2022-06-24 36:59

ep.10 『Neverland Diner』〜あなたには二度と行けないあの店ありますか?〜

OP:おたより~今日の制限時間を添えて〜

 エンタメモリー: Neverland Diner――二度と行けないあの店で
・「二度と行けないあの店」とは?
・私の好きなエンタメが詰まってた
・エモい文とエモい写真と
・縹はなのNeverland Dinerの話
・読むプルースト効果 

\試し読み/
https://books.kenelephant.co.jp/products/9784910315027 

\コミカライズ/
http://www.comic-medu.com/wk/neverlanddiner 

ED:来週は何話そうかな 

おたよりはこちらから↓
https://bit.ly/3v49UX9
今回くらいのテンションで全然構わないので、是非。

00:04
とるにたらん、ラジオあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんラジオあそび、通称とるたラジオへようこそ
いつでもポップとサブのカルチャーの合間をたゆたっている
パーソナリティーの花田花です。
さて、今回はお便りいただいておりますので早速読ませていただきます。
ラジオネーム、いちいち絡む人
花田さん、30分ですよ。今日の収録は30分間違いないようにお願いします。
これだけなの?
待って、あのね、何にも前置きもその後ろ書きとか注釈とか何もなく
しかもラジオネームこれ、いちいち絡む人ってあれでしょ?
基地に絡む糸から来てるでしょ?
インフンネンじゃないのよ。本当にさ。
でもね、30分ですよって誰か言ってねって前回
確か概要欄にも書いたし
長すぎるよっていう話をさ、本編の方でもしてたんでね
注意喚起できっとこのラジオネーム、いちいち絡む糸を送ってくれたんだと思うんですけど
ありがとうございます。
今日はね、オープニングの長い話もちょっとやめとこうかなって
やばい、積もっちゃった。
いつもだったらオープニングで何かエンタメの話をするんですけど
ちょっと今日やめとこうかな
30分だよってこんなに釘刺されてしまったら
とりあえずさっさと本編に行けって感じかもしれないので
じゃあ今日は早速本編の方に行きたいと思います。
エンタメモリー
はい、このコーナーでは私、花田花が
エンタメ作品の記憶、つまりメモリーを真急問わず語っていきます。
今回ご紹介するのはこちら。
ネバーランドダイナー、二度と行けないあの店で
すごいね、オープニングからここまでこんなに駆け足できた回
初めてだよ。
今日第10回の収録なんですよ。
10回目にしてこんな駆け足なの初めてですね。
はい、というわけで今日はエンタメモリー
ネバーランドダイナー、二度と行けないあの店でをご紹介したいと思います。
食べられないのに食べられない
これダイエットの話ではないですよ。
それはね、今の私のことですね。
食べたいのにも食べられないもの
行きたくても何らかの理由があって行けない場所
理由がなくても行くことがない
03:01
あのお店の味
記憶の中の味には食欲をそそられるものではないでしょうか。
そんな思い出の店について
執筆をまとめた本が
ネバーランドダイナー、二度と行けないあの店で
という本です。
この本2021年1月22日
なのでもう1年半ぐらい前に
刊行された本なんですが
あと書きを含めて
638ページという大ボリュームの本です。
これ本、実物見ていただければ分かるんですけど
本当にね、あの
何だろう、辞書かなみたいな感じの分厚さの本なんですけど
この本はですね
人気芸人、アイドル、作家、ミュージシャン
映画監督、芸術家、漫画家
イラストレーター、クレイジージャーニー
クリエイター、編集者に女王様まで
各界の著名人、総勢100人が
100通りの文体で綴る
食の追憶まとめ本です。
私がこの本を読んだきっかけっていうのがですね
私の好きなフード系エッセイストの
つれずれ花子さんという方が
エッセイを寄稿していらっしゃって
つれずれ花子さんの文章
好きなので読みたいなと思って
この本について調べていたら
真宮翔太郎くんが主演をしている
映画全員死刑の監督を務めていらっしゃる
小林裕貴監督だとか
小説コンビニ人間の村田沙耶香さんとか
薙の老人の小成美里さん
あともう一人私の大好きなフード系エッセイストの
平松陽子さんなんかが寄稿をしていらっしゃって
私の好きなエンタメめちゃめちゃ詰まってるじゃんと思って
もうこれは読むしかないと思って
手に取ったんですけど
その100人誰が書いていらっしゃるかっていうのを
全部が全部知らない状態で手に取ったんですね
そしたらそれ以外にも
私の好きなエンタメの中で言うと
花束みたいな恋をしたっていうね
去年公開の映画作品の話の中に出てきた
ナスの輝きっていう小説があるんですけど
そのナスの輝きを書いた
滝口優勝さんとか
あと今泉力也監督の映画
あの頃の原作の人ですね
鶴木美希人さんっていう方
あの頃では松坂透理くんが演じていた
鶴木くんのモデルになった人なんですけど
その方とか
あとはカジノ田原町さんとか
お笑い芸人の元浅草キッドのお二人だったりとか
あとね私いつも楽しみに聞いている
ポッドキャストの方がいたんですよ
ポッドキャストのアジダ副音声っていう番組をされている
フードSSとの平野咲子さんも
このネバーランドダイナー二度と行けないあの店で
に寄稿をしていらっしゃいました
平野咲子さんが何がさすがだなって思ったかっていうと
あの皆さん肩書きが書いてあるんですよ
それぞれね自分の肩書きが小説家とかさ
06:02
なんかそういうのいろいろ書いてあるんだけど
平野咲子さんね自分の肩書きを
食いしん坊って書いてたんですよね
さすがだなと思って
なんか私その平野咲子さんの肩書きを見て
私がもしね万が一何かまかり間違って
こういうところに名前を連ねるとしたら
なんか自分のこと肩書きなんて書こうかなって思いましたね
今のとこ俳優オタクですかね
まあそんな話は去っておき
そんな感じでね早々たる100名が100通りの文体で
それぞれの文体で食についての思い出を語っているっていう本が
このネバーランドダイナーなんですけれども
この本制作した方が
津月京一さんという編集者かつ写真家の方です
このネバーランドダイナーっていう本
どうしてまず作られたかっていうと
津月京一さんがインタビューでこういうことを話されてました
コロナ禍で飲食業界が窮地に立たされている今
いつ大好きな店が二度と行けない
あの店になってもおかしくない
確かにそうなんですよね私も
潰れたわけじゃないんだけどコロナ禍に入ってから
好きだったラーメン屋さんが移転したんですよ
自分の家の近くからちょっと大型の駅の方に移転をされてしまって
ちょっと簡単にはいけなくなってしまったんですよね
車で30分ぐらいかかるところに移動してしまったりとかして
それも結局小さな街中の方にお店があるよりも
新しく駅ビルが建ったところだったので
駅のテナントとして入った方がお客さんが入るっていう
そういう感じもあったんでしょうけど
やっぱりコロナ禍で飲食かなり厳しいんで
閉めていかれるお店とか業態変えたりとか
業態縮小していかれる飲食店たくさんあると思うので
知らないうちに二度と行けない
あの店になっているお店ってたくさんあると思うんですよね
私も身近でいろいろ考えたらちょこちょこそういうお店あるなと思って
そういう思い出を文章に残していこうというプロジェクトで
この本出来上がっているわけなんですが
100名の執筆というものがちょこちょこ並べて100個
100個の小説があるみたいな感じになってるんですけど
小説じゃないなエッセイかな
皆さん自分の経験に従って書いてらっしゃるものなので
エッセイに近いですよね
そういうものが文章がずっと並んでいて
ページ数にすると一人頭だいたい5ページぐらいの
軽い文章で綴られているわけなんですが
その100個の文章が綴られる合間合間に
写真が挟み込まれているんですよカラーの写真が
これは写真家でもある制作者の津月京一さんが
ご自身で撮られた写真なんですが
これがねまたねこの言葉を使っていいのかわからないんですけど
めっちゃエモいんですよ
09:00
なんかエモで片付けたくないなっていうことって結構あるんだけど
便利だから最近すぐエモって言っちゃうんだけどさ
エモいんですよね
そういう写真のエモさっていうのと
あと津月京一さんが今回コロナ禍の飲食業界に向けて
綴られたというこの思いっていうのをね
重ね合わせてこの本読んでみると
なんだか自分自身の記憶の底に沈んだ思い出や
味みたいなものが掘り起こされるなっていう面白い体験
この本を通じてさせていただきました
この本に出てくる店たちなんですけど
やっぱり100人の方が書いてらっしゃるので
100通りのお店
そして100通りの食に関する思い出っていうのが出てくるんですが
そのお店だけじゃないんですよね出てくるので
例えば自分のお母さんが作るご飯の味だったりとか
おばあちゃんの思い出の食事だったりとかっていうのも
お店のエピソードと一緒に出てきたりとかするんですけど
そういうのも掛け合わせて全部ひっくるめて
綺麗な思い出だけじゃないんですよね
この本の中に含まれる思い出たちって
例えば本当に人によるんですけど
それぞれやんちゃな時期を過ごした
やんちゃな時期っていうのを本当にめちゃくちゃ人それぞれで
例えば小林幸監督の本だと
中学生とか小学生ぐらいの時のお話が
めちゃくちゃやんちゃな時期のお話を書かれていたりとかするんですけど
その他にも編集者の方だと
社会人になって1年目から3年目ぐらいの間に
もうかよいにかよい詰めたそんなお店のお話だったりとか
それとかライターの方で自分がバブル期に
ものすごく派手な仕事をやっていた時の思い出のお店の話を
書いていらっしゃる方とかもいらっしゃって
やんちゃな時期って人によるんだなっていう
そのやんちゃな時期の食の思い出ってすごくバブリーというか
その時期が時期なので小中学生の時のバブリーさと
大人になってからのバブリーさってまた違うので
そのバブリーな価値観の中で
楽しんだ食の思い出っていうのがまたすごく
面白いんだけど綺麗ではないんですよね別に
すごく派手に遊んでるから
旗から見たら何やってんだこいつらみたいな感じの思い出も
ここで綴られていたりとかします
他にも行けない事情を作ってしまって
そこは現存するのにもう自分は行くことができない
っていうお店があったりとかね
あの出禁になってしまったみたいな感じの思い出が
綴られているお話もいくつかあるんですが
これね私一番ぶっ飛んだのが
とある冒険家の方のお話で
インドっていう国自体に
出禁になってしまったっていうすごいですよね
何をしたらそうなるんだっていうのはぜひ本文を読んでいただきたいんですが
国自体に出禁になってしまったので
インドのとある食事がすごく美味しかったんだけど
自分はもうインドに行くことができないので
インドという国に入ることができないので
12:00
多分この人生では二度とこの食事は食べることができないだろう
っていう話を書かれていたりとか
普通に生きていたら怒らないですからね
人の人生の時見ると面白いなという風に思いました
他にも
基本ほとんど美味しかった楽しかった
嬉しかったっていう思い出ばかりなんですけど
クソまずくてもう行かねえよっていうお店が
出てきたりもするんですよね
でもそれってやっぱり食に関する思い出なので
もうまずかったから思い出込みで二度と行かないというか
二度と行けないというか
そんなお店ができてしまったそんな思い出の話が出てきたりとか
他には自分は家族と一緒に
すごく気に入って行っていたお店なんだけど
他人のとある一言がきっかけで
あの店ってまずくないみたいなそういうのを聞いてしまって
素直に家族とその店に行けなくなってしまった
ちょっと悲しい思い出
他人のまずいに思い出が塗りつぶされてしまって
二度と行けないあの店になってしまった
そんなあの店のお話が出てきたり
綺麗な思い出だけで綴られるような話ではないので
なんとなく切ない思いになってしまったり
それだけじゃなくて家族や恋人や
いろんな思い出のあの人たちと行ったあのお店
綺麗なお話もあるので楽しい思いをしたり
何だか辞印としてしまったり
そんなお話もたくさんあります
例えばその著者の方が書いた
そこのお店に行ったきっかけっていうのが
例えばまずは行きつけだった
自分が見つけて最初から何度も何度も通っていた
行きつけだったお店っていう出会いのパターン
そして誰かに連れて行ってもらったら
とってもいいお店だったっていうパターン
あと結構あったのが旅先でたまたま見つけたお店っていうパターン
海外に行った方の話も結構あって
海外旅行先で路地を曲がって曲がって
いろんなところを探し回っていたら
たまたま見つけたお店だったので
もしその店が今も現存していたとしても
もう二度とたどり着くことはできないだろう
あのお店みたいなのも出てきました
なので例えばそのお店がもうなくなってしまった
それとかもう本当にどこにあるのかわからない
だったりあとは一緒に行っていたあの人がもういないから
行く機会を失ってしまったとか
引っ越してしまったので引っ越す前の長く住んでいた
あの街にあったあの大事なお店だったんだけど
行こうと思えば行けるのに行く機会を失ってしまった
だとかいろんな理由があって
一人一人にとって二度と行けないあの店になっている
お店っていうのがたくさん出てきました
なんだかこういうお店って
割と誰の人生にでもありそうだなっていう風に
私はすごく感じたんですね
だって私の人生の中においてのネバーランドダイナーって
考えてみたらいろいろあるなと思って
15:01
ちょっとねあのこの収録をするにあたって
5個私のネバーランドダイナー思い当たったので
ちょっと一つずつお話をしていきたいと思います
子供の頃からね遡って話をしていきたいと思うんですが
まず私の人生におけるネバーランドダイナー
私の人生におけるネバーランドダイナー
一つ目それがデパ地下にあった
回るお菓子売り場です
これわかる人いるのかななんか西日本の方が
そのお店っていうかそういうお菓子売り場って
多かったっていう風に聞いてるんですけど
私の地元にあったとある百貨店の地下1階の
食料品売り場にメリーゴーランドみたいに
お菓子がぐるぐる回っていてそこから
自分の好きなお菓子をつかみ取りして
グラムで売ってくれるっていうお菓子売り場があったんですよ
そこに子供の頃
私が幼稚園の時から亡くなるまで
小学校5年生の時まで一緒に住んでいた祖母がいるんですけど
祖母がそこの百貨店がすごく好きで
買い物によく一緒に連れて行ってくれてたんですね
一緒に行くと絶対地下1階に行って
買っていいよって言ってそこのお菓子売り場に
っていう思い出があるんですけど
おじいちゃんおばあちゃんと一緒に出かけた思い出
っていうのと
父や母は連れて行ってくれなかったんですねそこに
祖父か祖母と一緒に出かけないと絶対連れて行ってくれなくて
なのでなんだかちょっと特別感があった
っていうのとその辺のスーパーで
私スーパーでは小学生までは
母に一回お買い物に行ったら
おやつは100円までねって言われて
100円を一生懸命計算しながらお菓子を買っていた子供だったので
なのでそのグラム売りのお菓子を
買う時だけは祖母は別に金額を
気にしなくていいって言われてたんですよ
なのでなんかこう自分が好きなお菓子を好きなだけ取っていいっていう
なんか子供にしてはものすごくバウリーな
贅沢をしていいっていうねそんな思い出
だから多分私が人生で一番最初にした贅沢だと思うんですよ
なのですごくなんだか思い返すと
ノスタルジックな気持ちになるんですけど
実はこの回るお菓子売り場があった
デパ地下もう現存しないんですね
もう地元でこのデパートなくなってしまいました
そして一緒に行っていた祖母も
もう相当昔になくなってしまっているので
一緒に行っていた人もいないですし
だからね私にとってはこの回るお菓子売り場
だなって思ったのが一つ目
そして二つ目がとある中華料理屋さんなんですけど
これも地元にあったお店なんですけど
エビチリがめちゃくちゃ美味しいお店で
私は小学生から中学生ぐらいにかけて
多分ここのお店しょっちゅう行ってたと思うんですよね
ここには家族で4人でよく行ってたんですけど
結構ちっちゃい時から多分行ってたんだよね
私が小学校入ったぐらいから行ってたので
18:01
小学校に通っていた頃ぐらいから通ってたお店だったんですね
その頃は私も妹もラーメンを頼んでも
いっぱい食べきることができなくて
子供だったからちっちゃかったんでね
ラーメンをいっぱい食べきることができなかったので
最初は私と妹が一緒にいっぱい頼んで
半分こして食べてたんですよ
そしたらだんだんやっぱり体が大きくなって
そのうち私がもう一人で一個食べたいって言って
妹がラーメンいっぱい食べれるようになったのそのお店だったんですね
だから何だろうね
もう30歳超えてる妹の話なのに
妹ちっちゃかった時思い出すなと思って
そういう歴史を見たお店だなって思うんですけど
実はこの中華料理屋さんも
数年前になくなってしまいました
潰れたっていうか多分店主の方が
かなりご高齢だったので辞められたと思うんですよね
思うんですよねって言ってるのにも理由があって
多分私も高校生ぐらいからここのお店行ってなかったんですよ
なのでもうかれこれ15年ぐらい
行かないうちになくなってしまったお店なんですね
実は私今住んでる家からめちゃくちゃ近いんですけど
なくなる前に食べに行けばよかったなって
今はちょっと後悔しているお店でもあります
そこは閉店してしまった後今は美容室になって
しまってるんですねなんだかすごく
えーって感じなんですけど
ちなみにそこの隣に
インドカレーのお店があってそこのお店には
私はしょっちゅう行ってます
そしてですねだいぶ時代は飛ぶんですが大学生の時の
思い出になっちゃうんですが大学生の時に
思い出の店たくさんあるしなおかつ
私今長崎に住んでるんですけど大学が福岡だったので
コロナ禍の前は
しょっちゅう福岡遊びに行ってたんですけど今なかなか
ねやっぱり足を運ぶことができなくてそもそも
なかなか行けない場所に近いのになってしまってるんですけど
それ以上に私が通ってた大学が
キャンパス移転してしまって私が住んでた
場所の周りっていうのがもうすでに大学がなくなって
しまっていたり私が住んでいたアパートも
大学生の単身用のアパートだったんだけど
なんか取り壊されて一般の住宅だか一般の
アパートだかに今もうなってしまっててね
もう本当に見る影もない街になってしまってるんですけど
そんな街の中にも思い出のお店っていうものが
ありまして私が住んでた
アパートの目の前にラーメン屋さんがあったんですよ
もう多分ないよ多分というか
実際足を運んだ時になかったので
もう多分どこにもないと思うんですけど
名前が嘘みたいな名前なんですよね天国ラーメン
っていうお店があってこの天国ラーメンがね
夜しか開いてなかったんですよ
昼間はやってなくて半分スナックみたいなお店でね
割と5年配のおばちゃんたちが3人ぐらいで
経営されてるラーメン屋さんだったんですけど
カラオケがあったんですよそこに
21:02
もうね結構昔なので私が大学生だった時は
採点システムもそこまで厳しくない
カラオケですよそれがあってしかも
みんなねやっぱり夜来るので
夜しか開いてないお店なので飲んだ後に
閉めのラーメン屋さんとして使ってるしかも
客層的にはおっちゃんたちが多かったんですよ
私も大学生の時に飲みに行くことよくあったので
酔っ払って帰ってきてラーメン食いたいなと思ったら
目の前にラーメン屋あるじゃんみたいな感じで
軽い気持ちで立ち寄ってみたらカウンターがおっちゃんたちに
囲まれていてどうしようと思いながら
招き寄せられて入ったんですけど
隣に座ってたおじちゃんが姉ちゃんカラオケ歌えるか
って言ってもし
95点以上出したらラーメンただにしてやるよ
って言ったんですよ何を隠そう
私カラオケ得意でして
カラオケの採点システムをね
制覇するのがものすごく得意で当時の
カラオケって100点出しやすかったんですよすごく
出せる持ち曲とか結構あって
95点余裕じゃんと思って
歌ったんですねおじさま受けがすごく
するね当時高田組だったりとか
そういうのを歌って96点98点とかちょっと
かわいい感じで100点出さないようにしようと思って
そういう点数をバンバン叩き出して
すごいねって言ってじゃあもう今日ラーメンただにしてやるよ
って俺が払ってやるからって言ってラーメンをね
よくやってたんですよ
家の目の前のラーメン屋に入って
ラーメン食ってカラオケ歌ってただで出てくるっていうね
すっごい嫌な大学生だったと思うんですけど
それをね繰り返してたお店があるんですけど
それもさなんかそのおっちゃんもいつもいるのよ
行ったら常連さんだったんでしょうねなんかいつ飲んで
帰ってきてあの終末で帰ってきて私あの
家の最寄りに地下鉄の駅もあったんだけど
バス停の方が家に近くてなので
福岡の中心街博多だったりとか天神とかだったりで
飲んで地下鉄じゃなくてバスで帰ってきてたんですよ
地下鉄よりもバスの方が終末が遅くて
なのでちょっと遅くまで飲んでも帰って来れるっていうね
環境もあったんだけど終末で帰ってきて
天国ラーメンに寄るといつものおっちゃんがいて
カラオケの姉ちゃん歌っていけよって
ラーメンも食べていけって
おっちゃん経営者なんかっていうくらいのね
感じだったんだけどでもいつもねあのラーメンごちそうになって
帰ってたわけなんですがそんな天国ラーメンも
何年前かなコロナになる前だから
もう3年ぐらい前かなたまたまちょっと
福岡に行く用事があって車だったんで懐かしいなと思って
自分が住んでたアパートの近辺行ったら
私が住んでたアパートももう形はそのままだったんだけど
一般住宅になんかリフォームをされていて
目の前にあった天国ラーメンもなくなっていて
ちょっとねびっくりしたんですけど
24:00
カラオケのおっちゃんも元気にしてるのかなとか思いながら
あそこももう二度と行けない
ラーメン屋さんになってしまったなと思った思い出がありました
そして大学時代の思い出といえば
もう一つあってあのね大学時代の
だしの大学のなんかこう
コンパみたいなもの一時会といえば焼肉屋だったんですよ
なんでなんだろうね安かったからなのかな
食べ飲み放題で相当安いコースがあったんですよ
飲み放題のドリンクのメニューがものすごく豊富だと
それがなぜか焼肉屋だったんですね
なので大学の飲み会一時会といえば
焼肉屋っていうのがあったんですね
大学から歩いて10分15分ぐらいの
ちょっと郊外の方に
その店舗があってで同じチェーン店の店舗が
福岡の中心街の方にもあったんですね
だからどっちかでやるみたいな
わりとあったんですけど私がわりと
記憶にあるのが中心街の方にあるお店で
福岡市の中心街天神って言われる地区の
わりと近くというかちょっと裏通りの方に
あった焼肉屋さんなんですけど
今もあるのかななんかね街中にあるのに
お店にビニールカーテンを
つけて覆ってあるみたいななんかすごい
屋台みたいな見た目の焼肉屋さんだったんですよね
でもなんか肉質とかそんなに悪くはなくって
別に普通に美味しかったんだけどちょっと怪しい
お店だったんだよね見た目はね
ビニールカーテンのイメージがめちゃくちゃあって
でも普通に大学のコンパとかでも行ってたし
友達と飲みに行く時とかもそこのお店よく利用してたんですけど
今もあるのかなこれはね
二度と行けないというか
福岡で夜ご飯を食べる時そういうところに
まず行かなくなったっていうのもあるし
今あったとしても多分ね今の大学生とかが
わわ騒いでるんだろうなって思ったりもするっていうのと
なんかねそこの
思い出を思い出すと目の前に植え込みがあったんですよ
で飲み方を知らない大学生たちが
そこの植え込みにゲーゲー入っていくっていうね
つったないけどさ
そんなの思い出してしまって多分どこにあるか思い出しても
行かねえんだろうなっていうね
そんな思い出もあるんですけど
でも若い時の飲み会の時に行ってたお店って
もう行くことないんだろうなみたいな
なんか思い出でとどめておきたいなってバカみたいに
どんちゃん騒ぎした思い出でとどめておきたいなっていうお店が
その焼肉屋さんですね
新しい後の思い出になるのが最後の私にとっての
ネバーランドダイナーなんですが
これがですねどこの土地かは伏せておきますが
もう行くことのない土地にあるスキヤなんですよ
これなんでもう行くことがないかっていうと
私が住んでる土地からめちゃくちゃ遠いっていうのと
別に縁もゆかりもない土地だからなんですよ
なんでそこなのかって言ったら
27:02
当時お付き合いしていた人がそこに住んでたので
電車を使って電車じゃなくて
電車で行った時もある飛行機と電車を使ってだったりとか
飛行機と夜行バスとか
なんかそういうのを使って高速バスを使って
そこまで遊びに行ったってことが何回かあるんですよ
何回かじゃないな結構あるんだけど
そこのスキヤによく行ってたんですよ
それもどういう時に行ってたかっていうと
ここも別にもう二度と行くことがないところだなって思うんだけど
その人の家がある地元の駅前にめちゃくちゃおしゃれなバーがあったんですよ
何言っても作ってくれる
名前言ってもみんなピンとこないようなカクテルを言っても作ってくれるみたいな
そんなお店があってそこのバーにビリヤードがあって
なんかビリヤードさせてくれたりとかめちゃくちゃおしゃれだったんだけど
そこも多分もうそこの駅で降り立つこともないだろうし
なおかつそこのバーに行くことももう二度とないとは思うんだけど
そこ以上に私が何か思い出に残っているのがスキヤなんですよね
そっちに遊びに行って一緒に飲みに行って朝帰りするんですけど
その人の家に泊まらせてもらったりとかして
その家に朝帰りするんだけど
その前に夜中飲んで帰ったらお腹空くじゃないですか
お腹空いた時にお腹空いたねーつって
夜岡っていう時にそこは
もし私が大学の時に住んでた福岡とかだったら
飲んだ後の小腹にラーメンなんですけど
そういうお店全然なくってスキヤがあったんですよ
家の近くにスキヤ行こうって言って
じゃあスキヤでテイクアウトして帰るかみたいな
よくやってたんですけどそこのスキヤですね
スキヤだけすごい覚えてるんだよね
しかもその当時お付き合いしていた人が
いつも頼んでたのがネギ玉牛丼の1.5盛りなんですよ
これ1.5盛りっていう言い方でもしかしたら何年ぐらい前か
わかる人はわかるのかもしれないんだけど
1.5盛りってもうこれ自体今ないんですよね
昔は肉1.5盛りっていう風に言われていた盛り方っていうのが
現在のスキヤでは中盛りっていう風に言われてるので
1.5盛りっていう頼み方自体がもうすでにないんですよね
当時お付き合いしていた人の真似をして
私もよくネギ玉牛丼1.5盛り頼んでたんですけど
今やネギ玉牛丼中盛りすら頼まないですね
それがすごく自分の中で思い出になってしまっているからなのか
引っかかっているからなのか
別にどうでもいいからなのかはよくわかりませんが
今1.5盛りっていうか中盛り食べきれないんだよな
そういうなので私の地元にもスキヤはあるし
スキヤには行くんだけど
もうそこの土地のスキヤには行くことがないし
ネギ玉牛丼1.5盛りっていうのは
そもそもがもう頼むことができないメニューなので
1.5盛りがもうできないメニューなので
30:01
だからもう二度と出会うことがない
もう二度と行けないあの店の
二度と食べないあのメニューが
スキヤのネギ玉牛丼1.5盛りだなっていう風に思います
みたいな感じでさ
多分誰の人生でもこういう食に関する思い出で
しかももう今ないんだよなっていう思い出のお店
たくさんあるんじゃないかなと思います
なんか私の話ばっかりずっとしましたけど
そういうお店思い返してみるのもいいかもしれません
個人的な思い出補正を含めて
欲しい5つの名店みたいなのって
まあいろいろあると思うんですよ
例えば私が2番目に話をした中華料理屋さんとかが
まさにそれでそこのエビチリを超えるエビチリはないと思ってるんですが
こういうお店もね
いつなくなるかいけなくなるかわからないわけですよ
そしてまた行こうかな
まだあるしって思ってるうちになくなってしまったりね
するわけなんですよね
そういうお店がもう行けないお店だったりとか
もう味わえない味になってしまった時
下に残る味の記憶っていうのが
思い出を色濃くしてしまうのかもしれないですね
私このネバーランドライナー読んで思い出したのが
マルセル・プルーストっていう小説家が書いた
失われた時を求めてっていう話なんですけど
この小説を元にプルースト効果っていう言葉が生まれているのを
皆さんご存知でしょうか
この小説の中で主人公の少年が
紅茶に浸したマドレーヌを口にしたことで
昔の記憶がブワッと蘇るっていう名シーンがあるんですが
味覚と嗅覚が記憶を呼び覚ますっていうのを
プルースト効果って俗に呼ばれているんですけど
これはこの小説っていうのがネバーランドライナーっていうのが
ある意味文章のプルースト効果だなと思って
その文章の中に含まれる食べ物だったりとか
お店だったりとか場所だったりとかっていうのが
別に自分の縁やゆかりのある味だったりとかしなくても
プルースト効果的なものがあるなって私は思ったんですよね
なんか自分なりの思い出を呼び覚ましてくれる
そんなものっていうのがこの本の中にはあったんじゃないかな
というふうに思います
ネバーランドライナー二度と行けないあの店では
エンケレブックスから発行されているんですが
このエンケレブックスというところのホームページに
ネバーランドライナーの特設ページがありまして
この特設ページアクセスをすると
試し読みで本文の中から8本なんと読むことができます
太っ腹ですね
100分の8を無料で読むことができます
概要欄にリンクの方を貼っておきますので
よろしければぜひぜひ読んでみてください
そしてコミックめずというウェブコミックのサイトでは
このネバーランドライナー二度と行けないあの店での
コミカライズがされています
月1ぐらいで更新されていて
33:01
私この本を読んだ時に
どこかでこの話漫画で読んだ気がすると思ったら
このコミックめずで読んだことがあったというオチだったんですけど
今6本ぐらい確か上がってるんですけど
これもコミカライズの方が読みやすいという方もきっといらっしゃると思うので
コミックめずのコミカライズの方も概要欄にリンク貼っておきます
こちらもぜひぜひ見てみてください
そんな感じで他にもコラボで
いろんな土地のネバーランドライナーを紹介する本みたいなのも出てたりするんですが
私は個人的にはこのネバーランドライナー二度と行けないあの店で
映像化に向いてると思うんですよね
飲食物だから今撮影するのはなかなか難しいかなって思ったりもするんですけど
食べ物系のドラマだったりとか映画だったりっていうのは
固定ファンがいるので割と映像化されたら見る人多いと思うんですよ
オムニバス映画だったりとか一話完結物のドラマだったりとかで
映像化できるコンテンツなんじゃないかなって私は思ってるし
ぜひ見たいなとこれについては思っています
いろんな監督さんとかでね
一話ごとに違う監督さんとかで撮ってるのを見てみたいですね
これは誰誰監督の作風で見たいなとかね
もちろん小林雄貴監督のお話は小林雄貴監督が監督を務めて
撮っていただきたいなってめちゃくちゃ思うんですけど
妄想は止まらないそんな感じになっています
というわけで今回は
ネバーランドダイナー二度と行けないあの店で
という本を紹介させていただきました
ぜひぜひ皆さんもお手に取って読まれてみてください
エンディングです
あのね本編が30分超えた
でもさ私の思い出の話が長すぎたのね
分かってる分かってる
でもなんかこれ今日のエンタメモリー話すって決めた時に
なんか自分の人生におけるネバーランドダイナーの話を一番したかったんだよな
結局自分語りがしたかったっていうね
あのそういうあんまりよろしくないですねそういうのもね
まあいいかあの30分だぞって言ってくれてたので
30分で収めたかったんですけど
まあいつもの私の調子で30分じゃ収まりませんでした
そんな感じで今週もやっていきましたが
来週はどうなることやら
ちょっとね映像作品の話もそろそろしたいですね
来週は映像作品の話しようかなと
ぼんやり思ってますが
もう割と見切り発車で毎週やってますので
来週どうなるかは来週のお楽しみ
ということでまた次週お楽しみに
今週はここまでです
とるに足らんラジオあそびは
36:05
地方在住映像系エンタメカルチャー好きのY世代が
ハッと息を止めた山山話しを好き勝手に一人語る番組です
番組へのご意見ご感想取り上げてほしい話題などは
概要欄のメールフォームからお送りください
花田花が思うままに更新する
ツイッターとインスタグラムもございます
そちらもぜひフォローをよろしくお願いします
またツイッターインスタグラムでは
ハッシュタグとるたラジオで感想もお待ちしております
ハッシュタグとるたがひらがなラジオがカタカナで
ご感想をお送りいただければめちゃくちゃ喜びます
どうぞよろしくお願いいたします
では今週はここまで
エンタメには中毒性がございます
要法要領を守って正しくお楽しみください
お相手は花田花でした
またね
36:59

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