ところで、南口さん、教育番組といえば何思い出します?
南口 古いこと聞くね。ニコニコプン。
あ、出たね。ニコニコプンね。
ジャジャ丸、ピッコロ、ポロリね。
南口 そうですよ。もう昔懐かしいですよね。
何の番組だったか覚えてます?
南口 お母さんと一緒?
あ、そうですそうです。
南口 合ってる? お母さんと一緒。そうそうそう。
で、これって、時代とともにどんどん変わっていくんだけど、
ただ、お母さんと一緒って結局なんか、
育児は母親前提みたいなやつないですか?
今ね、番組タイトル口から出た時に結構びっくりしましたよ。
南口 今はお父さんと一緒とか、いろいろね。
そうよね。
南口 あと、ちゃんと育児休暇取りましょうとか、進んでるけどね。
結構ちょっとアレな番組タイトルですよね、今思えば。
南口 そうでしょ。
ちょっと待って、でもさ、私らのテーマの刑事政策って、
なんか男性中心的な感じを今、そう言われてみればちょっと思ったんですけど。
実際の数字だけ見ると、犯罪として現れてきたり、逮捕されたり、
刑務所っていうのは圧倒的に男性の方がパーセンテージ的には多いんですけど、
これは世界中その傾向があるんだけど、
ただ、やっぱり時代とともに女性特有の問題がたくさん出てきているので、
そういうわけで、今日は女子刑務所を中心にお話ししていきます。
丸ちゃん教授の罪な話、市民のための犯罪学。
刑事政策・犯罪学を専門とする立証大学教授で一般社団法人刑事司法未来の丸山康博です。
同じく刑事司法未来の南口文です。
このトーク番組は刑事司法未来が送る、これまでとは異なった視点から罪と罰を考えるものです。
ニュースでは聞けない犯罪学・刑事政策の話について、わかりやすく解説をしていきます。
難いテーマですが、なるべく親しみやすい形でお伝えできればと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて丸山さん、女子刑務所の話ということなんですけど、期待が高まるんですけどね。
まずはですよ、どこにあるかから行きましょうよ。
女子刑務所かね。
そう。
いやもう本当、そのね、その通りですね。
全国にあると思ってらっしゃるかもしれないですもんね。
そうです。
結構、本当に全国に刑事施設自体は全国つつ裏裏あるんですけど、
ただ女性専用の女子刑務所ってのは結構限られてて、5カ所しかないんですよね。
私言いますよ。
あ、ぜひ。
栃木、笠松、和歌山、岩国、そして麓。どうですか。ここが5カ所の女子刑務所です。
以前ね、僕ほら少年刑務所ある土地聞いたらワクワクするって言ったの覚えてます?
分かりますよ。覚えてますもちろん。
この土地名聞くとね、女子刑務所あるとこやんて。
思うんですよ。
思いますよ。
お、笠松とかね。行ったことないとか思いますね。
麓はあるんですか?
麓ありますね。
さすがですね。行ってみたいですね。
はい。それだけじゃない。
専用というか、女子刑務所自体はそうなんだけど、ただ男性も入れてるけど、その収容棟があるとか、その司書があるとか、
例えば札幌とか福島とか豊橋西条とか、こういうところは刑務司書があって、そこには女性も入っているっていうのもあります。
男性刑務所に女性が入っている、何ていうか司書があるみたいなイメージですよね、今のところ。
もちろん建物とか、階が違うとか、全然一緒に混合で同じ廊下を歩くとか、そういうことはないんですけど。
完全に別棟というかね、建ってますよね。
そして残りが?
あとは社会復帰促進センター系ですね。
キツレ川で美音ですね。
あと加古川刑務所にも女性収容棟という名前の棟があるそうです。
あとですけど、一応犯罪白書とか見てくるとそういう、例えば収容棟ありますよとか女子刑務所ありますよってなんですけど、
ただ最近女性の補修教育というか教科指導に力入れてますよっていうので、松本少年刑務所がそういう。
確かに。
出てたでしょ。だから女性が収容されてるっていうのは他にもあるんだろうなっていう気はしますけどね。
そういえば少し前に松本少年刑務所の分校、霧分校に女性が初めて入り張ったっていうニュース出てましたもんね。
そうですそうです。ここでも話したしね。
しましたね。まあまああちこち行ってますか丸山さん、女子刑務所。
それがそんなに行ってないんじゃないかな。特に僕ね、まだ学生時代関西で過ごしてて、今東京近辺じゃないですか。
なのでまだあんまり東北の方の、女性刑務所だからってより東北の方の刑務所自体あんまり体験してない。
そうですね。私もそんなに行ってなくて、和歌山と麓かな。
やっぱりマニアックなとこ行きますね。
住んでて、要はほら関西で初めて刑事制作を始めたから、だから私全部の全部で初めて行った刑務所が和歌山ですね。
そんなのよく覚えてるね。
いや、だって初めてのゼミ合宿で行ったのが和歌山刑務所ですね。
自分どこの刑務所初めて入ったかってちょっと覚えてないな。
どうかな、でも多分ゼミ合宿じゃないですか。
か、共生合家庭かな。
そうですね。もう驚くべき前の話ですね。
なんかいろいろ女子刑務所に関してって言うと私聞きたいことあるんですけど、
まず先に聞いておきたいこととしてね、
罪の話で何度か話題に出てるんですけど、
出産とか子育てとか、それってほら、特に出産はほら絶対女性じゃないですか。
そうですね。
そこはね、ちょっと先に聞いておきたい感じがします。
結構重要な視点でしょうね、それはね。
それで私、その出産ってね、大学に入ってゼミで勉強するまでなんとなくなんですけど、
刑務所の中で人が出産してるイメージ持ってなかったんですよ。
そうなんですか。
いや、なんでかな、自分でも分からないんですけど。
分かった分かった。施設があるわけないだろうじゃなくて、
そもそも妊娠状態の人が刑事施設に入ってるわけないやんとかそういう意味で。
そういうこと。
なんか出産という、女性が命を懸けて挑む場面が受刑中という場面において、
なんて言ったらいいの、共存してるというかっていうイメージが全然なかったんですよ。
それで調べてみたんですけどね。
ありがとうございます。
ちょっと古いデータではあるんですけど、
2023年だと年間7件あったりとか、
22年は11件、21年は16件。
いや、毎年あるんですよ。
本当やね、毎年生まれてるんですね。
しかもね、2桁だいたい生まれてらっしゃるんですよ。
結構びっくりしたんですよね。
これってですよ、刑務所の中で産んでらっしゃるんですか?
あの、僕もそんな実務はむちゃ詳しいわけじゃないんですけど、
一応施設としては産むというか、産めるようなその医療体制というか、
それは整えているし、それも産めれるんですって。
え、そうですか。
ただ、聞く話でよくあるのは、外の病院に行って出産するってことがあるみたいですよ。
外に行く場合ですよ。
これ確かに私、どっかで丸山さんが話してあったと思うんですけど、
この非収容者の方が外に行く場合に、手錠の問題っていうのがあったと思うんですけど。
そのなんですよね、やっぱり一応逃走の防止。
そうですね。
やっぱり突き添える刑務官の人数も決まってるというか限界があるじゃないですか。
通常の刑務所業務は当然普通に行われてて、
1人を外に連れて行くってなると、
そこで配置されてた人の1人かないしたら2人を外の病院に突き添って連れて行くわけですよね。
そうですね。
そうするとやっぱ最小の人数で病院に連れて行ってるから。
確かに。
で、一応これは国というか刑務所側の話をしますよ。
なので逃走防止するためにっていうので、やっぱり出産中も手錠をするっていうのが問題になってました。
あのさっきも言ったからもう一回言うのもあれなんですけど、
これ別に女性にとってだけじゃないんですけど、
手錠をしながら迎える場面じゃない気はするんですけど、
これ今はどうなってますか?
やっぱりこれは問題視されたんですよ。
さすがに理論としては逃走防止とか繋いどかないとっていうのは分からんではないけど、
さすがにその生まれるぞって時に逃走するっていうね。
そんな段じゃないですよね。
ですよね。
だしさすがにそれは人権問題なんじゃないのってやっぱり議論にはなって、
で外すっていう方向になった。
そうですよね。
なんかやっぱり時々こういうのってニュースで出るので、
やっぱりニュースを見た時にこう想像してみてほしいですね。
で、その出産に関して言うと日本の問題としてやっぱり僕が関心あるのは、
生まれてすぐ親子を引き離しがちなんですよ日本の。
それを今聞こうと思ってました。
これがねやっぱりなかなかで一応監獄法からさらに刑事施設収容者処遇法になっている時も、
一応規定上は1年半はいけるんですって。
あ、そうですか。でもよかった。
刑事施設で収容一緒に育てできる、乳幼児はできるっていうのは法律上あるんですよ。
で、これ我々が法学部にまず入って1年生ぐらいから、
あ、法律にこう書いてあるのかそうしてるんだと思ったらいきなり土木棒抜かれるこの4月。
だいたいね法律上はこうなってますと言ってよかったことは私あまり経験してませんよ。
さすがですね。できるって書いてあるだけだからやらんでもいいっていうね。
念のため聞きますけど、それじゃあ実際運用はどういう感じですかね。
これまた聞いた話ですけど、本当すごい速攻で1、2時間でなんなら引き離すって言ってましたね。
1年半はかって法律に書いてあるっていうことをやっぱりこれは法学部1年生を傷つけますよね。
ただ、ただですよ。これまたすごくマニアックなんですけど、
僕今回このために調べないとわからなかったんですけど、
通検はもう少しいるっていうのがあったんですよね。
1、2時間じゃなかったってことで。
まあ差し当たりですよ。0じゃなくてよかったかな。
そうそう。なので例えば見たやつでいくと、2011年から17年の中で、
刑事施設の中で育児が認められたのは3件ありました。
そんな誇らしげに言われるような話かってさっき言ったようにご出産は1年に2桁ぐらいはあるわけですよ。
さっき言ったね。
さっきお伝えしたように。
まあでも0じゃなくてよかった。
ただ、3件って言ってもですよ。どれぐらい過ごせたかというとですよ。
一応聞きますよ。
3件ね。8日間、10日間、12日間、以上です。
1件とは何かっていうのが法学部としては始めたい議論ですね。
だからさっきのね、流れから言ったら1件、1年半一緒に過ごせたんか、
3件と言うと1年半かと思ったでしょう。
思いましたよ。
8日間です。
だからそれは1件でいいのかっていう法学部生がやりがちな何々とは何かっていう議論が始まりますね。
ちょっと辛い。
ちょっと私、配信に適切でない言葉が口から出てきそうな気がするんで。
次の話行きましょう。
次の話行っていいですか。
はい、どうぞ。
その点においてですよ。つまり出産、その後の子育てですね。
において海外はどんな感じになってますか。
これまた僕はちょっと見聞きしたというか、文献とかで見たやつじゃないと分からないんですけど、
一応そのアジアでもフィリピンとかタイとかは1歳に達するまで一応同伴できるとか、
ブラジルとかだと2歳児までは育児ユニットがあって、そこで過ごせるとか、
結構長いとこ行くとメキシコとか行くと6歳に達するまでとか、こういうのは文献であったりしますね。
8日っていうのとだいぶ違いますね。
そう、確かにね。
これはやっぱり子供さんはお母さんと一緒に育つのが良いからこういう風になってるんですか。
これね、多分この話を聞いて、僕もねこの問題真剣に考えるまでそういう価値観にとらわれてたかもと思ったんですけど、
そもそもその出産するとか、子供と一緒に過ごせないとか、
受験者なんだからとか、犯罪をやった人なんだから、一部しょうがないんじゃないかみたいな思う人って結構いたと思うんですよ。
ただこれって、まあそりゃそうかって考えたらそりゃそうなんですけど、
国際基準どうなってるかって言うと、これ親の動向じゃなくて、親と一緒に過ごすのは子供の権利なんですよね。
あのね、これ私も実は勉強してびっくりしたっていうか、自分の思い込みにびっくりしたやつです。
視点が間違ってた。
そうなんですよ。だから子供の最善の利益のためにはどうやったらいいかっていうのが、子供の権利条約とかからも言われてるし、
それをもとに例えば1955年の国連の非公勤者最低基準規則とか、それが2010年以降の改定されていってマンデラルーズになっていくんですけど、
そもそも子供の最善の利益のためにどうするのがいいか、これが視点がそっちなんで、
親と共に過ごすのが刑事施設の方がいいっていうんであれば、それもそのためにユニットを用意したりとか、
共に過ごせる環境を作るっていうのは国の側の背負ってることなんですよね。
っていうことは、子供にとって外でも外でもというか外の方が安心できる、適切に成長できるってなれば、外で支援するってことになりますか?
これまた勉強するにあたって、そりゃそうかって僕何度も頭ガンガンで殴られてる感じなんですけど、
海外は刑務所の中で一緒に過ごせるっていうのは子供の権利から言うんだ、そりゃその通りだなぁで一回ガーンってなったんですけど、
ただ必ずしもどこの国も刑事施設で子供と一緒に過ごす方が良いって推奨しますって推してるわけでもないんですよ。
ということは。
で、これまたなるほどガーンって2つ目が来たのは、そもそもなんですけど、その親が受刑している子供に対するサポート、徹底するって外の世界でちゃんと充実しとるわけですね。
で、充実させるのがまず前提、社会でね。
で、この社会で充実させるのを前提にした上で、それでも社会じゃなくて刑事施設で親と過ごす方がこの子にとっては最善だっていう時のために刑務所内でもちゃんと育てられるものを用意しようと。
そう聞けば、そりゃそうか。
そりゃそうでしょ。なのでそういう意味で別に必ずしも施設の中で一緒に育つのが絶対マストじゃないよって言ってるんだけど、
でも日本ってそもそも受刑者の子供だからちゃんとしたサポートを社会でやりましょうっていう特別な手当特にないと思うんですよね。
ないと思います。私も聞いたことない。
いわゆる、例えば事故で親を亡くした子とか、一般的なもう親と住めなくなった子とか、そういうためのいろんな施設ってあるじゃないですか。
それはある。それと多分同じようにやってて、徹底してこういう、だから本人の問題でもないしね。例えば犯罪が起きた時、親が犯罪をしたって時にね。
この子たちに対してどういうサポートをするかって、まず社会に徹底したサポートがありつつも、それよりも一緒に過ごす方が最善だっていう時には施設でやれよっていうことなんですよ、要は。
たぶんそもそも、これ今もここでちょっと1回次の話行きたいと思うんですけど、そもそも親御さんがいない、あるいは育てることが難しい子供さんたちへのサポートが十分かどうかっていう論点はそもそもあって、
その上にさらに、じゃあ親御さんが受刑をするというような環境にある方についてどういう手当てをするかっていうことも、おそらく不備があるように今聞いてて思ったから、なんかたぶん根本的に私もイメージしていることと違うんだなっていうのはやっぱ感じますね、このテーマで。
子供の最善の利益って言った時に、両方考えられると思うんですよ。やっぱり親と共に過ごす方が最善の利益だっていうパターンと、刑事施設の中に入って育つことが最善の利益かっていう言い方もあり得るじゃないですか。
これは、なんなら日本はどっちかというと後者だったわけですよね。これはもう監獄法時代からずっと、例えば面会とか接見に来れる人は14歳未満はいけないとか、だから子供と面会させるの前提じゃなかったわけね。それはたぶん子供をそういう監獄に近づけさせるなみたいな、そっちの方が子供のためにいいからだっていう前提だったと思うんですけど、
ただこういう時代が変わって世界情勢も変わっていって、さらに科学的な研究進んでいくと、入院時とかすごくちっちゃい時に、自分を愛してくれた無条件に接してくれる人との期間をいかに過ごすか。これはやっぱり脳の発達とか子供の成長発達にむっちゃ大事っていうのは科学的にも判明してくるわけじゃないですか。
そうなったらその昔の基準とか、重いね。両方あり得るって言ったけど最善の利益って。けどやっぱり科学的にはこっちの方なんじゃないっていうのが変わっていくなら、刑事説で一緒に過ごす方が最善の利益なんじゃないっていう議論がもっと活発になってもいいと思うよね。
特にとにかくそのちっちゃい時ですよね。物心つく前というか。ちょっとこの話を深めていっても、かなり日本でどんな風に考えているかって深まっていきそうなんですけど、多分ですよ。妊娠・出産以外にも女性の刑務所として考えておくべきことってありそうだと思うので、ちょっとその辺行ってもいいですか。
まず、丸山さんが思いつく女性の刑務所の話しましょうっていう時に、抑えときたいことありますか。
抑えときたいことね。むっちゃある。そもそも女性得意の犯罪の話からしなあかんかったりするじゃない。
そりゃそうですよね。
圧倒的に、それは男性も一番多いんだけど、女性も多いのはやっぱり窃盗があったりとか、覚醒罪。この辺は似てるんだけど、ただいろいろ、もちろん100%性別で分かれるわけじゃなくて、重なる部分もあるんだけど、得意の部分とか出てきてて、例えばどんどん女性の窃盗だと高齢化していって、しかもナンパもやってる人になっていくとか、
女性の薬物犯で言ったら、やっぱりいろんな虐待とかDVとか経験がすごくて、やっぱり自殺を図った件数が多い。
で、あと打体の数も、やっぱり窃盗よりは覚醒罪の受験者の方が多いとか、いろいろ女性だからこその、いろいろ、もうすごく暗くなってきてるじゃないですか。
もう辛くなってきました。
前提の女性の犯罪特有の問題があって、でそれを減ったというか、そのを抱えている人が刑事施設まで来てるから。
第26回の時も、例えばその窃盗の原因のところで、女性はその接触障害を持たれている方がいらっしゃったりするっていうような話も出ましたもんね。
なんだけどやっぱり、女性が刑務所入ることってすごい少ないわけじゃないですか。割合でいくとですよ。
なんか9割ぐらい男性で。
だからどうしても話題になる順番が、人数が多い方からやっぱり進むというか。
そうなんですそうなんです。で例えばですけど、そもそも冒頭でもちょっと言ったんですけど、基本的に犯罪とそれに関する施設とか制度、男性中心に考えられてきているのがやっぱりあって。
で昔から言われて、ただ性差に基づく、性違いによる性差に基づく最低限度の配慮ぐらいしかなかったんです。
例えば入浴中は女性職員が付き添いますよとか、生理用品の給付をしますよとか、そういうなんか最低限度の性差のやつはもちろん議論されてきたんですけど。
今南口さんが言ってくれたみたいに、数字で見ていってもやっぱり9割は男性で、1割ぐらい女性ってその刑務所に入ってくる人ってなってくると、今までそこまであんまりメジャーにとらわれてなかったんですけど。
ここにやっぱさっきのちょっと暗い顔になったような背景がやっぱりあるわけじゃない。ここにどんどんアプローチしていくぜってことになっていくんですよ。
それって国際的な考え方も同じですか?
同じというか、そもそも犯罪情勢もやっぱり圧倒的に男性の方が多いんです。
ただこれがどんどん、それは国際的な傾向だったんですけど、特有の問題、DV被害が多いですとか、精神疾患を抱えている方が多いですとか、これがどんどん認識されていくので、
例えば国連でいくと、バンコクルールズって言われる、例えば女性の非公勤者の処遇、非公勤者って施設に入っているのが非公勤、と、さらに女性の今度の非公勤は公勤しないっていうあらずの非ね。
非公勤的措置に関わる方、だから刑務所のことも社会内処遇のことも一応女性に関する部分の国連規則とかを考えましょうというのがバンコクルールズっていうのができていくんですよ。
これはリンクで貼っておくので、みんな一度見てみるとして、例えばその先ほど聞いた出産とかのところで何か紹介できることありますか?
バンコクルールズにも受刑者の子供に関する部分っていっぱいあって、例えば規則で言うと49とか50とか51あたりにまとめてかって書いてあるんですけど、
例えば子供がその母親とか親と一緒に刑務所内に留まることを許可する決定っていうのは、子供の最善の利益に基づくことですとか、
あとは受刑者として扱ってはならないとか、こういうのはもうマンデラルーズにも取り入れられていくんですけど、この後。
この規則49にあったりとか、あとはその子供が刑務所内にいる女性受刑者に対して、今ちょっと女性受刑者って言ったけど、バンコクルールズ自体が女性の一行禁者の話だから女性って言ってますよ。
国際的にはもう女性に限定してる話じゃなくて、親っていうのは男性だろうが女性だろうがっていうの前提だけど、今はバンコクルールズの話だからね。
もう一回規則50でいくと、子供が刑務所内にいる女性受刑者に対して一緒にいる時間を最大限可能な機会が与えられないといけないとか、
あとは施設内の子供への発達教育とか、あとはその地域のサービスと連携して専門家による監督チェックをちゃんとしなさいとか、
子供の育成のために提供される環境づくりっていうのは、刑務所外の子供、刑務所の外にいる子供と同じだけのものに近づけるとか、その他にもバンコクルールズでいくと保育所をちゃんと設置しなさいとか、こんなことがいっぱい書いてあります。
あのですよ、前山さん。その書いてあることを今聞けば、それはすごい重要なことだなと思うんですけど、私ちょっとすごく今気になっていることがあるんですけど、
まずね、日本では公勤刑が始まりましたので、被収容者の方たちの社会復帰に資するような対応を刑務官の方たちはしなくちゃいけない。
今の話をもしやるとしたら、子供が健全に育つためのヘルプも刑務官がするんですか?
あのそれは、海外かってこと?それとも日本の公勤刑がってことですか?今の質問は。
ちょっと海外の話が正直に言うと、突拍子もなさすぎて私にとっては、ちょっと日本に引き戻していいですか?
もちろん。今の質問で言ったら刑務官が全てを担うんじゃなくて、それはその専門の人を雇えばいいじゃないですか。別に刑事施設で。
保育の部分があって、その資格を持っている人が保育所の部分を担えばいいでしょう。
これもね、つい刑務官の方ね、特に女性の刑務官の方、辞めてしまう方が多いって聞いて、
若い方がどうしても多くなったりっていうことがすごい課題になっているじゃないですか。
そんなん聞いた時にね、私とか、そらね、ご高齢で生き抜いてこられた方たちのご対応から、
その出産するような方のご対応から、接触障害の方のご対応からするのを、
そして後勤刑始まったから、今度社会復帰のことだとかなれば、そんなスーパーマンみたいな刑務官揃えるの?
刑務官もつらいやんって思ってしまってたんだけれど、それもちょっと視点違いましたね。
おっしゃる通り、女性の刑務官ってやっぱり離職が多いっていうのもあって、
やっぱり法案施設として厳しく接して、ちゃんとやれみたいな面も求められるし、
一方で本当に今言ってくれた通り、ご飯食べようよと全然ご飯を食べようとしない接触障害の受けが出ている人とか、
自殺念慮がすごくある人とかの対応もしないといけないしってなってくると、
しかも参考体制の勤務なんで、
そこですよね。
やっぱり法案施設職員としての働き方、
プラスご家庭でのご自身の家事、育児とか重なってくると、
とんでもなくちょっと女性の刑務官って大変なんじゃない?って言って、
やっぱり離職されるっていうのは数字としてやっぱり出ている。
ずいぶん変わってきたとはいえ、やっぱり家事、育児が社会全体としてやっぱりまだまだ女性に頼っているところは強いじゃないですか。
だからそうすると確かに参考体の勤務でってなってくると、
ちょっと簡単に解決はなかなかできないですね。
これね、ごめんな。もうちょっとだけこれ話させてもらうと、
結局さっきの話に戻ってきて、
働き方も刑務官側の、受刑者の子育てもそうだけど、
刑務所だけがそんなままなんですねとかじゃなくて、
まず社会が女性だけに子育てを背負わせること自体がおかしくて変わってきてるでしょ。
もっともっと国際的には当然育児休暇がどうとか、
社会でみんなで育てるぞとか、一人に負担させないぞとか、女性親だけに負担させないぞっていうのがまず整ってて、
それも社会に近づけるぜっていうので刑務所も変わっていくわけじゃない?
そうですよね。
なのでさっきの刑務官の働き方も、そもそも女性だけが背負うっていう前提のこの文化の上に立つからそこが負担でかいなって話になってるだけで、
そうですよね。
結局やっぱり社会を見るのと刑務所を見るので、同じような課題を刑務所を見ていくと出てくるってことの一端ですよね。
そうですね。だから考えることいっぱいなんですけど、もう1個だけさっきの話でね、
刑務官の方にいろいろなことを背負わせすぎではないかっていうのを私は思ったりしてたんだけれども、
だからつまり若い方とね、生き抜いてきた高齢の方とのミスマッチみたいな、
そんな自分の孫みたいな子に言われてもってご本人たちも思うんじゃないかなとか、
いろいろ考えてたんですけど、その辺その女子刑務所での処遇のポイントみたいなのありますか?
これはやっぱり男性と違うところ、もちろん重なるところもあるが、
違うところもあって、これまた冒頭の繰り返しになってしまうかもしれないが、
やっぱりそこに至るまでの経緯が全然違うルートをたどってこられるというか、
例えばですね、これクレットの時も話しましたけど、