自己啓発本はいつも無茶を言う。
「夢は大きく持て」だがしかし「謙虚でいろ」。
王を目指せ、同時に腰を低くせよ。
果たしてそんなことができるのか。
今回はこの「ビッグになれ、でも調子に乗るな」という、おおよそコンテンツ過剰接続自身にも降りかかっている問題を、映画『マーティ・シュプリーム』を起点に、起業家、インフルエンサー、スターたちへと接続しながら考えます。
なぜ、本当に上まで行く人ほど、キレないのか。
なぜ、エゴだけの人は、ミームを残せても天下を獲ることができないのか。
なぜ、巨大な自我は「公共性」を背負った途端に許されてしまうのか。
夢は見ろ。でも出しゃばるな。
アクセルとブレーキを同時に踏むべし。
そんな無茶なルールのなかで、夢と謙虚さのあいだに引き裂かれる人たちがいる。そんな人たちの足跡を辿ることできっと大きな夢を成し遂げるためのヒントが見つかるはず。
――行ってらっしゃい(敬具)
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