福岡県議会の不祥事と倉内議長の辞職表明
今週のフカボリ
今話題となっている出来事や、二人が気になっていることなどを本音で深掘る、今週のフカボリ。
県議らの高額な海外視察、議長・副議長ポストをめぐる金銭述議はか、
それから熊本地震発生の夜にビアパーティ開催など、福岡県議会の話題が、これまで悪い意味で全国的に取り方されてきましたが、
今日動きがありましたね。
福岡県議会の倉内議長、議員辞職する意向を表明しました。議長でなくて議員そのものを辞職する意向ですね。
明日東京で開催される全国都道府県議会議長会で、会長としての職責を全うした上で、福岡県議会議員の職を辞することとしたというコメントを発表しまして、
そして、あの取材にも応じているようなんですけれどもね。倉内議長は金銭の授受疑惑を一貫して否定しているんですけれども、
ただね、やっぱりこのお金のやり取りってね。
それとね、ワンヘルスということ関連になると、いくらでも予算がつくと思われていた。
しかも、やっぱりたくさんのお金が動いていた。
そう、モニュメントに数億円とかね。
DNAをイメージしたものって言ったよ。
でも、いずれいつかは評価されると、それまでおっしゃってましたけどね。
ワンヘルスという考え方そのものは、私は一定意味がゼロではないと思うんですよ。
人間と動物が共生して環境を整えていく、生態系を保っていくということは、大きく地球規模、世界規模で考えることだけど。
ただまあ、それこそ居酒屋トークで言うと、ワンヘルスは蔵内さんによる蔵内さんのための蔵内さんのワンヘルスと言われてます。
でも福岡県知事すごいですね。全ての事業を一旦見直しというか、中断すると言ってました。保留すると言ってますもんね。
市民オンブズマン福岡の活動と県議会への見解
さてと、今日はですね、この福岡県議会の問題についてこの方にお話を聞いてみましょう。
NPO法人市民オンブズマン福岡代表幹事の小島健次さんと電話がつながっています。小島さんよろしくお願いします。
小島です。よろしくお願いします。
市民オンブズマン福岡の存在はもちろん私たちも存じ上げているんですけども、これはどういう団体なのかというのを改めてちょっと伺っていいですか。
はい、わかりました。市民オンブズマン福岡は31年前にいわゆる感官接待ですね。
税金を使ってするという、これをきっかけに普通の市民が情報の監視をしようという市民団体です。
その角度でこの福岡県議会の一連の出来事を見ていると、まずはこれまでどんなことを感じていらっしゃいましたか。
3年前に結成されて、ちょうど30年前にですね、県庁の唐市長裏金不正事件というのがありました。
これ総額で約58億円をですね、受け取ってたということで返還をさせたということがあったんですね。
それをきっかけに福岡県庁の内部で、こういう不正が起こらないようにということでですね、
県の職員倫理条例なんかが作られてですね、まあそういうことでですね、一定の改革がなされたということなんですね。
今回の議会でですね、こうしたということですけれども、今までの金銭の時事というですね、根本的な問題は何も解決されていません。
やはり私たちはこれは県庁あるいは県議会のですね、仕組みの問題ですから、やはりここをきちんと改善をしない限りですね、議員が一人辞めたからということで、解決にはならないというふうに考えています。
今小島さん、仕組みの問題とおっしゃいましたが、福岡県議会はやっぱりそんなに仕組みが良くなかったんですか。
私たち市民が投票してですね、選挙で選ばれて、知事が行う行政に対してですね、県議会の方がこれでいいのかという監視役のはずなんですね。
本来議会がきちんと機能していれば、私たちのような市民団体も必要ないわけですけれども、
やはりその二元代表制のですね、県議会がですね、行政を監視をしなきゃいけない立場の人たちがですね、やはり一体となってですね、公開問題になったようなことが行われてきた。
そういう意味でですね、一番の問題はやはり情報公開ということで、情報公開を通じて県民に対する説明責任があるはずなんですけれども、
これがほとんど行われてこなかったという、そういう意味で、県議会あるいは県庁のシステムの問題というのは大きいと思います。
海外視察の問題点と情報公開の遅れ
ただこの高額な海外視察とか、議長副議長のポストを巡ってお金が動くとか、そういう動きみたいなものは小島さんたちも知らなかったんですか。
海外視察のですね、高額な海外視察というのは、これはもう福岡県議会ではもう十数年前にも一度問題になりましたし、
2、3年前も私ども全国調査をオンブズマンでですね、全国調査をしたら福岡県が一番多かったということで公表したりしてですね、問題にはなってきたんですけれども、
例えば海外視察で言うとですね、熊本県なんかはですね、今年の5月の上旬にフランス・スペインに海外視察を行ったという報告がですね、
6月22日にですね、熊本県のホームページに47ページの報告書が出てるんですね。
それを言いますと福岡県議会は2年前の視察をまだ承諾を得てないので報告書を出せませんみたいな話だとか、
あるいはどうも視察の報告書がネットからそのまま丸写ししてたとかですね。
少なくとも海外視察がいいかどうかっていうのはまた別の問題ですけれども、
やはりこういうふうに徹底説明をしていくという姿勢がですね、福岡県議会にはほとんどないんじゃないかというふうに考えています。
無投票当選と政務活動費の情報公開の遅れ
これって体質なんですかね。誰が呼びかければそういった体質って変わっていったんですか。
もちろん外部のマスメディアとかシミオン・ムズマンさんのようなご存在できちんと明るみ出していくということも重要ですけど、
自らのこの姿勢っていうのがあると思いますが、その点はどうなんですか。福岡県議会って特殊なんですかね。
これはですね、やはりよく言われてますけれども、無投票で当選する議員が多いとかですね。
そういう選挙の仕組み上の問題はあると思いますけれども、
やはり先ほども言いましたように福岡県議会がですね、情報公開という点で非常に遅れてる。
実は一つ例を挙げますと、県議会議員はですね、一人当たり年間600万円の政務活動費、
これは全て私たちの税金から支払ってですね、調査・研究のための費用っていうのがあるんですけれども、
これは私ども毎年情報公開度ランキングっていうのを作ってるんですね。
福岡県議会は、領収書は情報公開請求して1枚10円のコピー代を払ってですね、請求すると20万円かかるんですね。
ところがですね、都道府県議会の6割はですね、領収書をネットで公開してるんですね。
近辺でもですね、熊本県とかですね、大分県とか宮崎県とかはですね、
インターネットで全部領収書を公開してますので、いつでも誰でも見れるわけですね。
少なくとも議員がですね、税金を使ってこんな活動しましたっていうのをですね、やはり県民に知らせていく姿勢。
これが福岡県議会にはほとんどないと言いますか。
私ども毎年調査をして、今年もちょうど今調査をしているところなんですけれども、
やはりこういう議会とよそと比べて、こっちが公開されてますよっていうと、やはり私たちもっていうふうになりますけれども、
なかなか福岡県議会は自分たちの身内の問題だけで、やはり他と比べて情報交換しようという姿勢が弱かったのかなというふうに思いますよね。
県民の声による仕組みの変革の必要性
で、やっぱりドンと呼ばれてしまうような倉内議長の存在で、40年県議員として、県会議員とやっていた、そこの問題あるってお考えですか。
やはりこれは議会の中でですね、本当に県民の方に目が向いていればですね、やはり先ほども言いましたように情報公開を徹底していく県民に対して説明をするっていう方向に行くはずなんですけれども、
今回の海外視察の件を見てもですね、議員も酷いし、また知事部局もですね、やはり忖度をして、そういう高額な視察費を出していると。
そうせざるを得ないというか、そういう仕組みになってしまっているというところがですね、やはり倉内さんという人を生み出したわけですし、そこをですね、県民の声で変えていくしかないのではないかなというふうに思いますね。
放送局のラジオのスタジオでこんなことを聞くのも何なんですけれども、一人の議員さんが名前を出して告発するまでは、こんなに広がっていかなかったじゃないですか。マスメディアに対して小島さんはどんなふうにお考えですか。
先ほども言いましたように、福岡県議会が情報公開が酷いというのは、実は私ども毎年記者会見でも向上してるんですけれども、やはりここをきちんと伝えていく。
そういう意味で私どもの活動もそうですし、マスメディアの皆様もですね、やはりこの情報をですね、県民に知らせていくという、そういう姿勢と言いますか、今後強めていく必要があるのではないかなというふうに思いますね。
今後の展望と政治倫理条例の重要性
今これだけ連日問題になっていて、倉内議長も議員辞職を表明しまして、服部知事も急にその方針を転換してワンヘルスの事業を凍結したりと、この後福岡県、福岡県議会は変わっていくとお感じですか。
これはですね、先ほども言いましたように、こういう問題をですね、住民の側からは何もできない、今の状態ではですね。やはり今政治倫理条例を制定しようと、これ倉内さんも言ってますけれども、この政治倫理条例大事なのはですね、県民が審査請求ができると。ここがポイントなんですね。
で、ちょっと話が長くなりますけれども、実は15年前にですね、福岡県の副知事がですね、増収賄と詐欺罪で逮捕されて有罪になった件があるんですね。この時に副知事倫理条例という条例ができたんです。
ところがこれは知事がですね、要するに求めて第三者の委員会を作っている。だから県民の側から何もできないわけなんですよね。私たち支援の側からも何もできないということで、私たちも当時いろいろ陳情したりですね、申し入れをしたりしたんですけれども、やはりこういう形だけのですね、条例を作っておしまいにするということがないようにしなきゃいけないというふうに思いますね。
わかりました。ありがとうございました。
NPO法人市民オンブズマン福岡代表幹事の小島憲次さんに伺いました。
もう選挙でしょ。次の統一地方選の時に我々が県民としてどういう投票行動をとるか。それしかないでしょう。
議会が変わるとするなら。
そして権力の再生産を議会の中でしないでほしい。
ということはどういうことかというと、辞めたところでひょっとして影響力とかがあるのかどうなのか。構図、さっき言った仕組みって言われてましたよね。その仕組みが残るのかということですよね。
だから第2の倉内議員のような人が出ないということと、今自民党でも若手の方々は問題意識を持っていらっしゃるように報じられているので、変わってほしいですね。県民の方向いてほしいよね。
なかなかだって選挙に向いてたじゃないですか。
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今週の深堀でした。