1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
  2. 【詩吟ch】雑談:詩吟で楽しか..
2022-02-12 14:16

【詩吟ch】雑談:詩吟で楽しかったこと3選<江雪>

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads
江雪 / 柳宗元
千山 鳥飛ぶこと絶え
萬徑 人蹤滅す
孤舟 蓑笠の翁
獨り釣る 寒江の雪

#詩吟 #漢詩

---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f18a737907968e29d7a6b68
00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を分かりやすく、ざっくばらんにお話ししていくチャンネルです。
週に2、3回のペースで配信しているので、気楽に聞いていってください。
ということで、みなさん元気ですか?
今日は金曜日に収録しているんですけど、ちょっと頑張りすぎたかな。若干気持ちが疲れているような気がします。
あと、詩吟ですね。この1月からだいぶ、詩吟の完成させるための内容で、ずっとシリーズものできたんですけれど、終わっちゃいましたね。終わっちゃいました。
さて、これから何を話そうかなということで、今ちょっとあの結構思い悩んでいるので、リアルに悩んでいるので、何かいいアイデアがあればお願いします。
では今日はですね、完全にプライベートな話になってしまうんですけれども、僕が詩吟をしていて楽しいと感じた瞬間、3つということでお話ししたいと思います。
本当にプライベートな雑談なんで、気楽に聞いていってください。ではまず1つ、大きな舞台で堂々と吟じられた時。
1つ目が大きな舞台で堂々と吟じられた時。2つ目が、詩吟の世界に入り込めた時。詩吟の世界に入り込めた時。
そして3つ目が、詩吟の稽古で心が整う瞬間ですね。詩吟の稽古で心が整う瞬間。この3つでお話ししていきます。
まず1つ目ですね、これはあんまり同意してくれる人は少ないんじゃないかなと思っているんですけれども、僕は将来、もともと目立ちたがり屋なんですよ。
人前で何かをしたい、とにかく目立ちたい、埋もれたくない、B型なのと天の弱なのと、この両方が合わさってでしょうね。
それが詩吟にマッチしたということです。だから大会がお客さんがたくさん入っていればいるほど、嬉しくなっちゃう方なんですね。
ステージが立派であるほど、そういった場面でですね、自分が堂々と練習の成果を発揮することができたなら、これは気持ちいいなぁというふうに思うわけです。
逆にその分だけ練習しないといけないということにはなるんですけれども、やはり詩吟の気持ちよさっていうのは精良だと思うんですね。
平たく言うと、自分たった一人の声でこの舞台に聞かせることができる、聞いてもらえる、多くの人に紛れない、みたいな立ち位置が好きなんですよ。
03:06
だから大きな舞台で堂々と吟じれた時、天空のところでグワーンと響かせられた時、半分はやりすぎると良くないんですけれど、
そういう瞬間がですね、いやー気持ちいいなぁと思う。結構俗物的な感情ですけれど、面白いなと思うわけです。
そして2つ目ですね、詩吟の世界に入り込めた時、これが一番いいんじゃないかよと思うんですけれど、僕は2番目になるかもしれないですね。
ただですよ、詩吟、これまで感情の込め方のところでお話ししてきたようにですね、詩吟で感情を込めるっていうのは、詩情を込めるっていうのは一番最後にちょろっとするぐらいが本当にいいんですよ。
最初から入り込むと本当になんかあのうまくない演歌歌手みたいな風になってしまってですね、気持ちだけが先行して声が前に出ていない、いろんなところが荒いということになりがちです。
だからあの僕が感じるこの詩吟の世界に入り込める瞬間というのはですね、今まであのこの骨組み肉付けという感じでちょっとずつですね、丁寧に丁寧に積み上げていって、何度も何度も練習してですね、もう感情の込める暇なんてないぐらい他のところを気をつけるわけですよ。
いやここのアクセントどうだったかな、発音も丁寧にやらないとな、音ここ外れやすいな、ここはこういうふうに表現しないと、ここは間合いがもうちょい取るんだったなとか、いろんなことをめちゃくちゃたくさん考えながら吟じていくわけなんですけれども、これをですね、考えて考えて考えて吟じていった先にですね、ふとその詩吟の、吟の詩の光景がですね、入ってくる時があるんですよ。
なんかふと浮かんでくるといった方が正しいのかな、本当にあのちょろっとした瞬間なんですけれど、あ、今なんか詩を表現できたような気がするみたいな、そういう瞬間ですね。
だからあの、ここまで来た時に、いやー詩吟結構これこの漢詩は頑張れたなぁとか思うわけです。ああなるほどね、こういう感じだのねと、いうふうに思うわけで、まあそういう瞬間も楽しいなと思います。
そして3つ目ですね、3つ目は、詩吟の稽古の時に心が整う時ですね、整う瞬間。詩吟の稽古っていうのは、結構あのまったりしてるんですよ。大勢いればいるほどですね、あの待ち時間が長くて、僕はあのひたすら教本読んだりとか、あの冊子を読んだりとかですね、暇つぶししてることが多かったりするんですけれど、
まああの、なので実際どこまで集中できてるかというと、そんな長い時間じゃないんですよね。実際の稽古時間の3分の1ぐらいしか集中してやってないかもしれないなというところなんですけれども、それでもですね、その短い時間だけでも、あの先生と一緒にこの詩文を読み合わせして、どういう内容なのかを聞いたりして、で、議員をして、いろいろ指導してもらうと。
06:18
で、こういうことを繰り返しているとですね、もう淡々とした時間なんですけれども、あのそうしているうちに、なんかあの、いくらその直前まで心が荒れていようと、乱れていようとですね、なんかあの、スッと、スッと心が整理される、整う、そんな気持ちになるんですね。ニュートラルな状態になると言った方がいいのかな。
そう、だからあの、まあある意味お風呂に入ったかのようなと言いますか、そこまで気持ちいいもんじゃないんですけれど、心に芯が、心の中に芯と胃が1本あったとしたら、いろいろ仕事とかで疲れてグニャグニャグニャグニャしているんですけれども、でもうグニャーともう倒れ込んだりしている時に、この稽古に行った後ですね、その芯がですね、スッとまっすぐ、ピンってほどじゃないんですけれど、スッと、
まっすぐ、綺麗に揃うと言いますか、整うと言いますか、そんな気持ちになります。ものすごい抽象的な話ですいませんね。
で、あの、そうするとまた次の1週間もだんだんまたグニャグニャなっていくんですけど、そこで一度スッと立っているからこそ、また頑張れるみたいな形になるんですね。
やっぱりあの体の軸がガタガタになるとですね、やっぱりどんどんどんどん悪循環に行くんですけれど、こういうふうにあの稽古1個挟むだけですね。
あの過去の偉人のいろんな芯に触れて吟じて発散してですね、行為として発散してやっていくことで、まあ今日もなんかいい気持ちになれたなと、今日も整ったなというような感じになるわけです。
だからあの、これがこの瞬間があるからなんとなくですけれど、ずっと試吟を続けてこられたんじゃないかなと思いますね。
さあこれが楽しいから毎日やるぞ!みたいな感じでやってると意外と持たないものでですね、このスッと気持ちがニュートラルになるからこそ、ずっとまるで味のないスルメのように、いやこれはちょっとひどい表現だな、なんとなくずっとやれるなという話でした。
最後はグダグダですみませんね。
はい、ということで私が試吟を楽しいと感じた瞬間、大勢のお前で堂々と吟じた場合、あとは試吟の練習の果てにですね、試吟の世界に触れられた時、あとは試吟の稽古で心が整う瞬間、この3つが楽しいなと思っています。
皆さんの場合はですね、どんな時が楽しいでしょうか?コメント欄に書いていただけるととても嬉しいです。なかなか聞く機会ないですからね。
では後半の方に移ります。
09:01
今日後半はですね、竜草原の口説、川に積もった雪のことですね。口説を吟じたいと思います。
これはあの僕の本当に基礎を作ってくれた師匠が先生がいるんですけれども、その先生がよく吟じられていた詩なんですね。
もう70歳超えていますけれども、男性の先生で、この吟の重み、味の深さ、段違いですね。本当に段違い。
僕があと本当にリアルに3、40年歳取らないとあの吟はできないんじゃないかなと思っているんですけれども、当時のことをいろいろ思いを馳せながらしっとりと吟じられたらと思います。
口説竜草原
竜草原
ああ 頑張った
頑張った
いやーこれはですね本当になんていうかな おじいちゃんがもう雪の積もった中をですね、真真といるわけなんですけれども
12:10
この死銀の、死銀じゃないこの雪の険しさ、厳しさですね そんな中にですねあの身の被って釣りをしてるわけですから
そう雪の険しさ、この 深い自然とかですね
あとこの 真冬の真冬のしんしんとした風景、静まり返った感じ
これをですね表現するっていうのはむちゃくちゃ難しいんですよ ただ力強くやればいいとかもう完全なNGですね
そしてあの優しくやるわけでも決してないんですよ 優しくやるわけじゃあないんですよ
この味の深さ、味の深さですね だからめっちゃお腹に力入れるんですけれどもガンガンと声は出さない
だけれどもポイントポイントで力強くやるで瞬時に抜くみたいな その繰り返しなんですよ
いやダメですね本当になんかいろいろ僕も人に説明した後に これにチャレンジすると
きつい 五言絶句だからですねなおさら言葉は少ないからもう
節回しだけで聞かせるところもめっちゃ長いし そう淡々といくものでもないですねこれはこれはこれは本当に難しいですね
この録音をずっと僕が続けていって あれですね30年後とかに
改めて吟じたらもっといい味が出てるんかなとか 思いながら感じています
30年は続けられるかなわからんなさすがに はいえーということで竜草原の講説でしたいかがでしたでしょうか
またあのこういうこと話しほしいとかですねリクエストだいぶお待ちしておりますので 和歌とかこれも吟じてほしい百人霜とかここらへんも引き続きお待ちしております
えーという感じですかね 明後日何話そうかな
ではではシギンの魅力を発信するシギンチャンネルどうもありがとうございました バイバイ
14:16

コメント

スクロール