飲み会のコミュニケーション
明けましておめでとうございます。
あ、おめでたいですね。
もうだいぶ明けてましてね。
そうだね。
もう1月11日ですけどもね。
まあ今日もね、元気にやっていきたいと思うんですけどね。
ちょっとね、年末から某年会やったかと思えばさ、新年会始まってさ。
昨日とかね、まさに大きい飲み会があって。
騒がしいね、盛り上がる人たちが集まってさ。
そこに合わせるのが毎回ちょっと難しいなと感じてるお年頃なんですよ。
それは毎回のことなんでね、まあ今回取り立ててそこを言おうとは思わないんですけど。
まあ新しい課題としてね、ワンフレーズでしのげる大人数の中で、
これ言っとけばまあいいだろうみたいなフレーズをもう少し増やしたいなっていうのが今の課題なんですよ。
何かっていうと、マジすか、やばいっすね。
だいたいこの2つで今戦ってるんだよね。
はあはあはあはあ。
それやばいっすね、マジすか。
2時間は持たない。
ちょっともう少し欲しいなと思って、
まあその辺のね、歴戦の勇者である竹内くんにちょっとフレーズいただいておこうかなっていうのが今日の議題なんですけどね。
フレーズのアイデア
どうです?
死ねばいいのにとか。
誰に言うの?
死ねばいいのにって。
いやあ、ちょっと松本ひとしさんも当分復帰できなそうなね、時代ですよ。
無理じゃないですか。
無理かな。
世代的には、でもドンピシャだと思うんですよ、40代の集まりでさ。
別にあってもいいけど、ちょっとキャラと合わないところがあって、本当に怒られる。
ああ、なるほどね。
冗談で言ってないと思われるっていう一番苦しい立場にいるわけですよ。
だからあんまり思い切ったことは言いたくない。
やばいっすね、ぐらいの何も言ってない言葉が欲しい。
それ本当ですか?
エビデンスはあるんですか?
まあまあ、マジスカの全部言い換えみたいなことか。
ちょっとめんどくさいやつになるよね。
気持ちよくホラー話してたのに、話の腰を折ってくるやつみたいになるよね。
エビデンスはあるんですか?
ところで、エビデンスはあるんですか?
先ほどの話のエビデンスはまだ聞いてないんですけど。
いや、その潤滑油が欲しいんですよ。
え、それ僕聞いてないです。
ああ、でもまあ近いかもね。
初耳っすわ、とか。
ああ、なるほどね。
俺に話通ってないです、みたいなニュアンス?
そっちでもいいけど別に。
好きな方選んでいいけど。
より陰厳な方で選ぶとね。
なるほどね。マジスカの派生系で、
うわ、初めて聞きました。いいね。いいの出るじゃん。思ったよりやるじゃん。
なんでお前が上からなんだよ。このコミュニションは。
やるじゃん。
まずそもそもの話をしていい?
なんですか?
身のない会話にしようとすんなよ。身のりある会話にしろよ。
いや、難しいのよ。身のりある会話をしようとして、
何こいつマジじゃん、みたいな空気もただ感じてしまう時があるんですよ。
僕の言う身のりっていうのは、
いわゆる君のためになる話とかそういう話じゃないよ。
誰かのためになる話じゃない。
けど、ある程度この会話を、
コウヘイ君が覚えていられるような会話ってことだよ。
ラスダンとはいえ。
次会った時用にね。
そうそう。この前この話してましたよね、とか。
この飲み会でしてた話をもとにさ、
いや、この前話したやつ、僕もやってましたよ、みたいな感じだった。
あー、それね。
で、するとより、流す会話だと覚えてらんないから。
そういう次に繋がる話ではないんだけれども。
うーん、そうね。それはね、ちょっと差し入りになった時だよね。
いや、全体でもいいと思うけどね。
この前の飲み会で喋ってましたよね、つって。
いや、いいけどね。
なんか、俺が真ん中にはいないわけよ、話の中心には。
で、誰かが喋ってるの。
誰かが喋ってるのはアシストして、輪に入りたいみたいな。
その話、前も聞きました、とかは。
それ知ってます?
ちょっとなんか棘が、角が立つと。
それはコウヘイ君の言い方じゃない。
言い方次第。
俺、前も聞きましたよ。
あー、それそれ。待ってましたね。
だから、その話前にも聞きましたけど、
この話好きなんだよなー、みたいな感じの。
あー、いいな。独り言っぽく言うのね。
これ好きなんだよなー。
前も聞きました。
あー、なるほどね。覚えてるアピールもできるし。
でね、今ね、こういろいろ手合いをしてるけどね、何が靴ってね、
これすら君は覚えてねえんだろうなって思うと、ちょっと辛くなってくるんだよ。
いやいや、あの、マジの悩みだから、その、結構繊細なんですよ。
うん。
あ、繊細、ちょっと言葉は難しいんですけど、縛りがあるんですよ。
使いたくない言葉もあるわけ。
まあ、今のところ1位はね、えぐいっていうやつね。
あー。
大っ嫌いで。
じゃあ、エモいは?
エモ、まあ、エモいは聞かないかな。
エモいっすね、それって。
エモいっすねー。
まあ、ちょっとキモいっすね、それは、ちょっと。
エモいもキモいっすね。
君が使いたくない言葉を無理に使う必要はないけども。
うーん、なんでやなのかもちょっと説明できないんだけどね。
だいたい気に入らないやつが言ってるっていう、声のでかい、ね。
声がでかいということで、吸心力を発揮するやつが言ってる。
うん。で、僕はその真逆なんですよ。
声の通らない、なんか、声のこもった、あの、ひかげものなんで、
テュンテュキじゃないですか、そんなの。
いや、別にそこを争うとこじゃないけど。
まあ、目の敵にしてるんですよね。
もう、されたがたまったもんじゃねーよ。
そいつの言葉を使おうとは思わないかなーっていう制約とかがあったりして、難しいんですよ。
なんだろうね、そこのさ、めんどくささはどうにかならんのかね。
あー、言ってみる系?
例えば、そいつがいる飲み会では使わなくていいけど、いない場では使ってもいいんじゃねーかとかさ。
いいこと言うね。いいこと言うね。
違う集まりの飲み会のときね。
それで試してみたときに、この言葉の便利さというか、
もしかしたら、声がでかいやつというよりは、この言葉が便利なのかっていうのに気づけるんじゃないの?
パワーワードね。
いや、あのね、和がいいを得たりと。
高橋くん、さすがだなって思ったんだけど、そういうこと考えてたのよ。
いないところで作ってみようと。
本当に、まずはもう形から入ろうみたいな。
うまくいってるやつの携帯模写でちょっとやってみてもいいんじゃないか。
すべてプライドとかガードを全部下ろして、そういうのをやってみてももういいんじゃないかと思ってるんです。
世代と言葉の抵抗
あの、ゲーは盗めじゃないけど、それは結構大事よ。
いわゆる中2ぐらいからね、自分にそういう足枷をはめてきたんですよ。
僕らの時代で言うと、やばい抵抗あったんだよね。
いわゆる若者言葉みたいなのを言っちゃうの、なんだろうね、あの時代って言うと。
だから、ちょべりば、絶対言ってないで。
使ってるやつがそもそもいなかった。
いなかったね。
だから、そういうのはもう絶対嫌だし、あとね、リアルなやつで言うと、てんぱる、てんぱっちゃってさ、みたいな。
なんかあれってさ、ふわっと仲間打ち感出るじゃん。
わかる?
てんぱるっていう言葉が一つ、なんか、俺たち同世代だよな、みたいなキーワードになってるのを感じたことがあるのよ。
あー、まぁ実は違うけどね、言葉としては。
マージャン用語から来てるからね。
あー、まぁそう、そういうのよね、語源はね、確かにいろんなところから来るんだろうけど、
なんか、それをさ、なぜか使い出す年代が現れるわけじゃん。
で、まさに俺たちの世代はてんぱるだったような気がするんだよな。
ほー、いや、だから、僕らの世代だと、それこそ、えこむとか寒いとか。
あ、えこむ寒いあったねー。
まぁ、松本ひとしが作ったって言葉ではあるんですけど。
松本ひとしさんね、最近見ないね、どうしたんだろうね。
ふし、あのー、中井くんもなんか最近見なくなっちゃって。
見なくなったね、なんか知らないけどごめんなさいしてたね。
なんか知らないけどね。
俺もなんか知らないけど、世界行天ニュース見たくなっちゃって。
本当にいないっていうね。いるのにいないっていうのを、なんか3時間ぐらい見ちゃった。すごい見ちゃった。
あれ、よくないね。そういう見方はよくない。
よくないね。視聴率が逆に上がったかもしんないけどね。
そうそう、興味なかったはずの人たちがこぞって見たと思うんだよね。
そう、そう。で、ああ、いや、もう1回話それるよ。
1回話それるよ。で、3時間見た。
世界行天ニュースが、なんだろ、知ってるかな、なんか劇的にダイエットできた人たちのエピソード。
時々やってんだよね。なんか半年に1回。
彼女に振られたくなくて、40キロ減みたいなさ、なんかいろんな決意をするね、エピソードがあるわけ。ダイエットを決意する。
すごい職場の女性たちにめっちゃ言われてて、へこんで、絶対見返してやるって言って、腹筋バキバキになりました、みたいな。
いい話じゃん。
いい話ですね。
で、再現VTRでそれのエピソードが、もう本当にちょっと感情移入できるぐらいに、
ああ、よかったねっていうエピソードになってるわけだよ。
でもさ、ふと、ふと冷静になってさ、
その、再現VTRで、太った、汗かきながら唐揚げ食ってるみたいな、主人公を演じてる役者さんがいるわけじゃん。
この人は、痩せないままなんだよね。
そうだよ。
なんかそれがすごいかわいそうに思えてきて。
なんか、俺たちは脳が騙されて、
うわあ、よかったね、めっちゃかっこよくなってさ、みたいな。
この人が変わったように見えるけど、っていう。
飲み会でのコミュニケーション
そう、すごい、なんか、よかった感出てるけど、いや、何ひとつ変わってねえんだよなと。
汗ばんで唐揚げ頬張ってる人なんだよな、この人はずっと。
なんかそれに気づいたときにすごい寂しくなっちゃって。
どうなるんだろう、この人のこの後みたいな。
いや、別に唐揚げにマヨネーズかけてないと思うよ、プライベートでは。
大丈夫な太り方の人だと思うんだけど。
VTR中でさ、階段を一段上がるたびに膝に激痛が、みたいなこと言ってるからさ、
こっちはかわいそうになって、ああ、よかったねっていうのの、すごい肯定さを楽しんでたわけじゃん。
あのまま取り残されてるんだ、みたいな。
日本中の人たちが、よかったねって思ってるのに、この当人は一切報われてないっていう残酷物語。
まだ静かにいたままなんだなと。
スタジオにいたはずの中井くんでさえも、よかったねってたぶん言ってたはずなんだよ。
Vの主演の人と中井くんだけが不幸になってるっていうね。
すごい構図だよね。
不幸にもなってないけどな。
自分たちを、二人だけが日本中の不幸を背負ってみんなを笑顔にしてくれてるわけでしょ?
そうとは言えないけど。
ちょっと戻りますか、元の話に。
元の話は、いい漢字のフレーズを蓄えようみたいな話だけど、
そこの小手先のテクニックに行く前にアドバイスとしては、
さっきも言ったけど、中心にいるやつの模倣をいないところでやるっていうのは結構大事で。
苦行だとは思うけどね。
やれる範囲でいいんだけど、そういう意味だと。
要は何がそれがいいかって、やっぱりしりんぽは模倣から始まるわけで。
まあそうだね。そうなんだよ。ゼロに何かけたってゼロなんだよ。
っていうことで言うと、じゃあやりたいことがその方向であるんだったらば、
やっぱりできる人を模倣するのが一番当たり早くて。
なんて言ってんのかなあいつ。
だから、変な話、観察に回るっていうのをまずしなきゃいけなくて。
観察してるよ。これ嫌だなっていうのをすごいストックされてるんだよ。
いや、個人的にはそういう意味ではテクニックを磨いてほしいって意味で言ってるんだけど、僕。
テクニックとしてのフレーズあるんだよ。一個披露していい?
うん、いいけど。
一番悪いって言う。一番悪いっすね。
なんだよ、それって思うよね。
いや、なんだろう、なんて言うかなあ、あの、浅い。
違う違う、その浅いやつだよ。浅くて、その、なんだろう、浅いゆえに万能みたいなところあるじゃん。
いや違う違う違う。
なんでもそれ言えるみたい。
言葉が浅いんじゃなくて、そういうのを考えてる君の人間性が浅いって言ってるのか。
まあね、そうなんかなあ。
苦しんでるのもわかるし、悩んでるのもわかる。理解するんだけど、理解するんだけど、その場しのぎの言葉を覚えるんじゃなくて、
やっぱそこはテクニックを磨いていった方がいいと思うんですよ。できるやつを真似して。
その人がいるところとか、別に嫌な人を真似ろというつもりはないので、その飲み会の中で、君の理想的な立ち回りしてるのはこの人っていうのをちょっと観察しなきゃいけないわけ。
理想的な立ち回りね。
完璧じゃなくても、ああこういう風なのいいなって思う人の著作を真似る。そこから始めないと。
で、そうするとテクニックを身につくいてくるし、そうするとフレーズというか方向性が見えてくるから、その方向性に対しての言葉選びみたいなのが出てくるわけですよね。
その言葉だけで逃げようとすると、結局何にも身につかないし。有意義な飲み会にはなりづらいので。
ちょっとね、フレーズをドラクエとかファイナルファンタジーとか、ああいうRPGの呪文だと思ってるわけ、俺は。
それを影響することで、たけし君が言ってるスキルが、それで権限すると思ってる。
残念だね。その例えで言うんだったら、「ここはなんとかの街だよ。」っていうのと一緒だよ。
武器や防具はちゃんと装備しないとダメだぞ、みたいなことを言ってる人のほうなんですよ。
NPCなんですよ。
会話できてない人だ。会話のようで会話じゃないやつだ。
NPCの行動員。君がなろうとしてもNPCだから。
いや、戦闘させてくれよ。戦闘させてくれ。魔物と戦わせてくれ。
でも君に行こうとしてるところはNPCじゃなくて。
襲われる側の村人だ。ただただ襲われる側の。
君が学ぼうとして、今だから考えようとしてるのは呪文ではなくて、
武器や防具はちゃんと装備しないと効果がないぞっていう。
説明をしてくれるだけの。
フレーズなんだよ。
そうなんだ。
なんでかっていうと、たぶんそれを唱えたところで、経験値は入ってこないからね。
メラゾーマ出ませんか?
出ない。倒せないから。
倒せないですか?
倒せないから。戦闘用の言葉じゃないんだから。
バギークロス出ませんか?
出ませんね。
なんでかって言ったら、だってそれで台湾の流れが変わるわけじゃないんでしょ。
フワフワと空気のように漂わせて、みんなの潤滑油になりたい。
なりたいって言うんだ。だとしたらまわしだよ、裏回しだよ。前も言ったけど。
言ってっけどさ、言ってっけどな。
それをやってると、一番悪いって言われるわけ。
悪いって言ってる側に俺はなりたいんだけど、みたいな感じが。
悪いってせんびきして、もう俺はその輪の外になってるわけじゃん。
いや、俺はその悪いって言ってる側に、みんなでこの人が一番悪いって言って、みんなと同調したいわけ。
あ、そうか。誰か敵を作ればいいわけだね。
敵?敵って言い方どうかと思うんだけど。
敵ってことはどうかと思うんだけどね。
いじりね。愛のある。
誰かをいじればいいのね。
君でもいじるの得意じゃないでしょ。
そうなんだよな。あといじられんのも得意じゃない。
でもね、もったいないんだよ。いじられるってことは愛される側だからね。
それはもう集団の中枢にいる人間の発言だよ。
僕の今の発言がね。
たけし君が集団の中枢にいる者の発言なんだよ。
俺は中枢になりたいから、席を変われっつってんの。
だからまずさ、ちゃんといじられるようになってからいいなと。
順序ってもんがあるもんね。
最初から仲間にしてやれると思うなって。
まずいじられ度を学び、いじられるとはどういうことかってのがわかるといじれるようになるから。
ずっと痛感してるところなんだよな。
やっぱり可愛げが一番だなとか思いながらさ。