スーパームーンの説明
最も大きく見える満月、スーパームーンを迎えた本日11月5日。 そもそもスーパームーンって何なのか。そして
満月のこと、毎月毎月別名で呼ぶことができるんですね。 で、今月この11月の満月のことはビーバームーンと呼びます。
一体どういう背景があるのか。そちらについてお話ししていきたいとおもいます。 ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
3,2,1, Ignition.
Space to the black hole.
Japan to the black hole.
佐々木亮の宇宙話。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、
天文学で博士号を取得した専門家の亮が、 毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1848話目ですね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いてみてください。よろしくお願いします。
今日はなんとか綺麗な音でお届けできてますが、更新がかなり遅れてしまいましたね。
最近はもうすごいバラバラになっているけど、なるべく朝に更新していきたいなとは思っているので、ちょっとリズムが整うまでは待ってもらえたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで、昨日は1847話ラピュタの名前を持つ人工衛星計画に関するお話しさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
こんなお便りもいただいているので紹介していきたいと思います。
リスナーネームみゆきさんからいただきました。
りょうさんこんばんは。私がこのポッドキャストを聞き始めて1年くらいですが、
まだそんなもんだったですかね。なんかずっといてくれてるイメージがありますね。
この1年で聞き慣れたフレアという言葉が出てくるだけで嬉しいです。
もちろん内容も面白かったです。
それにラピュタって言うとジブラのラピュタしか思いつかないので、天文計画の話やりょうさんの妄想話も興味深いです。楽しみにしています。ということでありがとうございます。
たぶんこんな番組ないですよね。フレアの話を意気揚々として、しかもすげー頻繁にするっていうね。
これでちょっとでもフレアの研究とかの後押しができてたら嬉しいなと思うんですけどね。
フレアの研究者って実はめっちゃ限られているので、あんまり恩恵を受ける人は少ないかもしれないですけど、
先日のね、ポッドキャストの中身でお話ししたこのなめちゃんですね。通称なめちゃん。
あの京都大学と今NASAにいるらしいんですけど、なめ方康介くんの研究が少しでもプッシュされたら個人的には嬉しいなと思ったりはしますね。
同期として頑張ってほしい限りです。
はい、ということでじゃあ早速本題いきましょうか。
今回お話しするのは、今、今日まさに迎えている満月。これがスーパームーンと呼ばれ、それだけじゃなく月の呼び名としてビーバームーンとも呼ばれている。
そんなお話をしていきたいと思います。
今回の11月5日の月は、1年の中でも最も大きく見える、そして明るく見える満月、スーパームーンと呼ばれるものです。
これどういうメカニズムになっているかというと、スーパームーン、なんか言葉としては何回かよく聞きますよね。
で、スーパームーンこれ何かっていうと、月っていうのは地球の周りをこう回っているじゃないですか。
で、その回っている月の軌道っていうのはまんまるではないんですよね。
楕円みたいな感じで動いていて、つまり近い時と遠い時があると。近い時と遠い時がある。
だから近い時はもう簡単に言うと近いからでかい、遠い時は遠いからちっちゃいみたいなそんな感じで、スーパームーンのタイミングっていうのはまさにこの近いタイミングでなおかつ満月であるっていう。
このタイミングだからこそ明るくなおかつ大きく見える満月になっているというようなところですね。
ビーバームーンの由来
逆にめっちゃちっちゃい満月もあるんですよ。あんまりこう有名にはならないけど、今年4月は確か一番ちっちゃい、5月だったかな。4月だった気がするな。が一番ちっちゃかったらしいですね。
あんまりなんかちっちゃくなっても正直わからないけど、なんか大きくなるとわかるなみたいなところは正直あると思いますね。
スーパームーンは実際なんかすごい細かい言葉の定義とかっていうのは、あるようでないようでみたいな感じらしいんですよ。
国立天文台は、アストロアーツっていう宇宙の情報を掲載しているウェブサイトがあるんですけど、そこには日本の定義とアメリカの定義っていうのがそれぞれ書いてあって、
国立天文台は地球に一番近い満月のことを表現することをスーパームーンとしているので、基本的には1年間で一番近いものだから一つって感じですね。
アメリカの基準だと月の近地点、地球に一番近いところを基準として、ある距離の範囲内にある満月のことをスーパームーンと呼ぶと言っているみたいなので、
そう考えると1年間の間に複数回スーパームーンがあってもいいのかなっていう。たまにあれまたスーパームーンかみたいな時あるじゃないですか。
それがいわゆるこのアメリカの定義に従うとって感じなのかもしれないですね。
でもこれ何なんだろう。難しいとこだと思いますけど、言語でいうとこの最上級みたいなものの違いな気がするなぁとも思うんですよ。
最上級ってなんか一番でかいみたいなイメージで英語の時習ったじゃないですか。
ザ・ハイエストみたいな。ザ・ラージェストみたいな。モースト・ビューティフルみたいな。
あれって本当にトップオブトップではなくて、日本語にした時最上級っていうぐらいだから一番大きい部類の一つっていう捉え方なんですよね。
だからなんかこうスーパームーンも一番近い級のものみたいな表現の仕方になるからスーパームーンがいくつもあってもいいっていう。
ザ・ラージェスト、ザ・ハイエストは実は複数あってもいいっていうぐらいのニュアンスだっていうのは聞いたことありますね。
まあそんな感じで、研究者はねそういった訂正的な表現とかは使わないので、どれぐらい大きいですとか定量的に表現したりはする。
だからこそあんまり最上級っていう言葉と研究っていうのは近いようで遠いようでっていう感じなんですね。
ちなみに11月の満月っていうのはこれビーバームーンって言われる月です。
でこのビーバームーンって何かっていうと、北米にはビーバーっていうあの月種類の生物がいるわけですね。
であれが11月になると寒い冬を越すために巣作りを始めてるっていうところからビーバームーンっていうらしいですね。
なんかこう11月ってカンナ月、10月がカンナ月でしたっけ?
ね、あのって言いますよね。ああいうなんか神話チックな話の方が個人的にはなんか面白いなみたいな。
カンナ月がそのまま11月の月でもいいじゃないですか。けどあれはまあ日本国内だけだしなみたいな。
でこのタイミングで出雲大社、あれ出雲だっけ?伊勢だっけ?どっちだっけ?出雲大社ですよね。
出雲大社にみんな集まるから出雲の周りだけ神あり月っていうみたいな。なんかそんなのもありましたね。
月の名前もしかしたら日本バージョンだったら結構違うのかもしれないですけど一般的にはこういうふうに言われると。
ちなみに12月の満月はコールドムーンっていうらしいので次の満月コールドムーンに合わせてこうまたねなんか満月特集みたいな組めたらいいなと思います。
次の新月について
今日が満月ってことは次の新月はちょうど2週間後になってます。
今月の新月は11月の20日となっておりますのでここからちっちゃくなっていく月みんなで注目して楽しんでいきましょう。
そんな感じでじゃあ今日は以上にしていきます。はいいかがでしたでしょうか。
もうちょっと早くね満月の話すれば満月見ながらポッドキャスト楽しんでもらうとかもできたかもしれませんが、
まあ今これを聞いて満月見れてる人は超ラッキーだと思って楽しんで聞いてください。
ということでじゃあ今日は以上にしていきましょう。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くにある星マーク
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