ホットジュピターの成り立ち
どうやったら木星のような星が生まれるのか。
宇宙の中でも、これまで500個以上見つかっている ホットジュピターと呼ばれる天体。このホットジュピターの成り立ちに関する研究、出て参りました。
太陽系以外の惑星の研究がどう進んでいるかを含めて楽しんで聞いていただけたら嬉しいです。
それでは行きましょう。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の 亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1858話目を迎えてますね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いてみてください。
ということで、ちょっとオープニングの雰囲気を変えてみました。 まぁただ順番変えただけなんですけどね。いかがですかね。
3年前ぐらいまで、スポティファイの独占配信として番組を展開していたんですけど、その時に担当の方に言われたのが、
冒頭なるべく早いタイミングで何の話をするのかっていうのをしっかり伝えなきゃダメだよみたいな。
っていうので最初の実は、まとめみたいな、概要みたいな話をしてたりするんですよね。
だから実は一番最初にオープニング入れるっていうのは、ポッドキャストのセオリー上悪種らしいです。
なのであんまやらないんですけど、なんかまんねりしちゃうのもあれかなと思って、ちょっと順番変えてみた次第でした。
まぁちょっと雰囲気の感想とかをいただけたら、僕的にはすごい嬉しいなと思うので、よろしくお願い致します。
はい、ということで最近はね、いくつかコメントもいただいているので紹介していきたいと思います。
リスナーネームいる家庭風鈴さんからいただきました。 ポッドキャスト総研から来ました。本当に面白いです。
これから一からゆっくり聞かせていただきます。 ありがとうございます。やめてー、一からじゃないって、最新から聞いてください。お願いします。
きっとこれをもう聞いてくれてないのかな。
そう、ポッドキャスト総研っていうのは、 ポッドキャストのね、事務所というかをやっている野村さんっていう方がね、
こうやってる番組で、いつだっけなーでなの? もう3年ぐらい前かな?
2年?3年ぐらい前?そうですね。 はい、っていうところになっていたところから、まあ番組来てくれたのかなと思います。
嬉しいですね。そう。 まあなんか、多分野村さんのそのポッドキャスト総研が、こう
見つかった?あのこのタイミングで聞いている方がいるっていうきっかけで言うと、あれなのかな?
野村さんこれまでずっとポッドキャストの制作だったりとか、企画とかそういったところをやられていた中で、最近ポッドキャストの制作に関する書籍出されたんですよね。
そう。それで、こう今どういうふうにポッドキャストを作っているのかが知られて、そんな野村さんが作っていたポッドキャストの作り方の番組があるってなったら見つかったのかもしれない。
まあけどね、こうやってなんか3年の時を経て、新しく聞き始めてくれる人がいるってなると、なんかその当時出てよかったなって改めて思いますね。
本当に嬉しいです。ありがとうございます。できれば1から聞かないで。
はい、ということで、ポッドキャストはね、音質とかもあるし、僕は1は完結なんで、最新の方から遡ってくれた方が嬉しいです。お願いします。
ということで、じゃあ本題に行きましょう。はい、ということで今回お話しするのは、太陽系の外でこれまで500個以上見つかっている
あったかい木星、ホットジュピターと呼ばれる天体がどういうふうに出来上がっていくのか、そんなお話をしていきたいと思います。
ホットジュピター、聞いたことあるよ、なんていう人はなかなかいない。宇宙話の中でもそうだな。
まあさすがに1800回ぐらい更新してるし、100回ぐらいは喋ってるかな。
だからずっと聞いてたらもしかしたら、お、ホットジュピターかってなってるかもしれないけど、この番組ですら比較的マイナーな存在かもしれないですね。
初めて見つかったのは1995年になっていて、初めて太陽系以外の惑星が見つかって、で、その惑星がなんかめちゃめちゃでかいっていうことがわかったんですよ。
で、そのめちゃめちゃでかいっていうその惑星、いろいろ調べてったら、木星の半分ぐらいの質量で太陽系でいう太陽みたいな
真ん中にある星の近くで高温の環境で存在しているから、そういった名前から、由来からホットジュピターという名前がついたというふうに言われています。
で、そんなホットジュピター、最近は6000個以上太陽系以外の惑星が見つかってきている中で、
だいたい500個、540個とかっていうような個数になってきている。 なので、
割と宇宙の中にも結構あるよねっていう、そんな存在になってきつつあるんですね。 まあ見つかっている星のうちの
8パー9パーぐらいなわけですからね。 で、そんな中でホットジュピターはもともと太陽系の木星みたいに
研究の進展
恒星から真ん中の太陽から割と離れた位置で 回っていて、生まれていて、でその後、内側に太陽の近くにどんどんどんどん移動してきた
っていうのがまあ一般的には考えられている仕組みの一つなんですよ。 ただその、ゆっくりと太陽に近づいてくるっていうその過程自体がどういうふうになっているのかが
わからないっていう課題も残ってました。 そんな中である2つの説が指示されていて、一つはまあ
他にも土星とか地球とかみたいな他の惑星って惑星系の中にあるじゃないですか。 そういったものも含めて重力によって軌道がグニャグニャと曲げられて
太陽の近く、真ん中の星の近くに落ち込んできたんじゃないかっていう説。 でもう一つがこう
ゆっくりゆっくりその真ん中の星の周りを回っていく中で近づいていった。 なんか自然に落ちていったのか、外の力が加わって落ちていったのか
っていうような二択で考えられるようになってきました。 ただそれがわからないと。
で今回まあそれ、人間が生きている中でその星がゆっくりゆっくり何万年何億年ってかけて落ちていくような姿って
まあ捉えることってできないんですよね。 まああとは惑星の見つけ方っていうところもあります。
でまあそんな中でじゃあどうやってそれを解明しようかっていうところで今回取られた アプローチが
じゃあ他の星によって軌道が曲げられて 真ん中の星の近くに動いていくっていうパターンと
あとはその自然にぐるぐるぐるぐる落ちていくっていうパターンとのそのかかる時間 みたいなのを考えて
で 惑星そして真ん中の星の年齢とかを見つつ
それのその年齢でどこまで動き切れるかっていうような簡単に言うと計算をしたんですね
そのなんか例えば数学の時間で動く点Pみたいなのとかが動いていきますみたいな
でそうだな僕たち人間も動くスピードって限界があるじゃないですか
で限界があってその限界の速度に対して僕たちの年齢の間でずーっとその速度で動いていたら
ここまでたどり着けるみたいな計算できますよね でじゃあ今見えてる星の情報からもし外から力が加わったらどれぐらいのスピードで
真ん中の星に近づいていくか 自然と落ちていくんだったらどれぐらいのスピードで落ちていくのか
っていうスピードかける年齢で計算してあげる っていうのをやってあげた結果
今540個ぐらい見つかっているホットジュピターと呼ばれるものの中で まあ今回のではこう制約もたらせられたのはわずか30個ではあるものの
30個の星がこれ まああのまっすぐぐるぐる回るっていう
つまり自然にこの真ん中の星の近くまで落ちてきたんじゃないかっていうような説に マッチするっていうことがわかったんですね
はいつまり まだまだ発展途上ではあるものの年齢と移動シミュレーションした時の移動スピード
これこの2つをうまく使うことで今までわかんなかったものが まあとりあえずわかん何もわかんなかった天体のうちの
うーんと 15分の110分の115分の1ぐらいの星はなんとなく動きがわかったかも
でいう研究ですね これがあんまりすごくないんじゃないかって思うかもしれないんですけどそんなことは
なくて今まで何もわかってなかったところに一つ基準点を作ってあげた これは
研究にとって大きな第一歩なんですね ここからどんどんどんどん広がっていって
惑星に対する研究が進んでいく中でここで考えられてたものがどんどん 精査されていってより精度が高くなっていって他の研究が進んだら
この今回の研究もより進化していくみたいな 相乗効果を生んでいく
今後の展望
0から1の基準を作ったっていうのはものすごく貴重なものになってるんでこれはね 紹介せざるを得ないという感じで紹介させていただきました
まあかなりマニアックな話でしたけど 太陽系の外の惑星その中でも500個しか見つかってない
ホットジュピターと呼ばれる熱い木星 こいつらが長い時間かけてどうやって動いたのかそんな研究でした
そんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょう はいということで
今日土曜日めっちゃゆっくり寝た1週間 いやなんならここ1、2ヶ月の疲れをだいぶカバーできるぐらいはゆっくり寝れたんじゃないかなと思いますね
それにあの子供と一緒に髪の毛も切りに行って あのビデオポッドキャストで見てる方はわかるかもしれないですけどだいぶ
こうシュッとしてというかスッキリしましたね うん
なのでまあ休みの間しっかりと養生しつつ来週からまた頑張れるようにしていこうかなと 思ってるんで引き続きよろしくお願い致します
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Xの方ではプレゼント企画も動いているので要チェックでございます 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー
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それではまた明日お会いしましょう 明日は日曜特集ですバイバーイ
