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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます、こんばんは。
詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすく、ザックバランにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
本当にあの休日は大抵と何かが起きますね
実は金曜日先週の金曜の午後にですね
娘が急に発熱したって言って
僕も仕事早退してですね迎えに行ったんですけれども
土曜日に病院に連れて行くとですね
治ったばかりの幼齢菌がですね
2回目に感染したっていう話で
また幼齢菌かと思ったんですけれども
この土日の間土日月ですね
ずっと熱が高かったんですよ
39度とかたまに40度とかですね
これはちょっと心配だぞというところもあったんですけど
月曜日に病児保育も利用しながら
病院でいろいろ見てもらってたんですけれども
なかなかそのなんか点滴をしたりとかですね
ドタバタして
昨夜も落ち着いて
いつもより早めにみんな親も僕も帰宅してるんで
過ごせるかなと思ったら夜中にですね
今度はでもこれは病気由来だと思うんですけども
ひたすらもう泣き叫んでいてですね
なかなかうまく眠れなくて
僕も若干疲れている
僕も奥さんもですね
ドタバタということで
本当に平穏な一日っていうのは
ありがたいなと改めて思っている次第です
今日明日明後日くらい
治ってくれたらいいなというところですかね
では自分の話はここまでにしておいて
今日の本題に行きたいと思います
今日はですね
野木マレスケ策の禁酒浄化の策
これ有名な詩文だと思うんですけれども
これをですね
僕もある程度深く学ぶタイミングがあったので
今日はこの禁酒浄化の策
あと野木マレスケ将軍の話をですね
だいぶざっくりではあるんですけれども
深掘りしてお話ししたいなと思っております
これとても有名な詩文なんですけど
先にえっとざっくり
まず詩文を読んで通釈読んでいきたいと思います
禁酒浄化の策野木マレスケ
三千草木うたた香料
十里風生武蔵新仙城
聖馬進まず人語らず
禁酒浄外車用に立つ
ではどういった内容かですね
山も川も草も木も
すっかり荒れ果ててしまっている
戦いがあったばかりのこの広い戦場は
どこもおかしこも
ちなまぐさい風が吹いている
あまりの詫びしさに
軍馬も進もうとはせず
また我々人我人とともに
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誰一人もですね
言葉もなく
禁酒浄外の夕日の中に
万感の思いで立ち尽くすのである
なんとなく名前この通釈を読んでもですね
戦の戦場の後で
とても精算な状態だったんだな
というぐらいの認識だったんですけれども
あと野木稀介将軍はですね
日露戦争における
旅順攻略戦という
とても有名な陸軍の作戦があるんですけど
そこで203号地とか
そういう戦いがあって
そこでの私分だというふうに
そこらへんまでは
僕もふんわりとですね
理解はしていたんですけれども
今日もですね
最近私がハマっている
古典ラジオというところで
この203号地の戦い
旅順要塞
旅順攻略戦
ここのあたりが
だいぶ深掘りした話があったんで
そこから自分なりに
この短い時間でピックアップしつつ
実際は多分1時間ぐらい
1時間以上の話なんですけど
抽出してですね
少しでもこの資金に役立てられたらな
と思っております
まずですね
この野木稀介という方は
どういう方だったかというとですね
長州今の山口の萩のところの出身になります
もうまさしくこの高杉晋作とかですね
吉田松陰とかの生まれたところになります
そこで明林館という
とても有名な学問のところで学ばれて
そこも高杉晋作も通っていた場所なんですけれども
あとはですね
そこから子供の頃に家出をしてですね
なんと吉田松陰の師匠である
玉城文信という
そういう方のところでも学んだことがあるという
そういう経歴を持っております
あとはドイツに留学したりとかで
軍を学びつつ
異例の若さでどんどん昇進していったという
ざっくりした経歴があるんですけれども
とにかく人が良くて
昔ながらの武将のような形で
そして知らない人から
手紙でお金を無視されてもですね
それでも心よく対応したという
そういうような本当に
人として素晴らしい方だという風に
残っております
そこからですね
次に日露戦争の話に行くわけなんですけれども
この日露戦争は
とにかく限界の限界
ギリギリの戦いをやっていたというのが
大前提だったんですね
もうあのいろんな海外からは
日本は絶対勝てるわけがないという風に
言われていて
軍費ですね
予算予算も8倍違ったんですよ
日本とロシアで8倍違っていて
兵士の数ももう桁が違うというような
そういう世界の戦いだったわけですね
なのでこの旅順攻略戦以外においても
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もう事前の交渉から
そして軍費の調達から
そして旅順の
旅順艦隊とかですね
そこを何とか攻略しようというところもですね
含めて全てがギリギリで
戦ってきたわけなんですけれども
そんな中ですね
本当にギリギリのギリギリの中
一つでも失敗しては
もう国が負けるという
そういうプレッシャーの中で始まっているのが
日露戦争になります
その中で旅順という
場所の攻略戦が始まっていったんですね
だいぶ今日ざっくりなんで
なかなか難しいんですけれども
この旅順というのは
リアウトン半島のあたり
つまり朝鮮半島の
もう少しこの内側というか
南側の方のひょこっと出ているところの
リアウトン半島とか
そのあたりにある場所になるんですけれども
そこですね
そこにはですね
旅順艦隊っていう
すごい戦艦
水軍の大きい軍隊がいるわけですよ
それともう一つですね
バルチック艦隊っていうのが
ロシアではですね
もう一個大きい艦隊がいて
その二つの水軍がいると合わさると
日本は確実に負けると
すでにもうそれぞれの艦隊と直で戦っても
負けるかもしれないのに
その二つが合わさったら
もうどうしようもないねって
でも負けが確定してしまうから
それぞれ個別に撃破しないといけないよねという
そういう流れに起きております
でその旅順艦隊を最初にやろうとしたんですけれども
なかなかにうまくいかず
水軍が
水軍って言うんじゃないですか
えーとなんですね
陸軍と海軍か海軍
水軍じゃないですね
海軍の流れがあってですね
海軍が最初の旅順攻略
旅順艦隊を攻略するのがうまくいかなかったんですよ
もう仕方がないから
数少ない陸軍を無理やり編成して
それでこの旅順艦隊のいるところの旅順要塞ですね
旅順艦隊を守っている陸のところの旅順要塞を
なんとか攻めていかなければ
そこを攻略しないと旅順艦隊を抑えられないよね
という話で
そこの旅順要塞を攻略するための
急増の仕方なくですね
仕方なく急増で武器弾薬も
おろそかなままの状態の
第三軍を任されたのが
乃木稀介将軍という話です
いやー僕のこの説明の下手くさでは
もう嫌気をさすんですけれども
この流れですね
急増で本当にもうあの
がけっぷちの戦いの中で
なんとか戦界と言われたのは第三軍なんですけれども
もともとその戦略もろくにないですし
武器もないですし
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しかもですねバルチック艦隊が
いよいよ日本に向かって出発してきているぞ
ということが分かってですね
急がないといけないと
だから戦略も武器も何もないし
時間もないけれども
とにかく攻略しろということをですね
天皇から直接言われますし
大本営からも言われるし
陸軍のトップの方からも言われてくるという
この三方向からですね
とにかくなんとかしろとひさすらせつかれて
それで情報もろくにないままに
どんどん突撃していって
非常に大勢の方が亡くなっていったというのが
旅巡要塞攻略戦になります
そこの中でもですね
10万人以上の方が突撃していって
その2割ぐらいが3割ぐらいが負傷して
2割ぐらいの方が亡くなっているという
だから万単位ですね
万単位の人が亡くなっているような
とても悲惨な場所です
さらにもう一つ言うとですね
この旅巡要塞攻略戦がうまくいかなかったんですよ
結局はうまくいかずに
狙いどころをいい加減変える必要があるというかですね
ちょっと妥協したんですね
本当は旅巡要塞を攻略してほしいというのが
陸軍の希望だったわけなんですけど
海軍としては旅巡艦隊だけを
攻略してくれればよかったんですね
そこを抑え込んでくれればよかったんです
なのでこれだけ死傷者を出したにもかかわらず
この作戦をですね
加法修正を今更ながらして
203号地を抑えれば
本当になんとかなりそうだということで
203号地の戦いが始まってですね
とはいえこの203号地の戦いもですね
相変わらず本当にもう時間もないし
人もとにかく投入するしかないしという形の
過酷な状況で
そこでもですね6万人が突撃して
死傷者が1万5千人
実際亡くなった方が5千人という方で
そういう規模の戦いでですね
惨憺たる有様と
そういった中で野木稀介将軍の長男もですね
亡くなったという形になっております
途中でこの203号地の戦いはですね
本当に戦果が上げられなかったので
もう児玉玄太郎氏に
指揮権が奪われたというか
変わられたというところもあるんですけれども
なので僕もこれは坂上の雲
柴梁太郎作の坂上の雲を呼んだ時に
なんという上は無能なんだみたいな話は聞いていたんですけれども
今日今回ですね
このコテンラジオでいろんな背景を聞いた中で
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常にギリギリの綱渡りで時間が本当にない
でこれが失敗したら国が存亡もダメになるかもしれない
だから今すぐやるしかないと
でそれが天皇様からとかですね
ひたすらにせっつかれていてやるしかないと
でももう目の前で兵士たちも
もう怒涛のように自分の士気の中で死んでいく
でもこれで進まなかったらですね
士気を無視したらというか
ここを攻略しなかったら急がなかったら
それはそれで失敗だと
失敗ゆっくり国もダメになってしまう
この恐ろしいほどの
多分日本人でここまでの板挟みのプレッシャーに
晒されるという人は
今までないんじゃないかなという
そういうレベルの話なんですが
そこなんですよ
こういう背景で
何万人も死傷者を脱して
なんとか脱出した2035地で
その付近にある禁酒場というところで
作られたのが禁酒場化の策という話です
ものすごくざっくりして
途中詳細が間違っていたら申し訳ないんですけれども
こんな中で作られたんです
なので普通の人がこの立場だったらですね
もう数日で発狂して
もう頭がおかしくなってしまうんじゃないかという
そういう中で自分の息子も
ご自身の息子さんも亡くなられて
という形の
この禁酒場化の策です
改めてこの詩文を読んでいきたいと思います
禁酒場化の策 野木まれすけ
三千草木うたた香料
十里風生草し新千丈
誠意は進まず人語らず
禁酒場外車用に立つ
本当に僕もですね
今まで全然大した解像度もなく
やっていたんですが
桁が違いますね
この戦の規模という
その本人の
境遇ですね
そして野木将軍はものすごく元から人が良かったんです
そんな方がこの中でやりきっているという
形なので
この詩文はですね
軽々しく禁酒ることは本当にできないなという風に思いました
なので今日この後禁酒するのやめようかなって
本当にちょっと思ったんですけれども
それだと元も子もないんで
こちらの銀を改めてこんな感じで紹介させていきました
この詩をですね
禁じる際の話
さらさらとちょっと移りたいと思うんですけれども
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とにかくですね
下っ腹に力を入れて
声を下に吐き続ける
吐き続ける声を
なんというんだろうな
多分きっとこれを禁じるのは
なんていうかもう
下から
下からドロドロしたものをとにかく
押し出す絞り出す
ぐるぐると出して出して出し
もう血をですね
じっとり這わせるような
そんな銀
想像を絶するような重たい銀っていうのは
表現する上ではやっぱり
必要なんだろうなと思います
少なくとも高らかに銀ずるとかですね
この感情をストレートに出すっていうような
禁じ方ではないんだろうなと
本当にこれでもかというぐらい
お腹を痛めるんじゃないかっていうぐらいの
本当になんか重みをつける
別に腹式呼吸ができなかったとしても
自分の体を多少痛めつけてもいいぐらいの
なんかあの重みをですね
自分で実現しながら
銀ずるっていうのは正直
多分あるべき姿なんだろうなと思ってます
あと
これは流派によるんですけれども
歌田幸良 十里 風生草
この十里 風生草
この風という音ですね
この風
ここも僕は先生からですね
この微妙にえぐる音っていうのは
なかなかコンダクターには表現できないんだ
表現できないけれどもやるんだと
この自分で落とし込むんだという
えぐるというよりは
下にグーッと落とすんですね
重たい重力でずっと引っ張り込む
それほどにこの重たいこの風
生臭い風がですね
この場を追っているということを表現する
やっぱりここは
ポイントになってくるんだろうと思います
セイバー進まず 人語らず 禁止場外
禁止場外のところで
銀代わりが来るわけですけども
ここですね
ここでしっかりと落として
車用に立つ
車用にのところで
最後の大揺り
中回しかな
大揺りの後の最後に
ちょんと落とすところあるんですけど
ここも落ちるところにやっぱり意味があるんでしょうね
なんというか
今自分はここに立っている
なんで立っているんだろうかとかですね
今何をやれたんだろうとかですね
多分もう言語化できないし
結論なんて何一つも出ていないような
このぐるぐるぐるぐるした
気持ちがですね
そこからなんとか絞り出そうとして出てきたのは
この禁止場外 車用に立つ
なんだと自分は感じています
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ということでですね
本当に
僕は今までいろいろ言ってきた
他の監視ももっと
勉強したらこういう重みはあるんだろう
と思いますけれども
少なくとも僕が今までやってきた銀の中では
圧倒的に重たい銀ですね
ということで
こちらを吟じて
今日は終わりたいと思います
いつもよりちょっと本数も低めにしてですね
なんかやろうかなと思います
本当にこれできるかな心配だな
では頑張って吟じます
禁止場下の策
乃木まれすけ
三千五百億
歌った
高齢
風
生うさし
新
戦場
制覇
進まず
人
あらず
禁止
場外
異
所要に
突
いかがでしたでしょうか
本数自体はそんなに下がらなかった
21:00
あれですね
自分でもびっくりなんですけど
吟じている途中に若干涙が出ました
これから出社する前なんですけれども
あれですね本当に
背景を自分なりにしろ
やはり理解を深めた上でですね
この四文一文字一文字に思いを馳せるとですね
作者の思いが
もちろんそんな100%来るなんて全然思わないですけど
今までがですね数パーセントだったのが
10%20%ぐらい
ガツンときてですね
本当に
なんて言いますか
これは表現するためじゃなくて
自分自身の咀嚼するための
消化力と言いますか
それが高まって
全然感じるものが感じるレベルが
解像度がですね
違うなぁと感じました
これは本当に
週明け早々にやろうかどうか
思ったんですけども
やはりこういう情報はですね
仕入れてすぐにアウトプットしないと
やっぱりどんどん
細かい情報が消えていってしまうので
なんとか自分なりに
聞いた内容をまとめて話してみました
いかがでしたでしょうか
この仕様を吟じたらダメだよと
軽々吟じたらダメだよというわけじゃないんですけど
とはいえですね
やはりせっかく吟じるのであれば
色々勉強した方がいいんだな
好き並みの話ですが
そういう感じでございました
本当に今回は
これは自分自身がですね
この自分の重さを学べて良かったな
と思うところです
ではでは
早速本当に重たい話にはなってしまったんですけども
吟ずる際のですね
参考になりましたならば幸いです
ではえっと
明日は限定公開アドバイスにしようと思うので
通常配信は明後日かなと思います
娘の体調が良くなることを祈りつつ
引き続き配信頑張りたいと思います
ではでは
士銀の魅力を発信する士銀チャンネル
今日は以上ですどうもありがとうございました
バイバイ
