『平家物語』屈指の名場面「扇の的」。
激しい風と波のなか、約80メートル先の船上に掲げられた扇を、若き武者・那須与一が一矢で射抜いた。
しかし、鎌倉幕府の歴史書『吾妻鏡』には、与一も扇の的も登場しない。生没年は諸説あり、墓とされる場所も栃木・香川・京都・兵庫など全国各地に存在。
那須与一は実在した英雄なのか。それとも『平家物語』が生み出した幻のスターなのか。
那須与一伝承館の展示を入口に、扇の的の現実性、和弓と現代アーチェリーの違い、鏑矢を選んだ理由、与一が祈った神々、そして全国に広がる「俺たちの町の与一伝説」を掘り下げる。
栃木旅と言いながら、ほぼ那須与一特集。
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