三途の川という言葉は、皆さんも聞いたことがありますよね。
亡くなった人があの世へ向かう途中に渡る川です。
そして閻魔大王の裁きを受ける。
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
仏教には「三途」だけではなく、「三塗」と書く「さんず」もあります。
浄土真宗の方なら、お正信偈に続いて読む和讃の中にある
「三塗の黒闇ひらくなり」
という言葉で、こちらの「三塗」のほうがなじみがあるかもしれません。
では、「三途・三塗」とはいったい何なのでしょうか。
今回の音声では
・「三途・三塗」はどんな世界なのか
・浄土真宗では、亡くなった人は三途の川を渡るのか
・「三悪趣」と呼ばれる地獄・餓鬼・畜生とは何なのか
・地獄・餓鬼・畜生を、今を生きる私たちのあり方として考えるとどうなるのか
・阿弥陀様が四十八願の最初に三悪趣のない世界を立てられたのはなぜなのか
・「三塗の黒闇ひらくなり」という言葉を、私たちはどういただけばいいのか
といったことについて、香川県丸亀市の浄土真宗のお坊さん、かっけいがお話ししました。
浄土真宗では、亡くなった方が三途の川を渡って冥土の旅をする、とは考えません。
阿弥陀様の本願をいただく私たちは、この命が終われば阿弥陀様のお浄土に生まれ往くといただきます。
では、三途という言葉は浄土真宗に関係がないのでしょうか。
実はそうではありません。
地獄・餓鬼・畜生という「三悪趣」は、今を生きている私たちの中にも見えてくるものです。
今回は、「三途」についてお話ししました。
かっけいの円龍寺ラジオは、香川県丸亀市の真宗興正派・円龍寺のお坊さん、かっけいが、浄土真宗や仏教、お寺やお坊さんについてお話しする音声配信です。
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