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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上純詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私、heyheyによる、
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を分かりやすくお伝えしていく内容になっております。
たまに腹式呼吸のやり方とかも話してるんですけれど、最近はちょっと詩吟に特化しております。どうかご了承ください。
今日お話しする詩吟の内容はですね、吟じるというよりは、詩吟の中のめんどくさいところをですね、一つご紹介したいと思います。
詩吟経験者であれば、すぐにわかるし吟じ分けることもできるんですけれども、
何も知らない人からしたらですね、これ全部これ違うんじゃないの?というふうに思われてしまうことがあるんですね。
どういうことかというと、詩吟のこの出だしですね、出だしの言い方はどれもある意味ほぼほぼ似たようなものだということで4種類ご紹介するんですけれども、
何も知らない人が聞いたらですね、これ全部違うじゃんって言われるようなものなんですね。
まあいろいろ話す前に多分お見せした方がわかりやすいと思うので、4つご紹介したいと思います。
やるのはですね、一番有名な川中島、弁聖祝祝、夜川を渡るという詩から始まる詩文になっております。
通常詩吟これをやろうとするとですね、弁聖祝祝、ここまでが4種類あるんですよ。めんどくさいですねめんどくさい。
そしてそこにその違いに正直大した違いはありません。
多分これ言ったら真面目な先生から怒られるかもしれないんですけれども、初心者から見たら全部違うように見えるけれども、経験者にとっては全部同じだと言える詩吟のめんどくさいところ。
これをですね、やっていきたいと思います。今からやるやつ全部ほぼ同じです。
ということでまずですね、一番シンプルなやり方、シンプルな出だしのやり方からいきますね。ではバージョン1。
弁聖祝祝
では2つ目。
弁聖祝祝
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間にちょっと揺れが入っているのが違いですね。そして3つ目。
弁聖祝祝
出だしが少し上がってまっすぐ伸ばしただけですね。そして4つ目。
弁聖祝祝
この4つです。違いわかりましたかね。
ただこれはですね、ほとんど同じものとして扱っています。
気分によってですね、僕は結構変えたりします。大会の場合はこれはちゃんとこういうふうにやりましょうってそれなりに決まってはいるんですけれども、それでも雑な括りですね。
あんまり細かくは言われません。どちらかというと、少し華やかにしたいなっていう時は4つ目のやつですね。
弁聖祝祝
こういうふうに出だしを華やかにしたい時はこっちをやろうかなとか、すごくシンプルにもうまっすぐやりたいんだっていう時は1個目ですね。
弁聖祝祝
こういうふうに節回しのわずかな違いだけで違いを見せようというところがですね、詩吟の良いところでもあってめんどくさいところでもあります。
ちなみにもう1個ですね、大揺り。これをですね、3種類あるんでこれも違い分かったらいいかなと思います。
聞いてみてください。
夜川尾
これがシンプルなバージョン。そして2つ目。
川尾
終わりの方がちょっとだけ色がついてます。そして3つ目、一番鮮やかな感じですね。
川尾
こういうふうにこの大揺りという節調も違いがあります。
詩文に合わせてですね、使い分けてはいるんですけれども、無意識にやってる人もたくさんいれば意識的にやってる人もいます。
ということで、今日は詩吟のとてもめんどくさい部分ですね。違いがわかりづらいけれども、正直どうでもいいところをご紹介しました。
詩吟について少しでも知ってくれる人が増えれば幸いです。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、今日は以上です。ありがとうございました。バイバイ。