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皆さんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日も、昨日に引き続き電子書籍の朗読をします。
タイトルは、日常業務で成長する若手社員のための実践ハンドブック
新入社員、若手社員が今日から始める成長習慣というタイトルの本です。
それでは第5章、早速朗読します。
第5章、日常業務からキャリアを切り開く
日常業務は、単に与えられたタスクをこなす場ではなく、キャリアを築くための成長の場です。
目の前の業務を成長の糧に変えるためには、日々の取り組みを少し工夫し、自分の将来像を意識することが必要です。
この章では、業務をキャリアにつなげる具体的な方法をお伝えします。
私の経験・身につけたこと
私はキャリアコンサルタントの資格を取得前に、職務経歴シートを作成しました。
何も知らず、できることが少なかった大学生が半年もすると、活動費・生産の経費分類はできるようになります。
うまくなくても、人前でプレゼンができる知識やスキルを身につけます。
移動のたびに役割が変わっていったことを実感しました。
第5章の1 業務の目的を意識する
日常業務に取り組む際、達成させたいことは何か、得るべき成果は何か、置き換えて、
日常業務に取り組む際に、達成させるために必要な知識やスキルは何か、成果を得るために必要なものは何かを意識することが重要です。
単なる作業として進めるのではなく、成果をあげるために必要な知識やスキルを身につけることが将来的なキャリアにつながります。
業務への取り組み方が変わります。
今の仕事の目的を考える
例えばデータ入力であれば、正確性とスピードを意識することで、分析業務の基礎を身につけると捉えることができます。
自分の課題を明確にする
例えば、対人スキルを伸ばしたいので、クライアントとの打ち合わせに積極的に同行させてもらうなどです。
私からの問いかけ
今、学ぶべき知識やスキルはありますか?
第5章の2
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スキルを記録し、成長を見える化する
スキルの記録と見える化は、自分の成長を実感するためだけでなく、将来のキャリアを築く基盤となります。
特に、日常業務で得たスキルや実績を明確にすることで、自信を深め、次のステップを考えるきっかけにつながります。
しかし、キャリアについて深く考えるタイミングは人それぞれです。
私自身、キャリアを意識始めたのは30歳を過ぎてからで、本格的に向き合ったのは50歳を過ぎて、キャリアコンサルタント資格を取得する前後のことでした。
その経験から、若い頃から自分が何を得ているのか、記録しておく重要性を実感しています。
後から振り返ったとき、日々の小さな成長が自分のキャリアの土台になっていると気づくことができるのです。
私からの問いかけ、今までに身につけた知識やスキルはどのようなものがありますか?
スキルを見える化する方法
1.日々の成果を記録する
小さな成果でも記録しておくことで、自分の努力や成長を客観的に評価できます。
例えば会議での提案が採用された、顧客対応でトラブルを未然に防いだなどです。
2.スキルを分類して整理する
専門的なスキル、例えばデータ分析、資料作成などでなく、
柔軟なスキル、例えばコミュニケーション、問題解決力を含めて整理します。
3.他社の視点を活用する
上司や先輩から自分の強みについてフィードバックをもらうことで、スキルを具体的に把握できます。
読者の方は業務をこなすことに精一杯の状態かもしれません。
自分の成長記録は思い出した時、移動した時、半年後、あるいは1年後でも良いので記録しましょう。
記録するタイミングは自分のペースで構いませんが、記録や振り返りはしてください。
4.ポータブルスキルは未来への武器
記録してきたスキルの中には、どの職場や業界でも役立つポータブルスキルが含まれることがあります。
例えば、問題解決力やリーダーシップ、情報を整理して伝える力などです。
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ポータブルスキルは、特に緑やシニア層のキャリアチェンジに活用されるスキルとして知られていますが、
若い頃から意識して磨いておくことで、キャリアの選択肢を広げる武器になります。
今の業務の中で汎用性が高いスキルを意識して積み上げていきましょう。
私からの問いかけ
ポータブルスキルは役割を担うことで磨ける機会があります。
何かの役割を担っていますか?
私の経験
遅く始めたキャリア形成でも大丈夫。
私自身、50歳を過ぎて本格的にキャリアについて向き合うようになりました。
それ以前は、ただ目の前の業務を行なすことで精一杯だったこともあります。
それでも日々の業務で得てきた経験を振り返り、
これまでの自分に何ができるのかを整理したことで、新しい挑戦をスタートさせることができました。
若い頃からスキルや成果を記録し、それを見える化しておくことは将来の自分を助ける一歩になります。
たとえ今はキャリアについて深く考えていなくても、この習慣が後で大きな財産となるはずです。
ここまでが第5章の2となります。
明日は第5章の3から朗読を始めます。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。