山梨でのオーロラの観測
日本ではなんと山梨でも観測できた、今回の巨大太陽フレアによって発生した、地球上に大きく影響を与えているオーロラに関するお話をしていきたいと思います。
昨日の話で、どんなフレアでどういうふうに向かっていけばいいかみたいな話をしてきましたが、
そもそも今回のフレアはちょっと特徴ありそうだったんで、まあ宇宙話で話すにはちょうどいいディープさかなというそんな内容をお届けしていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで今日でエピソードが1696話目迎えてますね。基本的には1話完結でお話ししているので気になるトピック気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
まあ日本中でオーロラ見えるようになっていて、昨日話したみたいにその
オーロラ七寸、七寸サイエンスとしてXでハッシュタグをつけていくと、どこでどれぐらいのオーロラが見えてるかみたいなそういったところを募集してたりするんですよ。
その中でなんと山梨までオーロラ見えてるかもみたいなそういう話になってきて結構ワクワクするぐらい広がっていますね。
昨日のうちに話しといてよかったなっていう。 だって昨日の夜でそうやって山梨でも見えるぐらいになっていてさすがに今日は微妙そうだなっていう感じはしますが
まあでもねみんなが楽しむ手助けができてたらいいかなと思います。 ということでまあこんなオーロラを作り出したフレア
どんな特徴があったのか一つロングデュレーションフレアと呼ばれるものを紹介していきたいとおもいます。
今回お話しするのは2025年5月の31日の夜中に発生した大規模なフレアそして地球に大きな磁気嵐を作り出しているフレアがどんなものだったのかこちらについてお話ししていきたいと思います。
今回のフレアはロングデュレーションフレアと言われるような あのよくいろんなところで言われてますね。
ロングデュレーションって何かっていうと簡単に言うと ロング、長い、デュレーション、継続時間ですね。つまり
フレアが発生して爆発じゃないですか。その爆発が一瞬で終わるのかはたまた 長く続くのかっていう実はこういう二択がフレアの中にはあるんですよ。
今回のフレアっていうのは規模としてはそこまで大きめではあるけど超でかくはない。
過去最大級のフレアっていうのがX10クラスって言われているもの。 これってフレアの規模で言うと今回がMクラスM8っていうやつなんですけど
Mの上に10倍でかいXっていうのがあってXよりさらに10倍でかい10Xクラスっていうのがあると。
X10クラスですね。というのがあるみたいな感じで、なのでMクラスからしたらまあ 100倍ぐらい。まあでもとはいえ今回のフレアはM8クラスなんでおおむねXクラスに近い
ような分類のフレアですね。 こういったフレアっていうのは通常数時間ぐらいでその爆発の減衰っていうのを迎えるんですけど
今回なんかいろいろ情報を見てると結構半日弱ぐらい。 まあでも数時間数時間よりはちょっと長いぐらいの継続時間を見せていたと。
でこれは平均的に見られるこういうMクラスのフレアと比較すると割と長いなっていうのでロング デュレーションフレアって呼ばれるんですよね。
一般的に僕もその太陽ではない別の星のフレアとかを観測してましたが、観測して白紙論文とかも書いてたわけなんですけど
そういったフレアとかも含めて太陽フレアよりも僕が研究してたやつって まあ平均でも今回のやつに比べたら100万倍とか10万倍とかっていうエネルギーでこいつらは
本当持つやつは数日とか あの本当1日とか全然持つんですよねそのぐらいの規模のフレアっていうのが実際に
あったりします。だから今回のこの半日っていうのは短く聞こえるかもしれないけどそれと比較してでも実際は太陽の中では割と長いなって言われるようなタイプのフレアだったというような感じですね。
フレアの影響と期待
で一方で短いフレアっていうのも存在するんですよ。一瞬でボコンって爆発するだけみたいな
爆風がドワーって爆風がというかなんかその爆発がボコボコボコボコボコって残り続けるみたいな そんな感じのロングディレーションフレアに対して
こう一瞬でポンってやって終わるみたいな こういうのをまあそうですね通常のフレアって呼ぶかもっと短いやつはインパルシブフレアって呼んだり
します もちろん
あの実は見ている光によってもこのインパルシブな性質なのか ロングディレーションの性質なのかっていうのは見せ方変わるんですけど
こう太陽フレアあの x 線で例えば全体を見たときは割と短い長さのフレアっていうのを ポコポコ見えてるなっていう印象ですね
そうだからまあ基本的には爆発の規模明るさ っていうところで長さっていうのはそれに応じて長くなるように決まってるんですけど
あのその中でもやっぱ誤差があって差があって今回のはロングディレーションと呼ばれる ようなイベントだったと
でもう一つ面白いなっていうのは昨日も紹介したその紛失物のスピードの部分ですね ここがやっぱ結構早かったなっていうのが今回のフレアの印象でその爆発物の紛失速度
っていうのが通常だとやっぱ あの数百とかねあのこれまぁ600700ぐらいまで行くかなぁっていうような感じのものに対して
1000を超える1000キロメートル毎秒を超えるぐらいの超スピード弾丸みたいなズバーン って飛ばしてたんですよね
そのぽかーんって飛ばしていたフレアのその紛失物 そしてそれが長い時間
まあ紛失物の長さは別にそんなに長くないけど長く規模が保たれるぐらいのそのエネルギーの 高さっていうところが今回のフレアの特徴だったので
まあなんかじゃあ一概に m 8クラスのフレアが今回また新しく起きたとか 同じ方向で起きたってなっても今回ぐらいのそのオーロラの範囲だったりとか
そこまでは実は期待できないかも 今回が割とレアケースだったかもっていうような話ですね
まあこれで山梨まで見えるんだ昔は京都まで見えたんだからワンチャンのかなっていう ちょっと期待とかねそういったところがちょっと持てればいいかなぁと思って
クイックですけどお話しさせていただきました フレアの継続時間の話なんてまあ誰も興味ないんですけど
まあポッドキャストでね宇宙話で毎回毎回フレアの話ししてるとこういうマニアックな 話ししてもみんなちょっと面白がってくれるんじゃないかなと勝手に期待しております
はいということでそんな感じですねちょっとしたアフタートークいきましょう
はいちょっと今日ので時間が微妙なのであれだけ紹介しますね明日の予約予告 明日はちょっと詳細が発表された
あのナサの予算計画に関するお話ししていきたいと思います あの今動いている宇宙系のミッション前ね紹介したじゃないですか
あれよりも詳細版が出て将来計画めっちゃ潰れるよーとか 今動いているミッションめっちゃ潰れるよーとか
ナサの人員めっちゃ減るし過去50年60年で一番予算低いみたいな そこまで見えてきて結構やばい感じになってきてるんで
明日のエピソードちょっと楽しみにというか あの心待ちにしておいていただけたら嬉しいなと思っておりますよろしくお願い致します
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くに ある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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