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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすく、ざっくばらんにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。今日お話しする内容はですね、僕の過去の反省点でもありますけれども、あなたもやっていませんか?と、詩吟における間違った3つの発声方法、こういうお話でですね、発声方法の過ち、誤りを3つご紹介していきたいと思います。
詩吟はですね、とにかく声が全てって言ったらちょっと怒られますね。読み方も大事なんだと言われるんですけれど、いかに自声を朗々と出せるか、それが大切になっていきます。そしてそのためには、腹式呼吸で声を出すことが必要不可欠となっていきます。
ただですね、僕も昔の頃はですね、もう腹式呼吸大事だなぁとか思っていながら、全然もうそれが何たるものなのか、よくも理解せずに、ただ声を出していたんですね。じゃあどういうふうに間違っていたのか、そこを3つお話ししていきたいと思います。
まず1つ目はですね、ひたすら大声を出していた。先にもう全部答え言っちゃいましょうか。1つ目はとにかく大声を出していた。2つ目は出しやすい発音で声を出していた。そして3つ目は最初だけお腹に力を入れていた。この3つでお話ししていきます。
1つ目ですね、とにかく大声を出していた。これはですね、もうあるあるなんですけれども、とにかく声を出せばいいだろう。大きな声を毎日出していたら、それで鍛えられるだろうというふうに思っていたんですね。高校生ぐらい、高専生ぐらいの時ですかね。
実際ですよ。実際、普段全く声を出していない人がたくさん声を出していれば、たとえそれが喉から出ている声であっても、恐縮呼吸であったとしてもですね、生体は筋肉なので鍛えられていきます。とはいえ上限がやっぱり簡単に来てしまうんですね。
もちろん昔よりはちゃんと結構な大声が出るようになりますけれども、それでも声が借りやすいとか、いい声じゃないとか、そもそもですね。そういうもうダメなところがあるので頭打ちになってしまうということです。
だから、不慣れなうちは、本当死銀を始めてまだ1年目です。2年目です。3年目です。多分それぐらいでもいいでしょうね。それぐらいのうちは何も気にせずとにかく大きな声を毎日出し続ける。1日5分とか10分でいいので、それをやることは価値があると思います。
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ただですね、それだけじゃダメなんですよ。腹式をちゃんとやらないといけないということです。2つ目の間違いは、自分の出しやすいような発声で声を出していたということです。
これどういうことかというとですね、鼻に引っ掛けたような口の周りに、ただ自分が気持ちいいような出し方で口の周りに音を当ててワンワンワンワンと共鳴させるような出し方ですね。共鳴というと聞こえはいいんですけれど、これはただ当てているだけ、鼻に引っ掛けているだけ、そういうような出し方になります。
僕の場合はですね、「あ」とか、「え」とか、「い」この3つがですねダメだったんですよ。どう違うのかというと、何にしようかな。
Aですね。これでいきましょうか。これを、ただ気持ちよく鼻に引っ掛けてAを出そうとするとですね、こういう風にAをひたすらに鼻に引っ掛けるやり方です。
鼻にビリビリと聞くんですね。振動が来るんですけれども、楽なんですよ。本当に楽なんですよ。ちょっとした息の量で大きな声が出せる。そして自分の顔に響いているから、あたかも声量が大きいように。
普通にワンワンとうるさくて大きいんですけれど、そんな感じがしてですね、俺は声が出ているじゃないかと勘違いしてしまうんですけれども、これは本当に早いうちから直しておいたほうがいいですよ。いい声というのはうるさいんじゃないんですよ。聞いていて音圧があって気持ちいいんですよ。
いくらうるさい声がですね、うるさいものはうるさいんですよ。声質が悪いものは、いくら鍛えようがダメなんですよね。本当これはやめたほうがいいです。今の場合をちゃんとお腹を使った場合どうなるか。
ではなくてですね。
こういう風な出し方になります。下からグワッと出るような出し方ですね。これだと声量がいくら大きくなっても相手に不快感を与えにくいということで、いい指引になりやすいです。
本当に鼻に引っ掛ける。アーとかエーとかイーとかですね。ウーでも引っ掛ける人がいますね。ウーウーみたいな出し方をする人がいますけど、ウーウーエーイーこういう風なちゃんとした出し方を本当に常日頃から意識したほうがいいです。
そして3つ目。最後ですね。最初しかお腹を意識してなかったということです。
腹式呼吸が大事だな。よしお腹に手を当ててグッと力を入れてやろうというところまでは素晴らしいんですけれども、腹式呼吸っていうのはですねもうオールウェイズなんですよ。ずっとなんですよ。指引を吟じている間この2分間フルでお腹をずっと力を入れ続ける状態なんですね。
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最初だけじゃダメなんですよ。なのでだんだんと喉越えになっていてあれ最後ぐらいになるともう完全に喉から出てるじゃないかという風になってしまいます。
だからたった2分間なんですけれどとにかくお腹が痛いんですね。しっかりと腹式呼吸ができていたならばお腹は痛いしちょっと汗も出てくるとかそういう状態になったら素晴らしいです。
それで鍛えていけば本当に道を誤ることなくメキメキと力がついていくと思います。
どういう風にやろうかな。
こういう感じでやると最初だけ力入れるんですね。
こんな風にもうだんだんとあっという間に声に力が抜けていくんですよ。そうなるとおしまい。
どちらかというともう最後の止め。そこまででお腹を使えているかどうか聞いたら分かる人はすぐ分かるんですよね。
最後の最後まで止めの瞬間までお腹に力を入れ続ける。
丹田を力を入れ続けるそんな感じですね。
これ深く話すとちょっとキリがなくなってしまうんで。
僕がちょっと書いた本紹介させてもらいますけど確か本当の腹式呼吸でこれで検索してもらえれば
資吟の経験者が教える腹式呼吸のやり方それを僕なりの経験談でまとめているので
amazonで検索してもらえればいいかなと思います。
ちょっと宣伝でしたね。
ということで今日は良くない発声方法3つをお話ししました。
1つ目はとにかく大声を出す。2つ目は気持ちの良い発声ばかりやる。
そして3つ目は最初だけお腹に力を入れるということでした。
これを意識する。これを間違えないようにするだけですね。
結構僕は10年以上遠回りしてきたような気がするのでそうならないようにお気を付けください。
では後半ですね。最後ですけれども今日一つまた吟を吟じていきたいと思います。
大南高。徳川成明が作られた大南高という詩です。
これ僕が教室で一緒に通っていた90歳のおじいちゃんが好きな吟だったんですけれども
本当に人生限りあり名は作るなし。なかなか素晴らしい人生を生きたこの90歳のおじいちゃんがですね
これ大好きだったんですけどやっぱり重みがありますね。吟がうまいとかどうかそういうレベルじゃないんですよ。
人生重ねてきたからこそ響くものがあるなぁと思ってきているので気持ちに残っている詩になります。
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僕はまだ33でどこまでこんな重みを出せるかはなはだ怪しいんですけれども
最近ちょっと今体調崩されて出ていないんでその方はおじいちゃん思いながらこちら吟じていきたいと思います。
さらさらと詩を読んでからですね吟じていきますね。
大難航徳川成明。
氷は死して川をとどむ。
あに偶然ならんや港川の遺跡水天に連なる。
人生限りあり名は作るなし。
難死の生中万古に伝う。
氷が死んで川をこの世に残すというのは人が死んでも名を残すというのと偶然ではない一致なんじゃないかということですね。
人生は限りあるけれども名は尽きることはないということで徳川成明のようにもう中世をそういう生き方をですね
していきたいものだというざっくりした説明です。
ではちゃんとお腹に力を入れ続けてこちら大難航を吟じさせていただきます。
大難航徳川成明。
氷は死して川をとどむ。
あに偶然ならんや港川の遺跡。
水天に連なる。
人生限りあり。
名は作るなし。
難死の生中万古に伝う。
万古に伝う。
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いやーこれ朝からやる吟じはないですね。
ちょっと体力を持ってかれたような気がしますけれど。
今日はちょっとたくさん話してたくさん吟じました。
いかがでしたでしょうか。
しぎんライフにちょっとでも参考になったなら幸いです。
では次もまた明後日ぐらいですかね。お楽しみください。
またコメントとか質問とかもっとこういうこと聞きたいんですけどみたいなそういう話があったらぜひぜひスタンドFMのコメントレターの方にですね名前を添えて教えていただけると嬉しいです。
では今日はここまでしぎんの魅力を発信するしぎんチャンネルどうもありがとうございました。バイバイ。