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やっぱりね、あの西田さんの言ってることは、本当におっしゃる通りだなぁと思って
今なりに僕もその経験、西田さんの言ってたこと、そのまんま経験したり、体験したりする
ことがあったんで、今日はちょっとその話がしたいなぁと思うんですけど
やっぱりさ、西田さんのね、みんなも知ってるかと思うんですけど、やっぱり西田さんの言ってたこと
あ、あ、そうか。西田さん、ごめんなさい。西田さんって言ってたら、どの西田さんだってなっちゃうんですよ。ごめんなさい。あの西田喜太郎ね
哲学者の
ね、みんなご存知、哲学者の西田喜太郎さんいるじゃないですか
ね、西田喜太郎さんの言ってる純粋経験って、やっぱりその通りだなぁと思ったんで、今日はちょっとその話をしたいんです
あのー
高校の時、あの倫理取られてた方、はい。で
覚えてらっしゃいますかね、あの西田喜太郎の純粋経験っていうのがね
僕、その高校の倫理の授業中に聞いて、それ今でもね
今でもこう
心に残ってて、で、ふと思い出すことがあって
今日はちょっと西田喜太郎の純粋経験の話をしたいんですけど、まあ誰だよと
ね、知らねーよっていう方もいらっしゃると思うんです。すごくざっくりとした大まかな
倫理って難しいじゃないですか。哲学ってわけわかんないですよね。だからちょっとあの大まかな説明だけすると
西田喜太郎さんっていうね、近代哲学者がいて、その方が
提唱してた純粋経験っていう経験があるんだよって言っててね、これもうめっちゃざっくり言うと
主体、自分と客体、相手が一つになる
そんな経験のことなんですね。主体、客体、身分、身分理だったっけ?
あの
資格、身分か、あのその
相手と自分がまるで一つになってしまうかのような経験のことを言ってるんですよね。わけわかんないですよね。
わけわかんないと思うんですけど、いろんな具体例をその時に挙げられてたんですけど、例えば音楽を鑑賞する時
これは純粋経験だって言ってるんですね。その音楽を聴いている自分とそれを聴いている音楽自体が
なんかその音楽の世界に取り込まれるというか、なんかまるで自分が一つになってしまう
ようなみたいな。自分自身とその音楽との境界がなくなってしまうような、そんな経験だって言ってるんですね。
これ当時聴いたのはあの
高校生の時ですよ。この話をね。で、高校生なんか思春期じゃないですか。で、思春期の僕はですね、そういった経験をすごくしたことがあって
ものすごくこの共感できたので、未だに覚えてるんですよ。
はい、えー、高校、僕が高校生の時はですね
あの僕、音楽が好きで、で特に邦楽ロックバンドが好きだったんですけど、チャットモンチーですね。
チャットモンチーの曲がもう出る度に僕は純粋経験してたわけですよ。
はい、もう当時はCDとかね、あのシングルアルバムをこのCDディスクで買って
コンポに入れて、で、えー
もう発売日にですね、それ買って
自宅のコンポにそれを入れて、で、あの再生ボタンを押した後、その歌詞カードを1枚ずつ見ながら
あのアルバムなりシングル全部聴くっていう、これが僕にとってたまらない純粋経験だったわけですよ。
ねえ、思春期なんかアイデンティティ確立されてなくて
で、自分って一体何なのかっていうのを考えて、夜も眠れなくなる年頃じゃないですか。
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そんな時にですよ、あのチャットモンチーの
可愛いながらも毒のあるパンチサウンドを聞いてたら、もう僕は純粋経験してたわけですね。
はい
で、あのそれは高校の時にもう思春期の僕にドンピシャで刺さったその
西田喜太郎の純粋経験って説明だったんですけど、あの
大人になった今でもある。はい、僕今32歳なんですけどね。
あの子供も妻もいて、一生懸命仕事しながらですね、あの毎日頑張ってるんですけど
そんな32の大人になった今でもですね、バリバリ純粋経験しちゃうんですよね。
最近ですと、あの
あれですね、東京事変の、曲自体は最近じゃないんですけど、前からあった名曲なんですけど、今聴いても未だに
あの純粋経験しちゃうなっていうのが、東京事変のあの透明人間ですね。
名曲ですよね、あれね。イントロからポップなんですけども、歌詞が
椎名林檎の歌声と歌詞で、ずっと心を掴み取ってくるようなそんな
サウンドなんですけど、その東京事変の透明人間をね、あの
今はCDじゃないです。YouTubeとかで聴いてて、サブスクとかで聴いてると、気づいたら泣いてたんですよ、僕ね。
あれ?
あれこれ何?あ、涙ってなってるわけですね。
はーい、えー
ね、東京事変の透明人間ならまだ泣けるかもしれないんですけど、あの最近はね、あの
サカナクションの新宝島でも泣いちゃうんですよね。
新宝島?
そんな泣く曲か?っていうね。
もうダメです、サビのあのー
このまま君を連れて行くよ、丁寧丁寧丁寧に君を描くようで、バーって涙しちゃうんですよね。
あれ?
僕はロックサウンドが好きでですね、やっぱ放課後ロックならではの音楽が
バンドサウンドっていうのはすごく好きなんですけど、なんかもうそれだけで泣けちゃうっていうね。
はい、そしてさらにですね、あのまあ東京事変とかね、サカナクションっていうんだったら分かる、まあ泣ける人もいるでしょうって
マキシマム・ザ・ホルモンでも泣いちゃうんですよ、僕ね。
あのハードコアパンクそしてふざけたMCの
マキシマム・ザ・ホルモンが最近あのシミっていう曲をリメイクして、昔出たシミっていう曲をリメイクしてですね、
あの新しい学校のリーダーズね、最近あの
有名ですよね、あれアイドルグループでいいのかな?と
コラボして、あのシミリメイク版っていうのをあのyoutubeに上げてたんですけど、それ聞いて泣いちゃうんですよ。
あんなハードなあのロックサウンドなのに、なんか歌詞とかその歌い方でブワーって泣けちゃって
僕未だに純粋経験してるんですよね。
これはもうあの時の僕の思春期、そしてアイデンティティが不確立な状態がずっと続いている、あるいは
僕が年取って累戦弱くなっただけどちらかなんですけど、まあどちらにせよ僕はまだ
曲を聴いて泣く感受性があるんだなって、僕はそんな僕が好きです。はいまずここを一つね。
で、まだ話し込みなさい続くんですけど
あの西田喜太郎の純粋経験のもう一つの例として、音楽を鑑賞する以外にも
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あのこんな例が挙げられてたんですね。
登山家が断罪患だね。登山家が断崖絶壁を登っている時、これも純粋経験に当たるって言ってるんですね。
はいあの
一生懸命登山家がこうものすごく険しい山を登っている時っていうのは無我夢中なんですよね。
一心不乱にあの壁を登り続けているっていうこの状態が
あの自分、壁を登っている登山家という自分と、この断崖絶壁、立ち向かっていく大きな壁とが
あの死角、身分、あの死体と血体が分からなくなって一つになっていくっていうね
ここも純粋経験だって言ってるんですね。
はいだから何かこう無我夢中に打ち込めるものに打ち込んでいて、我を忘れるぐらい
一生懸命なっているこの状態も純粋経験だと唱えてるんですね。
これもまた思い当たるとこあってですね、僕ずっと勤め人の仕事やだやだって思って
辞めたい辞めたいと思ってたんですけど、最近ですね、不動産賃貸業っていうね、新たなビジネスですよ。
まあ最初は不動産投資って言ってお金欲しいよってね、仕事、本業辞めたいからお金欲しいよと思って
取り組んでみたんですけど、もう取り組んでいくうちにめちゃくちゃ楽しくなっちゃって
僕今ボロ小立て投資っていうねやり方で
古い家DIYしてお客さんに貸すっていう、それもビジネススタイルでね、プレイスタイルで頑張ってるんですけど
これも楽しくて仕方ないんですよ。
うわーって思って、そうじゃんみたいな。
はい、物件買うために不動産、売買業者さんに影響をかけるときも、もう
僕と業者さんが資格身分でも純粋経験になってますし
買ったボロボロの家をですね、自分で直してDIYしてるときも、もう僕と空き家がもう一つになってる。
もう無が夢中で
あのベニヤ貼って、無が夢中で壁紙貼ってって、これやってる時も完全に僕は資格身分ですね。
あの純粋経験してるわけですよ。
これなんすよ。
僕、弱い32でまだまだ純粋経験してます。
これ本当に僕の人生が豊かだなと、意味のあるものなんだなって、改めて感じることができました。
今日言いたかったことは主に2つですね。
まず1つ目、そうやってやっぱ学んだことを覚えておくっていうのもそうですし、
新たに学び続けるってことで、自分の人生を客観的に見れてですね、
やっぱ俺今すごく輝いてるぜって思える。
だから勉強を学ぶことってめっちゃ大事だなって、これ一つ目です。
もう一つが、やっぱり純粋経験できるようなものっていうのを、
僕、あの10何歳の思春期から32の今までですね、
音楽だったり、今は不動産賃貸業だったり、いろんなものに出会って、自分をこう磨き続ける、
何だろう、喜び続けてるみたいな、純粋経験し続けてることができるので、
これからの人生でも、この経験のこの感覚忘れずに、
ジジイになっても純粋経験していきたいなと思っております。
それでは哲学の授業、今日はこの辺で。
山口太郎でした。
最後に告知を一つよろしくお願いします。
今日、この後ですね、金曜日8時30分からですね、コラボライブをさせていただきます。
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お相手はエリムスさんですね。
もう面白そう。
喋ったことないんですよ。
お会いしたことももちろんありません。
スタンドFMで繋がった、スタンドFM配信者同士ですね。
初めましてのところから、今日コラボライブしたいと思います。
聞きたいことたくさんありますからね。
どんどん掘り下げていこうと思います。
ぜひ皆さんお聞きください。
エリムスさん、今日この後お手合わせよろしくお願いします。