伝わらないかなと頑張ってやってみました。どうでしょうか。
伝わったのであればとにかく嬉しいです。
こんな感じですかね。
よし。
では今ちょっと今日やるギンをですね、頑張ろうと思ったんですが、若干前足っぽいんで立詞できるか心配になってきたんですよね。
いやでも頑張れるかな。
じゃあ2つ宣伝ですかね。
1つは死ギンの教科書という本を僕は出版しております。
このyoutubeの動画の概要欄の方にリンクを貼っておりますので、そこから電子装置死ギンの教科書初心者編というものがダウンロードできます。
1250円だったかな。
ですけれどもスマホがあればいつでもどこでも見ることができて、しかもこのyoutubeの配信内容をギューっと一番大事な基礎的な本質的なところをきれいに整えて書いてあるので、きっとギン歴始めたばっかりの方からギン歴10年くらいの方までは少なくとも役に立つんじゃないかなと思っております。
よければ購入してください。
買ってくれたらとても嬉しいです。
コメントとかレビューを書いてくれたらもっと嬉しいです。
そしてもう一つはですね、youtube死ギン教室の方。
あんまり大々的には僕宣伝しないようにしてるんですけど。
全部で何名だろうな。
14名かな。
ここ最近さらに2名入られて着々と増えてきてますね。
僕のキャパとのバランスを気にしつつ。
今週に2回から週に3回くらいこのyoutube死ギン教室の方への直接のアドバイスをやっております。
なので僕の配信を毎日聞きたい方。
月に1回でもいいから僕から直接アドバイスを受けたい方。
そういった方は月額990円なのでよければ参加してみてください。
ただ僕はたくさん入ることを今ちょっとやめてます。
じりじりと入ってくれたら嬉しいですね。
そんな宣伝の仕方あるかよと思うんですけど。
さてさてということで2つ宣伝させていただいたので後半を吟じたいと思います。
今日吟じるのはですね。
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良感作無欲という立志ですね。
これはもう本当に何歳になってもきっと感じ取ることが山ほどあるんだろうなという内容です。
ではまず詩文を読んでいきます。
欲なければ一切足り 求むるあらば万事休す
淡彩上を癒すべく 脳にいささか身に纏う
一人行きて尾禄を共に 尾禄を共にし
高架して村道にわす
耳をあろう眼下の水 心にかなり礼状の待つ
では内容ですね。どんな意味か。
欲がなければすべてに満足するが 欲求をあらわにすれば何事にも行き詰まってくる
少しの野菜でも空腹を満たしうるし 粗末な総意でもどうやら身に纏うこともできる
山の野原を一人一人で歩き回っては鹿たちと連れになり
また村へ下っては声を高く張り上げて 子供らの歌に一緒になって歌い出す
岩の下の水は汚れた耳を洗い清めるのに良いし 崖の上の松は心を慰めてくれる
私の最も気に入っているものなのだ
たくさん求めれば求めるほど 失うものがあるよというやつですね。
ちょっとまとめすぎんかな
ちょっともう本当にこれは詩文がもうそのまんま素晴らしいので じっくり味わいながら吟じたいと思います
無欲良感
欲なければ
一切
足り
求める
あらば
恩じ
求す
淡彩
上を
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癒すべく
のい
いささか
身に
まとう
ひとり
ゆきて
微力を
共にし
降下して
そんどうに
おす
耳を洗う
眼下の
水
心に
かなり
礼状の
松
いかがでしたでしょうか
自分なりには頑張って吟じたんですけれども
難しいですねこれは多分
下手に何か緩急強弱をつけようとしないのが多分一番いいんじゃないかなって思いました
もう最初から最後までたんたんたんたんと
もう本当に同じペースで
相手に喜んでもらおうとこの銀で喜んでもらおうという欲を
なくさないといけないんじゃないかなっていう風に思いました
もう本当に
そんなそんな感じですねあまりここで大きく表現しようとか
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そういうのはそういうのはいらないような気がしますね最初から最後まで同じようなペースで
じっくりじっくり淡々と銀じていくとはいえですね
力強さが不要というわけじゃないんですね
でもうるさければ良いとか声量があれば良いというわけでもないんで
しっかりと引くことはせずにしっかりと淡々と確実に
押し続けていく言葉をしっかりと前に出し続けていく
そういう銀じ方がいいんだろうなという風に銀じてみて思いました
でも本当にいろいろ疲れたりとかですねあると
こういう自分はとても心を洗ってくれるなという風に感じます
これも資金のいいところだと改めて感じました
というところで今日は以上になりますかね
僕も若干その喉が微妙な感じではあるんですけど
龍角酸ダイレクトを飲んで頑張りたいと思います
まずは睡眠ですね
いつもコメントくださってありがとうございます
リクエストご相談どしどしお待ちしておりますので
気軽にメッセージいただけば
youtubeの動画のコメント欄に書いていただければ
全部見させていただいておりますのでお待ちしております
では資金の魅力を発信する資金チャンネルどうもありがとうございました
バイバイ