2025-05-21 13:48

日産自動車のその後

日経エネルギーNEXT編集長 山根小雪
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日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
水曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
今日はスタジオにご登場。山根さん、おはようございます。 おはようございます。
さて、今日はどんな話題を。
今日はフォークスが勝ってて機嫌がいいという話ではなく。
カワセプロハッチホームラン、やったー!
やったー!黒字が嬉しい。
でも今日は黒字の話ではなく、大赤字の日産の話の続報をやりたいと思います。
これは福岡県も大きく関わることなので、関心は高いですよね。
ローカルの報道にとって、めちゃめちゃ大きいじゃないですか。
日産九州工場、でかい。
でかい。またそこに紐づくというか、関連する企業がたくさんあるから。
やっぱり、神田の工場の前に行って、不安じゃないですか、みたいなインタビューをやって、不安です、みたいなことをやってるわけじゃないですか。
そんな、やっている我々ではありますが、ここ数日の間に、日産の工場どこを閉鎖するのかというのが、かなりたくさん報道が出ていて。
皆さん、お伝えします。
やっぱり神奈川が濃厚。
まだね、日産から正式な発表があるわけではないですけど、やっぱり濃厚は神奈川の。
やっぱりですね、この数日の間に各社相当報道を打ってまして、
湘南工場とオッパマ工場のこの2つが、やっぱり検討対象である。
日産としては何もまだ言ってないので、絶対ということはないんですけれども、
じゃあどうしてこの2つが名前が挙がっていて、各メディア、日経も読売も含めてですね、
みんなこの2つだろうということで、記事がどんどん出てきている状況なのかということを解説したいなと思います。
ちなみに栃木に1つ、あと福岡に2つ、合計5つが国内工場にありますね。
そのうちの神奈川の2つの工場。
日産は7つ工場を、17あるグローバルの工場のうち7つ閉鎖しますと言っていて、
2つはもうオープンになっているんですよね。
残り5つのうち国内が何個なのか、どこなのかということは明らかになっていないんだけれど、
神奈川県の2つが挙がっているよ、どうしてなのということで、
今日話するデータの詳細はですね、日経クロステックという、私が所属している日経BP社の媒体で、
昨日独自の調査記事が出ていまして、日産工場閉鎖、オッパマ湘南は稼働率5割未満、17候補分析という記事があるので、
この話を止めますけど、詳細を、数字をしっかり知りたいという方は後でこの記事を見ていただけたらと思うんですけど、
まず私から何を今日解説しようかなというとですね、何で工場閉鎖って話になるのってことですよ。
自動車産業にとっての工場ってどういうものなのっていうこと、それから工場を潰すことでどれだけ経営にとってプラスの効果が出るのかっていう、
ちょっと基本的なところをですね、まず解説したいなと思うんですけど、
業績悪化したら工場閉鎖って話が出てくるけど、何でかっていうと、自動車メーカーは車を売るのが商売です。
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車を作って売るわけですよ。だから車を作る、高く売れたら嬉しいですよね。高く売れたら車あたり、1台あたりの利益率が上がるね、高級車。
でも普通の車のこと考えたら、いかに安く作るか、コストをいかに抑えるかによって、その1台あたりの利益が違うわけじゃないですか。
300万の車を100万円で作れた時と200万で作った時じゃ全然利益違うわけじゃないですか。
この製造の減価に占める工場の固定費っていうのが、実はかなり大きいんですよ。
車の製造減価のうち、部品や素材を買ってくるお金、調達費、これは変動費なんですよ。
1台買うなら1台分の、1万台作るなら1万台分の鉄や部品を買ってくるわけじゃないですか。
だから台数が減れば、売る台数が減れば買ってくるお金も減るわけですよ。
でも工場っていうのは最初から100万台作りますって言ったら100万台分の工場の設備を用意するわけですよ。
建物、生産設備のライン、機械だったりいろんなもの。
それから土地、固定資産税もある。自分の年じゃなければ土地を買ってたり借りるお金もありますし。
あと工場で働いている方々の人件費っていうのも、1万台作る工場だったら1万台分の人が必要ですよね。
あとは例えば保険だったりとか、エネルギー代、電気だったり、例えば重油だったりガスだったり、そういうものも1万台の工場なら1万台分ずっと必要です。
もしかしたら今月は売れないかもしれないから電気の契約小さくしようとかできないじゃないですか。
こんな融通はできない。
今月はもしかしたら台数少ないからこの設備一瞬売りましょうとかできないじゃないですか。
だから絶対かかるお金なんですよ。
だから1万台の工場だったら1万台車を作ったらコストミニマムになります。1台あたりのコストが。
でも1万台作るための工場で100台しか作れなかったら1000台しか作れなかったらものすごくキャパオーバーで1台あたりの工場にかかってるお金がめちゃくちゃ増えちゃう。
例えばですよ。年間生産能力10万台の工場で固定費が年間100億円かかると仮定します。
これでこの工場で10万台の工場なので稼働率90%で年間9万台の車を作ったとすると1台あたりの固定費は11万円で済むんですよ。
これがもし稼働率50%で5万台しか作れなかったら1台あたりのコストは20万円に跳ね上がるんですよ。
てことはその用意した工場でどれだけ動かせてるか稼働してるかってのが大事。
工場の稼働率は非常に大事です。
これが例えばトヨタめちゃくちゃ業績いいじゃないですか。
トヨタだったらもう90%以上の稼働率で動いてる。
基本のそのペイラインというか稼働率として8割ぐらいがいい。
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7割から8割って言われていて7割から8割っていう理由は
例えば日本だったら土地代高いエネルギー代高い人件費高いだからやっぱり8割絶対必要。
でもじゃあ東南アジアの工場だったら人件費が安い土地代安い7割でいい。
例えば高級車を作っていたら車自体の利益がすごく大きいので単価が高いから
例えばだって車のエンジンがあったりボディーがあったり大して変わんないっちゃ変わんないわけじゃないですか。
でもね700万円1000万円で売ってる車もあれば200万300万円の車もあるわけですよ。
当然利益率のパーセンテージが違いますよね。
そうすると稼働率が7割でもいいよっていう高級車6割でもいい高級車
でも日産が作っている車は比較的普通の車なのでやっぱり8割必要だよねっていう話です。
でとじゃあ日産の稼働率何%なのっていうとなんと日本56.7%って数字があるんですよ。
それ5つの平均?
5つの平均は一応7割とか6割とか言ってるんですけど
アメリカイギリスの調査会社が調べた工場稼働率は日本56.7%って数字があってですね。
えーそれカンダも含めて?
カンダも含めて。日本を平均したら56.7%めっちゃ低いですよ。
低くりするくらい低い。
8割欲しいのに56.7%つまり工場を持ってるだけで赤が出てくるんですよ。
それは閉鎖しないと。
グローバルでもやっぱり6割切ってるんですよね。
そうするとグローバルで例えばメキシコとかアフリカとかインドとかいろんな工場ありますけど日本よりも人件費安い。
だから7割くらいでもいいんだけど6割。
だからどうするかって言ったら死ぬほど車売れる台数増やして生産台数増やすか工場を減らす。
でも急に大ヒット車は作れないですよね。
だからやっぱり工場を少し減らして稼働率を上げて1台あたりのコストを下げて売れる車も作って両輪でなんとか経営をやっていきましょうね。
これね自動車業界自動車メーカーの経営を考えるときに生産能力のキャパが売ってる量と合ってるかどうかっていうのがめちゃくちゃ大事なんですよ。
このためにこれを合わせるためにみんなメーカーいろいろ頑張りますよということなんです。
今7つの工場閉鎖のうち2つはインドのチェンナイとアルゼンチンのピックアップトラック工場これも決まりですねこれ発表済み。
その他がやっぱり今5つのうち2つが神奈川にある湘南とオッパマが検討対象と言われていて残り3つはメキシコが2つそれから南アフリカというふうに言われているんですよね。
じゃあ国内をどうなのっていったときにこのじゃあ湘南とオッパマ稼働率どのくらいだと思います?
だって平均で53とかだったから。
でそのこの2つが。
ラッシュを引っ張ってる。
例にしてるってことでそれを下回ってるってことでしょ。
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ちょっと私数字見てびっくりしちゃった。
40?30?
正解湘南工場32%です。
えー低い。
低いんですよ。
栃木37オッパマ46。
30?
じゃあ我らが九州工場何パーと思います?
ってことは57とか上回ってるから7割。
そうね。
84パーなんですね。
高い。
めっちゃ高い。
もう圧倒的に高い九州工場は84%それから日産車体の九州工場ですねこれ67%なんですよ。
だからやっぱり九州は稼働率が高い。
ってことですね。
引っ張ってるんですね日産。
引っ張ってますね。
国内の生産台数のうち大体半分九州で作ってるんですよ。
あそこっていうのは日産の九州工場って中に専用の不凍があったりしますよね。
専用不凍って物流効率めちゃくちゃいいんであそこで作ってそのまま船積んで輸出するんですよ。
だから無駄がない。
海外で売れる車はあそこで作ってるんですよ。
確かに北米行きとかありますもんね。
九州はやっぱり神奈川県に比べると人件費も安い。
土地も安い。
いろんなものが安い。
固定費がそもそも安い。
物流効率めちゃくちゃいいとか立地の良さ。
北部九州は立地がめちゃくちゃいいじゃないですか。
アジアにも近いからね。
だから輸出しやすいいい車たくさん作ってる稼働率結果的にすごく上がってる。
日経クロステックの分析で言うと
オッパマの工場は日産の港に近くて立地もいいんだけれども老朽化がすごく進んでいて稼働率5割切っているので
粗業の地だしね。
日産といえば神奈川の会社だし
すごくハレーション大きいだろうけれどもここが候補に上がるのは至極当然ではないだろうかということですね。
土地儀も実は低いんですよ。
土地儀工場も。
ただ土地儀工場はオッパマで今まで作っていた電気乗車のリーフの生産をこれから土地儀に移すってことが決まってるんですよね。
なのでロボットとか電動化とか結構最新のテクノロジーが詰まったものを土地儀に持っていく。
投資しちゃってます。
この機能がこのKのEVと一緒に九州に来るかなって私はちょっと期待してたんですよ。
KEVを九州工場で作るって話がある。
北九州にEVの電池工場を作る。
よりこのR&Dに近いような機能がこっちに来るかなと思ったんだけどその話はちょっと一旦ペンディングですね。
前に話したBYDのKEVなんかが入ってくるっていう状況もあるのでちょっと様子見感が出てきているので。
当面やっぱり高付加価値の車は土地儀に行きそうじゃないものは九州で安くバンバン作って輸出するってことになるんじゃないかなということで今九州工場についての弊社の話は一切出ていません。
報道ベースではゼロということを今日はお伝えしたいなと思います。
今挙げてもらった数字とかを聞くとやっぱりその神田の2つの工場を閉鎖という考えはないですよね。
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決定は。
私はないと思っています。
まだ決まってないですけどね。
発表を待ちたいとは思いますね。
ということでこの時間は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長山根紗友希さんに解説してもらいました。
山田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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