2023-05-26 1:00:26

ep.58 ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』をキャラクターと【3】から紐解く

ここ2週間くらいの再生数の伸びに震えている。何があったのか教えてくれ。

本編中では触れなかったけど、衣装や美術もめっちゃいいよね…

Book:52ヘルツのクジラたち(町田そのこ)

おたよりはこちらから↓https://bit.ly/3v49UX9

00:04
とるにたらん、ラジオあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんラジオあそび、通称とるたラジオへようこそ
いつでもポップとサブのカルチャーの合間歌唄っているパーソナリティの花田花です
ちょっと疑問に思ってるんだけどさ
ここ2週間ぐらい、みんな何があった?
正直に答えて欲しいリスナーのみんな
ということがちょっと起こってるんですけど
ちょっと順を追って説明してもいいですか?
あのね、このとるたラジオという番組
Spotify for Podcastersっていうプラットフォームを使って配信をしてるんですね
なので、メインの媒体としてはSpotifyから配信をしている形になってるんですけど
いろんなところで聞いてくださっている人たちいますよね
Apple Podcastで聞いてくださっている方とか
Google Podcastで聞いてくださっている方とか
他のプラットフォームで聞いている方もいると思うんですよ
そういうのに、いろんなところに配信するために使っているメインのプラットフォームが
Spotify for Podcastersっていう配信元みたいなところなんですよね
それの、私はiOS版アプリを使っていつも収録をしてるんですが
収録する前にアプリを開くと
前回の配信がどれぐらい聞かれてますよとか
それとか今までの配信がどれぐらい聞かれてますよ
フォロワーがどれぐらいいますよとか
そういうアナリティクスの画面
配信の分析みたいな画面がアプリ開いたらトップ画面に出てくるんですね
ここ2週間ぐらい、トルタラジオ費でいけば
3倍から4倍ぐらい聞かれてるんですよね
正直に言ってほしい
何があった?
あのね、本当に
そもそも本当にね
めちゃくちゃ偏向の弱小ポッドキャストなので
普段本当に聞かれてないんですよ
聞かれてないんですよとか言ったらさ
それこそキチに絡む糸時代から聞いてくださってるリスナーの方たちには
本当に申し訳ない話なんですけど
本当そんなね、3桁回りゃいいぐらいの感じなんですよ、いつも
なんですけど本当に
普段からいけば3倍から4倍ぐらい
1日で3倍から4倍ぐらい回ってるので
ここの2週間ぐらいとんでもない数に聞かれてるんですよ、私としては
私の今までの約3年間のポッドキャスター人生としては
今までで一番多分この2週間ぐらいで聞かれてると思うんですよね
何があったんやろうと思って
なんかエピソードごとにどれが聞かれてますよっていうのも分かるんだけど
03:03
今まで通りなんですよ正直、比率としては
なので最新回が突然ドーンと聞かれたわけでもなければ
過去回が何か1個すごくバズってめっちゃ聞かれてるとか言うわけでもなく
平均的に全部聞かれてるのに
なんか再生回数だけ3倍4倍になってるっていうなんか
妙な状況が起きていて
これはリスナー数が純粋に増えたと思っているのか
ありがとうございます
フォローをしてくださってる方がかなり増えてるので
純粋にリスナーが増えたと思って喜んでいいものなのか
これはそれとも何かのバグなのか
ぬか喜びなのか
どっちかわかんないんだけど
事実、数字として3、4倍聞かれてるので
私としては何があったのかなと思っています
このトルタラジオの一番聞かれてるって
去年の振り返りの時にどれが聞かれたよっていう話を
なんかチラッとしたんですけど
正直去年の年末まで一番聞かれてたのが
近大地少年の事件簿回かな
だと思うんですよね
エピソード4ぐらいだと思うんですけど
かなり初期の初期の回だと思うんですけど
今までの実写版近大地少年の事件簿を全部振り返る
かつ私は原作版の近大地も好きなので
それの話をしたっていう回があるんですが
多分それが去年の年末時点で一番聞かれてたんですよね
その次が大河ドラマ鎌倉殿の13人の話を
最終回後にまとめた回っていうのがあって
それが2番目ぐらいに聞かれてたのかな
その後は割と多分ポッドキャストあるあるだと思うんですけど
初回ですね
この番組で言えば定一の国の話をした初回が
3番目ぐらいに聞かれてたんですが
今年に入って順位の変動がありました
この3つの上に割と最近しゃべった
エゴイストの回が入ってます
映画エゴイストの回がすごい聞かれてて
去年からずっとじわじわ伸ばし続けてた近大地を
この2週間でズバンと抜きました
なのでこれが回ってんのかなって思ってたんだけど
エゴイストは割と上げた当初からいつもより聞かれてたんですよ
なので今回のこの3倍4倍になった事件っていうのは
エゴイストのせいじゃないと思うんですよね
他の回も遡ってみて
全部再生回数とかランキングとか自分のやつ
なんかとりあえず見返したんだけど
わかんないのマジで
だからいつもこの題材だと回るだろうなって思ってるものは
確かに回ってるし
この題材はあんまり食いつきが良くないだろうなって思うものも
いつもよりは再生回数回ってるけど
順位としてはいつも通りぐらいの感じで聞かれてるなっていう感じなので
ただただ再生回数がめっちゃ回ってるっていうだけで
何なんでしょうね不思議なんですけど
どこかから流れ着いて聞き始めましたよっていう人がいたら
よかったらお便りとか
スポティファイは一言メッセージを送れるようにしてますので
06:00
エピソードの下から
そこからでもいいのでなんかこうチラッと
最近聞き始めたんですけど
こういうきっかけでしたみたいなのがあれば
教えていただければ嬉しいなと思います
いや本当に私としてはさ
嬉しい反面ビビってもいるんですよ
何どっか晒されたとか思って
純粋に楽しんで聞いてくれてる人が増えたならめっちゃ嬉しいなと思いつつ
あのこの数字の変動に大変驚いております
いやまあでもねあのいつも通り今週も話していこうかなと思ってますので
オープニングトーク今日は別の話をしようかなと思ってたんですが
それはあのエンディングの方に持っていきたいと思います
あの推し達の話をしようかなと思ったんだけど
ちょっとこの数字がびっくりしちゃって
推しの話をどうしてもリスナーさんたちにお伝えしたかったっていうのと
先週も私オープニングトーク推しの話しちゃって
すっごい長くなっちゃったので
これはちょっとエンディングにとっておきたいと思います
今日は千葉くんとまみやくんの話まだありますので
千葉友とか
あと私あんまり
これ公式が言ってるんで
あんまりお口着しだけかなって思ってるんですけど
まみやくんの公式のファンネームみたいな
あんまり好きじゃないんだ実は
まみ吉って言うんですけどあんまり好きじゃないんだ
千葉友大オタクかつまみや翔太郎オタクで聞いてくださっているという方はね
あのエンディングもよかったら
ちょっとでもね聞いてくれたら嬉しいなと思います
いらんこと言ったね今日もね
というわけで今日も
いつも通りトルタラジオやっていきたいと思います
ぜひぜひ最後までお付き合いください
エンタメモリー
このコーナーでは私花田花が
エンタメ作品の記憶つまり
メモリーを深究問わず語っていきます
今日お話しするテーマはこちら
ドラマ大豆田とわこと三人の元夫
この間ね私歯医者さんに行ってきたんですよ
自分の歯医者さんではなくて
娘を連れてちょっと歯医者さんに行ってきたんですね
娘の歯の治療のために
初めて行く歯医者さんにこの間行ったんです
地元に最近小西科が
結構メインになって力を入れてやってる
歯医者さんっていうのができて
そこが評判が良かったので
歯科健診含め虫歯もあったので
見てもらおうかなと思って
初めてそこに行ったんですけど
割と最近あるあるみたいなんですけど
そこの歯医者さんが母子分離っていうのを
勧めている歯医者さんで
要は診察室に子供一人で行きましょうね
っていうのを推奨してる歯医者さんだったんですよ
歯医者さんの方針としては
5歳になったら頑張って
09:01
診察室には自分で行こうねっていう風にしてたんですね
でもうちの娘5歳なので
歯科衛生士さんに連れられて
診察室には自分一人で行って
最後まで呼ばれることなかったんですけど
中ですごい楽しそうに喋ってる声が聞こえて
不安なの私だけ?とか思いながら
待ってたんですけど
その待ってる間に待合室で
自分が一人にされるわけじゃないですか
その日私娘だけ連れて行ってたので
他の子供たちも連れてってなかったし
自分一人で診察室入った娘を
待ってたんですよ待合室で
そしたらさ
病院の待合室って結構あるあるだと思うんですけど
テレビ置いてあるじゃないですか
そこのテレビで
結構昼間とか連れて行くと
ワイドショー流れてたりとか
それとか夕方行くと
夕方の再放送のドラマが流れてたりとか
正直テレビには目が向かないんですよね
そういうところで待ってても
結局待合室に置いてある本を読んだりとか
携帯いじったりとかして
待合室では時間を潰す羽目になってしまうんですが
そこの会社さん
素晴らしかったのが
テレビ置いてあったんですよ
ドラマも流れてたんですよ
何が流れてたかっていうと
今日お話しする大豆田戸箱と
3人の元夫が流れてたんですね
あれ地元のテレビ局
今大豆田戸箱
どうやってやってるのかなって
ふと思ったんですけど
番組表を見てみたら
ないんですよね
携帯でテレビ番組表をチェックしたら
大豆田戸箱と3人の元夫
該当するものがなくて
あれあれって思ってたら
その場でね
大豆田戸箱と3人の元夫
第5話が流れてたんですよ
私何回も見てるので
ここから次の話だな
ここで終わるのかなテレビだったら
っていう風に思ってたら
なんとAmazonプライムビデオ
だったんです
途中でCMを一瞬挟んで
つい6話が流れ始めるっていう状況を
目の当たりにしたわけなんですが
いやー
そういう風な
サブスクの使い方をしてるって
いいなと思って
ドラマ普通に
見れるよなと思って
私以外に子供を待ってる親御さんとかが
何人か待合室にはいたんですけど
割とみんなテレビ見てましたもんね
そこで
大豆田戸箱を流すっていう
センスもいいなって思ったのは
私が今日お話ししたいなと
思うぐらい大豆田戸箱と3人の元夫
好きなドラマだっていう
ところもあるんですけど
今日は歯医者さんで見た映像をきっかけで
大豆田戸箱と3人の元夫と
話をしようかなと思って
こういう感じの
構成になっております
大豆田戸箱と
大豆田戸箱と3人の元夫に関しては
実は
この番組では話したことはないですね
以前基地に絡む糸という
別番組の方で
まだ多分放送中の頃に
話してるんですよ
放送中の頃って
12:01
大豆田戸箱いつやってたんだっけっていう
風に
思い返してみれば
実は2年前なんですね
大豆田戸箱と3人の元夫は
2021年
4月13日から6月15日まで
富士テレビ系列の
火曜21時枠で放送された
ドラマでした
この枠についても
ちょっとお話をしたいので
本題に入る前に火曜21時枠
っていうものについて
ちょっとふわっとお話をしておきたいんですが
実は
富士テレビの火曜
21時枠
現在皆さん
各地方で番組違うかもしれませんが
番組票を見てみてください
ドラマ
放送されていません
この枠実は廃枠になった枠
なんです
火曜21時枠っていうのが
大豆田戸箱と3人の元夫が
放送されていた当時
カンテレが作っている
ドラマを流す枠として
使われていた枠なんですね
私がドラマの話をすると
よく言うカンテレ枠なんですけど
カンテレが制作に絡んでいる
ドラマ私好きっていう話を
結構何度も
しているかなと思うんですが
大豆田戸箱と3人の元夫とも
カンテレが制作に絡んでいる
そんな枠なんですね
この枠で
2016年から
2021年まで
富士テレビの火曜日に
放送されていた枠で
何があったかな
例えば
最近放送された
ドラマのシリーズの
前の作品で言った戦争シリーズ
罠の戦争
この枠がスタートになっています
罠の戦争の放送時間を覚えている人は
あれって思うかもしれないんですけど
覚えておいてください
罠の戦争の前の作品になっている
嘘の戦争とかは
この枠でやっていた
番組になります
推しが絡んでいる作品で
僕たちがやりました
これはまみやくんが出ていた作品なんですけど
僕やりもこの枠だったし
ファイナルカットとか
健康で文化的な
最低限度の生活
あと
もう最後らへん
大豆だとはこと
三人のもと
青のSP
藤原達也さんが主演をやっていた作品
一番最後
この枠の
最終作品になったのが
セクシーゾーンの中島健人くん
ケンティですね
あと小柴風華ちゃんが
ダブル主演をしていた
彼女は綺麗だった
韓国ドラマのリメイク作品が
この枠では最後の作品になりました
これが2021年の7月6日から
9月14日まで放送されていた作品で
これをもって
関西テレビ製作
火曜夜9時枠の連続ドラマ
廃枠になったんですが
15:01
この枠移動しています
火曜21時枠から
枠としては
移動したというか
バラエティ枠とシャッフルになったんですね
バラエティ枠と
入れ替えるっていう形で
現在放送されている枠が
月曜日の夜10時の枠です
月曜夜10時あれですね
千葉くんも出演していた
アバランチが一番最初に
放送され始めた枠
として現在は多分認知されているんじゃないかなと
思います
その枠に
移動するという形になりました
なのでアバランチとか
ドクターホワイトとか
魔法のリノベとか去年だったら
エルピスとかもそうですね
罠の戦争
今年一番最初に放送されていたドラマが
罠の戦争になるんですが
罠の戦争がどうしてこの枠で放送されていたかというと
もともと戦争シリーズが
火曜9時枠で放送されていたから
なので
この枠がそのままそっくりそのまま
月曜10時に映ってきただけなので
なので
制作陣が一緒だとこの枠に映ってきた
ということになります
現在この枠を引き継いで放送しているのが
天海雄貴さん主演の
合理的にありえないですね
そういう枠で放送されていた
というのがこの大豆だとはこと
三人の元夫という作品になっています
なのでね
枠の
移り変わりっていうのも
放送直後ぐらいからいろいろあったり
とかして
その枠で放送されていたドラマ
そして引き継いだその先の枠で
放送されているドラマ
に関しても私が好きなものが
多いっていうところから
ご理解していただける通りやっぱり
カンテレが絡んでいるドラマって結構面白いな
っていう風に私は
思っています
私の
ポッドキャストをやっていて
ずっと
これ聞かれたなとか
これに対してはものすごい感想をもらったな
っていう
思い出がある作品とか
って結構あるんですけど
大豆だとはこと三人の元夫に関しても
結構
以前お話をしたときに
感想をいっぱいもらった
っていうので思い出がある作品
でもあると同時に
実はこの作品の
脚本を書いていらっしゃる
坂本雄二さん
の作品にも
実はポッドキャスターとしてものすごい
思い入れがあるんですね
というのも私の
今まで今回の
オープニングで話した
3倍4倍事件がある前の話になっちゃうんですけど
これがあったことによって
私の一番聞かれた
エピソードっていうのは
今回更新されてしまったんですが
それが更新される前
までの間に
今までで私が話した
エピソードの中で一番聞かれたっていうのが
題材が
花束みたいな恋をしたっていう
映画の話なんですよ
この花束みたいな恋をした
説明するまでもないかとは思いますが
18:01
2021年の1月に公開された
須田優樹くんと有村霞ちゃんの
ダブル主演の映画ですね
これも坂本雄二さんの
オリジナル脚本による
恋愛映画だったということで
これ本当にめっちゃ聞かれたんですよ
ラジオトーク時代の話なんですけど
坂本雄二脚本作品っていうものに
私もすごくポッドキャスターとして
思い入れがあります
花束みたいな恋をした
しかり
今回お話をする大豆田とはこと
三人の元夫しかり
話すと割と反響がある作品
なんですよね坂本雄二作品
っていうのが
その後取り上げてないのもありますけど
初恋の悪魔とかも見てたし結構好きだったし
あと過去の作品だと
カテッドとかは私めちゃくちゃ好きなんですけど
問題のあるレストランとかね
最高の離婚とか
その辺もめっちゃ好きなので坂本雄二だけで
くくってもめっちゃ喋れそうなんですけど
今日は大豆田とはことだけに
絞ってお話をしたいと思います
という感じで
作品の話をする前に前置きで10分
撮っちゃったんですけどちょっとここからは
大豆田とはこと三人の元夫について
お話をしていきたいと思います
私この
2018年の春クールつまり2年前の
同じ時期のクールのドラマですね
このドラマの中で
大豆田とはこと三人の元夫
一番楽しみにしてたドラマなんですよ
ざっくりあらすじを説明すると
松高子さん演じる主人公の
大豆田とは子は
3回結婚して3回離婚を経験した
バツさんの女性です
建設会社
白熊ハウジングの社長を務めていて
中学校3年生の娘
ウタちゃんと一緒に暮らしています
この三人の元夫っていうのが
タイトルにあることから
わかる通りこの元夫たちが
離婚しているにも
関わらず
普段の生活にものすごく
濃く絡んでくるし
絡んでくる元夫たちの
キャラクターっていうのが
まためちゃくちゃ濃いんですね
これは軍装劇が得意な
坂本裕二さんらしい
坂本裕二といえば
たくさん登場人物が出てきて
その登場人物
一人一人にしっかりとした
バックグラウンドがあって
主人公不在の時でも
他の登場人物の
ストーリーをまっすぐ描いていけば
すごく魅力的になっていく
っていうのが坂本裕二作品の
魅力の一つでもあるとは思うんですが
その元夫たちのキャラクターが濃い
っていうのがドラマの魅力に
すごくなっているなと思います
元夫たち一人目から
三人目まで順を追って紹介していくと
まず一人目が
レストランオペレッタで
オーナー兼ギャルソンを務めている
田中八作です
この田中八作松田隆平さんが演じています
優しくて女性に
何もしなくてもモテてしまう
つまり本人は何もしていないので
21:01
自覚なくモテてしまって
本人は困ってしまうタイプ
自覚なくモテてしまうが
ゆえに面倒ごとにも
とても巻き込まれやすい
現在は戸惑子と一緒に
生活をしている
ウタちゃんのお父さんでもあります
ウタちゃんウタちゃんってさっきから
普通に言ってますけど
娘のウタちゃんもね
結構中心人物として
しっかり出てきます
二人目が
売れっ子ファッションカメラマンの
佐藤香太郎です
佐藤香太郎さんは
東京ゼロサンのカクちゃんが
演じています
カクちゃんが出てるドラマって面白くない
私コント誌として
東京ゼロサンめっちゃ好きなんですけど
特にカクちゃんのキャラクターっていうの
東京ゼロサンのコントの中でも
中心人物になることが
結構多いとは
思うんですよね
ただ
半分コントじみた
キャラクターっていうのも
カクちゃんだから
このドラマの中にしっかり
染み込んでいたなっていう風に思いました
この佐藤香太郎は
仕事は業界でも認められている
すっごい人なんですけど
本当にカメラマンとしては
めちゃくちゃすごい人なんだけど
とにかく器が小さい
何に対しても人間性が小さい
人間としてどうなの?
っていうような発言をたくさんしてるんですよね
ただ
器は小さいんだけど
それがきっかけでどうやら
戸惑とは離婚してるみたいなんだけど
今でも香太郎は
戸惑のことが大好き
なんですよね
3人目です
3人目が
戸惑の会社の顧問弁護士
を務めている
中村新進です
新進は岡田まさきくんが演じています
ビジュアルが
めちゃくちゃいいんですよこの時の岡田まさき
めっちゃかっこいいんですけど
3人目がすっごい変人なんですよね
変人を書くのが上手いっていうのも
またね
坂本祐治
脚本作品の
特徴でもあるんですけど
3人の元夫たち
普通の人いないんですよ
全員変人なんですよね
その中でも分かりやすく変人なのが
この新進じゃないかなと思います
エリート弁護士だけど
すっごく理屈っぽくて
めちゃくちゃひねくれ者という人物です
ひねくれているがゆえに
戸箱とすれ違って最終的に離婚を
してしまったというようなバックグラウンドがある
キャラクターです
口癖がすごい腹立つんですよ
それいります?って毎回言うんですよね
それいります?っていうのが
その言葉が
だんだん変わっていくんですよ
初回から
回数を減るにつれて
新進もだんだん
心の成長があるんですけど
新進の心の成長が
このそれいります?っていう
口癖に乗っかってきているというか
1話で言ってるそれいります?と
最終回で言ってるそれいります?
24:01
っていうのは全然意味が
違ってくるっていうところは
通してみると
気づく部分じゃないかなと思います
さっきから言ってた
ウタちゃんですね
戸箱と
覇作さんの娘である
大豆田ウタちゃん
なんですけどウタちゃんを
イメージしていたのが
豊島花ちゃんなんですよ
豊島花ちゃんもさ
この後めっちゃ出てるんですよね
大豆田戸箱の
あとすごいこう
いろんな作品に出たなというか
大豆田戸箱で私は結構
しっかり
知ったかなって
ちゃんと見たかな
っていう風に
思ったんですけど
その直後ですよね
その直後を題材にした
ドラマだったりとかに出てたりとか
私はすごい衝撃的だったのは
これ去年のドラマかな
教祖の娘っていうドラマに出ていたり
あと当番組でも
お話をしました
ネットフリックスでも配信されている
映画千尋さんにも出演を
していたりしました
なのでこの作品から入って
豊島花ちゃんを見始めて
成長を感じられるっていうのは
なんとなくウタちゃんを娘として
ここで娘として
成長していたウタちゃんが
この先の作品でウタちゃんを
演じていた豊島花ちゃんが
すごい成長していったなって
思って見るのはすごい楽しかったな
っていう風に思ったりもしましたね
ここまでで
説明をしてきた
主人公の戸箱と
一人目二人目三人目の
元夫達
娘だったりとか
両親とかも出てくるんですね
戸箱の
その辺なんかもみんなひっくるめて
群像劇として
いろんな角度から
例えば戸箱が不在で元夫達だけで
通しているシーンとかも
あったりとかして
そういう普通の
ラブストーリーだったりとか
普通のお仕事ドラマだったり
とかでは描かれないような角度から
いろんな角度から
人間関係というのを描かれている
っていうのがこの大豆田戸箱と
三人の元夫の
特徴でありそして
すごくこう
なんていうのかなチャーミングというか
いろんなことを見られる
ようなポイントになって
いたんじゃないかなという風に
思います
このドラマの最大の特徴
も本当に軽妙な会話の
やり取りっていう部分ですね
これが問うきっかけで
元夫達同士が
互いに接点を持つようになって
戸箱と元夫との
会話だけではなくて
元夫達同士の
会話っていうところにもこの軽妙な
会話のやり取りっていうのが生まれてくる
ことになります
なんか元夫達が
離婚してもなお
戸箱に対しての気持ちっていうのを
それぞれに抱えてるんですよね
27:01
すごく分かりやすいのはカタロウが今でも
戸箱のことが大好きっていうところなんですけど
例えば三人目の
元夫の
シンシンも結構
戸箱のことをいまだに好きというか
ちょっと特別な目線で見てるっていうのは
見ててよく分かるんですよね
逆に一人目の
元夫発作さんは
恋愛感情とかいうよりは
もう完全に家族的な感情で
ウタちゃんもいるからね
間に娘がいるっていうのが
他の元夫達と
発作さんの
違う部分ではあるのかもしれないけど
なんていうのかな
ウタちゃんを交えて
家族というコミュニティを
作り上げた経験があるからこその
戸箱との距離感だったりとか
人間関係だったりっていうのが
ちょっと二人目三人目の
元夫とは違う関係性を
持っているんだけど
そこも若干心地いい
ところを感じつつもやっぱり
発作さんは発作さんなりに
戸箱に感じている思いがあったりとか
なんかそういう
ところが
それぞれ元夫達から
戸箱に投げかけられることで
戸箱の日常も少しずつ
変化していくっていうのが
一話からずっと続いていく
ストーリーの中で明かされていく
っていう感じですね
会話のやりとりの中で
少しずつ過去のエピソードが
明かされていくんですよ
一人目の元夫とのエピソード
二人目とのエピソード三人目とのエピソード
娘とのエピソードみたいな感じで
いろんなところでいろんな
戸箱の過去が明かされていくわけなんですが
そこから描かれていくのは
何かっていうと
戸箱が持っている恋愛感
だったりするんですよね
なので
今まで
恋愛群像劇物を
描くことにものすごく長けていると
私は思っている坂本悠司
の脚本の
ここは完全に勝利だったんじゃないかなと思います
花束みたいな
恋をしたもそうですし
それとか
そうですね
恋愛ものを坂本悠司でいくと
私はもう本当に最高の離婚が
本当に最高の作品だったと思っているんですけど
最高の離婚だったりとか
あとカルテッドとか
東京ラブストーリーもそうですよね
なんかその辺の
取り留めのない日常の雑談の
繰り返しを続けることによって
登場人物の
過去が明かされていたり
思いが明かされていたり考えていることだったり
そういうことが明かされて
いくんですけど
その登場人物の内面が
暴かれれば暴かれるほど
登場人物それぞれ一人一人が
やっぱりちょっと厄介だったり
不器用だったり
実在している人間っぽさ
っていうのが
滲み出てくるんですね
それが
どこか愛おしく思えてしまう
というか
人間ってそんなにまっすぐな生き物ではないと
私は思っているし
不器用な部分を誰しもが持っている
30:01
生き物だと思っているんですけど
そういう生き物だからこそ
愛おしいと思わせてくれるのが
坂本祐治脚本作品の魅力
だと思っています
坂本祐治脚本作品って
セリフも
どこか心に
止めておきたいなって思う
ものが出てきがちなんですよ
私はこの大豆田戸惑子と
3人の元夫で
一番好きなセリフっていうのが
最終回に出てくるんですね
これは発作さんが言うセリフなんですけど
これ
前後のセリフがあるからこそ
生きてくるセリフではあるんですが
私がすごく好きなのが
発作さんが言う
僕たちはみんな君のことが好きだってこと
大豆田戸惑子は最高だってことだよ
っていうセリフがあるんですね
これに
私も1話からずっと
見てきて抱えてきた
気持ちが集約されていたな
って思ったんですよね
発作さんの言葉を通して
私の気持ちもストンと
落ち着いたというか
そういうセリフがあるんですが
そういう
言語化しにくかったものを
言語化するのもものすごい上手い人だな
っていう風に私は思っています
この作品
ナレーターを伊藤祭里ちゃんが
してるんですよ
一切本編には出てこないんです
本当にナレーションしか
やってないの
そこで伊藤祭里という癖を持ってくる
っていうのもまた
坂本祐治っぽいなって
思わせて
くるんですよね
伊藤祭里ちゃんも
私すごい好きな女優さんで
なんで出てこないんだよって思った反面
ここで出さないのが
いいんだなって
いう風に思っちゃった部分も
あるんですよね
大桃枝とわこと三人の元夫の
キャストの中で私大勝利的に
一番好きな人がいるんですけど
ここまでで出てきてないキャストなんですけど
それがですね
このストーリーに突然
6話から
本当に突然急遽
現れたキャラクター
高梨博さんという方がいます
演じているのが
私も大好きな俳優さん
織田桐生さんなんですね
とわことプライベートで
出会って本当に変な
人なんですよ
数式を書いた紙をバラバラバラ
ってぶちまけてしまってそれを
とわこに拾ってもらってそこで出会うっていうね
すごい少女漫画的な出会いをする人
なんですけど
ちょっとぼんやりしたただの数学好き
なのかなって思ったら
実はとわこが社長をやっている
白クマハウジングを
買収した外資系ファンドの
責任者だったっていう
顔を持っていたんです
プライベートの時は
すごいふわっとした人
なんですけどビジネスの
時はスーツでバリッと決めて
かっこいい織田桐生を
作ってくるんですね
とわことも
33:01
考えとしては敵対してるんですよ
なんでかっていうともともとの
会社を存続したいとわことを買収して
全然違う方向性の会社に
作り変えていきたい
高梨さんっていう
全然違う
二面性、一人の考えじゃないから
二面性じゃないね
全然違う方向性からビジネスを見ているっていう
お互い敵対する様子が
描かれることになるんですけど
放送当時高梨さん
サイコパスって言われてたんですよ
なんでかっていうと
プライベートの時のとわこに対する
反応っていうのとビジネスの時のとわこに
対する反応っていうのが全然違うから
完全に相反するものだから
サイコパス
って言われてたんですけど
プライベートの時は
プライベートの時で
とわこのことを気に入っている
ビジネスの時はビジネスの時で
仕事は仕事だって割り切っている
っていう様子が
ちゃんと
切り離すことができている
ビジネスとプライベートを
切り離すことができているキャラクターとして
私はすごく高梨さんを
魅力的に感じたんですね
これは私がそもそも
尾田桐生のこと好きだからっていうのも
あるのかもしれないんだけど
作中でもとわこは
少なからず高梨さんに
惹かれてるんですよ
これはそれはそれ
これはこれっていう仕事とプライベートの
違いを説明されて
以降とわこの心に
起こる心の動き
なんですよね私は正直
このとわこの心の動き
分かり見しかなかったんですけど
なんかこうとわこにとって
シーズン1からシーズン3の元夫達
1から3の
発作さんとか片朗さんとか
しんしんとかその3人の元
夫達に続いて
高梨さんがシーズン4になるかどうか
っていうのが作中の
大きな見どころだったわけなんですが
ここは一つ大きなネタバレをしておくと
高梨さんととわこ
くっつくことはないんですねなので
高梨さんシーズン4になることは
なかったんですよ
これってその
高梨さんがシーズン4にならなかった
っていうのは
いろんな理由があると思うんですよ
本編中で語られる
高梨さんの結構重たい過去だったり
ヤングケアラーだった過去とかも
出てきたりとかして
そういうところも社会派作品としても
見どころがある部分では
あるんですが
それをちゃんと
解きほぐしてあげるとわこの
エピソードっていうのもすごく素敵なので
ここは
キーワードは華麗なんですけど
華麗に関する
とわこと高梨さんのエピソードっていうのも
すごく好きなので
高梨さん周りのエピソード大好きなんですけど
高梨さんが
どうして4番目になれなかったか
っていうのは
仕掛け的にも
最初から読めていた部分が
ありました
元夫たちの名字と
高梨さんの名字
36:01
っていうところに
関係性があるんじゃないかなって
本編が放送されていた当時から
思っていて
1人目田中ですよね
2人目が佐藤
3人目が中村
つまり日本の
名字ベスト10に入る
本当にありふれた
名字の3人が
元夫3人なんですよね
とわこにとって
とわこはもともと
大豆だっていう
ちょっと変わった名字の人じゃないですか
変わった名字の人が
普通の名字に結婚して変わる
離婚したら元の姓に戻っていく
っていう
なんかこのデイリーの関係性
っていうのが
あったところに出てきた
高梨さんっていう
小鳥が遊ぶと書いて高梨さんっていう
結構な珍しい
創作物ではよく出てくる名字ですね
でも実在する人としては
ものすごい珍しい名字
高梨さんっていう名字の人が出てきて
これが
とわこにとってシーズン4になったら
私はすごく座りが悪い
と思ったんですよ
ちょっと待てよと
そんな
突然座りの悪い名字になるかって
言われたらちょっと微妙だなと思って
これは高梨さんとくっつかないんじゃないかって
勝手に予想をしていたら
それが本当になってしまったんですが
これさ
あの
坂本祐治さんにとっても
4っていう数字に
収めたくなかったっていう
理由がどうやらあるみたい
なんですよね
3っていう数字に
この作品の中で坂本祐治さん
すごいこだわっていたみたい
なんですよ
タイトルにも大豆田とわこと3人の元夫
って3っていう数字がついてますよね
ドラマの中の設定の話を
すると例えば
戸箱のお父さん大助さん
は選挙に
3回落ちています
友人のかごめちゃんは
スマホをなくしても3日
気づきませんでした
あと
いろいろあってかごめちゃんが寄付をする
っていうエピソードがあるんですけど
かごめちゃん寄付を3億円しています
あと
しんしんですね司法試験にチャレンジ
していたっていう過去が出てくる
エピソードがあるんですがしんしんは
司法試験3回失敗しています
そんな感じで
3っていう数字が
この作品の中では
たくさん出てくるんですね
この3という数字
坂本祐治さんが
何だったかな
インタビューかなんかで語ってらっしゃったんですけど
あの
欠落したいびつさの象徴
みたいな意味で
使っていたっていうことなんですね
割り切れない数っていうところに
不穏だったりとか
不安だったりとか
緊張っていうものを
なんかこう
象徴させようとしていたみたいで
39:01
あの
生きづらい気持ちを抱えている
っていうまあ登場人物だし
みんなにこれ共通する
なんか心情だったんですよ
トワコだけではなくて元オトタチもそうだし
友人のかごめちゃんもそうだったりとか
娘もそうだったりとか
みんな何かしらこう生きづらさを感じていたり
欠落した部分を抱えていたりする
っていう登場人物だったんですけど
この3という数字が
その登場人物たちが抱える
生きづらさだったり
どうして生きづらさを抱えるのか
っていうとそれぞれがいびつな
人間だから
いびつさの象徴だったんじゃないかな
っていう風に
本人も語っていらっしゃいました
つまり
4になると割り切れちゃうんですよ
割り切れたらどう思うかというと
安心してしまうんですね
私これすっごいわかるなと思って
私数字すごい苦手なんですけど
奇数と偶数だったら
偶数が好きだなって思うんですよね
なんで偶数が好きかって言われたら
割り切れるから
平和だからって私は思ってたんです
昔から
だから坂本雄二さんが言う
奇数は不安偶数は安心
すごいわかると思って
そういうのが込められてるって思うと
非常に面白いなっていう風に
思いました
社会の多数派に
適合できずに
どこか欠落していたり
疎外観を覚えて生きる人たち
っていうのが
坂本雄二作品にはとてもよく出てくるんですね
カルテットだったりとか
あと花恋でも出てくるんですけど
生きづらさっていう
キーワードっていうのが
他の作品でもたくさん出てくるんですが
割と坂本雄二作品
あるあるだと
私は思っています
例えば
トワコはラジオ体操が
いつもみんなの動きと合わないっていう
なんかちょっとネタっぽい
けど本人としては
ずっとこうなんでだろうって
抱えてるようなものを持っているし
カゴメちゃんは
みんなが当たり前にできることができないって
ずっと思い込んでいる
それとかあとシンシンですね
シンシンのなんとかっているかな
っていうさっきの口癖ですけど
このいるかなっていう
口癖も世間の当たり前を
なぜか
いつも皮肉ってしまう
シンシンが持っているめんどくささ
これもある意味生きづらさの一つでも
ありますよね
なんかそういう生きづらさっていうのを
描くためにも
3っていう数字は
ものすごくこの作品の中で生きてきたもの
なんじゃないかなと思います
あともう一つ
この作品の中で
キーワードだったのが円です
丸いものループするもの
球ではなくて
円なんですよ円館っていうのが
ものすごく出てきていて
例えば作品の中で
キーワードとして出てくるもの
としては
丸いもの
42:01
バーム空編観覧車
お鍋小皿博多通りもん
ゴイシ
あと船長の帽子
バースデーケーキなどなど
なんか
丸いものっていうのは
ずっと出てきているんですね
そしてあとは
セリフもたくさんループしてるんですよ
だからループするっていうのはすごく
この作品の中では
重要なキーワードだったみたいで
それこそ
シンシンのなんとかっているかな
とか
それが一番そうだよね
それいります?っていう
そのセリフは本当に
初回からずっとループするように
何回も何回も使われているんですけど
これ一つだとただの口癖かなって
思うじゃないですか
間違いなくシンシンの口癖ではあるんだけど
このセリフをループさせることにも
意味があったし
それとか
あとセリフを
一回の言い回しの中でループさせること
っていうのが
あったんですよこれ
ただそれだけ聞いてると
気持ち悪くも感じるんだけど
例えば
優しいって頭がいいってことでしょ
頭がいいっていうのは優しいっていうこと
別に2回言わなくても
良くないじゃないですか
こういうことを言ってみたいとか
楽しいまま不安不安なまま楽しい
って言ってみたりとか
相反することを2回反語のように
繰り返すっていうのは
これには何の意味があるんだろうって
思ってたんだけどこれもループしてるんですよね
離婚のことをパラレルワールド
っていう風に称したりとか
あれ日常ももしかして
ループしてるんじゃないかなって思わせる
この終わらない日常を
ずっと続き続ける日常
っていうのを描くっていうのも
この作品の一つのコンセプトであり
ポイントではあったのではないかな
と思います
その続き続く日常の中で
いびつなものを描く
っていうのが大豆田十和子と
3人の元夫の中では
坂本優次さんが描きたかったもの
だったんじゃないかなと思います
最終回で
十和子に一つ
今までと違ったことっていうのが訪れるんですよね
これは
網戸が外れても
十和子を自分で直すことができなかったんですよ
ただ最終回の
最後の最後で
十和子網戸を自分で直せるようになったんですよね
つまりループして
続き続く日常の中から
自分が自分で
することができることが増えた
自分で
今までループし続けていた
その網戸を自分で直さないっていう
行動に対して
そうじゃないんだと
自分でもこれをすることができるという
生き方を決めた
生き方を変えることができた
っていうのがこの物語の
ラストに入ってくるっていうのが
このループする日常からもしかしたら
十和子は抜け出したのかもしれないって思わせるような
ポイントをここで置いてきた
っていうのが
これから先の十和子たちの人生が
変わっていくっていう
45:01
ところを暗示しているんじゃないかな
っていう風に思ったりもしました
何せねこの作品
長らみの隙を与えないクオリティだった
っていうのがすごく
良かったんじゃないかなと思います
昨今ですね
本当に特に
サブスクとか
ティーバーとかもそうなんですけど
後から
映像作品を見ると
1.5倍速2倍速で見る人たちっていうのが
増えてきたと思うんですね
大豆田十和子はそれをすると
見逃すことがたくさんあったんですよ
長らみの隙を
与えないクオリティで作り
なおかつ
それだけギチギチに
いろんな要素を詰めて
きているにも関わらず
その隙間に感想を持ったり
それとか考察をしたくなるような
考え方を
空白を持たせていたっていうのが
このドラマが2年前に
あれだけバズったっていう
理由になっているんじゃないかなと思いました
なんか集中してみられて
でもあっという間だったなって
思えるようなドラマって
なかなか出会えないと思うので
私にとっては2年前のこの
大豆田十和子と三人の元夫との
出会いっていうのは
とても素敵な作品との出会いだったな
という風に思っています
それこそ
途中で言った
発作さんの私の好きなセリフ
大豆田十和子は最高だってことだよ
っていうセリフが私の気持ちにも
なっているように最高の女に
出会えたなと思いました
そしてねこの最高の女に
出会いたくなる度に今は
サブスクで大豆田十和子と三人の元夫
見ることができるので
私も結局その
歯医者さんで見た後にまた
見返し始めたんですよ
この収録をする前に
歯医者さんで見た5話6話の後
とりあえず最後まで見たんですけど
また1話からちょっと見返してみようかな
なんていう風に思っています
もう私何週したかなこのドラマ
たぶん4,5週ぐらいしてると思うんですけど
これからも何回も
見返す作品になるんじゃないかなと
自分の中で思っています
今ですね
サブスクでは
メジャーどころだとAmazonプライムビデオとか
ネットフリックスで
大豆田十和子と三人の元夫と
行ってきますぜひ皆さんも
見たことがあるという人は見返してみて
そして今まだ見たことがないんだよな
気になってたんだけどっていう人は
ぜひぜひ見てみてはいかがでしょうか
この作品
毎回
ストーリーが
終わった後に実は
十和子が
メタ的な発言をするんですね
画面の向こうの私たちに向かって
大豆田十和子と
三人の元夫また来週
というわけでエンターメモリー
今日は大豆田十和子と
三人の元夫でした
花の花の今週の一冊
最近読書が
習慣化している私が
今週読んで面白かった本を
48:07
ご紹介するこのコーナー
今日ご紹介するのは
町田孫子作
52Hzのクジラたち
この作品は
大豆田十和子と
三人の元夫
クジラたち
この作品2021年の
本屋大賞の受賞作です
今日は大豆田十和子と
2021年にさかのぼって
お話をしているような回になってしまって
いますが
この間たまたまでにとって
本屋大賞の作品って
直後結構
手が伸びなかったりするんですよ
その前に読んでるとよっしゃって思うんだけど
後から手に取ろうとするのを
私はいつもためらってしまう
ちょっと変なプライドの高さを
持ってるんですが
たまたまこの間図書館にあってね
借りてきて読んだらめっちゃ面白かったので
今日は52Hzのクジラたちの
お話ししたいと思います
まずあらすじです
52Hzのクジラとは
他のクジラが聞き取れない
高い周波数でなく
世界で一頭だけのクジラ
たくさんの仲間がいるはずなのに
何も届かない
何も届けられない
世界で一番孤独だと言われている
自分の人生を
家族に搾取されてきた女性
キコと母に虐待され
虫と呼ばれていた少年
孤独ゆえ
愛を愛し
裏切られてきた彼らが出会い
新たな魂の物語が
生まれる
あのね
この作品とっても
しんどかったです
毒親っていうの
良くない親っていうのが
びっくりするほどずっと
出てき続けるんですよね
待って
出てき続けるんですよね
本当にびっくりするほどの
毒親大会
なんでこんな噛むの
びっくりするほどの毒親大会って言っていいかもしれません
本当に
この作品の最後の
最後の展開になるまで
親としてまともな人
一人も出てこないんですよ
この最後で親として
一人だけまともな人が出てきて
それが救いだったなって思うんですけど
本当に怖いなと思ってしまいました
例えば
被虐待児ですよね
そして母子家庭だったり
母子家庭が悪いこととは言わないんですけど
片親で
大変な思いをしてきた子どもが出てきたり
あとは性的マイノリティ
LGBTQの話っていうのも
ちらっと出てきます
そして不定行為ですね
そういう出来事ばっかりが起きるので
ページを読む
ページをめくる
っていうのが止まっちゃうかと思うんだけど
でも
一個救いなのが
主人公のキコ
キナコって呼ばれてるんですけど
キナコの周りには温かみがあるんですよ
51:01
よかったねいい人たちがいて
って思わせてくれるんですね
愛しい
っていうのが
この作品キーワードになるんですけど
みんな繋がりの間に
愛しさっていうものが
あったんだなっていうのはあるし
このタイトルになっている
52Hzのクジラっていうのも
作中で説明が出てくるので
もともと基礎知識がなくても
52Hzのクジラっていうものに
込められた思いっていうのは
作品読めばわかるようになってるんですが
この孤独なはずの
52Hzのクジラって
本当は一頭しかいないんで
他のクジラと喋ることはできないんですけど
タイトルになぜ
たちという複数形を
表す言葉がついているのか
これも最後の最後まで
読めば納得できるなという風に
思いました
私は
ものすごい一人のキャラクター
しっかり翻弄されてしまいました
なんか疑問を感じるんですよ
一人のキャラクターなんですけど
最初冒頭
名前だけ出てきて女性だと思っていた
キャラクターというのが一人いるんですね
そしたらその人が実際に出てきたら
男性だったんですよ
あれあれって思ってたら
もう一回この人間に対しては
鈍然返しが来るので泣けるんですけど
その人に対するエピソードが
それはぜひ
実際に
本を読んでから確認してほしいな
と思います
というわけでこの作品私読んで
めっちゃ泣いてしまいました皆さんもぜひ
読んでみてください
松田園子作52Hzの
クジラたちでした
エンディングです
よかった今週は
本のコーナーをしっかりやることができたなって
安心してるんですが先週お話ししたかった
本っていうのが今日ご紹介した
松田園子さんの52Hzのクジラたち
というお話でした
もう本屋大賞を取って2年経ってるので
割と手に取りやすい本になってるんじゃないかな
と思います
文法化されてるのかな
私は単行本の方で読んだんですけど
確かに結構
重苦しい話だし
できれば精神が安定してるときに
読んでほしい本なんですけど
すごく面白かったのでぜひ皆さんも
読んでみてください
今日オープニングトークで話をしたかった
千葉くんとまみやくんの話をエンディングで
終わりにしたいと
思うんですけど
この間千葉雄大ファンクラブの方で
毎年の振り返り動画
っていうのが上がりました
前の年に
同じインタビューをして
こういう風に答えてたな
今年はこう思ってるよっていうのを
千葉くんが振り返る1時間ぐらいの動画が
ファンクラブコンテンツで毎年上がるんですけど
これが来ると
1年経ったなーっていう風に
思うんですが
この動画は実は始まったのが
2021年のことなんですね
54:00
今日は2021年の話しかしないなって
思ってるでしょ
本当はここがスタートだったんだけどさ
本当はここがスタートだったんだけど
まあ
いろいろ入れ替わった結果
最後にこの話をすることになっちゃったんだけど
結局2021年の話
今日3つしましたね
千葉くんのファンクラブの話
そして大豆だとはこと
3人の元夫の話
52Hzのクジラたちの話
全部2021年で今日は繋がってたんだよ
ここでネタバラシっていうね
そんな感じになったんですけど
そんな感じで
2021年からやってる動画なので
2023年版ということで
今年で3回目の動画になりました
だからね
もう3年目に入ったということは
これなんで
2021年に
リニューアルしたのか
リニューアルじゃない
リニューアルって言っちゃった
2021年からこの毎年の振り返り動画
千葉雄大ファンクラブで行われているのか