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この説は、コンテンツを内容で見ていない説なんです。
何で見てるかというと、強さで見ているんですね。
強度。
強度だね。何て言ってるか今のところわからないと思うけど。
だいぶわからないね。
そもそもコンテンツ消費は何の大品ですか?
戦闘ですね。
そうなんです。戦う代わりに鬼滅の刃を見てるんです。
安次郎くんの強さってこと?
そう。そして、どんどん強くなっていくのを見てるんですよ、我々は。
登り詰めていく様を。柱になっていく様を。
どんなコンテンツも結局は強さを見に行っている。
これは、安次郎くん的な武力的な強さではなく、
その人が社会に成功したり、美しくなったり、
モテなかった人がモテるようになったり。
そういう強さを見に行ってるんです。
安次郎くんのとんでもない清らかな心とかは?
強さです。
こんな強い証言があったんだっていうくらい。
清らかすぎるだろうっていう。それを見に行ってるんです。
それを消費すると、もちろんより優しいものを見たくなるわけですね。
もっと安次郎くんより優しく描くにはどうしたらいいんだって作者たちは考えてる、今。
無理を言うなよ。
無理が来ます。
それはじゃあ麻薬みたいな感じで。
コーピング量が増えないとダメってこと。
これがこの説の最初の、「内容で見ていない」っていうことなんです。
内容で見ていればもちろん強さ関係ないよね。意味で見ているということなわけなんですね。
だから、コンテンツのくせに内容を見ていないというこの説が成り立ちます。
じゃあ俺とかはさ、安次郎くんの強さに興味がないんだけど、
ストーリーを見ようとしてるんだけど、ストーリーも面白くないんだよね。
いいね。だってストーリーは強くなるためのお膳立てのストーリーだから面白いわけがない。
寝るしかないじゃん。
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Mさんは正しい、ということなんですよ。
自然に言うとMさんも正しい気がしますね。そもそも見ないんだから。
Mさんは見て面白くない。Mさんはそもそも見ない。
俺、銀さんだけど大丈夫?
あ、銀さんね。
そういうことなんよね。
そもそも見るなっていう意見があるよね。
うん、あるある。宮島のおばあちゃんでしょ?
あ、やだもう。
それは強さしかやってないからってこと?
そうそうそう。ベジータの次はフリーザでしょっていうこと。
それが何が面白いっていう話。
なるほど。
実際そう言われたら、「うん、そうだね」っていう感じだよね。
でもまあまあ面白いから。何か刺激があるから見るっていう感じだよね。
じゃあそれは、我が子が麻薬に溺れていっている様を見せさせられる。
そうそうそうそう。だから止めるんじゃない、親は。
そこまで自覚してわかってるかどうかは知らんけどね。
この点どうぞ。
この強さとストーリーを一応同時に見るじゃん。
ストーリーのほうを見ているふりをするよね。
そうそうそう。名作とかがあるよ、世の中には。見ておくべきみたいな。
ああいうのも全部…。
そういうのには内容があるっていうことか。
もちろん若ければ若いほど、新しい内容に当たる可能性が高いからね。
内容があるかどうかはその人の経験にかかってるよね。
ドラゴンボールになって意味はある。
とにかく。
世の中で一番内容があるコンテンツは、犠牲獣らしいよ。
なんでよ。誰が言ったの。
そういう風潮よ。
そういう人もいるよ。
俺もかなり同意するよ、それは。
砲火機動隊か犠牲獣よね。
それは内容には強度は別にない。
内容に強度はないね。内容は内容でしかない。
コンテンツに対する態度が違いすぎるって書いてあるね。メモに。
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星野ことが結構内容があるんじゃない?
ああ、あれはね。
でもどれだけの強度で人が苦しむかみたいなことは描いてるね。
悲劇。
それを、さも俺はエネさんに対して内容があるよ、みたいなことを言ってみせた人には、
恥ずかしい。
ふーんって言われるかな。
うん、恥ずかしい。
わかりました。
ぜひこのくらいにしとこうか。
うん、そうだね。短めでいってきましょう。
うん。