1. コンテンツ過剰接続
  2. #33 特集:ラディカル・オプテ..
#33 特集:ラディカル・オプティミズム(前半)「M!LKと大森時生」
2026-07-05 59:46

#33 特集:ラディカル・オプティミズム(前半)「M!LKと大森時生」

「2025年を振り返ると、田中圭が『なんで知ってんの?なんで知ってんの?なんで知ってんの?』と慌てふためき、高市早苗が『働いて働いて働いて』と国民を鼓舞し、スーパーには平然と『古古古米』が並び、『倍倍FIGHT!』がバニラの広告トラックのごとく街中に響きわたる、そんな反復と過剰に満ちた一年でした。」

これは、我々が2月に開催したトークイベント「2025年のこたえあわせ」に合わせて書いた告知文です。

反復と過剰。あの時点では、2025年という一年を振り返るためのキーワードとして使っていた言葉でした。しかし2026年上半期の音楽シーンを見ていると、そのムードはむしろ、よりはっきりと輪郭を持ちはじめているように感じます。

M!LK、FRUITS ZIPPER、モナキ、倍倍FIGHT……近年のポップミュージックには、なぜこんなにも「増えていく」「繰り返される」「爆裂している」感覚があるのか。景気がいいわけではないのに、音楽や推し活の側だけが過剰に明るく、感情だけがどんどん膨らんでいく。最近になって、この奇妙なズレを「インフレカルチャー」「インフレソング」として捉える言説も語られはじめています。

文化系トークラジオLife「インフレカルチャー?~値上がり時代の欲望と不安」
https://www.youtube.com/live/z7RQa_fjy8k?si=iKBvVWCudTyTs3R9

柴 那典「M!LKと『過剰の時代』」
https://note.com/shiba710/n/nf968672c483e

この流れを受けて、前半では、M!LKやモナキを中心に、平成的なコミックソング、K-POP以後のJ-POP、そして推し活の変化などを行き来しながら、現在のポップに漂う「反復」と「過剰」の正体を探っていきます。

さて、ここまではあくまで「現在」の話。我々の仕事は、この先の未来の話をすることです。

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

59:46

コメント

スクロール