まず今回の火星衛星探査計画MMXっていうのはマーシャンムーズエクスプロラレーションの略です。
マーシャンが火星の、マーズっていうじゃないですか。
なのでマーシャンで火星のムーンズ、火星の月のエクスプロラレーションなんで探査ですね。
つまり地球にとっての月のことを衛星って呼ぶのと一緒で
火星にも実は火星の周りを回っている衛星っていうのがあるんですよ。
でJAXAはその2つの衛星について調べていこうとしているっていうのがこのMMX計画になります。
じゃあなんで火星の周りを回っているその衛星っていうのを探査していかなければいけないのか
その必要性って何なのかっていうお話になると思うんですけど
ここらへんっていうのは正直いくつか理由はあって
例えば火星の衛星がどういうふうにできてきたのかっていうのを明らかにすることで
じゃあ太陽系の惑星、地球もそうだしあとは木星だったり土星だったり
っていうところがどうやってできてきたのかっていう謎を解き明かしたいと
いうふうに考えているっていうものだったりします。
あとは人間が月に行くっていう話があり
その後って人間を火星に送ろうとしてるんですね人類は
そうなった時に火星圏に住んだりとかする技術の獲得の一部として
火星にも周りを回っている衛星があるんであれば
そこをうまく使うだったりとかっていうのは
ターゲットに入ってくる部分になるので
そこを明らかにしておくっていうところが非常に重要になってきたりするんですね
あとは単純に火星の進化がどうやって行われてきたのかだったりとか
あとは天体の表面のまたサンプルを確保してきて
っていうのをサンプリング技術の獲得だったりとかっていう
あとは地球と火星を通信するっていうところの技術を
このタイミングで確立しておくことによって
今後の火星探査に役立てようなんていうような方針もあったりします
っていうような様々な開発の目的と役割っていう立て付けがある中で
進められているのがこのMMX計画になるんですね
じゃあ具体的に何するのかっていう1つ例をお話ししておこうかなと思うんですけど
さっき言ってたみたいに火星の周りには地球にとっての月みたいな感じで
衛星が回っています
その衛星の名前が2つあってフォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星ですね
今回MMXっていうのは火星衛星探査計画っていう名前なので
名前の通り火星にとっての衛星
つまりフォボスとダイモスっていうそれぞれ2つのものを
集中的に観測していくっていうのが今回のプロジェクトになるんですね
じゃあこれ何をしようとしているのかっていうところで言うと
まずその2つ火星の周りを回っている火星にとっての月
フォボスとダイモスがどうやってできたのかっていうのが
現状分かっていないっていうのが状況としてあって
それを解決するための仮説みたいなのが実は2つあるんですね
それをどちらかっていうのは決めていってあげようっていうのが
今回のミッションになっていて
1つは月がどうやってできたのかっていうのと結構似てはいるんですけど
1つは火星の表面に物が直撃する
例えば巨大な隕石とかがぶつかって
その火星の表面の物をボカーンと破壊して
そうすると破壊された物質っていうのが火星の周りにチリジリになると
そのチリジリになったものがお互いの重力でくっついたりとか
火星の重力につかまったりとかっていうところで
火星の周りを回るようになったんじゃないかっていう説
もう1つは火星と木星の間に細かいチリみたいな
小さい惑星みたいなのがたくさんいる大気があったりするんですね
そこから火星の重力によって一部の石とかが引っ張られてきて
その火星の周りをぐるぐる回る月を形成したんじゃないかっていう捕獲説
っていうのが2つあるというところで
この2つの説が有力だと言われているから
実際に火星まで行って
まず火星の表面のデータっていうのはもともと持っていたりするので
プラスして火星の衛星のフォボスとダイモスの観測を近くでものすごくしてあげて
その性質が火星と一致するのであれば
巨大な天体が衝突した巨大衝突説っていうのが支持される
逆にそこを見比べてみたけど
あれこれ火星の表面の物質と衛星になっている火星にとっての月
フォボスとダイモスって全然物質の性質違うんじゃないのっていうところが見えてきたとなると
さっき情報お話しした光射
つまり周りにあった石とかをかき集めてきて衛星を作り出したっていうような見解にたどり着く
みたいなところでその二択をしっかりと明らかにしていこうとしているのが
このMMX計画のメインのミッションの一つになります
こんな感じで太陽系の歴史っていうのは明らかにしたいっていうところで
今やっぱり計算技術とかがたくさん増えてきて
仮説はたくさんあると
ただその中でどうやってそれが本物かっていうのはやっぱり現地に行って
しっかりと細かく観測してっていう結果が必要なので