ほんのれん vol.14「ホントの自分?」を考えるシリーズ4本目!
わたしは一人の「個人」じゃなくて、いろんな自分が混ざった「分人」である?
▼こんな話。
旬感本3冊読んで思ったこと/どこまでが自分ですか?自分が生まれるために、他者が必要かも?/鏡を見るとき、鏡からも覗き返されているのだ/keyword「アイデンティティ」ざっくり解説/同一視/発達心理学エリクソンのユダヤ人性/アイデンティティは関係から生まれる?/中学校で習ったよ!ウメ子とはるにゃの思い出/自己紹介で困ります/平野啓一郎『私とは何か 「個人」から「分人」へ/individualとdivisual/平野さんが体験した居心地の悪い飲み会の思い出/ホントの自分にこだわると、ウソの自分が生まれる/「facebookは顔を1つにした」by松岡正剛/イシス編集学校[守]の名物お題「たくさんのわたし」とは/池上英子・田中優子『江戸とアバター』より/「たくさんのわたし」で生きる江戸っ子たち/keyword:別世・多名/江戸時代のメタバース/ラジオネームで別コミュニティに入れる/擬態/次回はついに『擬』です
▼「ホントの自分?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『「ニセの自分」で生きています─心理学から考える虚栄心』稲垣智則(著)明石書店 2023
『「盛り」の誕生─女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識』久保友香(著)太田出版 2019
『アバターと共生する未来社会』石黒浩(著)集英社 2023
『私とは何か─「個人」から「分人」へ( 講談社現代新書)』平野啓一郎(著)講談社 2012
『擬 MODOKI─「世」あるいは別様の可能性』松岡正剛(著)春秋社 2017
▼その他、今回登場した本はこちら。
『18歳から考える国家と「私」の行方 〈東巻〉: セイゴオ先生が語る歴史的現在』松岡 正剛(著)春秋社 2015
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