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#43 M9.9を逃れた世界線
2026-10-23 1:02:29

#43 M9.9を逃れた世界線

誤報の翌日/311の世界線/コロナの世界線/漫画の長期連載と災害/青春舞台2026城南高校『空席』/引き算がすごい/「小5のときにコロナが始まった」/就職・進学の進路の違い/演劇部の世代交代

このポッドキャストは劇団「屋根裏ハイツ」のメンバーたちが、演劇2割:それ以外8割ぐらいの気持ちで、いろいろなテーマについてだらだら喋るポッドキャストです。隔週更新を目指しています。

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サマリー

冒頭では、マグニチュード9.9と報じられた地震速報が実際には6.9の誤報だった出来事をきっかけに、起きなかった災害の「世界線」や、311・コロナを経験した世界の感覚について話します。コロナ禍を描く作品と描かない作品の違い、連載中に災害が起きた漫画をどう扱うかにも触れます。 後半では、NHKの「青春舞台」で放送された徳島城南高校の『空席』を中心に、高校演劇の表現、3人だけで卒業式に出られなかった生徒たちを描く構成、進学と就職に分かれる進路のリアリティを語ります。40分間ほとんど事件を起こさず、照明や音響の効果も抑えた「引き算」の作劇が高く評価され、病気や不登校、親への複雑な感情を説明しすぎずに残す点も議論されます。さらに、コロナ以後の世代感覚、高校生が触れられる演劇作品の変化、地域による演劇表現の時間差、高校・大学の演劇部で世代や劇場規模が作品を左右することへ話が広がります。最後に、記録映像や方言を含めて『空席』をもう一度見たいという思いと、作者が何を見てこの作品を作ったのか知りたいという関心が語られます。

M9.9の誤報と回避された世界線
屋根裏ハイツ
こんにちは。屋根裏ハイツの屋根裏ラジオです。よろしくお願いします。
トム(中村)
よろしくお願いします。
村長
終わり?やめた。第47回。
43?3じゃない?次。
村長
記念すべき43回で説明不要と。
トム(中村)
この番組は屋根裏ハイツの3人が何とか何とか。
演劇2割、それ以外のこと8割くらいのつもりで、どこの子を持っていくか。
イエーイ。
屋根裏ハイツ
同じくらい尺を取っちゃった。せっかく使ったのに。
トム(中村)
長いなってことか。
村長
長かったんだ。
屋根裏ハイツ
長いかな。でも同じことが今、再現されてしまった。
無駄な時間でした。
大事です。
屋根裏ハイツ
マグニチュード9.9の地震から1夜明けた。
あれマジびっくりしたね。
屋根裏ハイツ
海鮮に今来てるんですけど。
トム(中村)
あれ本当に陰謀論とかがさ、すごく賑やかになるタイプのあれだよね。
昼間のやつ?
屋根裏ハイツ
昼間のやつが予報が9.9っていう。
東日本大震災の24倍の規模、本当に。
詳細が全然出てこないタイプのアラートだったから。
屋根裏ハイツ
9.9っていう数値は見なかったんだけど。
俺もそれは後から知った。
村長
そうだったんだ。
トム(中村)
だから揺れてないんだよ、どこも。
屋根裏ハイツ
地震のうちを、多分神戒の近くで。
トム(中村)
地震はレッド。
屋根裏ハイツ
実際にはマグニチュード6.9だった。取り消し。
村長
取り消される。
取り消しますって。
屋根裏ハイツ
だから陰謀論とは別に、SF的には回避できた世界線が。
トム(中村)
あーなるほどね。
屋根裏ハイツ
回避できた世界線に入れたみたいな。
本当は起きたんだけどみたいな。
トム(中村)
僕はなんか、やってはいけない実験とかをさ。
それこそ水爆とかさ。
そういうのをやっているのが揺れを観測したんだけど。
っていう方を想像しました。
屋根裏ハイツ
陰謀論系。
科学兵器陰謀論系の。
トム(中村)
そうそうそうそう。
それで政治的にガッてされたっていう。
屋根裏ハイツ
揉み消された。
トム(中村)
揉み消されたんじゃないか。
屋根裏ハイツ
実際には誤報ですって取り消しをされた後に首相官邸のツイッターが
被害状況をちゃんと確認するように指示しましたみたいな。
トム(中村)
俺それ見てね。
屋根裏ハイツ
これ誤報だったってことを首相官邸はあんま把握できてないのかみたいな。
そういう話題もありましたね。
トム(中村)
本当だ本当だ本当だ。
屋根裏ハイツ
それは誤報を確認するようじゃなくて、大地震が起きたという想定のツイートをしてるっていうのではみたいなことで。
これどうなってんだみたいなことが。
トム(中村)
本当だ。
屋根裏ハイツ
間違っちゃった。
トム(中村)
本当だ本当だ本当だ。
村長
本当だ本当だ。
屋根裏ハイツ
にわかにわか。
トム(中村)
これBotだってことじゃん。
屋根裏ハイツ
Bot、そう。
トム(中村)
Botレベルの。
屋根裏ハイツ
ね、なんかその、どういうことなんだね、緊急地震速報が起きたら自動で下書きをグッて投稿するようになってるのかね。
トム(中村)
何分後かにね。
そうそうそう。大丈夫なことだよね。
トム(中村)
あ、俺記者会見ちゃんと見てないな。
屋根裏ハイツ
国の防災の情報網というのが。
まあね、なくてよかった。
トム(中村)
いや、そうそうそうそう。なくてよかった。なくてよかったんですけど、なんか疑いたくもなる気持ちも。
最近の世界に。
コロナを経験した作品と連載漫画
屋根裏ハイツ
まあ確かにね、3.1.1.5の世界線は避けられなかったから私たちは。
トム(中村)
3.1.1は避けられない世界線にいる。避けられなかった世界線にいるから。
屋根裏ハイツ
そういう感覚はありますよね。
コロナとかももちろんありますけどね。コロナが起きた世界線だなって。
トム(中村)
あー、そうね。
屋根裏ハイツ
なかった世界線の話って結構話題あるもんね。
この世界コロナなかったんだみたいな。
あー、でもそれ今見て思うかね。今も。
屋根裏ハイツ
いや、今はもうさすがにね。
トム(中村)
なんか。
屋根裏ハイツ
2026年と。
トム(中村)
さすがにない世界はでもあるよね。
あの当時やってた2021、2022年ぐらいのドラマって、
なんかこれはない世界なんだとか結構思ってた気がするな。
屋根裏ハイツ
そうだね。
トム(中村)
あの、クドカンのさ、あの脳の、クドカンのニシダとしゆきとか出てた脳、俺の話?
あれってコロナの世界の話だよね。
屋根裏ハイツ
知らない。何それ。
村長
俺の家の話?
トム(中村)
俺の家の話ってさ、なんかさ、コロナ感染されてなかったっけ?
なんか、おおって思ったみたいな。
村長
あ、でも第2話マスクしてるよ。あ、てかみんなマスクしてる。
トム(中村)
そうそうそうそう。マスクがかなりデフォルトになってる。
村長
へー。
トム(中村)
で、同時代だったからすごいなんか。
村長
家の中で外して外でつけてる。
トム(中村)
あ、そうそうそうそう。
村長
リアル。
トム(中村)
リアルだーみたいな声を、声が出て、上がっていることを聞きました。
なんかあれは他の、そのところ当時珍しかったよね、たぶんね。
トム(中村)
ドラマはやっぱ基本もうちょいコロナのない世界の話を、
2020年のドラマとかか、21年くらいの、してたと思うんだけど。
屋根裏ハイツ
確かにね。
トム(中村)
うん。
屋根裏ハイツ
最近で言うとなんかスキップとローファーとかはさ、元の自身は一応ない世界だなっていう。
トム(中村)
そうだね。
屋根裏ハイツ
あれはかなり辛いよねっていう。ちょっと作者が短すぎるという問題もあるけど。
あれでもそうだよね。あれって何年連載開始なんだろう?
トム(中村)
いつだろう。
なんか。
屋根裏ハイツ
まあだから劇中世界だと、まあまだ1,2年しか経ってないから。
トム(中村)
そうそうそうそう。
屋根裏ハイツ
2018年から連載されてるそうなので。
トム(中村)
あーじゃあ。
屋根裏ハイツ
2018年から、そうだね。彼らが高校卒業したタイミングでコロナが発生するんだな。
トム(中村)
ね。
それって、どう漫画って処理してるんだろうね。3年間とかしかない場合さ。
屋根裏ハイツ
いやまあ、描かないよね。
トム(中村)
まあ描けないよね。別テーマに。描けないのかな。
そういうことあったかな。
なんか、それでパッと思うのはあの、
井原清美郷の愛は、1巻が2010年とかから始まってるのかな。
2008年?2009年とか。で、3巻の最終巻で震災が登場します。
揺れて、みたいなのが。その被災地に行って、それを見た子供。
屋根裏ハイツ
3巻はいつ?2010何年?
トム(中村)
1年の2012?12かな。わからない。
連載期間中にとにかく震災があって、それでその震災の景色みたいなのが。
屋根裏ハイツ
なんかいわゆる少年漫画とか青年漫画のエンタメ系ので、
リアルタイムに起きた災害の話とか取り入れるってのは、やっぱ見たことないよね。
トム(中村)
まあ確かに。あれだからね。何だっけ?
連載してるのも一気コミックスか。だから。
なんか、まあいわゆるコンビニに置いてる雑誌ではないかな、愛が。
屋根裏ハイツ
文芸誌的な立ち位置の漫画だし、井原清美郷だしみたいな。
トム(中村)
井原清美郷がすごいっていうのでもある。すごいっていうかなんていうか。
まあ凄まじい漫画ですけど。
確かに漫画の方が難しいかも。映画は割と状況に合わせてその後すぐ作。
屋根裏ハイツ
そうね。
トム(中村)
連載って難しいよね。
連載っていうのがね、作中時間と現実時間が一致しない作品だからね。
トム(中村)
しかもまあ、高校3年間を描くみたいな。
最近読んでないんですけど、スキップとロファー。
屋根裏ハイツ
今?
トム(中村)
今何年生なの?
屋根裏ハイツ
今2年生の終わりか3年生の1年。
トム(中村)
あ、もう3年生になった。
屋根裏ハイツ
始まりぐらいな気がするけど。
トム(中村)
もう3年生になったんだ。
村長
私なんか、どこまで、どこで止まってんだろう。
屋根裏ハイツ
2年終わってないかもな。
トム(中村)
修復旅行行く途中で止まってる気がする、俺は。
屋根裏ハイツ
修復旅行1回帰省して、みんなで帰省した後だけ修復旅行。
村長
みんなで帰省したとこは読んだぞ。
トム(中村)
それ結構前のやつだよね。
え?
もう1回行くの?1回じゃないの?
屋根裏ハイツ
1年目は自分だけが帰って、2年目は友達連れて帰るみたいな。
トム(中村)
あ、そっか、あれ2年目なんだ。
そうだと思いますけどね。
トム(中村)
で、その後修復旅行だよね。
屋根裏ハイツ
だから2年生の10月、11月ぐらいですかね、きっと。
トム(中村)
あ、14巻か。
じゃあ11、12、3つぐらい読んでるんじゃない?
屋根裏ハイツ
ロファーってこの後どうなるのかわりと分かんないな。
分かんないよな。
トム(中村)
いいことです。
屋根裏ハイツ
ただの恋愛の話ではもうないから。
トム(中村)
まあね、速攻で別れたもんね。
屋根裏ハイツ
もう1回付き合うとしても、なんか人生の話だからな。
恋愛とかじゃなくて人生の話だから。
トム(中村)
それでも高校生でやってもエグいよね。
まあいいけどさ、恋愛漫画だからいいんだけどさ。
屋根裏ハイツ
しざがね、普通の。
トム(中村)
ちょっとしざがありすぎるよね。
まあ漫画だからいいんだけどさ。
屋根裏ハイツ
漫画だからいいんですけど。
高校演劇『空席』との出会い
だからちょっと話したいこととして、僕がね、高校演劇の全国大会の最優秀賞を今年取った作品が、
屋根裏ハイツ
先週まで青春舞台ってあのNHKの番組で放送されて、
それを2人に見てくれとね、
あのミコン高校演劇興味のない2人にね。
トム(中村)
やってないからな。
村長
なじみがない。
トム(中村)
なじみがないんですよ。興味がないわけじゃない。
屋根裏ハイツ
ほんとですか、なじみがない。興味があるんや。
見てくれとね。
なんで進めたかというと、ちょっと異質な、
高校演劇の中だとやっぱりちょっと異質な質感を持った作品だったので、
ある意味2人にも普通に見れるだろうなと思って進めたわけなんですけど。
あれですね、徳島城南高校の空席という作品ですね。
3人しか出てこないし、
部員も3人しかいない。
トム(中村)
出演者が照明の子で、出番が終わったら走ってるって言ってたね。
屋根裏ハイツ
オペが終わったら、
前半ちょっとオペやって隊員出て行くっていう。
村長
あ、そうだったんだ。
じゃああの人か。
屋根裏ハイツ
本編の直前ぐらいにちょっと高校のね。
トム(中村)
言ってたよね。
部室もなんか倉庫みたいなとこで。
屋根裏ハイツ
超準備室、だから倉庫だった。
ボイラー室みたいなとこだったよね。
トム(中村)
あれ結構発狂したかも。
屋根裏ハイツ
いわゆる強豪校みたいなものでないけど、初出場で。
最優秀っていう、とんでもないことですっていうことなんですけど。
確かに何を食ったらあれが作れるのかちょっと。
今ならわかるんですけど。
高校生自分ではあれを作るのはほぼ不可能だと思うんだけど、
なんであんなことができたんだろうみたいなことはめちゃくちゃ気になりますね。
トム(中村)
まあ音響効果も照明効果も一切ない。
一切ないね。
トム(中村)
無人のクラスに。
まああれですよね、卒業式の話なんだけど、
屋根裏ハイツ
卒業式出れなかった人向け卒業式みたいなのが開催される日の朝の教室に3人が集められて、
トム(中村)
その中で40分喋ってるだけっていう。
屋根裏ハイツ
演劇的な飛躍とかワンダーみたいなものはなく。
トム(中村)
渋いよね。
屋根裏ハイツ
渋いよね。普通に見れたでしょ、だからすごい。
トム(中村)
見れた見れた。
屋根裏ハイツ
高校演劇はある種、絵柄が違うというか、絵柄で苦手って人がいるタイプの。
トム(中村)
だからいわゆる小劇場演劇とも違うし、いわゆるエンターテイメントの演劇ともちょっと違う。
屋根裏ハイツ
違うけどどっちかというと、大劇場よりの演技の仕方とかの方が近いですね。
トム(中村)
実際大劇場でやるっていうのが一個大きいですよね。
1000人とか。
屋根裏ハイツ
もちろんそうですね。
観客に向けたパフォーマンスとしての演技みたいなものが主流の世界ではあるので、
なんかジョジョが絵柄で苦手みたいな感じで読めないみたいな感じで。
表現の見た目が苦手みたいな。
トム(中村)
ミュージカル見ませんぐらい違うよね。
屋根裏ハイツ
でも高校演劇も多様なので、こういう長男高校みたいなものをやる子もたちももちろんいるんだけど、
超マイノリティだよねっていうのは確か。
屋根裏ハイツ
100個いて1個いないんじゃないかぐらい。
トム(中村)
本当?
屋根裏ハイツ
ここまでのことをやるっていうのは。
トム(中村)
クオリティが高いしね。
屋根裏ハイツ
高校の時に接触できる演劇の状況みたいなものも今の若い子たちは変わってるのかもしれないなと思いつつ。
なんか配信とかちゃんと見てたのかな一人の。
トム(中村)
感激三昧に登録してたのをね。
屋根裏ハイツ
登録してたのかもしれないみたいな。
確かに今の高校生ならそういう手があるかとか。
屋根裏ハイツ
YouTubeで配信されてるとかもあるし。
トム(中村)
ユーネクストとかね。
普通にあったりするから。
調べたら出てくるような気もするね。
その辺の環境がすごい。
屋根裏ハイツ
やっぱ僕が高校演劇やってたのは2008年。
トム(中村)
18年前ですよ、おじさん。
屋根裏ハイツ
18年前なのでその世界が変わってるんですけど。
我々の時はWOWOWぐらいしか見るものがなくて。
トム(中村)
でもWOWOWなんて入ってるやつがさ。
屋根裏ハイツ
だからそもそも演劇部に入るやつがおかしいっていう。
ちょっと演劇見たことあるっていうやつがそもそもおかしいみたいな。
トム(中村)
まあまあまあまあまあ確かに。
見てなくても入るしね。
屋根裏ハイツ
見て入るやつもおかしいっていう。
だからあれですよ。
屋根裏ハイツ
僕当時の演劇部員というのは、
アニメ好き、声優になりたいみたいな子か、
屋根裏ハイツ
当時としてはいわゆるサブカルちょっと好きみたいな。
サブカルだからWOWOWでラーメンズを見てて興味を持ったみたいな。
中学時代とか。
屋根裏ハイツ
だから演劇的なものは、
トム(中村)
ちゃんと見たっていうのはあれぐらいかなみたいな。
屋根裏ハイツ
WOWOWだから野田マップとか。
大人計画?
新幹線?
あのコメディーの人たち何でしたっけ名前。
何ボーイズだっけ。
シティボーイズ?
屋根裏ハイツ
シティボーイズとかが、
僕が高校3年間いた時期とかだとWOWOWでやってたやつかなみたいなぐらいの。
テレビで見るっていうのはそのぐらいですね。
NHKのプレミアムシアターみたいなので、
三浦川とかもやってましたけど。
そのぐらいですよね。
演劇というものをそもそも摂取する。
あとその当時の演劇の質感みたいな。
だからどうしてこれが作れるんですかっていうのをちょっと聞きたいっていう。
なんてだろうね、何を見たらこうなるんだろうみたいな。
本当に不思議。
トム(中村)
サンプルは見れますね。
屋根裏ハイツ
YouTube?
いや、UNEXT。
村長
UNEXTってね今。
屋根裏ハイツ
いや、見れるでしょ。半中だって見れるし。
トム(中村)
半中見れる。
屋根裏ハイツ
丸岡のだって見れるでしょ、恋愛。
見れるね。
屋根裏ハイツ
手話の。
そうなんです。
屋根裏ハイツ
そうらしいよね。
村長
そうなんです。
3人の会話と引き算の作劇
絶対3人でやれるってところからスタートはしてるよね、でもね。
トム(中村)
あれもね、少なくともね。
でもなんか。
屋根裏ハイツ
3人でやるしかないっていう。
そうそうそうそう。
トム(中村)
でもさ、やっぱ普通1人は先生の役をさ、入れたくなっちゃいそうだな。
屋根裏ハイツ
そうだね。
トム(中村)
気がするのはすごいなというか。
やっぱ3人、先生が来る前に生徒だけの3人の会話でなんとかすると。
でもまあ、不登校の理由がそれぞれ違いし、卒業先が違うから。
卒業先というか、大学に進学する人と地元に。
地元の大学に進学する2人と、愛知に就職する。
トム(中村)
徳島を出たいという。
高校、学校卒で就職するっていう。
トム(中村)
あのあれね、なんかすごいよね。
普通にすごい。
屋根裏ハイツ
すごいよねって言いようが。
トム(中村)
すごいなと思いますね、引き算。
引き算の。
引き算よくできてるし。
立場がちゃんと違うから。
トム(中村)
とはいえなんかドラマらしいドラマが起きてるかというと、
そんなことないっていうね。
屋根裏ハイツ
そんなこと全然、もちろん全然ないっていう。
何も解決はされないし。
トム(中村)
喧嘩もしないしね。
屋根裏ハイツ
喧嘩もしないし。
40分で終わるっていうのがすごい高校に行きたいよね。
珍しいしっていう。
そうなんだ、1時間で作るもんか。
屋根裏ハイツ
1時間超えたら、いわゆるコンクールの先行対象から外れちゃう。
60分には収めるんですけど。
屋根裏ハイツ
50分とかやるっていうのがある種普通なので。
40分なんてほぼ短編ですよね。
短編と言っちゃっていいぐらいですけど。
3人で描きすぎることなく終えるっていう潔さ。
そんな判断できまへんっていう。
トム(中村)
まあ確かに。
屋根裏ハイツ
その判断とかできないっていうのは、
これなんかその天然というか、天然にできてる奇跡的なことなのか、
それとも調算というか計算があってやったことなのかとか、
すごい気になるよね。
トム(中村)
確かにね、本当はもうちょい描きたかったけど描けなかったって可能性もあるよね。
屋根裏ハイツ
もちろん。
トム(中村)
でもどっちなんだろうね。
本当はめっちゃ2.5次元好きかもしれないしね。
屋根裏ハイツ
まあそうそう。
だけど、みたいな。
屋根裏ハイツ
現実に3人でこの3人でやんなきゃいけないから。
トム(中村)
でもそれができるのがすごいっていう話ではある。
屋根裏ハイツ
そうなんだよね。
トム(中村)
ちょっとそういう好きなものってどうしてもこれでちゃったりすると思うので、
屋根裏ハイツ
それがわからないっていうのがすごいっていう。
トム(中村)
いやーすごいですね。
屋根裏ハイツ
スケートだけでやるとそうなっちゃうし。
はいはい盛り込んだりしがちってやつね。
屋根裏ハイツ
盛り込んじゃったりしがちで大人が作ったのをやると、
大人が作ったやつをやっているっていう感じも結構得る世界なんですよね、高校演劇って。
トム(中村)
なんかそれが同じ土俵で戦ってるっていうのもなんか不思議な世界だよね。
いやもう無理ですよ。
屋根裏ハイツ
ズルって言うとあれだけど。
高校演劇やってた時からするともうほぼズルですよね。
トム(中村)
大人のやつはね。
屋根裏ハイツ
大人のやつは、プロコモみたいな人いるからね。
トム(中村)
まあ畑沢さんとかね。
もちろん筆頭としてはその人ですけど。
トム(中村)
青森のね、なべげん。
渡辺源四郎商店の。
屋根裏ハイツ
プロですからねあれは普通に。
トム(中村)
そうなんです。
末恐ろしい。
屋根裏ハイツ
まあ高校演劇としてはやっぱりすごすぎるみたいな感じではありますけど、
別にこう、特別このなんだ。
一般の小劇場界隈としては別にその、
屋根裏ハイツ
まあよくできた作品ぐらいだと思いますけど。
それでもそうですけど、よくできた作品自体が別に小劇場が多いわけじゃないと思うんで。
すごい、すごいなっていう。
すごいしか言えないみたいな作品だからね。
村長
すごい面白かった。
屋根裏ハイツ
面白かったよね。
なんか強いて言うこともないっていうか。
なんだろう。
でもそれもちょっとあれだなと思うんですけど。
病気、不登校、コロナ世代の感覚
屋根裏ハイツ
最後だけ何かその兆しがあったなと思うのは、
一人多分病名すら明かされない子もいるじゃないですか。
おそらくパニック、PDなのかなと私は思ったんですけど。
トム(中村)
引きこもり。
そうそうそう。
屋根裏ハイツ
かなっていう子が、最後その一人ね。
白血病の治療で学校に来れなかった子がいて、
そこはでも、
登校できたかもしれないんだけど、
親が心配症で登校させてもらえなかったみたいな、
ただ病気じゃなかったみたいな子がいたので、
最後にPDの子が、
学校来れなかったのは親のせいだよねみたいなことを、
強めに女の子に言うシーンがあって。
そこだけちょっとおっていうか、
屋根裏ハイツ
なんでだっていうか。
あれだけ波風を立てようとしたアクセルが一瞬踏まれて、
あれ不思議やったなって思うんですけど。
あれはどう思いますか?作劇として。
トム(中村)
なんかそんなに、
そんなになんか、
そんなにちゃんと見れてないっちゃ見れてないけど。
トム(中村)
どういう感じでしたっけ?
屋根裏ハイツ
なんかこうみんなが、
残りの二人がちょっと外に出てって、
一人残されるみたいな時間あったよね。
屋根裏ハイツ
一人残されるより、
ちょっと躊躇ってる感じで、
PDっぽい男の子が、
屋根裏ハイツ
躊躇ってるなっていう感じのところに、
女の子が戻ってきてくれて、
最後にちょっとだけ会話をするんだけど、
屋根裏ハイツ
その時に、
ズバリズバリ言うわよ。
ズバリ言うんだよね。
親のせいだよね。
トム(中村)
みたいな。
屋根裏ハイツ
でも女の子も、
トム(中村)
ちょっと躊躇すって感じだったよね。
屋根裏ハイツ
そうそう、躊躇すみたいな。
それも分かってるみたいな。
親のせいだなとは思ってるみたいなことを、
もうちょっと隠してるみたいなことを、
隠してるというか、
トム(中村)
そうだよとは言わない。
なんか、
双方に重んばかった結果の最適解として、
喋ろうとしてるみたいな、
感じと受け止めたかな。
なんか、
屋根裏ハイツ
別に作品の傷ではないんだけど、
これまでのノリとちょっと違う、
屋根裏ハイツ
シュートを打とうとした感じがあって、
あれなんでだろうなみたいな。
あれなんでだろうなって思いましたね。
屋根裏ハイツ
答えはないんですけど。
トム(中村)
まあね、
あの3人そのまま出てって終わったって、
いいよねっていう感じの作品ではあったってことだよね。
確かにそれは思った。
残ったなって。
屋根裏ハイツ
あの男の子が一番謎っていうのは、
逆に深みも出る。
男の子が別の何かを抱えてそうな感じが。
この子の病気みたいなものは一切明かされないけど、
そこに過敏に反応する子であることを見てるのが最後に描かれるから、
なんか普通にキャラの深みももちろん出てるんだけど、
屋根裏ハイツ
そういう引っかかりが残るのも、
今話してて逆にいいなと思いましたね。
いびつな瞬間だった気がするっていう。
トム(中村)
2人になるっていう状況の中ではかなり特殊な。
もう1人の子はじゃあどこ行ったの?みたいな気持ちにもなるしね。
屋根裏ハイツ
そうね。
教室で式典をするわけじゃなくて、別の会場で。
トム(中村)
校長室に行かなきゃ。
屋根裏ハイツ
行きましょうみたいな感じでみんなが吐けて。
ちょっと渋すぎるというか、
渋すぎるよね。ちょっとソリッドすぎるっていうか。
トム(中村)
目たい子と言うと、あの子が照明だから戻んなきゃいけない時間もあるよね。
なるほどね。
屋根裏ハイツ
1人戻ってこない子は照明の子だから、安定しに行かないといけないのか。
安定か幕を下ろしに行かないといけないのか。
村長
その時間か。
屋根裏ハイツ
そうかもしれない。
トム(中村)
それは思ってましたよ。
でも選択肢としては3人出てて、無人の空席が現れて、それで緞帳が降りたっていいわけなんだよな。
屋根裏ハイツ
緞帳が降りたね。安定はしなかった。
トム(中村)
そうだね。緞帳を降ろすためにその位置につかなきゃいけないっていうのはあると思うけど。
それ袖だよね、緞帳って大体ね。
屋根裏ハイツ
袖は緞帳ですね。
トム(中村)
だからそんなに時間かかんないと思うんだよな。
屋根裏ハイツ
でもやっぱり描きたいシーンとして入ったんですよね。
トム(中村)
でもやっぱり彼がスルッと行くのは変だってなったんじゃないかね。3人で行く。
それまでの会話の中で彼のモヤモヤみたいなものは解決されてないってことね、ずっと。
他の2人は学校に行けてたじゃんっていう。
屋根裏ハイツ
確かに。
トム(中村)
キャラ的にね、白血病の子もクラスには馴染めてる感じだったよね。
屋根裏ハイツ
こんなに投稿はできてなかったみたいな。
1年生の途中から、途中から行けなくなってみたいな感じだから。
屋根裏ハイツ
病気で行けなくなって。
トム(中村)
そもそも白血病さえなければいけてたじゃんみたいな空気はずっと。
それはその病気でっていうより、彼女の性格的な?学校に馴染めるタイプのなんか。
だから2人の不登校はやっぱりちょっとまた質が違うというか。
就職する子は単にコロナで行く当日。
屋根裏ハイツ
好きな当日にコロナだったから来れなかったというわけね。
トム(中村)
だから、彼が一番学校に馴染めてなさそうなキャラクターであったよね。
その彼を描くには、そういうとこにたまってるモヤモヤをぶつけるみたいな形で描くっていうのがすごく上品な感じもしますし。
すごい。そういう意味では自然に見れるしね、全然。
屋根裏ハイツ
それにしてもセリフの中でありましたけど、生後の時にコロナが始まってっていう。
トム(中村)
そうですね。
村長
それがね、衝撃。
屋根裏ハイツ
衝撃を受けましたよね。
村長
頭の中で計算したもん。
トム(中村)
あ、したした。
え、え、え?
っていうか、そりゃそうだんだけど、なんでこんな衝撃なんだろう。
トム(中村)
いやいや、もう我々大人になってからの5年間、6年間ですからね。
屋根裏ハイツ
そうなんですよ。
トム(中村)
全然違うよね。
屋根裏ハイツ
そうなんだよね。
全部終わっちゃってるじゃんっていう。小中高全部。
まだ続いてるという考え方ももちろんできるじゃん。6年とコロナって。
トム(中村)
まあね、今流行ってるしね。
屋根裏ハイツ
それこそ世界線がさ、そこから変わっちゃってさ。
変わっちゃったじゃん。
屋根裏ハイツ
変わっちゃってからの6年間のうちに小6が終わり、中3、高3も終わるっていう。
なんか全てがコロナ色に染まった。
トム(中村)
まあそうね、それこそ最初の別の世界線で生きてるなって感じはしますけど。
その感覚がきっと決定的に僕らとは違うんだろうなっていう感じがする。
屋根裏ハイツ
質感のクールさ。
クールさも含めて、諦めみたいなものでもないんだろうけど。
そこをね、シンプルに言うと普通に、なんてかわいそうなっていう感じでもありますけど。
トム(中村)
まあ我々からするとね。
屋根裏ハイツ
でもそのかわいそうかどうかもまだ自覚できてない若者のリアルなんだろうなという。
質感の差みたいなものがすごい出てる。
トム(中村)
それこそ僕、Nookのセオさんがやってるプロジェクトで、
11歳だった頃の私はだっけな、みたいなのがあるんですけど。
震災の時に、あ、てか関係ないや。
自分が11歳だった頃の記憶を11歳から100歳までに聞き話し聞くみたいなプロジェクトがあって。
あれコロナだったか?
いや、飯食ってたの。
コロナ、いつなんだあれ。
トム(中村)
2019年神奈川仙台で最初にやったのかな。
ちょっと覚えてないんですけど。
トム(中村)
コロナじゃなくて、震災の時子供だった。
で、18、9とかだったね、たぶんね、そのタイミングで。
か、20だった。
そうするとその子供だった、
ちょっと正確な年数が思い出せないですけど、それは良いとして。
なんかその震災の時子供だった時には相当大人が大変そうだったとか、
そういう記憶として残っていて、
自分たちには何もできないけど何か不都合だけがあるみたいなこととかっていうのが相当気を使ってもいて、
大人は何もしてくれなかった的な怒りのあるパターンもたぶんきっとあるし、
そのデフォルト、震災の後がデフォルトになってる人たちもいっぱいいるわけですけど、
そういう感じでコロナの時もなんか、
コロナの方がたぶん、あ、方がってことはないね、被災地の状況におけるから。
でもコロナの理不尽をかなりデフォルトで、結構どうしようもない時に食らっている時になんか、
変わりそうですねっていう、それは。
自分が大学生の時コロナだったらとか思うと結構信じられんなと思うというかなんか、
ね、だって何もかも違うだろうなというか、何もかもやれてないじゃん絶対に。
あの演劇部でできるわけないもんだな。
空、換気が一切できない。
エアコンもない。
あれでできるわけないもんね、演劇は。
屋根裏ハイツ
そう。
トム(中村)
何もかも違うんだろうなって感じはするの。
だから、そういう世代の人がもう降参なんだみたいな感じではある。
屋根裏ハイツ
そうですね、そう。
村長
今日からちょうど広島で展示してるんですね、展覧。
11歳だった私は広島編が。
あー、そうなの?そうなのか。
今日から。
トム(中村)
そうかも、そうなのかも。
屋根裏ハイツ
そうなの?
今日から来年1月24日まで。
トム(中村)
えー、やってるんだ。
村長
広島市現代美術館のメディアライブで。
トム(中村)
あー、そっかそっかそっか、あれだ。
それはだから広島でやってみる編で、みたいな。
村長
これ見たい。
トム(中村)
もともとは仙台編があって、みたいな感じですかね。
村長
へー。
トム(中村)
いわきでもやってるかな、いわき編もあるはず。
村長
へー、ほんとだ。へー。
演劇の地域差と高校生の受容
屋根裏ハイツ
なんか大人がこの作品を評価することは分かるんですけど、
ちょっと高校生同士がどう感じてるのかも若干気になる。
トム(中村)
うんうんうん。
屋根裏ハイツ
いいんだなとは思いましたね。
っていうのは、当時の高校生自分だった私とかが見たら、
なんか容易に、仲間たちが別に面白くなかったということが想像できる。
トム(中村)
あー。
屋根裏ハイツ
いわゆる演劇みたいなものと違うものだから、
全然大人が納得するほど、高校生に受けが悪いかもしれないなとか。
トム(中村)
うんうんうん、それもありそう。
屋根裏ハイツ
高校生同士が評価してるのであれば、やっぱもう時代が違うんだな、すみませんみたいな。
トム(中村)
うんうんうん。
屋根裏ハイツ
まぁそうであると願いますけどね。
普通に共感できる作品だったとも思うし。
トム(中村)
まぁね、なんかV…
えー、すごいでもそうね、なんかぶっ刺さる人もいるだろうね、普通に。
あ、これでやっていいんだ、みたいな。
そうそうそうそう。
屋根裏ハイツ
こういう演劇ってあっていいんだっていうのは確かに。
トム(中村)
あっていいんだっていう。
屋根裏ハイツ
大会で知るみたいなのもめっちゃありますからね、高校生だと。
トム(中村)
やっていいんだと思った人も結構いるだろうしね。
まぁ、あんな静かなのは気に食わんみたいなのはもう無限にいるでしょうね。
屋根裏ハイツ
演劇じゃないみたいなこと言う人はめっちゃいると思います。
トム(中村)
いる、いると思います。
なんか、あとなんかこう、演劇、小劇場態に戻ってみると意外とこう、こういう静かなものは、だんだん、だんだんこう、ブームが去っていってるというか。
村長
現代口語はオワコン。
トム(中村)
現代口語はオワコン問題もあるからね。
問題でもないんだけど、東京にいるとその次の波みたいな気がして、個人的にはなんかしてるんですけど、最近は。
でもなんか、地域にいる時には、仙台に行った時とかはなんか、もっと遅いというか、もっと遅れてるというか、なんかこう、
まだたどり着いてない世界が全然あった気がする。現代口語に、その他の地域の演劇とかで。
それがそのまま続いてるっていうのがなんかすごく特殊な表現ですよね。
やっぱ音楽とかだったらもうちょい。
屋根裏ハイツ
そうね。
トム(中村)
全員共有できた上で何選択するかっていうのをフェアに見れるけど。
そうだね。
屋根裏ハイツ
でもまあ、現代口語演劇が別に交互演劇にとって最先端かと言われると、まあそういうことでも。
トム(中村)
うんうん、絶対ないよね。
屋根裏ハイツ
もちろん。なくて、やっぱ地域差とかこう、時間差でこう、中央の人間がオワコンとかいう評価が、そもそも有効じゃない世界がいっぱいあるっていうのが、
やっぱ演劇が物理であるからこその実態だよなっていう感じがありますよね。
演劇の表現としてのこう、流れみたいについて。
それはすごい思いますね。
もう見れない。
もう見れないのか。
トム(中村)
NHKオンデマンドで出たりするんですかね。
わかんないですけど。
村長
そうですね。
進路の違いを描く高校演劇
トム(中村)
あとなんか僕、自分が、これは全然作品の話なんですけど、自分がその、高校生のときの高校って、
割と新学校に行ってたので、
高卒就職が一人もいない学校に行ってたんで、
あれ結構なんか、
トム(中村)
その、あの瞬間そういう話をするってどういう感じなんだろうというか、明らかに違う人生が2つ生まれるじゃん。
なんか浪人はいっぱいいたんだけど、
浪人はあと頑張れよしかないっていうかさ、なんか、声喋るとしたら、なんかそれすごいなんか、こういう感じなのかもなと思ってこう。
トム(中村)
なんかあの、だからあの、
俺大人やーっていうのあったじゃん。大人になれるみたいな。
あれが結構なんか、
あれもでも大人、こっちが年取って見てるからってのもあるけど、なんか、
あ、そうだよねって思うというかさ。
し、結構全然人生のフェーズが、の速度が変わるよなぁと思いました、すごく。
トム(中村)
なんか。
だって、お金がまずさ、稼げるようになるじゃん。全然違う学校。
うん。
うん。
全然違うよなぁみたいな。4年間、その間の4年間とか。
なんかそれがこう、身近にいるみたいな感覚が、僕はなかったんでね。
屋根裏ハイツ
私もそんなないですね。
トム(中村)
まあそうだよね。なんか、こんな少ない側の学校に通っていた人たち。
村長
あ、すいません。高校の卒業式前後の記憶もないなぁって。
関係なくない?でも高卒就職した人なのかどうかって。
村長
あ、いやなんかだからそのさ、生徒同士でさ、卒業後どこ行くって話をした記憶がないんだよね。
なんか親捨てで聞いたりとかさ、人捨てで聞く。
トム(中村)
あー。近しい人は大学に行ってたりとか。
村長
あ、てかうちもほぼ新学校なので、みんな新学科浪人なんですけど。
すら話してない気がする。そんなに。
トム(中村)
あ、ほんと?
屋根裏ハイツ
うん。
トム(中村)
クラスの人の全員知ってるぐらいの感じだった気がするけど。
村長
あ、そうなんだね。
屋根裏ハイツ
それはないな。
トム(中村)
全員ってほどではないけど。
村長
親しい人のは知ってた。同じ部活の人のは知ってたりしたけど。
トム(中村)
確かに。
屋根裏ハイツ
この作品もだから、こういう舞台の40分間に出会って、ほぼ初対面の3人だからこその会話として。
村長
うーん、そうかもね。
トム(中村)
そりゃそうそりゃそうそりゃそう。
そりゃそうだけどね。だから本当は知らないよね、確かに。
村長
知ってられないよね。
トム(中村)
そうか。
屋根裏ハイツ
互いのことを知らないなと。
トム(中村)
まあまあまあまあ。クラスの全員とまでは言わないけど。結構知ってたな。なんでだろう。
村長
なんでだろう。
トム(中村)
まあまあでも。
村長
そういう風か。学校の。
トム(中村)
まあまあそうかも。何学部目指してるとかも知ってることが結構多かった。
村長
何学部とか。
トム(中村)
まあ医学受験が多いからかな。
村長
うん。
まあでもすごい、そうね。それはちょっとまた違う、なんか進学。なんか。
村長
それぞれの高校事情。
トム(中村)
まあある気がするね。
でもなんか普通にでも友達が高卒で就職する場合もあるじゃん、きっと。
うん。
トム(中村)
なんかそういう、まあそういうのって多分ドラマでめっちゃ描かれてきてるんでしょうけど。
その卒業式の別れとかなんか。
いや、どうなんだろうね。意外と描かれてないかもしれないですね。
屋根裏ハイツ
なぜならドラマを作る奴らが大卒の可能性が高いから。
トム(中村)
それな。
その問題は本当にあるんですよ。
屋根裏ハイツ
そういうのはめっちゃあると思いますよ。
トム(中村)
すごい、すごいあるよね、なんか。
屋根裏ハイツ
そういうのは。
トム(中村)
そういうのすごい感じるよ、だって。やっぱ。
なんか自分の高校の同級生とかと会うと。
あー。
それはなんか昔衝撃だったんだよね、なんか。大学入ってから。
大学入って高校の奴らに出会い直してからなんか。
あ、この人たちって高卒と一人も会わないで社会に出る可能性全然あるんじゃん、みたいな。
ありますよ。
トム(中村)
ね。
屋根裏ハイツ
そういう世界ですよ、世界というか。
トム(中村)
そういう人が官僚になったりするんだな、みたいな。
なんかね、そういうことも含めて。
なんか、あー、あーと思いますよね、なんか。
あー。
あーと思う。
村長
漢字で見えた、今漢字。
いやいや、そう。
村長
あー。
トム(中村)
あーと思う。
屋根裏ハイツ
いや、そういう意味でもいい演劇だった。
トム(中村)
いい作品だったと思いますね、すごい。
屋根裏ハイツ
青春舞台、ちょこちょこ見ますけど。
トム(中村)
はいはいはいはい。
屋根裏ハイツ
ここまでなんか、残る作品はないかもしれない。
トム(中村)
おー、そうなんだ。
ね。
トム(中村)
なんか僕だから冒頭、高校演劇に興味がないみたいな感じの。
で、別にそんなことはないみたいな。
あれって、多分ですけど、あの、多分大学生の時とか20代前半とかで一回見に行ってるんですよ。
東北大会かなんかを。
はい。
その時は。
屋根裏ハイツ
一緒に行きました?
一緒に行ったっけ?
屋根裏ハイツ
一緒に行ったわけじゃないかもしれないけど。
同じ会場で会いました。
へー。
トム(中村)
なんかそれは衝撃だった。
衝撃だったし、結構受け入れられないと思ったけど。
なんか今はもう、なんていうの、なんか、全然見れると思うし、
なんか違うものとして、てか、全然見てみたいなとは思いますけど。
あの、見てないですけどね。
なんか、積極的に追いかけることはさ、それは、なかなかないですけど。
屋根裏ハイツ
うん、なかなかないですよ。
うん。
トム(中村)
どっかで。
見れ、まあね。
でもなんか5年後、10年後とかになんか。
トム(中村)
あっ、あの空席の方ですか?みたいなことはありそう、ありそうな。
なんか、まだ作ってくれる人なのか。
屋根裏ハイツ
そうですね。
トム(中村)
作ってくれそうな気もするような気もしたですね。
と思いつつ、なんかそういう。
屋根裏ハイツ
作っているとしたら、なんか近所にいそうな気もする。
トム(中村)
そうそうそうそう、演劇系の何かに進みそうな感じもしつつ。
あれだけやって、スパッと別のことやりだしてもかっこいいけどな。
それはそれでかっこいいけど。
どっちでもかっこいいけど。
演劇部の世代交代と記録映像
トム(中村)
でも2人だけなんだもんね、残された部員は。
あの、女の子が3年生?
あれ?違うかな。
村長
3年生2人。
トム(中村)
3年生2人か。
じゃ、1人になっちゃうのか。
村長
1人っぽいよ。
あー。
トム(中村)
どっちが残るんだろう。
あの。
村長
えっとね。
トム(中村)
照明だった子も3年生かじゃん。
えー。
えー。
えー。
1人とかになると。
村長
あまり分かんないな。
トム(中村)
大変だよな、1人とかになると。
屋根裏ハイツ
うん。
トム(中村)
部員が入るんでしょうか。
村長
照明の子かな、照明の子かな。
トム(中村)
照明の子がなんか後輩っぽいような気もした。
うん。
トム(中村)
全然分かんない。
村長
全然分かんない。
トム(中村)
全然分かんない。
村長
そう、そんな感じがしたけど分かんない。
うん。
トム(中村)
なんかそれもまただからスポーツとかと違うよね。
何世代かは強いとかさ。
なんかスポーツもそういうのあるのかな。
でもなんか強豪みたいな感覚ともまた違うよね、きっとね。
屋根裏ハイツ
いや、ほんとそうですね。
トム(中村)
うん。
村長
そうなんでしょうね。
ダンス部とかって高校の時はやっぱ強豪が強豪だったもん、東北。
トム(中村)
これは、でも推薦とかがあるわけじゃないもんね。
うん。
トム(中村)
まあでも練習量とか。
他があるんでしょうね。
トム(中村)
教学。
教学じゃない。
吹奏楽とかもね、超強いとか超強い。
うん。
屋根裏ハイツ
演劇って言ってしまえばその時いる人たちの人で決まってしまうものだよなとは。
そうね、大学もそうだよね。大学の演劇部もなんか。
トム(中村)
その当時の、その世代の人がこういうのが好きとか。
屋根裏ハイツ
うんうん。
トム(中村)
あとはなんか、演劇部にいる時間が長いやつがどのくらいいるかとか。
イコール留年何人いるかみたいなね、大学だと。
トム(中村)
それとなんかこうクオリティというか、クオリティもだし、あとなんかその好みみたいなものもなんかやっぱ。
村長
でもやっぱ大学の演劇部はなんとなく色あった気がするけどね、その自分がいた4年間だけ見てだけだけど。
トム(中村)
まあ確かに確かにそれは。でも学院も多分、学院もとか言っちゃった。
村長
いいですけど、学院ですけど。
屋根裏ハイツ
すごいローカルな話。
トム(中村)
すごいローカルだね、もう誰もついてこれない。
まあでも世代が変わると変わるなって感じはあった気がする。
学院、学院は。
トム(中村)
他の大学もやっぱ。
村長
他の大学、あ、そっか、そうですか。
トム(中村)
僕多分2人より大学演劇を見続けてるんですよ。
村長
あ、そっか、それはそっか。
あ、そうだね。
だから私の4年間ではそんな変わらなかったけど、それは世代変わったら変わるよねって。
トム(中村)
そうそうそうそう。
あとなんか、まあでもあれもあると思うよ。
トム(中村)
そのやる劇場が何かっていうのがやっぱ結構要請されるっていうかさ、
高校演劇もやっぱさ、でかいところでやらなきゃいけないっていうのが、
あの演技体をどうしても生んでると思うんですよ。
いわゆる高校演劇が。
屋根裏ハイツ
うん。
トム(中村)
それはありませんね、だって。
私とか原田くんがいた演劇部は、
40人のキャパでやってましたからね、ずっと。
村長
うん。
トム(中村)
そうそうそう。
村長
そうですね。
トム(中村)
全然違うよね、だって。
同じにはならないというかさ、やっぱ。
村長
やるとしたらホールとかだったからね、学院とか。
トム(中村)
そうそうそうそう。
だから僕らあんな頑張って発声練習もしてなくてよかったんだよ。
すっごいしてたけど、1時間くらいリハやってたけどさ。
えーそうなんだ。
そうそう。
屋根裏ハイツ
してましたね、アップの時間はそのくらいありましたね。
トム(中村)
うん、筋トレ外周発声1時間くらいかかってたと思う。
村長
そうなんだ。
トム(中村)
そうそうそう。
確かにそれだけ聞くと強豪っぽいね、なんか。
そう、そうだね。
めっちゃちゃんとやってたよな。
基礎練習とかやってたの?
屋根裏ハイツ
基礎練習めっちゃやってた。
やってたやってた。
屋根裏ハイツ
へー。
村長
なんかアイスブレイクばっかやってた気がする。
10円落としとかなんか。
トム(中村)
あーそういうのもやってたやってた。
屋根裏ハイツ
そういうのもやってたんだろうね、普通に。
村長
基礎練習ね、まあでもやってたんだろうな、基礎練習。
トム(中村)
やってたんじゃない?発声練習とか。
うん、なんかやってた気もするよ。
村長
私が記憶にないだけ。
そんな感じですか?
うん。
屋根裏ハイツ
なんの話?なんの話だったんだろう。
トム(中村)
空席の話を。
村長
高校演劇の。
高校演劇と学生演劇の。
トム(中村)
はい。
空席を見る方法はもうないのかもしれないですけど、ちょっと。
ね。
でもその、あの。
トム(中村)
観てほしい。
記録映像が残ってるのがすごい。
記録映像残ってていいね。
村長
まだその、公にされてなくてもさ。
映像くださいって言って。
トム(中村)
自分たちは持ってるんじゃない?
オンエアの映像もらうはずですよ、絶対。
村長
あれすごい良くない?
トム(中村)
まあね、あんだけいいカメラで。
屋根裏ハイツ
ちゃんと綺麗にね。
村長
ちゃんと綺麗に撮ってもらう。
トム(中村)
あんなにだって多分。
あの現場で見たら、あそこまでセリフ聞こえない可能性全然あるよね。
いや、聞こえなかったらしいですよ、実際。
村長
あ、そうなんだ。
トム(中村)
うんうん。
屋根裏ハイツ
あとその四国の方だからちょっとその、なまりもある。
トム(中村)
あ、そうだね。
屋根裏ハイツ
なおわかんなさそうだよね。
うんうん、方言が入って。
村長
あの方言がめっちゃ良かったですけどね。
トム(中村)
うん。
映像に残って。
まあ、NHKアーカイブスとか行ったら見れるんでしょうね、たぶんね。
川口とか行ったら見れるんじゃないですか、知らないですけど。
屋根裏ハイツ
いいです。
トム(中村)
うんうん。
まあ確かに、なんか普通に劇団とかやってたら見に行ってみたいもんね。
屋根裏ハイツ
なんか全国大会の優秀校って東京の劇場でやったりするやつありますけど、なんか調べても出てこない。
トム(中村)
それも世代変わっちゃうんじゃないの?
屋根裏ハイツ
変わっちゃう変わっちゃう。変わっちゃうから。
トム(中村)
なんか春フェスみたいなやつでしょ。
そうそうそうそう。
屋根裏ハイツ
来年とかもしかしたらあったりするかもしれないけど。
トム(中村)
一人だった場合できないもんね。
屋根裏ハイツ
普通に話が、作品を見たいというより話が聞きたいっていう。
トム(中村)
あー確かに確かに。
屋根裏ハイツ
モチベーションがめちゃくちゃ落としは。
トム(中村)
確かに確かに。
どうしたのっていうことね。
屋根裏ハイツ
何食って育ったんですかっていう。
村長
どういう人生をって。
トム(中村)
どうする?幕が上がる一本勝負で来てたら。
屋根裏ハイツ
いやもう、納得しかないですけど。
トム(中村)
あ、やっぱそうかみたいな。
屋根裏ハイツ
そこの息かかってたかみたいなことになりますけど。
トム(中村)
なんかでもすごい、僕はそれこそ大学生の時とかにDVDとかで、
あと戯曲とか読んで平田オリザさんというものを知った時は、
これやっぱ大人数じゃないと面白くないんじゃないかって思ってたから。
その、いわゆるあれを3人のあれで、
トム(中村)
ああいう感じでやるっていうのはすごいやっぱ、
クリエイ、なんか、クリエイトするのに勇気がいるよねすごく。
トム(中村)
勇気がいるよなーとか。
そう、研ぎ澄まされている。
トム(中村)
うん、よくできてるなーっていう感じがしますね。
そんな感じですか?
屋根裏ハイツ
はい。
トム(中村)
大丈夫ですかね?わかんないですけど。
屋根裏ハイツ
ただ褒めるだけの回でした。
はい、もし聞いたら連絡ください。
トム(中村)
連絡はいらないです。別に。
村長
連絡って。
トム(中村)
連絡はいらないですけど何もできないんで。
屋根裏ハイツ
裏話。
トム(中村)
確かに裏話だけちょっと聞きたいけど。
屋根裏ハイツ
はい。
トム(中村)
ありがとうございました。
よろしくお願いします。
01:02:29

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