エンケラドスの地下の海
生命の存在の可能性も持っている、土星にとっての月、エンケラドスがかなり面白くなってきている。そんなお話をしていきたいと思います。
今回は、エンケラドスの中にある海。 この海がどんな状態になっているのか。
また、海の底から海の表面まで一体どういう層が作られているのか。 こちらに関する研究かなり面白そうなの出ていたので紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。 改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしています。
今日のエピソードが1821話目迎えてますね。 基本的には1話完結でお話ししているので気になるところから聞いてみてくれたら嬉しいです。
昨日はあの… 何を喋ったっけ?
あ、そう。太陽系以外の惑星がですね6000個以上見つかっているっていう結構歴史的なタイミングを僕たちは迎えているわけなんですけど、
その中の星の種類ってどんな感じになってんだろうみたいなところですね。 これをちょっとお話しさせていただきました。
まあ 今日も地球外生命体に近いような話していくので、まあそれの
導入としては面白い内容になってるんじゃないかなと思います。 興味がある方は聞き直してみてください。
はいということでもう早めに行きますか。 はい早めに行きましょう本題に。
今回お話しするのは土星の周りを回っている月、 エンケラドス、この中にある海に関するお話をしていきたいと思います。
土星の第二衛星と言われているエンケラドス、 生命の可能性があるなどなどいろんな注目の集め方をしてますね。
特にまあその生命が見つかるかもっていうところで注目度が高くて、 何なんだろう。今エンケラドスって調べると数日前から
エンケラドスのこの生命の存在の可能性を改めて認識するみたいなニュースが結構出てるんだよな。
ヤフーニュースに引っ張られているのかな。 たまたまなんかそういう特集記事が出てるんですかね。
論文は調べた感じだとそこまでなさそうです。 ただまあ面白みはある天体ですね。
そんなエンケラドス、氷で覆われていて、 その中には海がある、そういうふうに考えられています。
でその海はもう本当塩とかも含んだものになってて、 それこそちょっと前のエピソードで塩を含んだ氷発電とかにめっちゃいいかもみたいな話が出てるぐらいで
エネルギーの方向でもあるわけですね。 そんな中で、まあ中、見えないエンケラドスの海について計算シミュレーションで色々解き明かしていこうっていうのが
まあ一定行われてるんですよ。そんな中で今回の研究ではエンケラドスの中の海っていうのが層、レイヤーですね。
層状になっていて、その海底から表面に物質が持ち上がってくるまでは相当時間がかかるということがわかったんですね。
でこれどうやってやったかっていうと、 まあ理論的な紙の上での計算、プラス
地球の海ってどうなってるんだろうっていうその地球の海をシミュレーションする方法を使って、 エンケラドスの海のその大流、海流みたいなのを再現していこうというようなところですね。
でそこで使われたのが、まあいくつかの前提の材料になっていて、 例えば塩分濃度。これもまあある程度どんなもんかわかんないけど
生命の可能性と課題
地球の海水よりはちょっと薄いっぽい。 これは何かあのカシーニっていう衛星で観測した土星の輪っか
の氷の中から見積もられた塩分濃度で計算されていたりします。 あとは
これ生命がいるかもって言われている要因のもう一つが、 表面が氷で中が海ってなんでだろうって思いません。
でこの理由っていうのが一つ、海底にその熱源がある。 海底の地熱があるって言われてるんですね。
地球とかもあるじゃないですか。海底実はなんかブクブクしててあったかいみたいな。 あんな感じ。
でこれがあると。だからこの地熱の影響っていうのもあって大流は生まれるだろう っていう形だったりとか
あとはあの周りのその土星とかから受ける重力のパワー 超積力だったりとかそういったところのいろんなものが掛け合わさってその中の
海っていうのの中に大流が出来上がるんじゃないかというようなところですね。 イメージすると何だろうお鍋の中に薄い
塩水を入れて でそこからちょっと弱火ぐらいで温めてみてで実際に表面の方
蓋っていうのは、鍋の蓋がめちゃめちゃ氷とかでできているぐらい冷たいみたいな。 でこれに対してなんかこう混ぜてみたりとか
あとは揺すってみたりとかしてそれのパワーとかを変えながらシミュレーションしていく みたいなイメージですね。
それをまあ計算でやってみようというようなところです。 でそれをいろいろ試してみた結果何がわかったかで言うと
あの思えるおもろいのは海の上と下で重さが分かれている。 つまりまあその塩分だったりも含めて層になっているということがわかったんですね。
そもそもなんか今日タイトルの時点でエンケラドスは層になっているんだけど海は みたいな言ってたけどそれがわかったっていうのは結構でかいですね。
でプラス海底のにある例えば物質粒みたいなものっていうのは表面まで上がりにくい。 つまりそこにあるものはそこに沈殿し続けるみたいな。
でまぁ一応上がっては来れるんだけどその上がる時のその大流のスピードっていうのが めちゃめちゃ遅くてこれめっちゃ早くても最短でも100年かかると。
てことはよこれ例えばエンケラドスたどり着いて海までこう氷を割ってたどり着いたとしてもそこに広がっている空間っていうのは
この海底の情報100年前だったりするみたいな。 例えばそういった情報になってくるのででなんとなく
エンケラドスの海底とかに生命いるんじゃないかって言われてたりするんですよね。 理由はなんかあのその地球でいうところの深海生物みたいな
そういったものなんじゃないかと。で深海生物も海底にあるその地熱だったりとか その地熱周りから出てくるエネルギーを
を摂取して体を維持しているみたいな話があるんでそういったところから考えられると 実は地球外生命体を
がもし海底に住んでるんであればちょっとその痕跡だったりとかものを見つけるのは 難しい可能性も出てくるのかなとはちょっと思いますよね
いくらなんか僕たちはそもそも海が見えてないけど海にたどり着いたときに その情報を果たして表面だけで表すことができるのか
まあ僕らも海底のことは正直まだ全然わかんないみたいな状態の中で海について 語ってたりするじゃないですか
そんな形になってしまうのでエンケラドゥスの謎っていうのは今後もどんどんどんどん わかっては深まっていくみたいなそんなことになるんじゃないかなと思ってますね
はいけどなんか見えない まだわかっていないものを今の高い計算力でそして地球でわかっていることをベースに
過去の研究も交えてシミュレーションできて見えないものを見ようとするみたいな 天体観測な歌詞みたいなことができるのは結構おもろいなと思いました
はいエンケラドゥスに対するアプローチ結構いろいろやられてるんで また興味を持ってくれたら嬉しいなと思っております
ということでじゃあ今日は以上にしていきましょう 今日は非常にコンパクトに終わりましたね今の時点で9分ちょっとということで
1日10分10時間って言ってるし今日は終わりにしましょうかね こうやって無駄なことも話しすぎちゃうんだよな
はいそんな感じでじゃあ今日は以上にしていきましょう 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の podcast アプリでフォロー
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