謎の月の火山活動
月で起きていた謎の長期間の火山活動、これのメカニズムがわかったんじゃないか、そんな研究結果を紹介していきたいと思います。
今回紹介するのは、月のプロセラルム盆地と呼ばれる、実はうさぎの形に見えているあの盆地、黒い部分ですね。
あそこでは謎の火山活動がずっと起きていたんですよ。 これは月の研究においてなかなか不思議なことだった。
それがなぜ起きていたのか、どういうメカニズムだったのか、見える面の火山活動なんで想像しやすいかなと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、今日でエピソードが1730話目か、を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。 昨日は火星が住めなくなってしまった原因、その時系列の変化というか、その時間の流れみたいなところのお話をしました。
まあ人類は今、月そして火星に向かおうとしているということで、今日は火星の話題です。 火星じゃないよ、月の話題ですね。
やっていきたいとおもいます。 でですね、本日7月の8日はですね、
アジア最大級の宇宙ビジネスカンファレンス、スペースタイドの公演周りがいろいろスタートしてくるというようなところになっております。
宇宙話はですね、個人でやっているメディアでは他にないのかな。
で、ポッドキャストでも他にないというような状態で、このカンファレンスの、国際カンファレンスですね、こちらのメディアパートナーを務めさせていただいているというところになっておりますので、
明日はタイミングタイミングでちょっと会場にお伺いさせていただいてですね、現地でお話しできる方と喋りながらいろいろ収録でもしてこようかなと思います。
外で使える、結構音質が良いはずのマイクっていうのを購入しまして、これを持ってちょっと会場内を活歩していこうかなというふうに思っております。
いやー楽しみですね。そんな感じでちょっと現地の様子とかをお届けできたらいいかなと思うんで、ちょっと明日とか明後日とかその辺りはそんな感じで楽しんでもらえるコンテンツっていうのをご提供できるんじゃないかなと思います。
最新の宇宙ビジネスに関する話だったりとか、そういうのを頑張っている人たちがどんな人なのか、そういうのが垣間見える音声とかをお届けできたらいいんじゃないかなというふうに思っておりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。楽しみにしておいてくださいね。
はい、ということで、じゃあ早速本題いきましょうか。 今回お話しするのは月で起きていた謎の長期間の火山活動に関するお話です。
火山活動のメカニズム
今回紹介するのは月のプロセラルム盆地と呼ばれる場所で発生していた30億年にも及ぶ長期間の火山活動に関する話です。
プロセラルム盆地、名前を聞いてピンとくる人はどれだけいるのかなっていう、あの月の、月ってほら白い部分と黒い部分とで、なんか黒い部分が模様を作ってまるで餅を作るウサギだというふうに言われていたりすると思うんですけど、
あれの耳を覗いたウサギの全身の部分、そしてうすの部分ですね。ここが全部一つの盆地として数えられていて、これがプロセラルム盆地らしいんですよね。
つまり今回は、あなたが見たことのある月の表面に見える模様、あそこで起こっていた30億年間の火山活動のメカニズムに関する話です。
ここで起きていた火山活動は何も今とかついこの間までっていう感じではなくて、月ができてから、えーと月ができてからというか、今から40億年前、昔ですね、はい、40億年前から今から10億年前までの間の30億年というので、もう10億年前って言われた時点でかなり昔のことのように思いますが、
けど、これからね、火山が月に向かって人が行く中で、その当時の火山活動の状況っていうのは知るにはめちゃめちゃ大事なわけですよ。
それこそこのポッドキャストでも何度か紹介していましたが、竹中公務店とかというところが、月面の基地みたいなのを提案してたりするんですよね。
で、この月面の基地を作る提案っていうのの基地の場所っていうのが、昔の火山活動の名残でできた地下空洞プラスなんかこう上から穴のように見える縦穴の部分ですね。
ここに作っていこうというようなところで提案していたりするので、何も10億年前だから火山活動について何も知らなくてもよくないっていうことにはならないと。
地質だったりとか地盤の状況とかそういうのを知る上でもこうやって火山活動について知るには非常に重要なわけですよね。
そんな中でその30億年間続いた火山活動、まあ別に地球でも起きてるんじゃないのって話だと思ってもらって全然いいんですけど、とはいえですよ。
月の天体の天体っていうのはサイズ自体が小さいじゃないですか。地球に対してめちゃめちゃちっちゃいですよね。太陽と比べたらマジでちっちゃいですよね。
小さいってことは外に向かって熱が伝わりやすくて、中が冷えやすくなっていると。火山とかそのマグマとかっていうのは、まあ言ってしまえば熱のすごい高いドロドロしたものなので、
その冷却っていう過程が加わってしまうとやっぱりその火山活動を30年間もキープするっていうような メカニズムを維持できないわけですよね。
でこれをどうやったら説明できるのかっていうところで計算シミュレーションをいろいろやってみた結果、
火山活動のその火山活動とマントルの帯流によってあの今回明らかにすることができるんじゃないかというまあシミュレーションの説が出てきたというようなところですね。
30億年間という長い間火山活動を起こしていたメカニズムはこんな感じみたいです。 まずは古い時代と新しい時代では火山活動のエネルギーの源となる
マグマの上昇メカニズムっていうのが大きく異なっているっていうことがまずわかったんですね。 でどういうふうに違うかっていうとまず初期の頃の火山活動。
宇宙研究の重要性
初期の頃の火山活動っていうのはまあ古い時代ですねこう 放射性元素って呼ばれるまあその元素の
放射によって熱がブワーって内部で高まってきてでそれによって温められた月の中の深い部分ですね ここに熱がグワーッと溜まっていってマグマが生まれて
でえっとこう濃度的に上昇してきたあの マグマっていうのがマントリドブワーッとマグマがブワーッと出てくるというような感じ
でえっとこの火山活動がバーって起きている中で浅い部分に高密度の物質とかっていう のがどんどんどんどん溜まっていくわけですよね
溜まっていってでそれがまあだんだん重くなってくると重いものっていうのは 重力のかかっている方向に落ちていくわけですから月の深いところにどんどんどんどん
落ちていくというふうになって深いなんか重いものを沈めると その反動で上に向かう大流っていうのができますよね
これはなんか普通に水にものを入れたりとか あとはその泥とかが溜まっているところに水チャポンってやったら一気に泥水が濁るみたいな
あんな感じでしたくに溜まっていたものっていうのが重いものを突っ込むことによって 上昇流を生み出していくと
これによって地下に溜まっていたマグマとかっていうのがなかなか冷えずにギリギリ 残っていたものっていうのがだんだんこう
対向流によってギュッと持ち上げられて火山活動を引き起こしていたというような感じで 古い時代と新しい時代でその火山活動のメカニズムが大きく変わって
いってたんじゃないかというのが今回の研究結果で明らかになった部分ですね そうでただじゃあその最初のきっかけとなる火山のマントルの活動ってですか
マグマの活動っていうのを作り出したその放射性元素と呼ばれる チタンとかトリウムとか呼ばれる部分ですね
これがあのどういうふうに存在してどういうふうに火山活動を起こして だからこそ僕たちはどういうふうに月にアプローチできるのかみたいなね
こういったところが解き明かされていくネタの一つになっていくと思うと結構こう ワクワクする内容だったかなと思います
まあ昨日の火星の話もそうですけどなんかこう 地球っていうのは他の星とはやっぱ違う状況で広がっていってかなり面白い
天体なんだなっていうそういう中で僕たちは過ごしているんだなっていうのなんか改めて 実感できるそんな研究でしたね
ぜひぜひあの他の月のエピソードとかもチェックしてみてくださいよろしくお願い致します ということでじゃあアフタートークいきましょうか
はいアフタートークです本日は87月の8日ですねで えっと今日月の話して月のウサギの部分が今日の話の話題だなぁの舞台だった話し
たじゃないですか で7月の8日今日はですねまぁ結構綺麗に月見えるんですよね
次の満月が7月の11日の朝なのでまぁ10日が一番大きく見えるのかな今月だと ってことは
まあ今日の夜2025年の7月8日今日はですね まあ比較的1ヶ月の中でも月が大きく見えるタイミングなのでぜひぜひ
なんかこう今のポッドギャスト聞いてこうあなたがこう社会者から帰っていく時とか なんかそういった時に月を見上げてみると
あ今日のエピソードの舞台はあれなのかっていうウサギの形とかね まあ見えるかもしれないんでそしたらぜひぜひなんか感想とかで教えて
ください 一緒に何かこう
こうねあの行動とあなたが行った行動と一緒にリンクしてポッドキャストがあるとか僕 めちゃめちゃ好きなエピソードなんで楽しみにしております
そんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょう 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローフォローボタンの近くにある
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さよなら
