おじいちゃんの別宅訪問
こんばんは、内海あさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、サラリーマンの内海あさが世界を小さく平和にしていきたい番組です。
ということで、先日というか先週末ですね。あのおじいちゃんの別宅っていうのがあって、おじいちゃんの別宅に行ってきたんですよ。
おじいちゃんには、なぜか今住んでいる家の他にもう一つ家があって、どういう使い分けなのかは長らく謎に包まれてたんですけど、今回いろいろわかって、面白かったのでその話をしていこうかなと思うんですけど。
ざっくり状況を説明すると、私はおじいちゃんが今住んでいる家を狙ってるのね。
それは装束的な意味なんだけど、別宅と今住んでいる家っていうのがあって、今住んでいる家の方を狙ってますと。
今、なんでそうなったかっていうと、一生賃貸派で行こうっていうふうに考えていたんですけど、希望エリアで満足できるレベルというか、水準の家を借りようと思うと結構高くて、家賃が。
かつ賃貸だと、老後には残んないから、自分のものにはならないからね。そういう意味で心配もあるなって言うんで、家が買いたいなーみたいな気持ちになってたのね。
で、まあ夫と話したら、夫は家を買うのは嫌だと、ローンを組みたくないっていうことだったので、買うのは無理ってなって、
そしたらもう家もらうしかないから、もらうしかないじゃん。もらうしかないやってなって。
で、まあ家くれそうな人、誰かいるかなーみたいなのを考えた末に、おじいちゃん家、おじいちゃんの今住んでいる家っていうのがあるんだけど、
そこは私たち夫婦の希望エリアにあるんですね。広さも十分だと。
だから、まあおじいちゃんが宅配するとか、老人ホームに入るみたいなことがあったら、できればおじいちゃんの今住んでいる家をもらいたいなって思ったのね。
っていう話をおじいちゃんにしたいんだけど、それはそのおじいちゃんの浪水を待ち望んでいるかのように受け止められてしまうというリスクがあって、
まあなかなか踏み込めないということが発生していたんですよ。
私たちは別に全然急がないし、将来的にぐらいの気持ちではあるんだけど、
おじいちゃんがボケちゃうリスクとかもあるから、早めに話だけでもしておきたいなぁと、私たちというか私が勝手にそう思ってて。
っていうところに、おじいちゃんが別宅を今売りに出しているらしいという話が舞い込んできたんですね。
で、私はそれを聞いて、ある夜、ひらめいたんですよ。
おじいちゃんの別宅っていうのをフックにして、おじいちゃんと住まいについて踏み込んだ話をしようっていうことをひらめいたんですよ。
別宅の方に興味があるんだよね、という体でおじいちゃんに近づき…
もうダメだな、詐欺師みたいな感じになるな。
とにかくおじいちゃんに、別宅の方にちょっと興味あるんだよね、みたいな感じで近づいていって、
それで近づいて、でも本当にもっとめっちゃ興味があるのは今住んでいる方の家なんだよね、っていう話をいかに誤解なくするかっていうのがテーマだったんだけど、
そんな狙いはともかくとして、とにかくおじいちゃんの別宅に内覧に行くっていうイベントがあったんですよ。
別宅の状態と家の歴史
で、まあその流れというか、こういう狙いがあって、こうこうこういうことで意味合いで別宅に行きますっていう話を夫にしてみたら、
まず夫がすごい不思議そうにしてたのが、おじいちゃんの別宅って何?っていうことで、確かになと思って、私にはその発想なかったんですよ。
生まれた時からなぜかおじいちゃんの別宅ってのがあって、あるのが当たり前のもんだったから、聞こうとも思わなかったというか、
だからそれについても改めて聞いてみようか、みたいな話ししながら別宅見に行ったんですよ。
で、まあ予想はしてたんだけど、広い意味でのね、ゴミ屋敷ではある。
なんか夫は後日ゴミ屋敷について調べて、別宅のゴミ屋敷レベルはレベル3だったわ、みたいな感じの話になったんだけど。
まあ基本的にものが散乱していて、足の踏み間もなくはないぐらい。ある程度ある。
で、まあそれは、なんか今住んでる家も同様だったというか、まあ亡くなったおばあちゃんが、とにかく物を捨てたくない、捨てられないっていう人で、
まあ大量の衣類、服が、もう何層にも積み重なっている状態で、
まあギリ食べ物とか混ざってないから、ネズミとかはいないんだけど、綺麗な状態とは言えないよねっていう、
まあ状況の中で、で、ああまあでも思ったより綺麗だね、みたいな話をしながら、
あのおじいちゃんと、まあ虫の食った座布団の上で話をしたわけですよ。
まず、この家はなぜあるのかっていうところから。
そしたら、おじいちゃんが語り始めて、
ある朝、おばあちゃんが、家を買いに行くぞと大騒ぎしたんだよね。
えっ?みたいな。えっ?
その時は、バブルの真っ只中で、寝て起きれば住宅の値段が上がっていたと。
すぐに買わないと、もっと高くなるからと、おばあちゃんが大騒ぎして、
仕方なかったため、買ったって、おじいちゃんが言ってて、えっ?みたいな。
そんなことある?って思って。
で、おじいちゃん会社勤めだったんだけど、退職金をすべてつぎ込んで、それでも足りない分はローンで買ったって言って。
退職後にローン?みたいな。本当にあったら怖い話じゃん?ってなって。
で、でもそれでも買った経緯は分かるんだけど、
やっぱ意味が分かんないから、
えっ?でも今住んでる家はもともとあったよね?っていう。
何用で買ったの?っていう話になって、そしたらおじいちゃんが、投資用だったんだよって言って。
投資?みたいな。
新築から7年ぐらいは他の人に賃貸として貸してたらしいんだけど、
出ていっちゃって、何かの理由で。
そしたらしばらく借り手がつかなくなって、
そのタイミングでおじいちゃんを売ろうって言ったらしいんだけど、
おばあちゃんが、物も捨てられない人だから、不動産なんてもっと手放したがらないのは容易に想像がつくんだけど、
おばあちゃんが絶対売りたくないって言って。
そうすると、空き家になっちゃうからさ。
人が住まないと雑草とかも生えて、近所に迷惑かけちゃうから、
それじゃあ、一旦自分たちで住もうかみたいな話になって、
今の家と別宅での二拠点生活になったらしいんですけど。
えー!みたいな。
結果としては、おばあちゃんっていうヘアクラッシャーがいるから、
今の家も別宅もダブルでゴミ屋敷になって収集がつかなくなったっていうのが結末なんですけど、
相続の問題と今後の計画
その話を聞いていた夫は、もうマジで怖かったらしくて。
終始。
何がっていうか、私におばあちゃんの血が流れていることがマジで怖かったらしくて。
今回、おじいちゃんの別宅に行く経緯とかも、夫からしてみればすごい突然のことで、
急に家のことを私がめっちゃ騒ぎ始めて、なんだなんだみたいな感覚だったらしくて。
だから言ってる内容は、おばあちゃんに比べたら急に買うって話じゃないから、
だいぶマイルドではあるんだけど、やっぱめっちゃ怖かったらしくて。
で、私もたまにめっちゃ血が騒ぐというか、不動産めっちゃ欲しくなるんやな。
で、おばあちゃんに比べたらだいぶマイルドだと思うの。
夫のコントロールによって私もだいぶ自主的に物を捨てるようになったし、
部屋もたまに整理したりもするんだけど、それでもやっぱり片付けとかは苦手な方だし。
そういうのを総合して、夫は私の中でおばあちゃんの血が騒いでいたんだなって思って怖かったらしいんだけど。
まあまあそれは良くて。
で、おじいちゃんに対してもうちょっといろいろ踏み込んだ結果、
今住んでいる家、私が本当に欲しいと思っている方の家はあさちゃんに引き継ごうと思っているけど、
ゆいごん帳とかはまだ書けてないんだよねーみたいな。
いつか書かなきゃねーみたいな話を引き出したので。
今後はいかにゆいごん帳を書いてもらうかって、さらに生々しくて難しいフェーズに入っていくんですけど。
まあなんとかね、おじいちゃんがボケないうちにゆいごん帳を書いてもらわないともらえないからさ。
今後にご期待くださいということで。
忘れてみたい夜だからは毎週金曜18時から配信しています。
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