1. 妖怪古伝 youkai koden〈奇々怪々〉
  2. EP02 ろくろっ首( Ro kuro kku..
EP02 ろくろっ首( Ro kuro kkubi=Rokuro's neck)
2022-07-02 04:34

EP02 ろくろっ首( Ro kuro kkubi=Rokuro's neck)

今日の妖怪は

「ろくろっ首」です

ぜひお聴きくださいませ。

また番組へのご感想やご意見は

Twitter @youkaikoden かメール nijiiropedal@gmail.com

でお待ちしております。

*この番組の効果音には「Oto Logic」「Mus Mus」様の音源を

使用させていただいています。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

今回は妖怪「ろくろっ首」を取り上げる。夜中に首を伸ばして行灯の油をなめる、首が飛ぶなどの伝承があり、若い娘や女中の首が伸びる理由には、心の緩みや食べ物・水を求めるため、魂が体から離れる病など諸説がある。名前の由来についても、ろくろを回す感触やこけし人形、からかさの柄に関係する説が紹介される。近世の随筆にある異国のろくろ首の話や、古典落語で与太郎がろくろ首の娘との縁談に巻き込まれる筋も語られる。

ろくろっ首の伝承と名前の由来
昼と夜の境、黄昏時、大間が時に現れる不思議な生き物、不思議な現象、妖怪古伝。
この番組は、毎回一つの妖怪を取り上げ、語ってまいります。 さて、今日の妖怪は、
ろくろっ首。 夜中に首を伸ばして庵丼の油を舐めるとか、
首が飛行するなどと言われる妖怪。 主に成人したばかりの娘や女中で、
心の緩んだ時に伸びるとか、食べ物や水を求める度に伸びるだとか、
魂が体から離れる病の一種だ、などと言われている。 伸びる首を、なぜ、ろくろっ首というのかは定かでない。
ろくろを回して陶器を作る時の感触が似ているとか、
こけし人形などの生地紙の作業を頭に置いてとのこととか、
からかさのろくろをあげる時、柄が長く見えてくる、など様々な説がある。
随筆に描かれたろくろ首
近世の随筆類によると、ひとうばんという国の人はみなろくろ首で、
首に赤い跡があり、夜は両耳を翼として飛んでいって虫を食い、
明け方には帰ってくる、などという話もある。
古典落語のろくろ首
古典落語にも、このろくろ首の話がある。
主人公の与太郎さんが、おじさんに嫁の相談に来る。
するとおじさん、すごく器用良しで、
気立てがよく、さらに両親の莫大な遺産があるという娘を紹介する。
与太郎さん、なぜ今までもらえてがいなかったのか、と聞くとおじさん、
この娘さん、夜になると首が伸びて、あんどんの油をなめるんだよ。
さすがに与太郎さんもしりごみするが、
夜中のちょっとだけだ、とのおじさんの言葉に、
それなら俺は寝たら何が起きても起きない、と言って終言をあげるが、
なかなか眠れずにいると、早速その夜、娘さんの首が伸びる。
びっくりしておじさんの家に駆け込むと、
おじさんにたしなめられる。
実家のおふくろさんのところに帰ると言うと、
お前のおふくろさんもこの結婚をたいそう喜んでいて、
早いこと孫の顔が見たい、と首を長くして待っているぞ、とおじさん。
与太郎さん、え、おふくろも、じゃあ家にも帰れねえ。
妖怪話の締めくくり
この妖怪話はいかがでしたでしょうか。
聞いたことがある妖怪にも、意外な一面が垣間見えたのではないでしょうか。
このポッドキャストを気に入っていただけたなら、ぜひフォローしてください。
妖怪古伝、また来週の土曜日の黄昏時にお待ちしております。
04:34

コメント

スクロール