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1日10分宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。 今回は月面着陸、月の開発が世界中で盛り上がっている裏で
同じ国が同じだけ月面と同じだけ熱量を持って開発を進めている X線天文学。
2024年に一気に時代が変わりそうなのでこちら紹介していきたいとおもいます。 ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話。
2024年1月15日始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の
亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております 本日でエピソードが1193話目を迎えております
基本的には1話完結でお話ししてますので気になるトピック気になるタイトルから ぜひ聞いていただけたら嬉しいです
最近は日曜日、昨日日曜日だったんですけど 日曜日は1週間の総集編というか
振り返りながら1週間どんな話したよねとかっていうのも含め 宇宙話のちょっと雑談的な部分の話とか
あとは最新の宇宙の状況なんかこう1回のトピックにするにはなぁみたいな そんな内容とかお話しさせていただいてますので
まぁ日曜日もぜひ楽しんで聞いていただけたらと思います なんか毎日聞くの大変な人もいるかなぁみたいなちょっと自信なさげのコメントをしたら
ツイッターで毎日聞いてるよっていうコメントをね いただけて個人的にはもうなんかその一言を聞けただけで相当満足というか
なっていたわけなんですよね こんなツイッターのクマさんぜひこちらね聞いていただいて本当にありがたいなと思っています
ありがとうございますコメントいただいて ということでそんな感じで今回も本題に行っていきたいと思います
今日は x 戦天文学 世界の大潮流になってきてるなそんなお話ししていきたいと思います
このポッドキャストではもう再三ね 紹介してきた x 戦天文学
約60年ぐらいの比較的浅い歴史の天文学の分野ではあるんですけど 日本が世界をリードし続けてきた分野の一つでもあります
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そして僕が こう
毎日こうやって宇宙の話ができているバックグラウンドも実は x 戦天文学での研究がベースになっているんですね
なので個人的な思い入れもあってただどうしてもマイナーな研究分野だから 怖いなぁみたいなところを思っていたんですよ
そうしたら最近大潮流やってきてますね なので今回はそのあたりのお話
世界の動きっていうのを最新のニュースとともにお話ししていけたらいいなぁと思っている回になってます
でですね なんで今回このタイミングでこの話をしようと思ったのか
そこからお話しすると最新のニュースで 面白いニュースが飛び込んできました
これインドが x 戦変更観測衛星 エキスポサットって呼んでいいんだと思うんですけど
xposat エキスポサットだと思うんですね これを2024年の1月1日すごいですね元旦から打ち上げて
でそれの打ち上げに成功したというニュースが入ってきてました インドがこうやって x 戦の変更観測装置
ここ後で変更っていう話はしようと思ってますけど これを打ち上げたことで今世界中がどうなっているのか
その状況をまず整理したいんですよね そうするとこれ
1個前1個前というか先週の話先週のエピソードで話した時に 中国が x 戦天文衛星
アインシュタインプローブを打ち上げた そういう話をさせていただきました
そして それに合わせてインドも打ち上げたと
で4ヶ月前に遡ると日本はだいたい300億円とか そのぐらいの規模の巨大なミッションであるクリズムって呼ばれる
x 戦天文衛星を打ち上げて 1月の頭ですね
ファーストライト つまり稼働がうまくいって
観測をしっかりと行うことができてますよっていう最初の観測結果 ファーストライトっていうのをプレスリリースとして出しました
これによってもうこの半年だけで x 戦天文衛星 しかも結構大きい規模のものですね
これが3つしかも別の国から打ち上がったと 小さいものまで含めるとそれこそ
このポッドキャストでも特集を11月だったかなにした 忍者サッと
僕の理研理科学研究所に所属していた時代のこの
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研究室から打ち上がったもう最初から最後まで僕は見ていた x 戦天文衛星 こちらも打ち上がっていったというところでかなり盛り上がっている状況なんですよね
でこれ世界全体で見るとまあ最近のだとそういった衛星が打ち上がってる で例えばヨーロッパだと今も稼働している
xmm ニュートンと呼ばれるこれも x 戦観測衛星あります そして
アメリカもチャンドラと呼ばれる x 戦天文衛星があります あとはスイフトって呼ばれる衛星もありますね
そういった感じで今主要な宇宙開発国 全部が x オリジナルの x 戦天文衛星を抱えている状況になった
そんな状態なんですよ 今主要なっていう話をしたのは何でかっていうと
ちょっと今 x 戦天文学の話をしたけど 月面探査の話にちょっと移してみようかなと思います
月面探査 今まで世界中の研究している国で
x 戦 x 年月面探査月面着陸に成功した国って何カ国あるかみんなわかりますか これわずか4カ国なんですよ
そのうちに日本は含まれていないんですよね 日本はまだ月面に着陸することにすら成功していないと
じゃあ世界各国どこが月面着陸を成功させたかっていうと アメリカロシア
そして中国インドなんです これ中国とインドこの1月に入ったタイミングで
x 戦天文衛星を打ち上げる そんな動きを見せてきた
でなので各国オリジナルででかいものを持ってるってなると ヨーロッパ一括りにしちゃいますけど
ヨーロッパアメリカで中国インド ロシアは今ちょっと微妙なところなのかなってなっている
そして日本というような状況になってきて 月面がめちゃめちゃ盛り上がってる裏で同じペースというか
同じようなメンバーが x 戦天文学にも力を入れているんですよ これがだからどれぐらいの盛り上がりなのかっていうのはなんとなく想像ついてくると思います
今からこの放送から5日後ですね 5日後には月面着陸船スリムっていうジャクサのミッションが月面着陸チャレンジします
これによって日本が世界で5番目の月面着陸国となる可能性っていうのが 予想予測というか期待されているんですよね
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でそうなってきてでただスリムのミッションの予算よりも クリズム同じタイミングで打ち上がって x 戦天文衛星クリズム
これの方が予算の規模としては大きいんですよ まあお金の大きさが全てではないものの
お金の大きさは期待の大きさとも見れますよね なのでそういった目線で考えてもこの x 戦天文の世界中の潮流っていうのはまさに
起きているところだというところが考えられます なのでここからどんどん発展していくっていうところは期待していきたいポイントの一つかなぁ
と思ってまずは今回こちら紹介させていただきました で
じゃあ今回インドが打ち上げた x 戦変更観測装置ってどんなものなのか 変更って何なんだろうっていう話があると思うんですよ
偏った光と書いて変更ですね これについては実はブラックホールの構造を解き明かすとか
そういった大きい目的を持った研究なんですね しかも x 戦天文学の中でもようやくここ数年で
切り開かれてきた道の一つっていうところにインドはガツンと攻め込んできた そんな感じになるのでインド多分これから x 戦天文の中で相当な存在感を発揮してくると思うん
ですね じゃあ一体どんな観測をするのか
ここ ちょっと明日を話します
ごめんなさいめちゃめちゃこんなに引っ張ったのに明日話そうかなと思ってて なんでかっていうと今から話して5分とか10分とか10分も話せないですけど
5分とかでまとめきれる内容っていうよりは10分間ぐらいちゃんと聞いて ちょっと理解してもらいたいなって思っている部分なのでここちょっと明日ぜひゆっくり聞いて
いただきたいポイントですね まずは今これ世界中の x 戦天文学に関する潮流が変わってきた
そこだけ抑えていただけたら嬉しいなと思っておりますのでぜひ 明日もチェックしていただけたら嬉しいです
そんな感じで今回の本題は以上となります 質問一ついただいてます x 戦天文に関するお話ですね
リスナーネームフェリックスさんからいただきました いつもコメントありがとうございます
今回の放送拝聴しました せっかく発見したブラックホールに自分で好きな名前を命名できないのは残念ですね
中国ヨーロッパのアインシュタインプローブとクリズムが今後研究 共同研究をする可能性はあるのでしょうか
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明日の放送も楽しみにしていますコメントいただきました フェリックスさんありがとうございます
毎日聞いていただいてこうやってコメントいただけるのは本当に嬉しいなぁと思ってるんで 本当にねあのジャンジャン送っていただけたら回答させていただきます
そうですねあの そう自分で発見したブラックホール僕ブラックホール見つけたことあるんですけど
あの初めて見つけるようなやつねただあの それに自分で好きな名前つけれないっていうのはそんな話をさせていただいたのでぜひ
先週の放送を聞いていただきたくて でアインシュタインプローブ
とクリズムの共同研究の可能性はあるのかっていうところで言うと なくはないけど正直あんまりないんじゃないかなと思っているのが正直なところです
でなんでかっていうとこれアインシュタインプローブが見ようとしている x 線のこの範囲と
クリズムが見ようとしている範囲があまでもあるのかな共同研究 ごめんなさいあるかもしれないです今ちょっとウロ覚えだったけどあるかもしれないですね
なんでかっていうと クリズムが見ようとしている x 線の見える範囲っていうのがあるんですよ
なんか人間の目で見ている赤から紫までの光のうち 赤からそうだな青ぐらいまで見えますみたいなのが
一方の衛星で オレンジとか黄色ぐらいから
と なんか紫まで見えるみたいなのが
片方の衛星みたい ちょっとどっちがどっちのエネルギーだったか今頭の中から抜けちゃってるんですけど
そういうオーバーラップしている部分もあるし 逆に全然違う範囲が見れるっていうのもあるんですね
なので例えば紫色の光を見ながら赤い光も見たいけど片方の衛星だけだと見れないから 連携させましょうとかっていうのはありえそうなんですよ
ただ多分こういろいろ聞いているような情報だとクリズムのやっぱエネルギーを見分ける 力っていうのがダントツなので
でしかも多分アインシュタインプローブで見れるような範囲もある程度もう一個別の 観測装置で見れたりするから
なんか組み合わせがうまくいかないんじゃないかなっていう しかも
両方とも人工衛星で観測できるタイミングとかが決まっちゃってるんですよ なのでそのタイミングが合わないとかっていうのもあるので
あんまり 実現しなそうな気がするなっていうのが個人的な予想ですね
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例えばさっき話したヨーロッパのXMMニュートンと呼ばれる衛星と アメリカのチャンドラ衛星っていうのが一緒に同じものを観測して論文を出すっていう結果
あんまりないんですよね 同じタイミングで同じ天体を見るっていう
それも似通った性能を持っているし なおかつやっぱ観測のタイミングがとか衛星の位置がとかそういった話になってくるので
なんか難しい可能性の方が大きいんじゃないかなっていうのが今の予想ですね ただ細かく時間を取ったりあとは見たい研究対象によっては実現する可能性もあると思います
そういったのが出てきたらどんどん僕の方で紹介していこうと思っているので そういった意味でちょっとフェリックスさんには楽しみにしておいていただけたら嬉しいなと思ってます
はい いい視点の質問ですね だからこそ全然違うから
ガンマ線を見る観測装置とアインシュタインプローブとか ガンマ線見るやつとクリズムとか
赤外線のやつとクリズムとか なんかそういう全く違う性質で一緒に見るとかは結構実現性というかありそうなので
そういった共同研究は期待できるかなと思ってます はい そんな感じですね ありがとうございます
ということで こんな感じで皆さんの質問にはガンガン答えていこうと思ってますので 引き続きお便りお待ちしております
で 私 今月あるイベントに登壇させていただきます これ結構本業の方に近いんですけど
データサイエンスの会社 受託の分析の会やっている BrainPad っていう会社があるんですね
で そのBrainPadっていうデータサイエンス系の会社で言ったら最大規模の会社ですよ そこのイベントに登壇させていただくことになりました
で しかもこれ面白いのがデータサイエンスかける宇宙なんですよ 実はデータサイエンスをやっている
宇宙系の研究をしてたバックグラウンドの人って結構いるんですよね で BrainPad の中だと
なんか1,2割ぐらい データサイエンティストの1,2割が宇宙バックグラウンド 学生の頃宇宙の研究やってたとか
そういったのらしくて なので天文の研究してたことある人でデータサイエンス興味ある人に向けてとか
データサイエンティストやってるし 宇宙もやってたみたいな人とかを集めたイベントをやるっていうので
お声掛けいただいて しかもデータサイエンスに関する話 ちょっと宇宙の話も含めで登壇させていただくことになってます
こちらぜひね 僕のもう1個の方のポッドキャスト聞いてて 楽しみだな 面白いなと思ってくれてる
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宇宙関連のバックグラウンドある人とか そういった方は ぜひ面白いイベントだと思うので しかも六本木でやるね
怪しいセミナーじゃないですよ 全然 全く怪しくなくて ちゃんとした上場企業の
セミナーになってるので ぜひこちら気になる方は 申し込みしていただけたら嬉しいなと思っております
募集要項とか色々チェックしてください 概要欄にリンク貼っておきます
ということで今回は以上にしていきたいと思います 今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリで
フォローボタンの近くにある星マーク こちらでレビューいただけたら嬉しいです
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それではまた明日お会いしましょう さよなら