00:00
名前が変わる。でも便利さはもっと変わる。 マイナポータルアプリはマイナアプリへ。
行政サービスも企業サービスもマイナアプリで本人確認。 お持ちの方はアップデート。まだの方はダウンロードを。
マイナアプリで検索。大塚昭雄がお送りしました。 政府広報。
携帯電話の繋がりやすさ競争と新たな動き
日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。 毎週火曜日は日経BP、日経エネルギーネクスト編集長の山根小雪さんです。
おはようございます。
今日は?
先週アップルの発表が近いですよ。
iPhone折りたたみがものすごい高くなるかもしれないから買えないかも楽しみました。
携帯電話好きなので、今日も携帯電話をしようと思います。
今日は衛星通信の話をしようと思うんですけど。
ここ1週間で2つニュースがあって。
1つは先週の金曜日に日経新聞が報じたんですけど。
楽天が年内にもASTスペースモバイルと組んで携帯衛星通信をやるサービスを始めますよっていうのが1つ。
それから先週ちょうど1週間前ですかね。
水曜日ソフトバンクが清掃券に空飛ぶ基地局を飛ばして通信試験に成功したっていうニュースがあったんですよ。
文脈はどっちも一緒で、今携帯電話は繋がりやすさの競争をやっています。
原点に帰ってきていて、そんな繋がるなんて当たり前じゃないって言っていろんなサービスを付加してきた時代が続いてたんだけども。
最近やっぱりドコモが繋がらないって話あるじゃないですか。
本当に東京にいるとドコモ全然繋がらない。
人が多いところは。
今ちょうど4Gから5Gの基地局を設備投資してるタイミングなんですけど。
この設備投資の仕方だったりとか、どんな基地局を立ててるかとか、4Gから5Gの移行をどうするかっていう考え方みたいなものっていうのが携帯電話会社ごとによってちょっと違うので。
今ソフトバンクとKTDI、AUとUQとかYモバイルとかソフトバンクとかがちょっと繋がりやすくて、ドコモがちょっと繋がりにくいよっていうのがいろんな調査の結果で出ているので。
これが例えば繋がらないからドコモやめて、AUに行こうみたいな人が出てきたりとかしていて。
やっぱり携帯ってどんだけ繋がるかの勝負だよねっていうのが。
繋がってなんぼってところがありますよね。
繋がってなんぼ。ということで繋がりやすさの競争っていうところがすごく今際立ってるんですけど、その中で地上の基地局だけじゃなくて、空にも基地局を作ってさらに繋がるようにしていこうぜっていう話が衛星だったり空飛ぶ基地局の話なんですよね。
ソフトバンクの空飛ぶ基地局
これ2つちょっと位置付けを整理しておくとソフトバンクが飛ばしたやつはちょっと気球とか飛行船みたいなカッカカするタイプのやつなんですよ。
宇宙まで行かないんですね。
行かない。飛行機が地上から10キロくらい。ソフトバンクが飛ばしたやつは地上から20キロくらい。星層圏に飛びます。
お空の上に飛んでいて、プカプカ自分たちが上げたいところに上げる。
すると例えばじゃあ熊本に地震が起きたから熊本の真上に上げておこうよとか。
例えばそれこそ東京オリンピックがあって大阪で万博があってその上だけすごく人が多いから飛ばしておこうよとかっていう風にやるとそこに臨時の基地局ができますよっていうそういう感じ。
急処置的な感じも使えるんだ。
そういう風に使える。プカプカ浮かばしているから。
楽天とASTスペースモバイルの衛星通信
ラクテンのASTスペースモバイルの話はこれは低軌道衛星っていうやつで、最近グロウアップでも解説したスペースXのスターリンク。
さすがネタは最後でございます。
最近結構夢中なんですけどスペースX面白くて。
いろんなネタがあるもんね。
スターリンクと同じように地球の上の比較的、宇宙にはロケットで打ち上げるんだけど比較的低めの軌道にたくさんの衛星を浮かべてそれで通信をするっていうのがスターリンクなんですよ。
これと対抗するのが今度ラクテンがやるって言ってるASTスペースモバイルの衛星通信ということなんですよね。
ちょっとこの両者違いがあってスターリンクは使ったことあります?
いや。
ないですか?
今のところ地上で十分まかなえてるところにしか行ってないから。
さすがです。
私ね県外になっちゃったエリアで。
それ聞いたら分かるの?
分かる。
私はですね。
マークが変わるの?
携帯電話大好きなんで3キャリア契約してるんですけど。
必要?
4社のうち3社。
趣味もあるし。
比較もできる。
できるし。
使い分けたりもするので。
ある時にワインモバイル使ってるんですけどね。
ワインモバイルがスターリンクに接続しましたってショートメッセージみたいに画面に。
そうなるんだ。
出ます。
そうするとショートメッセージが送れたりLINEのメッセージが送れたりする。
でもLINEでスタンプ送ったり動画送ったりできないです。写真とか。
かなり限られた通信量のサービスだけなんだけど。
でも緊急地震速報できたりとか災害掲示板使えたりとかするから。
例えば山の中に行ってちょっとすごい景色がいいよ。
今日は山降りたら晩御飯一緒に食べようねとか送れるし。
地震起きてとか例えば熊本で無事ですよ。
今どこにいますかとかってやり取りをするには十分。
なるほどね。
っていうことですね。
それがなかったらそのエリアでは送信できなかったことができるってことですね。
完全に圏外だった。
ただ実はこのスターリンクみたいなサービスって他社もやってて
これAppleが自分たちでスタートアップにお金を入れてやってるんですよ。
iPhone持ってる人は確かにiPhone14ぐらいからこの圏外になったら
Appleがやっている緊急通信サービスみたいなものが
キャリアに関わらず
端末側が提供しているものもあったりします。
なのでグローバルでここはすごくいろんな事業者が入ってきて
お金もたくさん入ってきてワッショイワッショイやってる領域だということなんですけど
なるほど。
じゃあちょっと楽天の話に行くよと。
楽天を組むASTスペースモバイル
これねスターリンクとほとんど同じような位置づけの会社なんですけど
ちょっと違うところがあって
さっきスターリンクはショートメッセージとかライブメッセージしか送れないよって言ったじゃないですか
この楽天とASTモバイル何をやろうかとしているかというと
普通に動画見たりとかオンライン会議できたりとか
衛星を使ってもできるようにしよう。
容量が多くても大丈夫ってことですか?
そういうこと。
どうしてかっていうと
打ち上げるじゃないですか通信衛星
アンテナの大きさがテニスコートぐらいあるんですよ。
空に?
そう。宇宙に。
パタパタパタ畳んでいってロケットでパーンと上げたら
パーンと広げるとテニスコートぐらいになるような巨大アンテナを広げるので
それで大きい通信量が確保できる。
よくスターリンクで混乱されがちなことがあるんですけど
スターリンクって専用のアンテナを立てると動画とかバンバン見られるサービスなんですよ。
例えばですけど
私の会社の同僚の先輩が
ご実家が北海道の夕張市の産幹部で農家をやっていらして
農作業を手伝っていると携帯が完全に県外になっちゃうと
そこにスターリンクを契約して
スターリンクのサービスとして契約することもできるんですよ。
携帯電話を使うのではなく単独で契約することができて
写真を見たら
これ何ですかね?
どれくらい?直径何十センチ?
30とか50センチくらいの丸いアンテナが農地の端っこに立っているんですよ。
それを立ててそこからピューってケーブルを家の中に引っ張ってて
それでオンライン会議とかできる。
地上で受け取る側のところに設置するってこと?
そういうことです。
普通のスマホの中には衛星通信専用のアンテナがあるわけじゃないじゃないですか。
通電、携帯電話に通信するようなアンテナだから
上に飛んでいる衛星はスターリンクで一緒なんだけど
ショートメッセージしか送れない。
だけど専用のアンテナを立てれば、大きいアンテナがあれば
スターリンクでももちろん高速通信はできる。
で、ASTモバイルの方はスマホはまんまなんだけど
空に浮かべている衛星の方のアンテナをテニスコートのサイズにしますっていう。
地上ではなく楽天の方は上に?
上に巨大なアンテナを置いて
そうすると携帯電話そのまんまでまんま使えるでしょって。
そういうことなんですよね。
ユーザーからするとそっちの方がありがたい気がしますね。
ありがたい。そのまんま使える。
スターリンクって
スペースXの話の時に言いましたけど
スペースXが世界で打ち上げているロケットの半分打ち上げていて
その7割ぐらいが自分たちのスターリンクのサービス用の衛星で
1万機以上の衛星を打ち上げちゃってるんですよ。
民間企業一社で。
そこまでやっぱりASTモバイルが打ち上げられるか。
アンテナでかいって言っても
まだ10機とか20機とかそういう世界観で
あと20機ぐらい上げないといけないって言われたりもするので
どこまでいけるかわかんないんですけど
スターリンク一挙のところにどう入っていくかっていうところ
それから楽天的にはすごく重要な位置づけ
マーケティング的にもサービス的にも
楽天モバイルの現状とKDDIローミング終了
っていうのは楽天って
ドコモAUソフトバンク後発じゃないですか
携帯電話の基地局の数が少ない
ドコモとか何十年もかけて立ててきたところに
この10年たらずで一気に広げようとしてて
お客さんは1千万人まで来てるんですよ
実は私も使ってます
お試しもかけて使えてみたいから
やっぱり繋がりにくいんじゃないかっていう問題があるじゃないですか
そこをこの6年間実はKDDIのローミングでカバーしてきたんですよ
どういう意味かっていうと
楽天の基地局が立ってないところに
KDDIのネットワークを使うことができた
使ってるかは気づかないです
楽天の携帯電話基地局に繋がってるのか
KDDIの基地局に繋がってるか分かんないようにしながら
そうやってカバー足りないところを
KDDIのネットワークを使うことでカバーしてきたんですよ
ところがこれが終わります
もう自前でできるってこと?
もう9月の末でもともとの契約の満了っていうのもあるんですけど
もうお客さん1000万になりました
それなりに基地局もできてきました
最初はKDDIとしては楽天にネットワーク貸すと
年間500億円くらいお金が入ってたんですよ
だんだん楽天も自分の基地局増えてきて
もらえるお金も減ってきた
楽天も存在感増してきて
auとかポボのライバルみたいになってきた
もう敵に死を送らなくていいんじゃない?
っていうタイミングになってきたので
ひととりこれ終わるんですよね
ただ山の中とかなかなか人が少ないエリアに
今から新興の楽天が基地局建てるのは大変なので
そこは引き続き利用できる
ただ今までは都市部の結構混んでるところとか
楽天が使ってる電波が屋内がちょっと苦手っていうこともあって
そういうところもKDDIのネットワークで
カバーしてきたと思われるので
ここがどうなるかっていうのは
9月末超えてみないと
どれくらいローミングサービスが
エリアが減るのかっていうのはまだ分からないので
ちょっとここは要注意で見ていくかな
私は自分で人柱になって体験しようと思ってます
衛星通信による繋がりやすさの補完と今後の展望
深井・体験意向分かるんですね
身をもってね
これで足りなくなったエリアを
ASTスペースモバイルの衛星通信でカバーすると
結構繋がりやすさっていう面でも
うまくいくんじゃないかっていう戦略もあるのかな
ただ衛星は屋内は繋がらないので
やっぱり自分でも頑張ってね楽天さんと
ということで
でも2980円で使い放題ですからね
その魅力ですよね価格がね
どこもとかだとね
使い放題だったらやっぱり1万円超えてくるようなところなので
この価格差っていうのもとっても魅力的だからですね
ただ冒頭で言った通り
携帯電話は繋がってなんぼですか
だから見えないところでいろいろ活発な競争が行われているということで
今日は衛星通信のお話をしていただきました
ヤマネさんありがとうございました
ここまで日経BP日経エネルギーネクスト編集長の
ヤマネ佐彦さんでした