蛾と星空の関係
昆虫の蛾が、星空を見ながら移動しているんじゃないか。そんなお話をしていきたいと思います。
星を使った移動は、人間、鳥、そしてあざらしぐらいしか確認されていなかった中で、今回は初めて昆虫の可能性が見えてきたと。
人間だけが、星空にロマンチックな感情を抱いているわけではないのかもしれない。 星空に意味を見出した動物のお話ししていこうと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに天文学で拍手号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで、今日でエピソードが1717話目を迎えているというところで、基本的には1話完結でお話ししております。
気になるところからぜひ聞いていただけたらと思いますね。 ということで、本日の月の情報だけお伝えしておきましょう。
本日6月の24日、2025年ですね。 明日が新月となっておりますので、ギリギリ縁だけ見える月の欠片というか、
あの辺が見えてくるんじゃないかなと思うので、こちらぜひぜひチェックしてみるといいんじゃないかなと思います。 素敵な月の姿見えるかもしれませんね。
ということで、じゃあ早速本題に行きましょう。面白そうですね、今日のは。 今回お話しするのは昆虫の画ですね。
画が星空に導かれているんじゃないか。 そんな研究が出てまいりましたので紹介していきたいと思います。
今回紹介するのはもう本当素敵な話ですね。 人とかも移動するときに星空をチェックして移動してたりするじゃないですか。
それこそ北極星っていうのを見つけて、北の方向がわかるようになって。 そっちの方向に行くとこれでとか。
南半球だと南十字星っていうのがあって、他の、えーとなんだっけ、わーっと忘れちゃった。 星等の延長線みたいなのを結んでいくと、その間に南が見えてくると。
いうような感じで南の方向がわかって移動しやすくなるとかね。 そういった法則性を見出して、僕たちはこれまでこう文化っていうのを営んできた。
っていうまあ歴史がありますね。 これって結構人間だけの営みなのかなっていうと全然そうではなくて
今まで確認されている部分で言うと一部の鳥ですね。 そしてアザラシもそうかもしれないっていうふうに言われていて、
結構人間以外もそういう動きするんだっていうのをなんか 実感してますね。この研究のイントロとかを見ると。
僕実際人間以外にそういうのがあるって知らなかったんで、 今回この研究の導入部分読んで、あーそうなんだーと思いました。
知ってました? 知ってたら結構すごいよなーと思ったんですけどね。 で、えーとそんな中で、とある虫に今回研究者は注目しました。
どんな虫かっていうと、毎年春になると何十億匹もの規模で、 夜行性で移動していくがですね。
これオーストラリア南東部、オーストラリアに生息しているボゴンモス。 モスっていうのはあれですね。あのモスラとかって言うから、ガのことをモスって言うことですけど。
ボゴンモスですね。が、オーストラリアの暑さから逃れるために、 オーストラリア南東部から暑さから逃れるために、なんと1000キロ先の涼しいアルプスの洞窟まで逃げていくと。
オーストラリアンアルプスってとこがあるんですけど、そういった洞窟に逃げていく移動がある。 で、その中で暑さをしのいで外に出てきて繁殖をするみたいな。
そういったリズムがあると。なので非常に大規模な移動をしていく。 で、この大規模な移動に使われているのって何なんだろう?その情報ってみたいな。
その奇想本能の理由みたいなところですね。話に上がっていて。 で、昆虫とかは地球の磁場を使って、つまり僕らが北とか南とかが分かるあの方位磁石みたいな、あの感覚を使って移動してるんじゃないかというふうなのが言われてるんですが、
とはいえそれだけじゃやっぱ難しいから、視覚情報がどっかで使われてるはず。 で、夜行性ってことは夜でなかなか視覚情報を取れない中で何を取ってるのかっていうところで多分仮説として、
星空っていうのが上がってきたんだろうなぁというところがあるわけですね。 なので今回はその研究者たちは視覚情報をどこから取っているのか、
これが星なんじゃないのっていうところの仮説の下、ある施設を使って実験を行いました。 何かっていうと、これ地球の磁場を一切遮断した、そしてプラネタリウムのような夜空を再現できる
空間というのを作って、そこにですね、この画が移動する直前、春とか秋とかそういった頃にこの画を捕まえて、その空間に入れて、
で、一体どういうふうな動きをするのかというようなところを調査してあげた。 で、その結果ですね、捕獲されたこの画は季節に、その季節に適応した方向に飛んでいくと。
つまり春に捕まえた画っていうのは洞窟の方向に向かって飛んでいく。 で、秋に捕まったものは、逆に繁殖の場所として元の生息地に戻っていく。
これをその季節の星空っていうのを再現して入れてあげた結果、 磁場関係なくそこにあの
乗ることができたというようなところになって、これは 星空を視覚情報として見ているんじゃなかろうかというところが今回見えてきた
ポイントですね。 面白いですね。だからこのなんか中学生とかでも考えれそうな、すごいシンプルな研究なんだけど、
しっかりとした仮説と設備のもとを行われているっていうのは非常に面白い。 プラスでこれ南に進む時っていうのは
脳の脳みその中の、この画の脳みそを見たらしくて、 画の脳みその中の視覚ニューロン、
つまり視覚、その目で見る感覚の部分がブワーって活発化して、 目で見ながら南の空に向かって飛んでいると。これが一番活発に
あの頭が働いているらしいですね。 っていうので、まあこうやって星空を見ながら、
画っていうのは移動していることが今回明らかになりましたね。 とはいえ、あの星空のどの要素を見て方角を決めているかっていう特徴量とかまだ
研究の意義と今後の展望
わかんないらしいので、これからちょっと色々紹介していこうかなと、あの検証されていくみたいなんで、出てきたら紹介しようかなと思っております。
はい、ということで今回はそんな感じでしたね。 ちょっと鳥類とアザラシの研究がめちゃめちゃ気になったんで、明日に向けて、ちょっとここら辺追加で調べてお話ししてみようかなと思います。
ぜひ明日のエピソードも楽しみにしておいてください。 今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャスターアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク、
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