140年の謎
140年間、謎に包まれていた現象を人工衛星の観測によって明らかにした、そんな研究結果が出てきたので紹介していきたいと思います。
今回は大規模な火山噴火と火山噴火の影響によって輝く、宇宙と地球の境目の不思議な雲に関するお話です。
人工衛星が飛んだことによって明らかになった新しい自然現象、この角度は僕結構好きな話なのでいろいろお話ししていこうと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
はい、ということで本質で気づいた方もいるかと思いますが、今日もスマホでの更新となります。始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で白紙号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はい、ということで、すいません今週は多いですね、今日のエピソードが1843話ですね。
いやー、もう結構最近もずっと言ってるか、なかなか忙しいですね。
スマホでの回数が増えるということは、みたいなところになっておりますが、まあ頑張ってやっていきたいと思います。
毎日話してますけどやっぱ書籍の口コミとかがいろいろ出てきてくれて本当に嬉しいなと思ってます。ありがとうございます。
近いうちに、前も予告しましたけど、サイン本のプレゼント企画をX状でやらせていただきます。
で、これあの僕がいろいろやるっていうよりは出版社の方に協力いただいて、基本的には出版社の方で進めていくというような形になるんで、安心して応募していただけたら嬉しいなと思います。
はい、そんな感じでじゃあ早速もう本題入っていきましょうか。
今日お話しするのは140年の謎についに観測結果が追いついてきた、そんな研究結果ですね。
どんな謎なのか、これですね1885年に初めて見つかった夜行雲と呼ばれる、夜の光の雲と書いて夜行雲ですね。
こちらが1885年に発見されて、これは一体何なんだろうっていうのがずっと不思議だったんですね。
この夜行雲って何かっていうと地球の大気ありますね。僕たちが吸ってるこの空気とかがあって、でその大気が上空に行けば行くほど薄くなってって気づいたら宇宙に行っているみたいなそんな感じですけど、
この上に行っている中での高度だいたい80キロから85キロっていうところに発生する天然の雲のことなんですね。夜行雲。夜に輝くんですね。
でなんか薄く明るい、青く輝くのか青白く輝いて見える珍しい雲なんですけど、なかなかその観測事例がないと。
でそれが最初に発見されたのが1885年なんですよね。でこれじゃあどうやってできるのかと珍しくてなかなか解明が進んでいなかった中で一個仮説が出てたんですね。
何かっていうと1885年にこの夜行雲が見つかった一方で、その原因はその2年前1883年にインドネシアで起きた大規模な火山噴火によるものなんじゃないかと。
火山活動、火山噴火の影響で吹き飛ばされてきた物質が上空にゆっくりゆっくり上がっていって2年間かけて作り上げた雲。これが夜行雲なんじゃないかというところの指摘が入っていた。
ただあくまでこれは可能性の言及って感じだったんですよね。でただ1883年なのでこれもアポロ計画より前ですよね。
なので人工衛星の観測とかそういう有効な手段っていうのがほとんどなくてあくまで仮説に止まっていたっていうのがこの火山活動と夜行雲っていうところの間の関係性だったんですね。
でそこからなかなかこの夜行雲っていうのが観測されなくて今まで1880年代から比べると約140年ですよね。
この関係性っていうのは謎に包まれていたというようなそんな状況でした。
トンガ沖の火山噴火
でそんな中で今回ですね新たな研究結果が出てきてかなり話題になってるんですけど
2022年に発生したトンガ沖の海底火山の噴火っていうのがものすごく大きかったと。
でこれはもう1883年のその大噴火と匹敵するぐらいの規模なんじゃないかというふうに言われていたものが発生していて
でそれをその噴出物だったりとかその後の夜行雲の動きっていうところを調査し続けていたところですね。
これ2年後の2022年の噴火の後の2年後2024年に夜行雲が発生していたと。
でこれをこの観測結果をもとにですねじゃあ地球の中のその空気がどういうふうに動いていって
であのどこで夜行雲が発生したのかと。
これねあのトンガの噴火があったけど実際にこれあの夜行雲が発生していたのはかなり離れた場所で
何極ぐらいのところなのかなこれはそうっていうようなぐらい離れていると。
でこれをだから本当にそこで発生し得るのかっていうところを実際の人工衛星の観測結果と
まあその大気への理解っていうところを合わせて研究を行ってあげた結果ですね。
夜行雲に対して火山噴火っていうのを噴出物が一定寄与していることが今回明らかになったと。
いやーすごいですねもうなんかシンプルイズベストみたいな研究じゃないですか。
140年前は人工衛星なかったいわゆる技術不足だったっていうところから
140年経って同じような規模の現象が起きてそれに関連してこの人工衛星の活躍のおかげで
夜行雲の謎が一個解明につながるヒントを得られたというようなところになっているわけなんですよね。
研究の展望
いやーなんかシンプルかつ面白い研究だなと思いました。
でこれを発見したり解明していく上で使われたのが
アメリカNASAが打ち上げている人工衛星AURAと呼ばれる衛星と
あとは日本の日回りっていう気象衛星ですね。
この2つのデータが組み合わさった結果
この大気の動きの中で得られているこの火山の噴火と関連した動きですね。
これが分かってきたというようなところでこれはね
いい研究ですね。
とにかく140年の謎が一部解明されてきたっていうのは非常に面白い現象なので
ここはちょっとこれからも期待していきたいポイントかなと。
であの今回のこういうのが見つかったことによって
これからじゃあ火山活動があって地球の気候変動はこういう風になっていくんじゃないかみたいなところとかがね
どんどん整理されていくと思うのでこのあたり要チェックでございます。
ということで今回は140年間歴史の中で謎になっていた
大規模噴火と夜行雲の関連性に関するお話をさせていただきました。
はいということで今日は以上ですね。
そんな感じでまあ
今日から3連休かどう日月と休みになっていくんですけど
あなたはどう過ごしていくんでしょうか。
私はまあゆっくり寝て休憩しながら
本とかのねどうやって宣伝していこうかなとか
あとはこうポッドキャストをどうやってやっていこうかなとか
なんかAI使ってポッドキャスト面白いことできないかなとか
そんなところを考えていくなんか3連休になりそうかなと思っています。
はいあのなのでどんな過ごし方をしたとか
綺麗な星見えたよとかそういうのあったら
ぜひぜひXのハッシュタグ中話とか
スポッティファイのコメントコーナーだったりとか
アップルポッドキャストのレビューとか
そんなところで教えてくれたら嬉しいです。
一緒に盛り上げていきましょう。
今回の話も面白いなと思ったらぜひチャンネル登録よろしくお願い致します。
それではまた明日お会いしましょうバイバーイ
