何百頭も直検して飽きない理由。それは、直検は診断技術であり、かつ獣医師としての矜持やアイデンティティにつながるものだからです。直検を「農家さんに情報を返す技術」として捉える石井先生の考えを掘り下げます。
牛の拘束時間を短くし、素早く正確に診断し、その情報を農場の利益につなげる。
そのために進化し続ける「チンドン屋スタイル」、ペーパータオル1枚で外陰部をきれいにする「ピッカリンコ」、直腸から空気を抜いて排糞を促す「プスプス・ダー」(笑)など、現場で積み重ねてきた小さな工夫も登場します。
後半では、学生さんからよく聞かれる「小動物と大動物、どちらが儲かりますか?」という質問についても話しました。技術、商才、好きなことに進む勇気。そして「産業動物は体の糧、小動物は心の糧」という言葉。直検の話から、獣医師として何を大切にして働くのかまで広がっていく回です。
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