ハロウィンの準備
わたし、とろけま~す。
少し乾いた空気と澄んだ青空が、秋の始まりをそっと教えてくれる。
ちょっとだけ早い、もろりとうたののハロウィン準備が始まるようです。
この番組は、音で味わうフィクションストーリーです。
あ、うたのちゃんじゃん。
もろりさん、見てください。さっき雑貨屋さんでハロウィンの飾り買っちゃいました。
うわ、ほんとだ。おばけの風船とか、かぼちゃの置物とか、いろいろあって可愛いね。もうそんな時期なんだね。
はい、9月もあっという間でしたね。もうハロウィンシーズン突入ですよ。
やばー。ということは、あと2ヶ月で1年が終わっちゃう。
もろりさん、去年の10月も同じこと言ってた気がする。
まあ、とりあえずハロウィンらしいことしましょう。
いいね。
じゃあまずは、もろりさんのお部屋をハロウィン仕様にしましょう。
楽しそう。やろうやろう。
さっき買ったかぼちゃの置物どこに置こうかな。
玄関とかは?
あ、いいかも。じゃあここに置いて、横に骸骨も。
私は霧絵作っちゃおうかな。
すごいかぼちゃだ。もろりさんが作ってくれたこの霧絵と、ガーランドも飾り付けしちゃいますね。
かぼちゃとおばけの飾りだけでもハロウィンっぽさ出ますね。
だねだね。でもなんかこれ、双のちゃんが帰ったら私一人じゃん。ちょっと怖いかも。
確かに。他の飾り付けはまた今度やりましょうか。
よかった。
あ、ちょっとこの骸骨の置物怖いからかぼちゃの後ろに隠しておこうと。
もろりさん怖がりなんですね。でも本当に怖くなったらいつでも私のこと呼んでくださいね。
ありがとう。双のちゃんが近くに住んでて本当に心強いよ。
うん、よかった。あ、そうだ。来週ピクニック行きません?そのついでに追加のオーナメントも買いに行きましょう。
ピクニックいいね。天気もいいみたいだし。行こっか。
決まりですね。じゃあ王子駅待ち合わせでいいですか?
うん、いいよ。
はーい。それじゃあまた。
またね。飾り付け楽しかったな。ピクニックも楽しみだし。
ん?なんか音がしたような。気のせいだよね。
暑い夏が終わり、冷たくなった風が秋を運んでくる。
暖かくてちょっぴり怪しいハロウィンが始まる予感です。
ハロウィンの準備はまだまだ続きそうです。
おけまーす。おけすぎでしょ。