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2021-07-03 05:25

【詩吟ch】中級:滝の表現が秀逸な俳句<滝落ちて>

滝落ちて / 秋桜子
滝落ちて
群青世界
とどろけり

#詩吟 #俳句
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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
いつも通り、漢詩や俳句和歌など一つご紹介して、言辞方や楽しみ方も説明していこうかなと思っております。
今日は金曜日の収録ですね。いやー、気分が楽だなぁ。ということで、気持ちをちょっと切り替えてですね、今日は俳句を一つご紹介していきたいと思います。
【滝落ちて】という俳句ですね。周王子という方が作られております。日本人ですね。
周王子という方、あまり僕はちょっと知らなかったんですけれど、高浜挙史に支持したという方で、他にもいろいろあるんですけど、これは結構有名な俳句だそうです。
僕もですね、詳しくは知らないんですけれど、いろいろ詩文、俳句をペラペラとめくっていたうちにですね、これいいなぁとすごく感じたので、今回ご紹介させていただきました。
では早速ですね、読んでいきたいと思います。
滝落ちて、周王子。
滝落ちて、滝落ちて、群青世界とどろけり。
群青世界、とどろけり。
これはですね、水の勢いが激しく、呆然とですね、大きな滝が落ちていて、周囲の群青一色の杉子立ちをとどろかせていると。
あまりに水の勢いが、滝の水の勢いが強いからですね、周り一色が群青色になっていると。それほどの滝の表現になっていますね。
舞台となっているのは、和歌山県のだいぶ南の方ですね。
那智、那智の大滝というところらしいです。
地図上で見るとだいぶ奥まったところですね。なかなか行くの難しいと思うんですけれども。
落差で行くと、なんかあの滝の落差も結構測定方法がいろいろあるみたいですね。
一段から何段まででトータルの落差とかで見れば12位らしいんですけれども、一段だけの落差で行けば133メートルということで、日本一の滝だそうです。
それほどにですね、多分水しぶきが凄まじいんでしょうね。
この俳句から想像できるかなと思います。
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いつも俳句は結構流れるような感じで吟じる雰囲気があるんですけれども、これはですね、とどろけりと書いてあるので、力強くちょっとここを吟じていきたいなと思っております。
そして群青世界という言葉もですね、なんか脱点が多くて力強さが感じられてきます。
あえて青色とかではなくてですね、群青、青が群がっているというところにですね、
なかなか深い色合い?ダメだ、私の語彙力がダメなんですけれど、その風景の良さが伝わってきます。
ということで、夏の大滝を演じたですね、この滝落ちてという俳句を吟じていきたいと思います。
滝落ちて、集をし、滝落ちて
滝落ちて
群青世界
とどろけり
群青世界
とどろけり
いやーこれ楽しいですね、イメージがしやすい、勢いがいいっていうのは声を出すときにすごくやりやすいです。
ということでちょっと珍しくですね、感情を乗せてのびのびとこの俳句を吟じさせていただきました。
今日はちょっと簡単ですけれども、以上となります。
集をしによる滝落ちてという俳句を紹介させていただきました。
シギンの魅力を発信するシギンチャンネル、今日は以上です。どうもありがとうございました。バイバイ
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