宇宙ニュースの概要
1週間の宇宙ニュースをお届けする日曜特集、本日もやっていきたいと思います。 毎日毎日宇宙の話ばっかりするこのチャンネルですが、
まあ毎日聞けないよとか、毎日聞いてるんだけど、1週間の内容もう忘れちゃってるなっていう人、 まあそんな方たちに向けて、1週間の宇宙ニュース総ざらりしながら、中で話せなかった内容とかも含め、
あとはそれぞれのエピソードの繋がりとかですね、 この辺りを作っていこうかなと思っております。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日のエピソードが1645話目ということで、
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピックなどなど、 好きなところから聞いてくれたら嬉しいなと思いますね。
今週もなんか1週間早かったなぁ。 早かったなぁと思うのはあれかもしれないですね。先週日曜特集をなんか月曜日に
やったんで、わけわかんないですよね。 日曜日にまとめて話す内容っていうのを月曜日にちょっとずれ込んじゃったんで、
だから逆になんか早く感じるってのもあるかもしれないですね。 あとはもうちょっと先週今週がマジでバタバタ過ぎて
金曜日休み取っちゃいました。仕事。もう無理だと思って。 それぐらいまあ一杯一杯の1週間でしたが、まあ何とかやっておりますんで、ぜひぜひ
まあ日々ね一緒に乗り切っていきましょう。 ということでじゃあ早速本題入っていきます。
ということで日曜特集をお届けしていきます。 1週間の宇宙ニュース。今週は5つですね。
1640話から1644話までとなっております。 今週はね一貫性があったかで言うと
ないかな。 そんな感じです。火曜日、月曜日はその特集をお届けしてるんで一旦置いておいて、火曜日が火星にいた生命の痕跡っていうのを見つけられる可能性が一気に上がったよねって話。
そして水曜日が 科学系ポッドキャストの日のトークテーマっていうことで宇宙飛行士の健康を支えるフライトサージャンという仕事。
で目金がX線観測衛星クリズムですね。 これはまあ僕が専門でやっていた分野でもあるし最新の論文のリリースが出たのでこれは
紹介しないとなっていうところでクリズムの話を2本。 そして昨日のエピソードはちょっと重めでしたね。
NASAの科学部門、僕が滞在していた ゴダードスペースフライトセンターがなくなってしまうかもしれないっていう予算案が出てしまった。
まあそんな中でお届けしてまいりましたが いやーちょっと昨日のエピソードのパンチが強すぎましたね。
ゴダードスペースフライトセンターっていうのは アメリカの東側、右側の方ですね。
のワシントンDCの横にあるメリーランド州にある 宇宙研究機関、NASAゴダードスペースフライトセンターっていうところですね。
略称はGSFCって訳されるんですけど、ここ僕も行ったところで 簡単に言うと科学者がたくさんいる場所って感じなんですよ。
JAXAも
施設って大きいところで2つ。 あとは種ヶ島とかそういうのも含めるともうちょっとあるかもしれませんが、大きいところで2つ。
つくばと あとは神奈川県の相模原にあるところですね。
でこれも結構大きく分かれていて、 つくばの方はなんか有人宇宙探査だったりとか、
まあいわゆる本部みたいな、そういったところの役割が強かったりしますね。
相模原の方は科学部門の人たち、科学研究をする人たちがたくさんいるみたいなところ。
だからNASAで言うところの ヒューストンと
ゴダードスペースフライトセンターみたいな感じ。 ヒューストンとゴダードがそれぞれなんかつくば、相模原みたいな感じ。
でNASAはもうちょっと他にもいくつか細分化されている組織があったりして、 アメリカ国内に結構なファシリティが存在しているんですよ。
でまあそんな中で科学部門を担うこのゴダードスペースフライトセンターが、 次の予算案で閉鎖に向かう可能性が出てきてしまう。
まあなんか簡単に言うとこう、宇宙科学分野の研究予算を一気に削るっていう案がトランプ政権の中で出てきていて、
でそのアメリカがもうガッツリ取り組んできたナンシー・グレイス・ローマン望遠鏡っていうね、 これをまた次世代の望遠鏡として超注目されてたんですけど、
これも止めると。で、 火星のサンプルリターン、火星から物を持ってくるのも止めるみたいな。
だから、1640話、今週の火曜日に火星に昔生命がいた痕跡見つけられるかもしれないみたいな話しましたけど、
今回のこの火星のサンプルリターンミッションがもし中止になった場合、 この期待値はどこへ行ってしまうのかっていう話ですよね。
この月曜日、火曜日か、火曜日のエピソード、火星にいた生命は発見されるかもって話なんですけど、
これに関しては、火星にあるものを持って帰ってきたら思ったよりも大きい有機分子が検出できる。
僕たちも有機分子が体を作ってるんで、そういう生命のベースになるものっていうのが見つけられるかもしれないっていう話が出てたんですけど、
それで一番期待されているのは、アメリカが今やっている火星探査の中で物を今回収してるんですよ、火星の物質を。
で、それを地球に持って帰ってきて詳細な分析をしようっていう計画が立っているんですが、そのサンプルリターンをやめてしまうかもしれないっていう話が、
まあこの金曜日の土曜日か、の予算案の話で出ていた。 またこれを考えると、なんか
火星探査も止まっちゃうのか、みたいな。 けどなんか一貫性があるのかないのかっていう話で、
このNASAが作り出している 月探査しようっていうこと、アルテミス計画、そしてアルテミス計画進んでいった後半の方
ではですね、ムーントゥーマーズっていうこの計画が立っていて、これは火星に行こうと。 しかもなるべく月を拠点にして行こうっていう話があるんですよ。
月を拠点にしてそこから火星に行く。 まあいろんな理由があるんですけど、
例えばやっぱ地球から向こうとした時に一番ネックになるのって燃料だったりとかそういった部分ですね。
宇宙に行くのに何がお金がかかるって、物を宇宙に飛ばす。 飛ばす時の燃料費だったりとかそういったものが非常に重要になってきて、
大規模な設備が必要になってきてとかっていうところがある中で、 月から行くんであれば重力も6分の1、
大気もほとんどないっていうような状態の中で進めるので、 月から離脱するのは比較的簡単なんですよね。
地球に比べたら。 だからそういった利点とかを使いながら月から行くみたいなところを目指していたりするんですが、
火星のサンプルリターン止めて、火星がどうなるかっていうのがわからない状態で、 火星に人を向かわすのかと。
でなんか、いや火星行くのも飛べるんじゃないのって今聞いてて思った人いるかもしれないですけど、
そんなことは実はなくって、 NASA のいろんなレベルのアルテミスの上の砲塔が切ったりしてても、
イーロンマスクの外部向けの発言とかだと、 月から火星じゃなくてもう直で火星行こうやみたいな話をしてたりするんですよ。
だから火星にはやっぱ行くつもりっぽいんですよね。 少なくともこう、スペースXってそこを確立することを最終目標にしてるから、
まあなんかそれが達成されなかったら上場もしないしみたいなね。 なんかそんな話をしてたこともあるわけなんですよ。
だから、火星を絡んじているのか、おもんじているのか、なんかあんまりピンとこないなっていう動きなのはどうなんだろうっていう。
でなんか今週、NASA の新しくなんかちょっと上の方についた人は、月も火星も同時に攻略を進めていくみたいな。
やっぱ火星大事なんじゃみたいなね。 だから予算案とどう折り合いがついているのかっていうところは、
ちょっと見物かなぁと思いましたね。
火星と月探査の未来
とかですかね。 まああとはその科学部門縮小っていうところの話っていうと、アルテミス計画のその月の探査の予算とかもやっぱ削られちゃうだろうし。
であとはその木曜日金曜日で紹介したこのX線観測衛星クリズムですね。
文庫作造衛星だったかな。いつも正式名称忘れちゃうんですよね。 そうクリズムなんですけど、クリズムも実は開発の大部分はアメリカで行われてたんですよ。
しかもこのゴダードスペースライトセンターで。 あの簡単に言うとやっぱ宇宙望遠鏡なので望遠鏡の鏡の部分を製造する、もうあのね
シークレットな部屋みたいのがあるんですよ。 僕入らせていただいたことあるんですけど、そこではもう本当2018年とか19年の頃から
あの鏡作っていて、でそれが2024年?3年?に打ち上がってみたいな。 そういうスパンで作っていたりして、でそこに載せる検出機とかもこうやってやるんだよとか
っていうのも結構NASAでの動きが強かったんですよ。 まあそれはもともと日米のある程度協力体制でやっていこうっていう話が
あのクリズムの前の段階の人工衛星であった上で、でなんかそれが失敗して、けどどうしてもやらなきゃいけないんだって言って
アメリカの確か分配量がちょっと増えたみたいな状態で クリズムプロジェクトっていうのが再始動していて、今みたいな感じなんですよ
だから実はこのクリズムっていうのもNASAのゴダードスペースライトセンターが存在していなければなしえなかった
そんな 人工衛星になっていたりするということで、この宇宙話で紹介するようなネタの
結構な部分の下支えというかベースの研究っていうのはこのゴダードスペースフライトセンター
アメリカのね、NASAのGSFCっていうところがかなり握ってるんで ちょっとねここが閉鎖されるってなるとその宇宙話でこれまでみんなが楽しんでくれてたような
内容っていうのの世界全体でのその成果の創出量っていうのがごっそり落ちてくるわけですよ
そこが
宇宙話で扱う内容が云々という話ではなくて これからの宇宙物理学っていうの発展のスピードを著しく下げるっていうのはなんとなく見えてきてるんですよね
だからこれからそのNASAに対するそして科学研究予算 特に宇宙物理学に対する予算っていうのがどういうふうに着地していくのか
これはちょっと見物というか注目していかなきゃいけないポイントかなと思うんで 若干その政治色のある話とかもこれからは入れていこうかなと思いますね
宇宙物理学の未来
好きな人も嫌いな人もいると思いますがあくまでこう 宇宙物理学を
ある程度やった人間としてこういう意味はあるけどねっていうなんか 他を削れよみたいな話とかしないです
今回みたいなそういう目線でお話ししていこうかなと思うんで インターホンなっちゃった
ぜひぜひ楽しみにしておいてくださいということで以上ですね アフタートークは行っていきましょう
はいということでアフタートークです インターホンだったの久しぶりだな
いやーちょっとまぁ誰か出てくれるでしょう ということで
やっていきますが もう何喋ろうとしたか飛んじゃった
あそうだ今週あの 今日ね4月の13日じゃないですか
でえっと4月の18日か あの
漫画名探偵コナンの映画がスタートしますね でこの映画舞台が延山天文台っていう
国立天文台が持ってる 天文台かなはいっていう形になって長野にあるところなんですけど
まあそれが 舞台になっていてでなおかつ
コナン好きな人はわかると思うんですけど長野県警っていうまあ1個キーポイント になる場所の
刑事さんたちがわーって出てくるとコナン好きとしては結構ね 深いところまで映画のストーリーに絡んできそうで
おもろそうだなぁっていう感じはしてますね しかもあの公開のニュースが出たときにお伝えしましたがその
刑事役の あのキャラクターのオリジナルのなんていうか元になっている
大和完祐っていうのが出てくるんですけどそれのオリジナルの 誰をモテるにしてるんだろうみたいなところが多分山本完祐っていう
長野県あたりにいた戦国武将なんですよ その戦国武将が実は僕のあの
先祖祖先だったりするんですよね だからもう宇宙入ってくるでしょで単純にコナンめちゃめちゃ好きでしょ
で自分のあのご先祖様みたいなのがあの 結構主役級というかメインの活躍をするわけでしょ
これはもうね絶対に見ないとって感じですね だから今週18日からコナン始まるのすげーワクワクしてます
ぜひ皆さんももしね興味がある人は見て 僕多分感想どっかで喋るんで一緒に盛り上がっていきましょうよろしくお願いします
ということでじゃあ今回は以上にしていきましょう 今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャスターアプリでフォローボタンの近くに
ある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです 明日はネイチャーという非常に
インパクトのある論文雑誌に掲載された月の裏側の水の量のお話をしていきます 中国が万博に月の裏の石を持ってくるって話になってますが月の裏側
もうね研究どんどん進んでますぜひ皆さん明日のエピソードも楽しみにしておいて ください
それではまた明日お会いしましょうさよなら
